#author("2023-11-12T16:55:10+09:00","","")
#author("2024-03-02T07:00:25+09:00","","")
*《&ruby(くんぷうようせい){薫風妖精};コートニー》 [#b08316b9]

|薫風妖精コートニー R 自然文明 (2)|
|クリーチャー:スノーフェアリー 2000|
|自分のマナゾーンにあるカードを、すべての文明のカードとして扱う。|

[[DM-13]]で登場した[[スノーフェアリー]]。

自分の[[マナゾーン]]にある[[カード]]を、[[5色レインボー]]として扱うようになる。この[[常在型能力]]によって[[色事故]]を防止できるのはもちろん、様々な[[コンボ]]に利用することが可能。

有名なコンボとして以下がある。
-[[《聖断の精霊エリクシア》]][[《剛撃聖霊エリクシア》]][[《黙示聖霊ラグナシア》]]等をいきなり最大[[パワー]]にする。
-[[マナゾーン]]利用における文明制限を取り払い、[[《若頭 鬼流院 刃》]]や[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]で好きな[[文明]]の[[クリーチャー]]を出す。
-[[《華憐妖精ミンメイ》]]がいる時、[[マナゾーン]]にある任意の[[クリーチャー]]を[[召喚]]する。[[コスト]]4以下の[[クリーチャー]]の場合、5[[文明]]分の[[マナ]]を支払うことで[[召喚]]可能。(2007年9月7日からのルール変更、2015年7月15日のルール変更で[[コスト]]4以下も[[召喚]]可能に)
-[[《フェアリー・ミラクル》]]や[[《奇跡の面 ボアロジー》]]で確実に2[[マナブースト]]する。
-確実に[[スペース・チャージ]]、[[マナ武装]][[能力]]を使う。

この類まれな[[能力]]のお陰で、[[5色]]の安定剤や、[[【ラララオプティマス】]]や[[【薫風武装】]]のような特殊な[[コンボデッキ]]の[[キーカード]]として活躍している。

このような[[能力]]を持ちながらも、自身の[[パワー]]が2[[コスト]]で[[パワー]]2000と標準クラスなのも嬉しい。
しかし、[[マナゾーン]]を利用する多くの[[コンボ]]の核となる場合が多く、出れば真っ先に[[除去]]の的に狙われると思っていい。

使用においては同様の[[染色]]能力を持ったクリーチャーをたくさん[[デッキ]]に投入するか、[[リアニメイト]]や[[墓地回収]]を利用して、粘り強く[[バトルゾーン]]に維持できるようにしたい。この[[カード]]を使う[[デッキ]]の勝敗は、この[[カード]]をいかに生存させるかによって決まると言っても過言でないだろう。

**ルール [#ub64f0c3]
-[[マナ爆誕]]をはじめ、[[《華憐妖精ミンメイ》]]や[[《無敵剣 カツキングMAX》]]などの[[能力]]で[[マナゾーン]]から[[クリーチャー]]を[[召喚]]する場合、[[召喚]]時に各色1[[マナ]]ずつ必要となり、結果として[[単色]]・[[多色]]にかかわらず''COLOR(blue){コスト4以下のクリーチャーを召喚する場合、必ず5マナ分支払わなくてはならない。}''
--[[マナコスト]]を支払うことのできない[[5色レインボー]]でも[[文明]]の[[色]]として支払うことができるため、必要な[[マナコスト]]と[[文明]]を支払っていれば、4[[マナ]]以下の支払いでも[[クリーチャー]]が[[召喚]]可能となる(例:[[5色レインボー]]3枚と2[[マナ]]を支払って[[《腐敗電脳メルニア》]]を[[マナ]]から[[召喚]]した)。
--以前は[[5色レインボー]]を使わない限り[[コスト]]4以下の[[クリーチャー]]を[[マナゾーン]]から[[召喚]]できなかったが、2015年7月15日の[[デュエル・マスターズ総合ゲームルール]]制定に伴い裁定が変更され、[[コスト軽減]]などで使用する[[多色]][[カード]]の[[マナコスト]]がその[[カード]]の[[文明]]の数を下回っても、[[マナ]]を過剰に支払うことで[[多色]][[カード]]を使うことができるようになった。

-すべての[[文明]]とあるが、[[文明]]を持たないことを表す[[無色]]は追加されない。また、[[無色]]の[[カード]]は[[文明]]が追加された事によって[[無色]]として扱えなくなるので注意。

