#author("2024-10-06T17:35:04+09:00","","")
#author("2024-10-06T17:41:06+09:00","","")
*《&ruby(さくし){策士};のイザナイ ゾロスター》 [#o0fb42f9]

|策士のイザナイ ゾロスター P(C) 光/闇文明 (5)|
|クリーチャー:オラクル 2000|
|自分のターンの終わりに、自分の他のタップされているクリーチャーを1体破壊してもよい。そうしたら、次のうちいずれかひとつを選ぶ。|
|►自分の山札を見る。その中から、コスト7以下の無色クリーチャーを1体選び、バトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。|
|►コスト7以下の無色クリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。|

[[DMD-10]]で登場した[[光]]/[[闇]]の[[オラクル]]。

自分の[[ターン]]の終わりに、自分の他の[[タップ]]している[[クリーチャー]]1体を[[破壊]]することで、[[手札]]または[[山札]]から[[コスト]]7以下の[[無色]][[クリーチャー]]1体を呼び出すことができる。

[[コスト]]7の[[無色]][[クリーチャー]]には、[[除去]]を行う[[《神聖騎 オルタナティブ》]]、[[ピーピングハンデス]]を行う[[《告別のカノン 弥勒》]]、[[アンタッチャブル]]の[[ブロッカー]]である[[《真実の名 リアーナ・グローリー》]]などが存在する。それらを早期にかつ選択して呼び出せるこの[[カード]]はなかなか優秀だと言える。

[[無色]][[クリーチャー]]を確実に呼び出すためには、この[[クリーチャー]]を[[召喚]]した時点ですでに、他の自分の[[クリーチャー]]が[[バトルゾーン]]に存在していることが望ましい。その[[クリーチャー]]で[[攻撃]]することで、同一[[ターン]]で簡単に条件を満たすことができるためである。

[[《解体人形ジェニー》]]などの[[破壊]]しても惜しくない、序盤に仕事を終えた[[cip]][[クリーチャー]]を利用すると良いだろう。

弱点としてはこの[[クリーチャー]]自身が[[多色]]である為、そこにさらに[[無色]]を入れるとなるとかなりのスペースを取ることか。入る無色カードも限られて来るのでこの[[クリーチャー]]を使う場合は[[ビートダウン]]寄りにした方が扱いやすいといえる。

呼び出す[[無色]][[クリーチャー]]の主な候補としては次が挙げられる。
-[[《神聖騎 オルタナティブ》]]
-[[《神聖斬 アシッド》]]
-[[《告別のカノン 弥勒》]]
-[[《真実の名 リアーナ・グローリー》]]
-[[《真実の名 アカデミアン》]]
-各種[[ゴッド・ノヴァ]]

詳しくは専用デッキである「[[【ゾロスター】]]」を参照されたし。

-[[山札]]から出すか[[手札]]から出すかは[[山札]]を[[見る]]前に決定する。[[山札]]を見た上で[[手札]]から[[無色]][[クリーチャー]]を呼び出すことはできない。

-[[デュエパーティー]]では、このカードを[[パートナー]]にして[[《神聖祈 パーロック》]]を踏み倒すと、山札を[[光]]、[[闇]]の[[バニラ]][[カード]]のみにした状態で《パーロック》の[[cip]]を使用することができる。

-[[《失楽のカルダモン》]]の[[フレーバーテキスト]]通り、能力を使えば[[オラクリオン]]である[[《神聖騎 オルタナティブ》]]を呼ぶ事ができる。また、この[[クリーチャー]]が名乗る「イザナイ」は[[オラクル]]の7階級の中で3位に位置する。冠詞の由来は誘うと言う意味の「誘(いざない」であろう。

-[[DMR-09]]に登場した[[光臨]]の先駆けとも言える[[クリーチャー]]。
--こちらは自身をタップしなくても良い点、またオラクルでありながら[[エグザイル・クリーチャー]]の[[ドロン・ゴー]]や、[[シールド・ゴー]]、[[墓地肥やし]](このカードでやることは稀だろうが)など敵である[[アウトレイジ]]の戦略にも噛みあう点で優っている。 

-[[背景ストーリー]]での動向については、[[ゾロスター>ゾロスター#tcg]]の記事を参照。
//無言で別の記事に移転するのはやめてください、せめてリンクを貼りましょう

