#author("2023-08-27T04:15:49+09:00","","") #author("2023-08-27T16:00:33+09:00","","") *《&ruby(ジャンピン・ジャック){蛙跳び}; フロッグ》 [#f0713e43] |蛙跳び フロッグ UC 自然文明 (2)| |クリーチャー:アウトレイジ 1000| |このクリーチャーがバトルゾーンにあれば、自分のマナゾーンにあるかのようにこのクリーチャーをタップしてマナを生み出してもよい。(このクリーチャーをバトルゾーンに出したターンに、この能力を使ってもよい)| [[DMR-09]]で登場した[[自然]]の[[アウトレイジ]]。 [[バトルゾーン]]にいても[[マナ]]を出せるという非常に変わった[[能力]]を持つ。 使える[[マナ]]の数で見ると[[《フェアリー・ライフ》]]等の2[[コスト]][[ブースト]]と同じで、[[クリーチャー]]として[[バトルゾーン]]に残る上に[[《マナ・クライシス》]]などの[[ランデス]]に狙われない利点がある。 しかし[[パワー]]が低いことから場持ちが悪く、[[殴り返し]]や[[確定除去]]が実質的な[[ランデス]]になってしまう点で劣る。 安定性では《フェアリー・ライフ》等に敵わないため、この[[カード]]ならではの利点を活かした使い方をする必要があるだろう。 まず、[[クリーチャー]]であることから[[《念仏エルフィン》]]や[[《一撃奪取 ケラサス》]]等で[[コスト軽減]]可能で、その際はこの[[クリーチャー]]自身から[[マナ]]を出せるので実質ノー[[コスト]]として扱うことができる。 そこから《蛙飛び フロッグ》を連鎖的に展開することもできるが、それならば同じく[[アウトレイジ]]である[[《無重力 ナイン》]]の方が使いやすいか。次の[[ターン]]からは一気に2~4[[マナ]]使えるようになるので、うまく生き残らせたい。 他にも能動的に[[タップ]]できるため、[[アウトレイジ]]であるが皮肉にも[[オラクル]]である[[《策士のイザナイ ゾロスター》]]等との相性が良く、[[《聖霊王イカズチ》]]で[[アンタップ]]して再度[[マナ]]を生成する[[コンボ]]も期待できる。 変わったところでは、[[自然]]の[[クリーチャー]]であることから[[《竜脈噴火》]]でも参照できる。 [[エピソード3環境]]では、[[ブレイク]]せずに出した[[ターン]]に自身を[[タップ]]できることが活かされて[[【神聖斬 アシッド】]]に採用されることもあった。 基本的にこのカードは目立って活躍していなかったが、後にこのカードの強化版と取れる[[《極楽鳥》]]登場し、そちらは[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]などで一定数活躍している。 //そもそも《蛙跳び フロッグ》目的で採用していたデッキがごく少数なためライバル認定は一方的な視点である。あちらは全ての[[色]]になれ、[[飛行]]により[[殴り返し]]を受けないのでこのカードより使いやすい。 あちらは全ての[[色]]になれ、[[飛行]]により[[殴り返し]]を受けないのでこのカードより使いやすい。 相手に狙われやすく裏目の多いこのカードは、[[アウトレイジ]]である点か、最後の[[ダイレクトアタック]]以外の場面で打点になる(シールドブレイクできる)利点を活かさなければ、[[《極楽鳥》]]より優先することは難しい。 デッキ内の[[アウトレイジ]]比率を高める必要のあり、2→4の動きも狙いたい[[《戦慄の魔女 アリス/神にも届く旋律》]]を使うデッキなら採用できるか。ただし自然文明を使わなくても[[《Re:奪取 マイパッド》]]などが同じく2→4の動きを行える。 デッキ内の[[アウトレイジ]]比率を高める必要のあり、2→4の動きも狙いたい[[《戦慄の魔女 アリス/神にも届く旋律》]]を使うデッキなら採用できる。同じく[[アウトレイジ]]の[[《Re:奪取 マイパッド》]]などが同じく2→4の動きを行えるが、こちらは別文明のカードに対してや、呪文を使う際にも使えるのでその辺を活かしたい。 -[[バトルゾーン]]に残る[[アウトレイジ]]である事から、[[《必殺!ワイの龍炎》]][[《アルティメット無法伝説》]]など、「[[《一撃奪取 ケラサス》]]では[[コスト軽減]]できない[[カード]]」に[[マナ]]を提供しつつ[[能力]]を強化できるとスマートである。 ただし[[《勝利皇帝 Guy-R》]]の場合は[[進化元]]にすると[[タップ]]されてしまい[[攻撃]]できないので注意。 -通常の[[マナ]]と同様、[[カード]]を使わなかったり、[[カード]]を使えない状況下で[[タップ]]することはできない。 -あくまで[[バトルゾーン]]で[[マナ]]を生み出す[[能力]]であり、''[[マナゾーン]]にあるものとして扱われるわけではない。'' このため[[バトルゾーン]]にある時に[[《龍覇 ザ=デッドマン》]]や[[《DS電融 ザ=デッドNEXT》]]の[[能力]]で[[代替コスト]]として[[タップ]]することはできず、[[《侵攻する神秘 ニガ=アブシューム》]]がある状態で[[タップ]]しても''[[自然]]の[[マナ]]しか生み出さない''。 --逆に、[[《電影封魔ラルファス》]]等で、「バトルゾーンにあるクリーチャー」「バトルゾーンにあるカード」として[[文明追加]]してやれば、[[マナゾーン]]が染色されていなくとも得た[[文明]]の[[マナ]]を生み出す事ができる。 -[[バトルゾーン]]に残りながら[[マナ]]を増やせる事を活かして[[進化元]]としても使える。 