#author("2023-08-06T17:56:11+09:00","","") #author("2024-09-12T06:55:46+09:00","","") *《&ruby(わかがしら){若頭}; &ruby(きりゅういん){鬼流院}; &ruby(じん){刃};》 [#gd48bf95] |若頭 鬼流院 刃 VR 自然文明 (10)| |クリーチャー:ガイア・コマンド/ビーストフォーク/ハンター 17000| |このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自然のハンター・クリーチャーを好きな数、自分のマナゾーンからバトルゾーンにタップして出してもよい。| |T・ブレイカー| [[DMR-02]]で登場した大型[[ガイア・コマンド]]/[[ビーストフォーク]]/[[ハンター]]。 [[自然]][[文明]][[ハンター]]限定の豪快な[[マナゾーン]]からの[[コスト踏み倒し]][[能力]]を持つ。 自身が10[[コスト]]と[[重い]]ため、普通に[[マナ]]を支払って出せば[[能力]]が不発ということはほぼありえないだろう。 しかし[[タップ]]して[[バトルゾーン]]に呼び出すため、仮に[[スピードアタッカー]]を付与していたとしてもその[[ターン]]の[[攻撃]]に参加することができず、また[[殴り返し]]や[[《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》]]の[[cip]][[能力]]に無防備になってしまう。 さらに、あまりに大量の[[クリーチャー]]を[[マナゾーン]]から[[バトルゾーン]]に出してしまうと次の[[ターン]]からの展開に支障をきたす場合も考えられるので、使いどころを良く見極める必要がある。 特に返しの[[ターン]]に[[《アポカリプス・デイ》]]を放たれたらかなりの痛手。 事前に[[《緑神龍カミナリズム》]]をマナに置いておけば、上記のような[[除去]]にある程度対処することが可能。 何にせよ、隙を大量に晒してしまうので他の[[カード]]でカバーしてやりたい。 [[ハンター]]そのものは息が長い種族で、自然を含むものにも散発的に[[《無双龍幻バルガ・ド・ライバー》]]、[[《姫様宣言プリンプリン》]]、[[《超神龍バイラス・カースド》]]、[[《「勝利」の頂 カイザー「刃鬼」》]]とフィニッシャー格のものを獲得しているが、根本的に[[タップイン]]で1ターン[[ワンショット]]が遅れるという致命的な弱点から、それらのデッキに採用されることはほとんどない。 [[《弩闘!桃天守閣》]]で[[タップイン]]を[[アンタップイン]]に置き換えることはできるものの、《若頭 鬼流院 刃》を出す手段と《桃天守閣》を[[展開]]するギミックを共存させるには枠が足りず、《桃天守閣》を出せている前提なら[[革命チェンジ]]2枚で[[無限アタッカー]]になるなど、より凶悪なコンボを持ち合わせていることから、狙うのはロマンでしかないというのが実情である。 -自身も[[コスト踏み倒し]]の対象となるため、[[《獰猛なる大地》]]で《若頭 鬼流院 刃》を出し入れし、[[cip]]で[[《掘師の銀》]]と《若頭 鬼流院 刃》を一緒に出し、[[《掘師の銀》]]で《若頭 鬼流院 刃》をまた[[マナ]]送りにしてから《若頭 鬼流院 刃》の[[cip]]を[[解決]]すれば、簡単に[[ループ]]が発生する。これに[[《躍喰の超人》]]や[[《スーパー大番長「四つ牙」》]]などを回す余裕があれば、一気に[[マナゾーン]]と[[バトルゾーン]]が賑やかなことになる。 --この時[[バトルゾーン]]に[[《薫風妖精コートニー》]]があれば、[[自然]]以外の[[マナゾーン]]の[[ハンター]]を、[[《永遠のプリンプリン》]]があれば[[マナゾーン]]の[[エイリアン]]を出せる。 ---単純に[[《緑神龍カミナリズム》]]、[[《薫風妖精コートニー》]]、[[《永遠のプリンプリン》]]がある下で、踏み倒し先の内[[《掘師の銀》]]を[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]に置き換えた上で[[《ヴォルグ・サンダー》]]を展開するのも強力。踏み倒したクリーチャーをマナゾーンに戻せるため、ループの証明も楽である。[[《蒼龍の大地》]]という御誂え向きのリペアも存在するので、速度に目を瞑ればこの「若頭ループ」は十分回せる。 --また、[[光]][[文明]]を採用していれば、《躍喰の超人》などで補充されたマナで[[《攻守の天秤》]]を唱えることで全軍[[アンタップ]]が可能。その他、[[《聖霊王イカズチ》]]と組み合わせる方法もある。いずれの場合も[[《反撃の城 ギャラクシー・ファルコン》]]か[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]などを用意しておき、一気に勝負を決めにかかりたい。 ---いっそこうした[[マナブースト]]による山札削りを活かして[[1ショットキル]]も[[ループ]]もせずに、[[【ビッグマナ】]]らしく[[《水上第九院 シャコガイル》]]で雑に勝ってしまうのもアリである。[[《姫様宣言プリンプリン》]]で[[《大地のリュウセイ・ガイア》]]を呼び出すことでマナゾーンに落ちた[[《水上第九院 シャコガイル》]]を[[マナ回収]]できるので隙が無い。 -以前は[[《狩猟のガイア・エッグ》]]の[[効果]]でターンのはじめに出てきた場合、[[クリーチャー]]の[[アンタップ]]をその後に行えたため、[[召喚酔い]]を消せれば[[1ショットキル]]も可能であった。しかし、[[2017年3月25日ルール改訂]]によりターンの始めの[[効果]]を[[アンタップステップ]]の後に[[解決]]する事となったため、このコンボは不可能となった。 -[[マナ]]が大量に移動することを考え、[[仁義]]と組み合わせるのも面白いかもしれない。 -同弾の[[《ダンシング・フィーバー》]]と相性が良い。[[マナカーブ]]的にも綺麗に繋がるため、おそらく[[デザイナーズコンボ]]なのだと思われる。 -当時の[[ベリーレア]]にしては珍しく、非常に長い[[フレーバーテキスト]]を持つ。 **[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#hed1934a] |若頭 鬼流院 刃 SR 自然文明 (10)| |クリーチャー:ガイア・コマンド/ビーストフォーク/ハンター 17000| |バトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンから自然の進化でないハンターを好きな数、タップしてバトルゾーンに出す。その後、自分のマナゾーンから自然の進化ハンターを好きな数、タップしてバトルゾーンに出す。(自分の、《若頭 鬼流院 刃》のこの効果は、各ターン中1回のみ発動する)| |T・ブレイカー| [[DMPP-16]]で実装。[[レアリティ]]は[[スーパーレア]]に格上げされた。 [[コスト踏み倒し]]は、非[[進化]]を一通り出してから[[進化]]を出すという形式に調整された。 -[[DMPP-17]]環境での躍進が祟り、2023年1月26日付で[[ナーフ]]された。 --ナーフ後の性能はTCG版の[[完全下位互換]]に見えるが、非常に限定的ながらデュエプレでのみ可能な挙動がある。場に自分の[[《薫風妖精コートニー》]]を用意して、《若頭 鬼流院 刃》の効果で[[《永遠のプリンプリン》]]を出す。すると、出た瞬間にマナゾーンの[[エイリアン]]が[[ハンター]]種族を得るため、続けて進化を選ぶ段階で[[《聖隷王ガガ・アルカディアス》]]といった進化獣を出せる。 ***環境において [#qe4c0b2d] 初登場時の[[DMPP-16]]期には、パック発売直後は一定数使われたものの、同時に登場した[[【赤緑ハンター速攻】>【赤緑ハンター速攻】 (デュエプレ)]]に間に合わない弱点から、次第に数を減らしていった。 しばらくの間環境での使用率は高くなかったが、『[[GRAND MASTER決定戦 2022>https://www.youtube.com/watch?v=TOPZlc1B0LQ]]』([[DMPP-16]]期)で[[《サイバー・N・ワールド》]]、[[《恵みの大地ババン・バン・バン》]]等と組み合わせた[[【青緑 若頭 鬼流院 刃】>【若頭 鬼流院 刃】 (デュエプレ)]]が使われ、注目を集めた。 [[DMPP-17]]期では[[《超次元リュウセイ・ホール》]]を獲得し環境を席巻していた[[【Nエクス】>【Nエクス】 (デュエプレ)]]は、テンプレ構築では[[【若頭 鬼流院 刃】>【若頭 鬼流院 刃】 (デュエプレ)]]の完遂を妨害できないことから対抗馬として環境入りを果たした。 