**その他 [#z29a34e9]
-名前の由来は「ゾロアスター教」だろう。通常の[[オラクル]]の命名ルールから外れているが、ゾロアスター教に関連のある善悪二元論の善と悪に[[光]]と[[闇]]を当て嵌めたためかもしれない。

-イラストを担当した[[kawasumi]]氏によると、初期案では女性だったらしいが「女性型クリーチャーはもうちょっと後に出しましょう」という事で男性となったとの事。

-アニメにおいて[[ゾロスター]]はかませ犬のような扱いを受けており、[[イラストレーター]]の[[kawasumi]]氏にもヘタレキャラとして認識されている。果ては[[背景ストーリー]]では[[卑怯者扱いされた挙句、名乗りの途中で攻撃され敗北>《強奪者 テラフォーム》]]した。良くも悪くも、ここまで扱いの酷い[[クリーチャー]]も稀である。
--しかし[[DMR-12]]にて[[恐ろしいもの>《破獄のマントラ ゾロ・ア・スター》]]として復活を遂げた。

-[[エピソード3]]の終幕と共に公式でのメディア展開を終えた彼だが、イラストを担当した[[kawasumi]]氏には時折落描きのネタにされている。[[《右神のイザナイ ゾロスター》]]の弾けた姿はアニメに元ネタがあるにしても、そのkawasumi氏の扱いがモロに出たものといえる。

-[[DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」>DMEX-01]]でも新規イラストとして登場。公式から彼がどれだけ三枚目に徹しているのかがよくわかる。

-[[DMEX-12]]ではなんと''[[コモン]]''にされた。新規プレイヤーには嬉しい限りだが、かつての[[構築済みデッキ]]の核と言えるカードがコモンにされたのは前代未聞である。
--また、教団でのキャリアを積んだ結果[[《カルマ大司教 ゾロスター》]]として登場する等、彼の向上心には眼を見張るものがある。しかし、[[《呪紋のカルマ インカ》]]には力に溺れると[[人でも神でもない何者>《破獄のマントラ ゾロ・ア・スター》]]かへ堕ちると警告されている。

-ゾロスターの妹である[[《神化のカルマ シフォン》]]はイラストの構図、文明、能力に無色サポートとの共通点が見られる。

-アニメ「ビクトリーV3」では[[ヨミ]]が[[勝太>切札 勝太]]戦で使用。1体目は[[《暴走龍 5000GT》]]の[[能力]]で[[破壊]]されたが、2体目は[[《告別のカノン 弥勒》]]を[[リクルート]]するなど活躍。しかしそちらも[[《頼むぜ!カツドン》]]の[[殴り返し]]を受けて破壊された。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#wc4e2854]

|策士のイザナイ ゾロスター R 光/闇文明 (5)|
|クリーチャー:オラクル 2000|
|自分のターン終了時、自分の他のタップされているクリーチャー1体を破壊してもよい。そうした場合、次のうちいずれかひとつを選ぶ。|
|►自分の山札からコスト8以下の無色クリーチャーを探索し、1枚をバトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。|
|►自分の手札からコスト8以下の無色クリーチャー1枚をバトルゾーンに出してもよい。|

[[DMPP-20]]で実装。[[レアリティ]]が[[レア]]になった。

[[山札]]からの[[リクルート]]が[[探索]]になり、出せるコストの最大値が8に拡大した。

-1ターン目[[《お目覚めメイ様》]]→2ターン目[[《眠りの森のメイ様》]]+[[マナ加速]](または[[一撃奪取]])と動ければ3ターン目にこのクリーチャーを出すことが可能だった。
--メイ様の能力変更により基本的には上の動きはできなくなった。[[要求値]]と手札消費が課題だが、2ターン目に[[《大冒犬ヤッタルワン》]]で[[マナ加速]]した場合には3ターン目に最大マナを5まで伸ばせるため、上の動きは不可能ではない。

***環境では [#q46b2aca]
[[DMPP-20]]時点では、最大値である無色のコスト8は[[《神人類 ヨミ》]]の1枚しかなく、ほぼそれの早出し専用カードとなっている。

[[【オラクル】>【オラクル】 (デュエプレ)]]そのものの活躍が少ないため、《策士のイザナイ ゾロスター》の強さも未知数であることは否めない。

20弾に存在するコスト7〜8に限定した踏み倒し先は以下の通り。
|[[《神聖斬 アシッド》]]|
|[[《神聖麒 シューゲイザー》]]|
|[[《神聖騎 オルタナティブ》]]|
|[[《真実の名 リアーナ・グローリー》]]|
|[[《告別のカノン 弥勒》]]|
|[[《神人類 ヨミ》]]|