-[[《悪魔神ドルバロム》]]を出された場合、先に[[クリーチャー]]を[[破壊]]するので結局[[マナ]]は[[墓地]]に送られる。ただし[[セイバー]]能力や[[《革命類侵略目 パラスキング》]]等で闇文明を追加する等の方法で生き残れば[[マナ]]を守れる。

-[[多色]][[カード]]は[[マナゾーン]]に[[タップ]]して置かれる[[ルール]]があるが、[[単色]]カードをマナゾーンに置く時は通常通り[[アンタップ]]状態で置かれる。これはマナゾーンに置く段階で[[タップ]]して置くかかどうか判定されるため、置かれてからタップするかどうかの判定がされるわけではないからである。マナゾーンにアンタップで置かれることが確定してから、[[5色レインボー]]のカードとしてマナゾーンに置かれる(総合ルール603.5b)。

**環境において [#t43fe9a3]
登場からしばらくは単純な色事故防止用に使われていたが、環境で活躍するというレベルではなかった。[[転生編]]では[[【赤緑速攻】]]のような2[[コスト]][[打点]]としての役割を果たしやすい2色以上の[[【速攻】]]での採用がメインであった。

ところが[[【ラララオプティマス】]]がエピソード3環境に進出すると、その必須パーツとしてブレイク。

[[ドラゴン・サーガ環境]]から[[革命編環境]]にかけては、[[【イメンループ】]]において第二の活躍を果たす。[[《龍覇 イメン=ブーゴ》]]が除去された時のための第二の[[文明追加]]として使われた。

[[《薫風妖精Re:コートニー》]]登場以降は5枚目以降の立ち位置となった。

**その他 [#le2eab1f]
-この[[クリーチャー]]と[[《常勝ディス・オプティマス》]]が[[バトルゾーン]]にいる状態で[[《妖精の裏技ラララ・ライフ》]]を[[唱える]]と、[[《常勝ディス・オプティマス》]]の[[スペース・チャージ]]が確実に[[トリガー]]するので、[[墓地]]に落ちた[[《妖精の裏技ラララ・ライフ》]]を即座に[[サルベージ]]できる。《薫風妖精コートニー》が[[スノーフェアリー]]なので[[G・ゼロ]]を利用することができるため、この方法で無限に[[マナブースト]]することが可能。この[[コンボ]]を利用するのが[[【ラララオプティマス】]]である。

-この[[クリーチャー]]の[[能力]]で複数の[[文明]]の[[マナ武装]]を使用する[[コンボデッキ]]が[[【薫風武装】]]である。

-[[緑単]]気味で組まれる[[【スノーフェアリー】]]でも有用。[[《闘具の精トリエール》]]や[[《虹色妖精ポミリン/レイニー・アトラス》]]の効果を発揮するのに一役買ってくれる。

-見かけることは少ないが、相手の[[ステルス]]持ちに逆利用されたり、[[《反発のタグタップ》]]がとんでもない[[パワー]]になってしまったりと、[[デメリット]]になることもある。
--[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]という5[[文明]]分の[[マナ]]を[[フリーズ]]する[[クリーチャー]]が出てからは、この[[デメリット]]がより顕著となった。

-[[DMEX-06]]発売前後、[[【青緑スコーラー】 >【スコーラー】#bluegreen]]における[[《妖精の裏技ラララ・ライフ》]]の[[G・ゼロ]]元、文明の縛りの解除要員として投入を考慮されるようになった。

-同じ[[能力]]を持つものとして、[[コスト]]3と軽いためこの[[カード]]の補助として搭載しやすい[[《薫風の面 ニャス》]]、自身から呼び出すことができる[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]と[[シナジー]]を形成する[[《龍覇 イメン=ブーゴ》]]、[[ドラグハート・フォートレス]]であるため[[除去]]耐性が非常に高い[[《侵攻する神秘 ニガ=アブシューム》]]およびその裏面である[[《五邪王 ニガ=ヴェルムート》]]が存在する。
--後に[[《暴歌の妖精》]]や[[《モモスター ケントナーク》]]といった1コスト上がって汎用性を高めたクリーチャーも登場したが、コスト2と3の違いは大きく、このクリーチャーが優先される場面が多い。

-漫画「FE」では[[トーイ]]が使用。[[ザキラ]]戦では[[赤緑]]デッキに搭載され、[[《暗黒王デス・フェニックス》]]の[[召喚]]を可能にさせた。3年前の[[切札 勝利]]戦では[[白緑]]デッキに搭載され、[[《聖断の精霊エリクシア》]]の[[パワー]]を最大にした。