さらには、[[DMPP-17]]で新たに獲得した[[《母なる大地》]]により、[[タップイン]]で即座に行動できないはずの《若頭 鬼流院 刃》でも、[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]→[[《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》]]という動きが安定し、[[【ヘブンズ・ゲート】>【ヘブンズ・ゲート】 (デュエプレ)]]にも有利が取れた。 汎用カードである[[《ドンドン吸い込むナウ》]]も、[[バウンス]]をほぼ失敗なしに使えた点も特筆すべきだろう。内容を見てマナゾーンに置くか山札の下に返すか選べる[[《ダンシング・フィーバー》]]の獲得も大きい。 一方、4〜5ターンキルが可能な速攻に対しては依然として弱かったものの、採用時には[[《戦攻妖精クルメル》]]での[[チャンプブロック]]と[[バウンス]]、あるいは[[S・トリガー]]の時間稼ぎや[[《フェアリー・ライフ》]]、[[《母なる大地》]]次第で[[《掘師の銀》]]の盤面除去+《若頭 鬼流院 刃》の[[攻撃誘導]]が間に合ってしまうことも。 そもそも、速攻デッキは[[ブロッカー破壊]]を入れても[[pig]]の反撃を許す[[【ルドルフ天門】>【ヘブンズ・ゲート】 (デュエプレ)]]の存在が厳しく、環境での立ち位置は芳しくなかった。 対策の難しさから、[[BATTLE ARENA]] 9thでの[[使用率分布(ND)>https://twitter.com/dmps_info/status/1616738953792749568]]では18.7%の1位、デッキタイプの最高成績は準優勝にも到達した。 [[公式発表>https://dmps.takaratomy.co.jp/news/5314]]によれば、[[《母なる大地》]]を獲得した[[DMPP-17]]のランクマッチの対戦データを分析したところ、それ以前に比べ使用率は14.7%、勝率が53.0%まで上昇。特定のランクでは勝率が60%に迫る日が発生していることも確認された。こうしたデータと、以降のカードとの兼ね合いを考慮し、弱体化を決定したとのこと。 実際、[[DMPP-18]]の収録カードを見ても、新規ブースト札に[[《躍喰の超人》]]や[[《ライフプラン・チャージャー》]]、自然のハンターに[[《流離の頭目 鬼流院 刃》]]や[[《無双竜鬼ミツルギブースト》]]や[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]((ターン不問の[[コスト踏み倒しメタ]]の能力があり、[[S・トリガー獣]]の疑似ロックや、ミラー時に《若頭 鬼流院 刃》のカウンター展開を防ぐなどができる。))、さらにサブフィニッシャーの[[《「祝」の頂 ウェディング》]]等、無規制ならば前弾以上の構築が組めた可能性が高かった。 [[DMPP-18]]の目玉である[[ゼニス]]は召喚でしか強力な[[cip]]を使えないのに対し、《若頭 鬼流院 刃》は非召喚でも強力な[[cip]]を使えてしまい、[[ゼニス]]の立場を奪ってしまうのを嫌ったのではという声もあるが、推測の域を出ない。 *** 2023年1月26日メンテナンス前のテキスト [#wee6839c] |若頭 鬼流院 刃 SR 自然文明 (10)| |クリーチャー:ガイア・コマンド/ビーストフォーク/ハンター 17000| |バトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンから自然の進化でないハンターを好きな数、タップしてバトルゾーンに出す。その後、自分のマナゾーンから自然の進化ハンターを好きな数、タップしてバトルゾーンに出す。| |相手のターン中、このクリーチャーがタップされていて、そのターンにまだ攻撃を受けていないなら、相手のクリーチャーは可能ならこのクリーチャーを攻撃する。| |T・ブレイカー| [[cip]]を複数回利用できた他、[[《不落の超人》]]と同様の[[攻撃強制]]能力を持っていた。 マナゾーンから[[《掘師の銀》]]、《鬼流院 刃》を出すことでマナゾーンの《堀師の銀》の数×2の相手クリーチャーを処理しつつ2体目以降の踏み倒しを発動させたり、[[《スーパー大番長「四つ牙」》]]を出し入れすることで更なる使用可能マナを生成したりすることが可能だった。 また、2枚目以降のマナゾーンから踏み倒される《鬼流院 刃》は[[タップ]]状態のため、攻撃誘導能力で自爆特攻の強制やダイレクトアタックの牽制もできた。 **関連カード [#x10192b5] -[[《仁義なき戦争 鬼流院 刃》]] -[[《紅蓮の怒 鬼流院 刃》]]/[[《バンカラ大親分 メンチ斬ルゾウ》]] -[[《特攻隊長 鬼流院 刃》]] -[[《The 大親分 鬼流院 刃/「アンノウンがナンボのモンじゃ!」》]] -[[《爆蓮電融 キリュウイン・バト》]] -[[《鬼流院の地版》]] -[[《流離の頭目 鬼流院 刃》]] -ハンター5戦士 --[[《光器シャン・ベル》]] --[[《アクア・ジェット》]] --[[《狼虎サンダー・ブレード》]] --[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]] --''《若頭 鬼流院 刃》'' **[[フレーバーテキスト]] [#y5c47445] -[[DMR-02]]、[[DMPP-16]]&br;'''今にも逝っちまいそうな[[マザー・エイリアン>《マザー・エイリアン》]]は女王らしい。「[[アンノウン]]」という奴に[[娘>《永遠のプリンプリン》]]共々暗殺されそうになったのを何とか逃げたとか。たとえ[[敵>エイリアン]]でも、助けもせずに見過ごすことはできねぇぜ。オレって男はな。――若頭 鬼流院 刃''' **収録セット [#kca0a7f1] ***[[デュエル・マスターズ]] [#t8b2e2b6] -illus.[[Kazuo Matsushima]] --[[DMR-02 「エピソード1 ダークサイド」>DMR-02]](3/54) ***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#odf6a963] -CV:[[小島史裕]] -illus.[[Kazuo Matsushima]] --[[DMPP-16 「ファースト・オブ・ビクトリー -激竜王の目覚め-」>DMPP-16]] **参考 [#t54d9773] -[[ガイア・コマンド]] -[[ビーストフォーク]] -[[ハンター]] -[[cip]] -[[自然]] -[[マナゾーン]] -[[タップイン]] -[[コスト踏み倒し]] -[[T・ブレイカー]] -[[DASHゴールデンリスト]] -[[【若頭 鬼流院 刃】 (デュエプレ)]] &tag(クリーチャー,自然文明,緑単,単色,コスト10,ガイア・コマンド,コマンド,ビーストフォーク,ハンター,パワー17000,cip,ハンターサポート,コスト踏み倒し,自己タップイン,T・ブレイカー,終音「ん」,VR,ベリーレア,鬼流院 刃,Kazuo Matsushima,クリーチャー (デュエプレ),自然文明 (デュエプレ),緑単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト10 (デュエプレ),ガイア・コマンド (デュエプレ),コマンド (デュエプレ),ビーストフォーク (デュエプレ),ハンター (デュエプレ),パワー17000 (デュエプレ),cip (デュエプレ),ハンターサポート (デュエプレ),コスト踏み倒し (デュエプレ),ターン1 (デュエプレ),自己タップイン (デュエプレ),T・ブレイカー (デュエプレ),攻撃強制 (デュエプレ),攻撃誘導 (デュエプレ),終音「ん」 (デュエプレ),SR (デュエプレ),スーパーレア (デュエプレ),Kazuo Matsushima (デュエプレ),); &tag(クリーチャー,自然文明,緑単,単色,コスト10,ガイア・コマンド,コマンド,ビーストフォーク,ハンター,パワー17000,cip,ハンターサポート,コスト踏み倒し,自己タップイン,T・ブレイカー,終音「ん」,VR,ベリーレア,鬼流院 刃,Kazuo Matsushima,クリーチャー (デュエプレ),自然文明 (デュエプレ),緑単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト10 (デュエプレ),ガイア・コマンド (デュエプレ),コマンド (デュエプレ),ビーストフォーク (デュエプレ),ハンター (デュエプレ),パワー17000 (デュエプレ),cip (デュエプレ),ハンターサポート (デュエプレ),コスト踏み倒し (デュエプレ),ターン1 (デュエプレ),自己タップイン (デュエプレ),T・ブレイカー (デュエプレ),攻撃強制 (デュエプレ),攻撃誘導 (デュエプレ),終音「ん」 (デュエプレ),SR (デュエプレ),スーパーレア (デュエプレ),Kazuo Matsushima (デュエプレ),ナーフ (デュエプレ));