#author("2024-01-29T11:05:42+09:00","","")
#author("2024-04-07T13:40:58+09:00","","")
*《&ruby(そうえいゆう){葬英雄}; ゲンセトライセ》 [#c5579c9d]

|葬英雄 ゲンセトライセ VR 闇文明 (6)|
|クリーチャー:デーモン・コマンド・ドラゴン 7000|
|マナ武装 5:自分のターンの終わりに、このクリーチャーが自分の墓地にあり、自分のマナゾーンに闇のカードが5枚以上あれば、自分のクリーチャーを1体破壊してもよい。そうした場合、このクリーチャーをバトルゾーンに出す。|
|マナ武装 7:このクリーチャーが攻撃する時、自分のマナゾーンに闇のカードが7枚以上あれば、自分の墓地から好きな枚数のファンキー・ナイトメアをコストの合計が5以下になるように選び、バトルゾーンに出す。|
|W・ブレイカー|

[[DMR-15]]で登場した[[デーモン・コマンド・ドラゴン]]。
[[マナ武装]]5で自分の[[ターン]]の終わりに自身が[[墓地]]にあれば味方1体を犠牲にして自身を[[リアニメイト]]する[[能力]]と、[[マナ武装]]7で[[攻撃]]時に[[ファンキー・ナイトメア]]を合計[[コスト]]が5以下になるように好きな数[[リアニメイト]]する[[能力]]を持つ。

両者の[[能力]]は噛み合い、[[マナ武装]]5で[[ファンキー・ナイトメア]]を[[破壊]]すれば[[マナ武装]]7でそれを蘇らせることができる。
ただし、[[闇]]の[[マナ]]が5枚の状態で[[マナ武装]]5を使い、この[[クリーチャー]]を[[バトルゾーン]]に出した場合は、次の[[ターン]]で[[チャージャー]]などを使わない限り[[マナ武装]]7が使えないので注意。

両方の[[能力]]が[[リアニメイト]]のため、[[墓地肥やし]]の[[カード]]とは非常に相性が良い。[[《ボーンおどり・チャージャー》]]などは[[墓地肥やし]]をしつつ[[闇]][[マナ]]を増やせるし、[[《オタカラ・アッタカラ》]]は2[[コスト]]の[[ファンキー・ナイトメア]]にして[[墓地肥やし]]も可能。
特にこの[[クリーチャー]]自身が[[墓地]]に落ちたり、[[破壊]]されても[[マナ武装]]5で戻ってこれるというのは非常に大きい。

ただし、[[墓地肥やし]]と非常に相性が良いということは、逆に言えば[[《サイバー・N・ワールド》]]などの[[墓地]]を埋める[[カード]]とは非常に相性が悪いということなので、それらには警戒しておくべきか。
また、どちらも[[コスト踏み倒し]]のため、[[《早撃人形マグナム》]]や[[《ウソと盗みのエンターテイナー》]]のような[[コスト踏み倒しメタ]]で簡単に無力化されてしまう。

[[マナ武装]]5の面では、[[《悪夢卍 ミガワリ》]]/[[《忍者屋敷 カラクリガエシ》]]などの[[破壊置換効果]]および[[pig]][[能力]]と相性がよい。
ノー[[コスト]]で自分の[[クリーチャー]]を[[破壊]]することができるので、この[[クリーチャー]]を予め[[墓地]]に置いておけば[[《死神獣ヤミノストライク》]]などの強力な[[pig]]持ちを相手の[[ターン]]を跨がずに[[破壊]]することもできる。

また、[[《シバカゲ斎》]]が[[墓地]]にあれば、まず[[ターン]]のはじめに[[《シバカゲ斎》]]の[[マナ武装]]をして《葬英雄 ゲンセトライセ》や[[ファンキー・ナイトメア]]を[[墓地]]に落としつつ[[《シバカゲ斎》]]を[[バトルゾーン]]に出し、[[ターン]]の終わりに《葬英雄 ゲンセトライセ》の[[マナ武装]]で[[《シバカゲ斎》]]を[[破壊]]しつつ蘇るという芸当も可能。
[[《シバカゲ斎》]]の[[墓地肥やし]][[能力]]が2度使えるため、非常に有力な[[コンボ]]である。

[[マナ武装]]7で[[リアニメイト]]させたい[[ファンキー・ナイトメア]]は即仕事をしてくれる[[cip]]持ちなどを使うといいだろう。[[汎用性]]の高い[[《オタカラ・アッタカラ》]]や[[《爆弾団 ボンバク・タイガ》]]などが狙い目か。
2[[コスト]]と3[[コスト]]をまとめて出せるため、[[ブロッカー]]を2体出したり、3[[コスト]]以下の[[ファンキー・ナイトメア]]と[[《侵略者 デカペンタ》]]を選び、即[[進化]]させることも可能。

