#author("2024-11-11T20:04:47+09:00","","") #author("2024-11-11T20:35:58+09:00","","") *《&ruby(せいざん){聖斬};のコード アシッド》 [#top] |聖斬のコード アシッド UC 無色 (7)| |クリーチャー:アンノウン・セレス 3333| |''S・トリガー''(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)| |''水晶ソウル2''(このクリーチャーを召喚する時、自分のマナゾーンにある裏向きのカードのマナの数字は2になる)| |このクリーチャーが出た時、相手のエレメントを1つ選び、持ち主の山札の下に置く。その後、相手はカードを1枚引く。| [[DM23-EX3]]で登場した[[無色]]の[[アンノウン・セレス]]。 [[水晶ソウル]]2を持ち、[[cip]]で相手の[[エレメント]]を[[山札送り]]する[[S・トリガー獣]]。ただし、相手に[[カード]]を[[引かせる>引く]][[デメリット]]が付いている。 いかに[[エレメント]]指定の[[確定除去]]かつ移動先が再利用の難しい[[山札の下]]とはいえ、[[《凶殺皇 デス・ハンズ》]]同然の単体[[除去]][[S・トリガー]]は登場時点の[[環境]]ではすでに時代遅れの感が否めない。 [[ドロー]]もS・トリガー獣のデメリットとしては非常に重い。真剣勝負において[[プレイヤー]]を[[攻撃]]する場面とはすなわち[[ワンショット]]が可能な場面なので、このクリーチャーが登場する頃には[[マナ]]を含めた相手の諸々の[[リソース]]が潤っている可能性が高く、そんな状態で[[手札補充]]させたら敗北に直結しかねない。 また、[[水晶ソウル]]を加味しても[[手打ち]]には[[重すぎ>重い]]るため初手に引いたらほぼ[[マナチャージ]]されるだろうが、[[無色]]なので[[マナ基盤]]になることができない。これは[[《S・S・S》]]や[[《撞木者 ロスキチョウ》]]が[[色]]と[[ビートダウン]]に踏ませた時の[[アドバンテージ]]だけを目当てに、しばしばデッキとの[[シナジー]]度外視で採用されることとは対照的である。 基礎[[パワー]]も低く、通常の[[デッキ]]では優先して入る[[スペック]]ではない。 しかし、[[アンノウン]]を持ちコストが7ということで[[《「心」の頂天 プロフェシー》]]と非常に相性が良い。S・トリガーで出て相手の無色やコスト8以上を山札の下に送りつつ、残りをプロフェシーで一掃できる。[[速攻]]相手ならば2ターン目に[[革命チェンジ]]で出せることも。 [[DM24-SP2]]にはこのカードが4枚、プロフェシーが2枚採用されており、公式に想定されたコンボであろう。[[デュエチューブ]]でも言及されている。 //このカードの唯一の(そしておそらく開発側に想定されている)使い道は、[[ループ]]デッキのフィニッシュに組み込んで[[強制]][[ドロー]]によって相手を[[ライブラリアウト]]させること。 他にも[[強制]][[ドロー]]を活かして、[[ループ]]デッキのフィニッシュに組み込んで相手を[[ライブラリアウト]]させる使い道がある。 これまで[[《黒神龍ザルバ》]]などのループ専用カードを採用していた[[スペース]]に入れることで、[[メインデッキ]]の[[防御札]]および緊急時に[[手打ち]]して相手の[[メタカード]]を[[除去]]する札を増量できる。 [[《アルカディア・スパーク》]][[《水上第九院 シャコガイル》]]など競合相手は多いが[[カードタイプ]]や[[コスト]]の違いで[[差別化]]は容易。[[《冥土人形ウォカンナ・ピエール》]]の登場は向かい風だが、[[除去]]の確実性や[[召喚]]に[[文明]]の支払いが要らないことも[[コンボ]]の種類によっては重要になる。 総じて、[[専用デッキ]]に入れてはじめて輝く玄人向けのカードである。 **他のカード・デッキとの相性 [#i0560329] -「できることは全て行う」原則により、[[cip]]の[[解決]]時に相手の[[エレメント]]が[[アンタッチャブル]]や[[耐性]]持ち、[[ゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカード]]しかなかったら無料でドローだけされてしまう。