#author("2024-10-12T14:38:23+09:00","","")
#author("2024-10-12T22:10:08+09:00","","")
*《&ruby(あお){蒼};き&ruby(おうどう){王道}; ドギラゴン&ruby(ハイパー){超};》 [#top]

|蒼き王道 ドギラゴン超 DMR 火/自然文明 (6)|
|ドリーム・クリーチャー:メガ・コマンド・ドラゴン/超化獣 6000|
|''W・ブレイカー''|
|このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。|
|''ハイパー化'':自分の他のクリーチャーを1体タップする。(自分のメインステップ中に、ハイパーモードを解放できる。ハイパーモードは次の自分のターンのはじめまで続く)|
|BGCOLOR(#cde):|c
|''ハイパーモード'' 13000|
|自分のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。|
|自分の多色クリーチャーが攻撃する時、その多色クリーチャーよりコストが小さいクリーチャーを1体、自分のマナゾーンから出してもよい。|
|''T・ブレイカー''|

[[DM24-RP1]]で登場した[[火]]/[[自然]]の[[メガ・コマンド・ドラゴン]]/[[超化獣]]。

素の状態ではパワー6000の[[W・ブレイカー]]。[[cip]]で[[マナ送り]]の[[確定除去]]を放つ。
[[ハイパー化]]することでパワー13000に上昇し[[T・ブレイカー]]を獲得。自軍全体へ[[スピードアタッカー]]を[[付与]]しつつ、[[多色]]クリーチャーの[[攻撃]]時にそれより[[コスト]]の小さいクリーチャーを[[マナゾーン]]から[[踏み倒す>コスト踏み倒し]]ことができる。この際、踏み倒し先は[[多色]]である必要はない。
[[常在型能力]]の[[スピードアタッカー]][[付与]]のおかげで[[単色]]を踏み倒してもそれが追撃に参加できるが、踏み倒し先が[[多色]]なら追撃に加えて疑似付与の[[アタックトリガー]]も使えてさらに新たなクリーチャーを呼び出せる。

コスト6であるこのクリーチャー自身で攻撃すればコスト5以下のクリーチャーを踏み倒すことができる。
追撃要員は純粋な[[多色]]でなくとも[[《次元流の豪力》]]を使い[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]を呼び出すなど、間接的に[[多色]]クリーチャーのアタッカーを増やすことで[[連鎖]]を続ける方法もある。

踏み倒し先としては[[《王来英雄 モモキングRX》]]から[[《アルカディアス・モモキング》]]に[[進化]]させて相手に[[ロック]]をかける、[[《飛ぶ革命 ヴァル・ボルシャック》]]によって自軍を再度攻撃可能にすると言った組み合わせが考えられる。

[[多色]]かつ[[侵略]]を持つクリーチャーなら攻撃時にコストを上昇させて踏み倒し範囲を広げることができる。特に[[《革命類侵略目 パラスキング》]]はバトルゾーンにある自分のクリーチャー全てを[[文明追加]]によって多色化できるため相性がいい。[[《SSS級天災 デッドダムド》]]も侵略条件と侵略前のゾーン双方がゆるく[[名目コスト]]も高いので良好。

-[[《百族の長 プチョヘンザ》]]との相性は悪くない。[[ハイパーモード]]を解放した状態で他のクリーチャーで[[革命チェンジ]]を行い先に[[《百族の長 プチョヘンザ》]]の[[ファイナル革命]]を使うことによって、パワー13000の《蒼き王道 ドギラゴン超》が残りつつ[[全体除去]]を放ちながら自分は展開することができ、[[《百族の長 プチョヘンザ》]]の自軍も巻き込んでしまうデメリットをある程度緩和できる。

-一方、[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]や[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]とは相性があまり良くない。[[ファイナル革命]]で出すことはできるが登場するのが[[攻撃ステップ]]のためそのターン中は[[ハイパー化]]することができないので注意。
--[[攻撃ステップ]]以降に[[スピードアタッカー]]の[[常在型能力]]が発揮できないのは決して無視できないデメリットで、[[【白赤アーマード・サムライ】]]における[[《竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》]]の枚数減が類例として挙げられる。
--[[DM24-RP2]]では[[ハイパーモード]]を解放できるクリーチャーや呪文が登場した。そちらと組み合わせれば[[メインステップ]]を過ぎていても[[スピードアタッカー]][[付与]]と[[コスト踏み倒し]]能力を使用できるようになる。