一度この[[クリーチャー]]と[[ファンキー・ナイトメア]]が並んでしまえば、どちらを[[破壊]]してもいずれ[[リアニメイト]]されるため、敵にするとやや面倒な布陣。
[[全体除去]]や[[破壊]]以外の[[除去]]でないと突破することは困難。

-実は[[進化]][[ファンキー・ナイトメア]]も[[リアニメイト]]できる。[[《侵略者 デカペンタ》]][[《デュエにゃん皇帝》]]が該当する。

-[[マナ武装]]5で[[《不死身のフッシッシ》]]を[[破壊]]する場合、[[ターン]]の終わりに[[能力]]を使用できるタイミングを過ぎてしまった後で[[破壊]]をするため[[《不死身のフッシッシ》]]は蘇らない。

-同じく6[[コスト]]で[[コスト]]5以下の[[ファンキー・ナイトメア]]を[[リアニメイト]]できる[[《龍覇 ウルボロフ》]]と[[《滅殺刃 ゴー・トゥ・ヘル》]]のコンビとは[[ファンキー・ナイトメア]]を扱う以上、[[デッキ]][[スロット]]を争うライバル関係と言えるだろう。&br;あちらは[[スレイヤー]]を持ち状況に見合った[[ドラグハート]]を扱えるため[[汎用性]]が高く、[[《滅殺刃 ゴー・トゥ・ヘル》]]が[[バトルゾーン]]に出た時も[[リアニメイト]]が可能。&br;また、1[[コスト]][[重い]][[《極・龍覇 ヘルボロフ》]]からの[[《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》]]だと[[ファンキー・ナイトメア]]に限らず[[コスト]]5以下の[[闇]]であれば何でも出せるようになる。そちらは[[能力]]が自己完結している上に様々な[[カード]]との[[コンボ]]が考えられ、[[コストパフォーマンス]]もかなり高い。
--いずれにせよ[[闇]]の[[ドラグナー]]が非常に優秀なため、フォーマルな[[ファンキー・ナイトメア]][[デッキ]]だとそちら側に出番が回ってきやすい。[[スーサイド]]による[[墓地]]からの蘇生と[[ファンキー・ナイトメア]]を複数体出せるという点を生かして専用[[デッキ]]を作らないと厳しいだろう。

-どれも[[能力]]の使用は[[任意]]であるため、[[《暗黒の騎士ザガーン》]]の[[上位互換]]でもある。ただし、[[種族]]に[[ドラゴン]]が追加された事で[[《偽りの王 モーツァルト》]]などの[[メタ]]に引っかかる可能性も生まれたため、[[完全上位互換]]とまでは言い切れない。
//ただし、[[種族]]に[[ドラゴン]]が追加された事で[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]などの[[メタ]]に引っかかる可能性も生まれたため、[[完全上位互換]]とまでは言い切れない。
//※そもそもコマンドである時点で《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》に引っかかります

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#iccb4f49]

|葬英雄 ゲンセトライセ R 闇文明 (6)|
|クリーチャー:デーモン・コマンド・ドラゴン 7000|
|ブロッカー|
|W・ブレイカー|
|マナ武装 5:自分のターン終了時、このクリーチャーが自分の墓地にあり、自分のマナゾーンに闇のカードが5枚以上あれば、自分のクリーチャーを1体破壊してもよい。そうした場合、このクリーチャーをバトルゾーンに出す。|
|マナ武装 7:攻撃する時、自分のマナゾーンに闇のカードが7枚以上あれば、自分の墓地からファンキー・ナイトメアを、コストの合計が7以下になるように2枚まで選び、バトルゾーンに出す。|

[[DMPP-23]]で実装。[[レア]]になった。

[[ブロッカー]]を獲得した。
[[マナ武装]]7の[[リアニメイト]]は枚数が2枚までに減った代わりに、コスト合計が7までに拡大した。

「2枚まで」とあるが、そもそもコスト1の[[ファンキー・ナイトメア]]は[[ドラゴン・サーガ]]時代存在していなかった((大きく時期が外れてから登場した[[《ジョルジュくん》]]が初である。))ので、コストの合計が5以下になるよう好きな数選んでも「1+2+2」の組み合わせで3枚出すプレイングは起こり得なかった。よって出せる枚数の観点では弱体化していないのに等しい。

攻撃可能な闇のブロッカーなのが優秀。バトルゾーンと墓地に1枚ずつあれば、攻撃済みでタップ状態の《葬英雄 ゲンセトライセ》を破壊して別の《葬英雄 ゲンセトライセ》を出し直せば、結果的に[[警戒]]のようにアンタップ状態で相手のターンを開始することができる。