だが逆に言えば、ループの過程で相手のエレメントが尽きても問題なくライブラリアウトさせられる。これは[[《アルカディア・スパーク》]]などと同様。 -最初に開拓されたのは[[【アカシック3】]]での使用法である。[[バトルゾーン]]に自分の[[《完全水中要塞 アカシック3》]]、[[手札]]に[[《ナウ・オア・ネバー》>《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》]]1枚と[[《訪れる魔の時刻》>《魔刻の斬将オルゼキア/訪れる魔の時刻》]]2枚、このカード1枚があれば、《ナウ・オア・ネバー》で任意の回数出し入れして相手を[[ライブラリアウト]]させられる。 この時[[《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》]]などの相手の[[メタカード]]があっても1枚までなら[[cip]]で[[除去]]できる。《アカシック3》以外のすべての[[コンボパーツ]]を[[《巨大設計図》]]で[[回収]]できる点も見逃せない。 --[[S・トリガー獣]]として[[召喚]]すると[[バトルゾーン]]に棒立ちして《ナウ・オア・ネバー》で使い回せなくなってしまう弱点は[[《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》]]の呪文側で[[バウンス]]して補う。なお、《ブルー・インパルス》も[[《巨大設計図》]]の回収対象に収まる。 --[[フィニッシャー]]を2種類以上積む意味はあまりないので、非[[《巨大設計図》]]軸の【アカシック3】では[[《ラルド・ワースピーダ/H.D.2.》]]や[[《der'Zen Mondo/♪必殺で つわものどもが 夢の跡》]]と選択になるが、[[《巨大設計図》]]軸でも[[手打ち]]時の[[腐り>腐る]]にくさや[[ドローソース]]を[[唱える]]際の[[マナ基盤]]になることが考慮され、《H.D.2.》や《♪必殺で》が優先される場合もある。一旦[[ソリティア]]が始まってしまえば[[《巨大設計図》]]以外にも回収手段は多い。 《聖斬のコード アシッド》は[[カードパワー]]でそれらに劣るが、メタカードや[[【速攻】]]対策を重く見るなら十分採用される余地はある。また、[[《巨大設計図》]]の回収対象が増えるということは、ささやかながら相手の[[ハンデス]]に強くなることも期待できる。 -[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]2枚で[[《勝利の頂上 ヴォルグ・イソレイト6th》]]をループさせるデッキのフィニッシャーにも使われた。[[汎用性]]が皆無の上に[[超GR]]を圧迫する[[《ツタンメカーネン》]][[《オレちんレンジ》]]を採用せずに済む。[[S・トリガー]]で唱えた[[《ブレイン・スラッシュ》]]から出して後続の[[アタッカー]]を除去する使い方もできる。 ただ、3ターン目に[[《天災 デドダム》]]を召喚したいデッキなので自身の色はネックである。 **環境において [#b7d3d58c] [[DM23-EX3]]期の[[【フィオナアカシック】]]に1〜2枚採用された。当時は[[《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》]]を除去できる点が特に評価されており、2枚程度ならこれと[[《竹馬の超人/テイクバック・チャージャー》]]で対策できたためほとんど[[刺さら>刺さる]]なかった。 一方で[[色]]や[[マナブースト]]になる[[《ラルド・ワースピーダ/H.D.2.》]]の需要も根強かった。これには[[DM23-EX3]]の品薄という間接的な要因もあった。 [[《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》]]の[[殿堂入り]]後は[[《激烈元気モーニンジョー》]]を使った[[リペア]]が主流になり、[[《巨大設計図》]]軸自体が数を減らした。ただし、採用率は0にはならず、2ヶ月後のゴールデンウィークにはこれを入れた型も結果を残した。 [[【白青赤ゴスペル】]]の[[《水晶の王 ゴスペル》]]を[[山札送り]]できることは覚えておくとよいかもしれない。