-キャラ人気の高い[[カード]]の1枚。絵師の公式サイトに行くと、コートニーの全身像を拝むことが可能。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#la5b5a91]

|薫風妖精コートニー VR 自然文明 (2)|
|クリーチャー:スノーフェアリー 2000|
|自分のマナゾーンにあるカードをすべての文明のカードとして扱う。|

[[DMPP-05]]で実装。[[レアリティ]]が[[ベリーレア]]に上げられた。

[[DMPP-06]]時点では単純にマナゾーンの色を補う目的の他、[[《タイラーのライター》]]サイクルのような単色マナ基盤でないと発動しない効果持ちのクリーチャーの運用や[[インビンシブル呪文]]のコスト軽減に用いられたりしている。

-デュエプレでは、[[《悪魔神ドルバロム》]]の[[能力]]の順番が[[ランデス]]→[[破壊]]に変わったため、《コートニー》で染色しておけば[[マナ]]を守れるようになった。

**関連カード [#n558191d]
-[[《薫風の面 ニャス》]]
-[[《龍覇 イメン=ブーゴ》]]
-[[《侵攻する神秘 ニガ=アブシューム》]]/[[《五邪王 ニガ=ヴェルムート》]]
-[[《暴歌の妖精》]]
-[[《モモスター ケントナーク》]]
-[[《そのウサギ、クセ者につき》]]
-[[《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》]]

-[[《聖火妖精パルック》]]
-[[《極みの香!イタダキマツタケ》]]

-[[G・ストライク]]版
--[[《薫風妖精Re:コートニー》]]

-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《大雪原だョ!全員集合!》]]
--[[《大雪原だョ!全員集合!》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#x7f74dfb]
-[[DM-13]]、[[DMC-42]]、[[DMX-02]]、[[DMPP-05]]
'''優しい舞いが終わる時、[[木漏れ日>マナゾーン]]は[[レインボー>多色]]に輝いた。'''
-[[DMX-16]]
'''コートニーの[[虹色>多色]]の舞が、[[ニャス>《薫風の面 ニャス》]]の[[スタイル>能力]]を完成させた。'''
-[[DMEX-01]]
'''崩壊する世界の中で文明同士が手を組んだ姿、それが[[レインボー>5色レインボー]]。'''

**収録セット [#if42eed2]
***[[デュエル・マスターズ]] [#id0201ba]
-illus.[[Kou1]]
--[[DM-13 「聖拳編 第4弾 龍炎鳳神誕(エターナル・フェニックス)」>DM-13]](15/55)
--[[DMC-42 「コロコロ・ドリーム・パック3(エターナル・ギア)」>DMC-42]](35/90)
--[[DMX-02 「デッキビルダーDX ハンター・エディション」>DMX-02]](15/42)
--[[DMX-16 「超王道戦略ファンタジスタ12」>DMX-16]](66/84)
--[[DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」>DMEX-01]](14/80[2004])(新規イラスト)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#xeb05d8c]
-CV:[[田中奏多]]
-illus.[[Kou1]]
--[[DMPP-05 「永遠の戦渦 -VORTEX OVERLOAD-」>DMPP-05]]

**参考 [#hf2fe5f2]
-[[スノーフェアリー]]
-[[マナゾーン]]
-[[カード]]
-[[文明追加]]
-[[【ラララオプティマス】]]
-[[【薫風武装】]]
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公式Q&A
>Q.相手のバトルゾーンに[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]がいて、自分のバトルゾーンに''《薫風妖精コートニー》''がいる時、マナゾーンから単色のクリーチャーをバトルゾーンに出すことはできますか?
A.はい、出来ます。クリーチャーをマナゾーンからバトルゾーンに出す際、バトルゾーンに置かれるまではそのクリーチャーはマナゾーンのカードという扱いになります。マナゾーンからクリーチャーを出そうとしているタイミングでは''《薫風妖精コートニー》''の能力で多色になっているので、[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]の能力の対象にはならず、バトルゾーンに出たのと同時に単色のクリーチャーになります。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33268]]

>Q.バトルゾーンに自分の''《薫風妖精コートニー》''、[[《激次元!グレンジュウ》]]、[[《マテン龍樹》]]がいます。[[《マテン龍樹》]]がバトルに勝った時の効果で墓地とマナゾーンを入れ替えました。この時、[[《激次元!グレンジュウ》]]の「スペース・チャージ:多色」はトリガーしますか?
A.はい、墓地にあるカードをマナゾーンに置いた枚数だけトリガーします。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33618]]

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