[[《龍覇 ウルボロフ》]]や[[《極・龍覇 ヘルボロフ》]]と共存しやすくなり、[[マナ武装]]5を使った直後のターンから役立てるようになったことから、[[【ワルボロフ】 >【ワルボロフ】 (デュエプレ)]]や[[【ヘルボロフ】>【ヘルボロフ】 (デュエプレ)]]といったいわゆる[[黒単]]系列のデッキには確実に採用されている。
また[[マナ加速]]を組み合わせれば理論上3ターン目終了時、現実的なところでも4ターン目終了時には出せることから、[[《無頼魔獣ギガヴォル》]]や[[《剛勇傀儡ズカズッカ》]]を採用して呼び出し速度を高め、《ゲンセ》や《ヘルボロフ》を強く押し付ける【黒緑ヘルボロフ】という[[アーキタイプ]]も存在する。

-デュエプレの[[誘発型能力]]の[[解決]]順序はバトルゾーン→墓地である。例えば誘発タイミングが同じ自分の[[ターン終了ステップ]]である[[《凶乱の魔鎌 ディスカルド》]]は先にバトルゾーンで解決されるため、即座に《葬英雄 ゲンセトライセ》が墓地で解決される[[スーサイド]]の種に使える。

-墓地が十分にあるとき、最も効率の良い組み合わせは「コスト2+コスト5」「コスト3+コスト4」「コスト6か7(1体)」となる。
--[[DMPP-24]]時点でコスト1の[[ファンキー・ナイトメア]]は存在しないため、コスト6の[[《龍覇 ウルボロフ》]]ともう1体という組み合わせは不可能。またコスト6以上のファンキー・ナイトメアは[[《龍覇 ウルボロフ》]]と[[《龍覇 ワルボロフ》]]と[[《極・龍覇 ヘルボロフ》]]の3枚のみ。

**[[サイクル]] [#z691fe46]
[[DMR-15]]の「W[[マナ武装]]」サイクル。''《葬英雄 ゲンセトライセ》''以外はコスト2で統一されている。

-[[《純潔の翼 メダロス》]]
-[[《アクア新参兵 アイザック》]]
-''《葬英雄 ゲンセトライセ》''
-[[《勇気伝承 ゲット Jr.》]]
-[[《成長の面 ナム=アウェイキ》]]

**関連カード [#ja14c1cf]
-[[《暗黒の騎士ザガーン》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#w6ec581a]
-[[DMPP-23]]&br;'''英雄ともなれば、輪廻を操作することなど容易い。'''

**収録セット [#c2614c30]
***[[デュエル・マスターズ]] [#k8e4ddcb]
-illus.[[MITSUAKI MATSUMOTO]]
--[[DMR-15 「ドラゴン・サーガ 第3章 双剣オウギンガ」>DMR-15]](3/55)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#hf033e37]
-CV:[[宮本誉之]]
-illus.[[MITSUAKI MATSUMOTO]]
--[[DMPP-23 「双剣王凱旋 -DRAGHEART SOLUTION-」>DMPP-23]]

**参考 [#m035c130]
-[[デーモン・コマンド・ドラゴン]]
-[[マナ武装]]
-[[ターン終了ステップ]]
-[[墓地]]
-[[破壊]]
-[[スーサイド]]
-[[リアニメイト]]
-[[アタックトリガー]]
-[[ファンキー・ナイトメア]]
-[[W・ブレイカー]]

-[[DASHゴールデンリスト]]

&tag(クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト6,デーモン・コマンド・ドラゴン,デーモン・コマンド,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,パワー7000,マナ武装,マナ武装5,マナ武装闇,マナ武装闇5,ターン終了時,スーサイド,リアニメイト,マナ武装7,マナ武装闇7,アタックトリガー,ファンキー・ナイトメアサポート,コスト5以下,W・ブレイカー,VR,ベリーレア,MITSUAKI MATSUMOTO,クリーチャー (デュエプレ),闇文明 (デュエプレ),黒単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト6 (デュエプレ),デーモン・コマンド・ドラゴン (デュエプレ),デーモン・コマンド (デュエプレ),コマンド・ドラゴン (デュエプレ),コマンド (デュエプレ),ドラゴン (デュエプレ),パワー7000 (デュエプレ),ブロッカー (デュエプレ),W・ブレイカー (デュエプレ),マナ武装 (デュエプレ),マナ武装5 (デュエプレ),マナ武装闇 (デュエプレ),マナ武装闇5 (デュエプレ),ターン終了時 (デュエプレ),スーサイド (デュエプレ),リアニメイト (デュエプレ),マナ武装7 (デュエプレ),マナ武装闇7 (デュエプレ),アタックトリガー (デュエプレ),ファンキー・ナイトメアサポート (デュエプレ),コスト7以下 (デュエプレ),R (デュエプレ),レア (デュエプレ),MITSUAKI MATSUMOTO (デュエプレ));