-[[アタックトリガー]]の疑似付与が似ている[[《深淵の食卓》]]と比較して[[ターン1]]ではない部分で優れるが、参照するゾーンが[[マナゾーン]]という部分は調子に乗って[[リソース]]を使いすぎると[[ワンショット]]失敗時に後が続かなくなるリスクもあるので注意。
--[[《Dの花道 ズンドコ晴れ舞台》]]を展開しておけばクリーチャーを出すたびに[[マナブースト]]できるためリソースが途切れる心配はない。

-[[誘発]]条件と[[解決]]条件で2回「多色クリーチャー」と出てきている。これは、攻撃を開始した時点で多色なら[[トリガー]]していて、[[解決]]の段階で[[侵略]]などで単色クリーチャーになっていたら[[コスト踏み倒し]]ができないという意味。単色から多色に[[侵略]]する場合も当然ながらそもそも[[トリガー]]しないので[[コスト踏み倒し]]できない。
--多色クリーチャーをチェンジ元に使った[[革命チェンジ]]との関係は、チェンジ先は「そのクリーチャー」とは別個体なので「[[過去の状態を見る]]」[[裁定]]が適用される。

-[[ハイパーモード]]解放中は、[[T・ブレイカー]]と[[W・ブレイカー]]のどちらか好きな方を選んで[[ブレイク]]枚数を決めることができる。

**環境において [#environment]
マナ利用の[[連鎖]]戦術は[[【チェイングラスパーループ】]]や[[【キャベッジ・セッションズ】]]からも連想できる通り、踏み倒し先確保の意味で[[マナブースト]]が必須級となり、元々の基盤で必要十分なマナを確保できる[[デッキ]]を居場所に見つける形となっている。
[[DM22-RP1]]期では加えて[[ハイパー化]]に必要な[[小型>ウィニー]]クリーチャーが一定数入っていることも採用の条件に加わる。[[【5色蒼龍】]]は手頃なクリーチャーが入っていないため基本的には不適。

//だが、コスト踏み倒しを度外視した除去札として入ることが全くない訳でもない。
//そんな事言いだしたら《界王類七動目 ジュランネル》を《蒼龍の大地》の効果バトルで24000火力として採用するみたいなことも書かないといけなくなる

***[[オリジナル]][[チャンピオンシップ]]では [#original]
-[[DM24-RP1]]期から[[《勝災電融王 ギュカウツ・マグル》]]軸の[[【5色ディスペクター】]]にて続々上位入賞を果たしている。多くのレシピでは[[マナ]]が伸びやすい上にある程度軽い[[リソース]]系クリーチャーが多く、[[大型>ファッティ]]が出しやすい上に[[リソース]]の損失を少なくしやすい構築となっている。[[《勝災電融王 ギュカウツ・マグル》]]でこれを呼び出す場合、これと適当な3コスト[[リソース]][[ウィニー]]で丁度[[《勝災電融王 ギュカウツ・マグル》]]での[[コスト踏み倒し]]の割り振りをロスなく使い切れる。

-2024年4月下旬には、[[【青黒緑デッドダムド】]]基盤に[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]や[[《ルピア炎鬼》]]、[[《単騎連射 マグナム》]]やこれ、[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]などの[[火]]を加え、各種[[革命チェンジ]]や[[墓地利用]]に寄せた【4色ドギラゴン超】なる[[専用デッキ]]が参加者50人規模で3位入賞。

-ゴールデンウィーク直前当たりから[[【青黒赤緑邪王門】]]に入れたレシピが何度か上位入賞している。

-ゴールデンウィーク明けには、これを[[1枚積み]]した[[【5色ザーディクリカ】]]が[[オリジナル]]で結果を出した(42人参加、準優勝)。[[【5色蒼龍】]]並に[[小型>ウィニー]]クリーチャーが少ない[[アーキタイプ]]なため[[《天災 デドダム》]]程度だけでも[[ハイパー化]]が回せる、もしくは[[cip]]の1体[[マナ送り]]重視としても運用可能というサンプルとなりうる。同時期の32人参加のオリジナルCSで、[[1枚積み]]された[[【白ガイアッシュ覇道】]]が3位入賞した。

-[[DM22-RP2]]で直接[[ハイパーモード]]にする[[《ハイパー・エントリー》]]との相性に注目した【4色超化獣】の使用者が確認された。《蒼き王道 ドギラゴン超》x4、[[《聖霊超王 H・アルカディアス》]]x4、[[《超炎怒 アゲブロム》]]x3の合計11枚を射出先として投入していた。