前述の通り[[受け]]としては貧弱だが、[[呪文ロック]]して[[アタッカー]]1体で詰めるこのデッキには刺さる。 [[【ブレスラチェイン】]]でもフィニッシュするために使われることがある。除去に使うことができてある程度の[[汎用性]]はあるのが、[[《光霊姫アレフティナ》]]では真似できない部分。 [[【白青黒マーシャル】>【青白マーシャル】#bc16809f]]でも[[暴発]]前提でフィニッシャーに使われる場合がある。[[《冥土人形ウォカンナ・ピエール》]]と異なりマナに埋めにくい無色だが、暴発だけを考えればコストの重さがほぼ機能しない上に、ライブラリアウトメタ耐性も段違いである。2024年11月頃からこれを採用した型が散見されるが、それは《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》と《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》を1枚ずつ採用して[[《冥土人形ウォカンナ・ピエール》]]対策を図った型が散見されるようになったため。山札の一番上がどちらの山札回復に調整されるパターンでも[[《冥土人形ウォカンナ・ピエール》]]などの墓地送り方式の山札破壊なら[[《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》]]の[[手打ち]]と[[《ヨビニオン・フレイムバーン》]]での[[ディスカード]]で両方対応されてしまう。 また、耐性さえなければコスト問わずどんなエレメントも確定で除去できることから、[[暴発]]させる除去札としても信頼性が高い。6コストの[[タマシード]]であるため非常に除去しづらい[[《マンハッタンの心絵》]]も、枠を余分に消費することなく対策することができる。 **アニメ・漫画において [#o497fb0e] -漫画『[[Duel Masters LOST ~追憶の水晶~]]』第7話で[[クリスタ]]のクリーチャーの1体として登場。[[《アビスベル=覇統=ジャシン帝》]]の[[能力]]で[[破壊]]された。 **[[サイクル]] [#cycle] [[DM23-EX3]]で登場した、コスト7の[[アンノウン]]かつ[[S・トリガー]]と[[水晶ソウル]]2を持つサイクル。《アシッド》を除く5体の名前は自らの持つ効果のアナグラムとなっている。 -''《聖斬のコード アシッド》'' -[[《偽りの名 ドルーシ》]] -[[《偽りの名 システイス》]] -[[《偽りの名 イハッカ》]] -[[《偽りの名 トバル》]] -[[《偽りの名 プラット》]] **関連カード [#related] -[[《神聖斬 アシッド》]] -[[《アルカディア・スパーク》]] -[[《コーライルの海幻》]] -[[《光器トリプリカ》]] //**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text] //-[[DM23-EX3]]&br;'''''' **収録セット [#pack] //***[[デュエル・マスターズ]] [#pack_dm] -illus.[[MISAWA_K]] --[[DM23-EX3 「アビス・レボリューション 外伝 邪神と水晶の華」>DM23-EX3]](28/74) --[[DM24-SP2 「キャラプレミアムデッキ Duel Masters LOST 誓いの水晶」>DM24-SP2]](5/13) //***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#pack_dmpp] //-CV:[[]] //-illus.[[]] **参考 [#reference] -[[アンノウン・セレス]] -[[S・トリガー]] -[[水晶ソウル]] -[[cip]] -[[山札送り]] -[[ドロー]] -[[ライブラリアウト]] &tag(クリーチャー,無色,コスト7,アンノウン・セレス,アンノウン,パワー3333,S・トリガー,S・トリガー獣,水晶ソウル,水晶ソウル2,cip,除去,単体除去,確定除去,エレメント指定除去,山札送り,単体山札送り,ドロー (相手),ライブラリアウト,UC,アンコモン,MISAWA_K,アビス・レボリューションブロック);