//[[UNDER VR MATCH]]では相性の良い[[《眠りの森のメイ様》]]は使えないものの、適当な小型を攻撃などでタップさせながら[[《神聖騎 オルタナティブ》]]などに変換できるカードとして使える。[[《インガ・ルピア》]]&[[《神人類 ヨミ》]]にはこちらで差別化ができる。
//DMPP-20環境のR5年6月直近でUNDER VR MATCHは開催予定が無いし、そもそもUNDER VR MATCHではVICのヨミ使えないから差別化も何もないのでは?

[[DMPP-21]]では踏み倒し先が全く充実せず、それどころか同じコストにデッキの方向性にすらなりうる[[《業欲のマントラ ゾロスター》]]が登場したため、より一層考察が進まなくなった。

一応、21弾で登場した踏み倒し先は以下の5枚。
|[[《新聖綺神 クロスオーバー・ヨミ》]]|他にクリーチャーがある状態で出したら、[[自分のターンの終わりに、このクリーチャーをアンタップする]][[能力]]と[[ブロッカー]]持ち[[ファッティ]]。&br;すぐに3打点に使わず、溜める運用なら[[cip]]で3ドローできる[[《神人類 ヨミ》]]で事足りるだろう。|
|[[《魔豚槍 ブリティッシュROLL》]]|得られるアドバンテージが侘しい。|
|[[《無記のイザナイ ウェンディゴ・アパッチ》]]|クリーチャーの数が増えるため[[シンパシー]]とは相性が良いが、1体を砕いてコスト4を[[リクルート]]するのはあまり魅力的ではない。|
|[[《ノウメン》]]|パワー6000のバニラ。|
|[[《透明妖精リリン》]]|踏み倒しで出すクリーチャーではない。|

**関連カード [#y3864958]
-[[《神聖騎 オルタナティブ》]]

-[[《破獄のマントラ ゾロ・ア・スター》]]
-[[《右神のイザナイ ゾロスター》]]
-[[《カルマ大司教 ゾロスター》]]
-[[《Disゾロスター》]]
-[[《偽神類 ゾロスター》]]
-[[《業欲のマントラ ゾロスター》]]([[ゲームオリジナルカード]])

-[[《師団の先導者 ツラトゥストラ》]]

-[[《神化のカルマ シフォン》]]…妹

**収録セット [#p4867b96]
***[[デュエル・マスターズ]] [#qceb70e1]
-illus.[[kawasumi]]
--[[DMD-10 「1stデッキ オラクル・ダッシュ」>DMD-10]](3/14)
--[[DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」>DMEX-01]](59/80[2013])(新規イラスト)
--[[DMEX-12 「最強戦略‼︎ドラリンパック」>DMEX-12]]  (108/110)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#icf9b16f]
-CV:[[坂本悠里]]
-illus.[[kawasumi]]
--[[DMPP-20 「レイジ・オブ・インフィニティ -神人類光臨- 」>DMPP-20]]

**参考 [#td39d7ba]
-[[オラクル]]
-[[タップ]]
-[[クリーチャー]]
-[[破壊]]
-[[モード]]
-[[無色]]
-[[リクルート]]
-[[手札]]
-[[コスト踏み倒し]]

-[[ゾロスター]]

-[[【ゾロスター】]]

-[[【オラクル】 (デュエプレ)]]

&tag(クリーチャー,光文明,闇文明,白黒,2色,多色,コスト5,オラクル,パワー2000,ターン終了時,タップサポート,スーサイド,モード,コスト7以下,無色サポート,リクルート,コスト踏み倒し,ゾロスター,P,レアリティなし,C,コモン,kawasumi,クリーチャー (デュエプレ),光文明 (デュエプレ),闇文明 (デュエプレ),白黒 (デュエプレ),2色 (デュエプレ),多色 (デュエプレ),コスト5 (デュエプレ),オラクル (デュエプレ),パワー2000 (デュエプレ),ターン終了時 (デュエプレ),タップサポート (デュエプレ),スーサイド,モード (デュエプレ),コスト8以下 (デュエプレ),無色サポート (デュエプレ),リクルート (デュエプレ),コスト踏み倒し (デュエプレ),探索 (デュエプレ),R (デュエプレ),レア (デュエプレ),kawasumi (デュエプレ));