-[[DM24-BD1]]・[[DM24-BD2]]期には、[[《ネイチャー・グレンニャー》]]からさらに[[《同期の妖精》>《同期の妖精/ド浮きの動悸》]]にアクセスする型の【青黒赤緑ドギラゴン超】が確認された。そちらのレシピにはレアケースの[[《怨念スクラッパー》]]が1枚入っていたのも特徴。
***[[アドバンス]][[チャンピオンシップ]]では [#advance]
-2024年5月下旬には[[1枚積み]]したレシピの[[【赤緑モルトNEXT】>【モルトNEXT】]]が確認された(28人参加、優勝)。何度も指摘されているが[[攻撃ステップ]]での[[超化獣]]は[[ハイパー化]]するタイミングを過ぎていてアンチシナジー。[[《爆銀王剣 バトガイ刃斗》]]など[[攻撃ステップ]]による[[打点]]伸ばしが得意な[[デッキ]]なため、ほぼ[[色>マナ基盤]]と[[除去]]目的での採用の可能性が高い。一応素出しや[[S・トリガー]]の[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]で[[回収]]し、諸々の[[S・トリガー獣]]や素出しの[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]、[[《ボルシャック・栄光・ルピア》]]などを活かして[[ハイパー化]]プランを取ることが全くできないわけではなかった。

**その他 [#others]
-初の[[ドリームレア]]であり[[ドリーム・クリーチャー]]。[[特殊タイプ]]の新[[ルール]]に「自分の同名の[[ドリーム・クリーチャー]]は2つ以上出ない」があるが、カードの右下に小さく書いてあるだけなので見落としに注意。

-未来的な装甲を纏った[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]。アーマー各部には『[[竜>《燃える革命 ドギラゴン》]]』『[[星>《熱血星龍 ガイギンガ》]]』『[[紅>《龍覇 グレンモルト》]]』『[[王>《武闘将軍 カツキング》]]』『[[鬼>《黄金世代 鬼丸「爆」》]]』『[[勝>《ガイアール・カイザー》]]』の文字が表示されている。
--咥えている剣は[[《龍剣 星王紅鬼勝》]]とは別のものになっている。

-[[シークレット版>ドリームレア#secret]]では他の[[超化獣]]クリーチャーと同様に[[ハイパーモード]]解放状態の姿を見せているが、なんとイラストがテキストより前にあるため能力のほぼ全てが読み取れなくなってしまっている。
--実際にゲームで使う場合はトラブルとならないように注意が必要。もっとも、実際には対戦で使用するにはもったいないほどの高額コレクターアイテムと化しており、ある意味トラブルは発生しにくい。

-[[能力]]のほとんどはリメイク元である[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]由来のものだが、[[cip]]による[[マナ送り]]だけは[[《龍の極限 ドギラゴールデン》]]と同じ効果である。

-明らかに[[ハムカツ団]]所属のドギラゴンが元ネタだが、種族に[[革命軍]]や[[ハムカツ団]]を含んでいない。

//**[[サイクル]] [#cycle]

**関連カード [#card]
-[[《超えるメラッチ》]]
-[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]
-[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]
-[[《龍の極限 ドギラゴールデン》]]
-[[《龍剣 星王紅鬼勝》]]

-[[《王道の革命 ドギラゴン》]]

-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《風波の1号 ハムカツマン》]]
--[[《漢気の2号 ボスカツ》]]
--[[《刀舞の3号 カツえもん》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
//-[[DM24-RP1]]&br;''''''

**収録セット [#pack]
//***[[デュエル・マスターズ]] [#dm]
-illus.[[NAKAMURA 8]]
--[[DM24-RP1 「王道篇 第1弾 デーモン・オブ・ハイパームーン」>DM24-RP1]](DM1/DM1)(DM1㊙/DM1)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]

**参考 [#reference]
-[[ドリーム・クリーチャー]]
-[[メガ・コマンド・ドラゴン]]
-[[超化獣]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[マナ送り]]
-[[ハイパー化]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[付与]]
-[[多色]]
-[[アタックトリガー]]
-[[クリーチャー]]
-[[マナゾーン]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[ドリームレア]]

-[[ドギラゴン]]

&tag(ドリーム・クリーチャー,クリーチャー,火文明,自然文明,赤緑,2色,多色,コスト6,メガ・コマンド・ドラゴン,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,超化獣,パワー6000,W・ブレイカー,cip,除去,単体除去,確定除去,マナ送り,単体マナ送り,ハイパー化,パワー13000,スピードアタッカー付与,多色サポート,アタックトリガー付与,コスト参照,コスト踏み倒し,T・ブレイカー,ドギラゴン,ドギラゴン (名称カテゴリ),DMR,ドリームレア,NAKAMURA 8,王道篇ブロック);
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