その場合、[[マナ]]を生み出して[[タップ]]したこの[[クリーチャー]]を[[進化]]させても即座に[[攻撃]]できないのが欠点。[[《諸肌の桜吹雪》]]のような、[[タップ]]状態で能力を発揮する[[進化]][[クリーチャー]]となら相性は良い。 -[[MTG>Magic:The Gathering]]には類似能力を持った[[《ラノワールのエルフ》>http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%A9%E3%83%8E%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%AE%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%95/Llanowar_Elves]]が存在する。&br;こちらは戦場([[デュエル・マスターズ]]の[[バトルゾーン]]に相当)にある時、[[タップ]]することで緑[[マナ]]を発生させる能力であり、黎明期から存在した。 -「フロッグ」(Frog)とは英語で蛙という意味。直球な名前である。 -[[コロコロコミック]]の付録であった[[エピソード3]]のワールドMAPでは[[水]][[文明]]との中継施設「蛙跳びリバプール」にこの[[クリーチャー]]の姿があった為、当初は[[水]][[文明]]だと思われていた。蛙は水の中に暮らす上、既に水文明に[[《ケロディ・フロッグ》]]などの[[クリーチャー]]が存在する為、おかしな話である。 -元ネタはイギリスのロックバンドであるローリング・ストーンズの楽曲「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」だろう。同じ元ネタと思われる[[カード]]に[[《暴剣王邪 ハリケーン》]]が存在する。 -[[《ベイB ジャック》]]はこのクリーチャーの能力を自分のクリーチャー全員に与える能力を持っており、《ベイB ジャック》のイラストもこのクリーチャーがモデルとなっている。 **[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#j7876c55] |蛙跳び フロッグ C 自然文明 (2)| |クリーチャー:アウトレイジ 1000| |このクリーチャーがアンタップしている間、各ターン、初めて自分が使うカードのコストを1少なくする。ただし1より少なくならず、かつそのカードの持つ文明の数より少なくならない。| |自分の使用可能マナが0になった時、このカードをタップする。| [[DMPP-21]]で実装。[[コモン]]になった。 マナを直接的に増やすことはできないが、このクリーチャーを出しておくことで2→4のような動きができる疑似的な[[マナ加速]]として使える。 ただし、[[マナカーブ]]に沿ってすべてのマナを使い切るように動いた場合、自身を[[タップ]]させてしまうため、[[《青銅の鎧》]]など様々なクリーチャーに[[殴り返し]]で除去を許してしまう。 その点[[《策士のイザナイ ゾロスター》]]など、タップ状態をそのターン中に利用できるカードと組ませれば、ある意味デメリットを帳消しにできる。 [[《無限皇 ジャッキー》]]が「[[シンパシー]]:[[アウトレイジ]]」を得たため、[[《一撃奪取 マイパッド》]]や[[《一撃奪取 トップギア》]]と同様に召喚コストを2コスト分軽減出来るようになっている。 ***「自分の使用可能マナが0になった時」 [#h75ee771] 手順は「カードを[[使おうとする>使う]]ことを宣言する」→「カードが[[保留状態]]になりマナを支払う」→「支払いが完了してから使ったカードがバトルゾーンに出る」ということを覚えておけば難しくはない。 -[[召喚]]のコストを支払い終わってからクリーチャーとしてバトルゾーンに出るため、2ターン目に《蛙跳び フロッグ》を召喚した場合には「自分の使用可能マナが0になった時」は誘発タイミングを過ぎているので疑似[[タップイン]]にはならない。 -マナを使い切って[[《フェアリー・ライフ》]]などを使用し、使用可能マナが1になった。これは、一瞬使用可能マナが0になる瞬間を《蛙跳び フロッグ》が認識しているため《蛙跳び フロッグ》はタップされる。 -上の原則とは反するが、マナを使い切ってバトルゾーンのこのクリーチャーから進化させたら、その進化先はタップしない。(2023/07/27確認)これが仕様であるならコスト4の文明指定の進化クリーチャーである[[《機神勇者スタートダッシュ・バスター》]]とかなり相性が良い。 --「召喚した時」の能力を持つ[[《化召の術士》]]は、進化元になった場合でも[[特性]]が無視される前にトリガーできる前例がある。なので《蛙跳び フロッグ》を進化元にしても「自分の使用可能マナが0になった時」がトリガーするのが正しい処理と思われる。 ***TCG版との違い [#d388b5a4] 「マナゾーンにあるかのようにタップしてマナになれる」というTCG版の能力を、マナの[[タップ]]という概念のないデュエプレというゲームにおいて、大部分を再現した1枚。 しかし次のような違いはある。 -出たターンに[[《スナイプ・モスキート》]]のような1マナカードを使うことができない。 --「1より少なくならない」と「各ターン、初めて自分が使うカード」の二重の意味で達成できない。 -《蛙跳び フロッグ》自身の色と支払える文明は無関係。あくまでマナゾーンの「文明の解放」で文明を確認する。 --[[《陰陽の舞》]]などでマナゾーンから自然文明がすべてなくなってしまえば、《蛙跳び フロッグ》があっても自然文明のカードのコストは支払えない。 -[[強制]]により[[《ダーク・ライフ》]]のような[[コスト軽減]]の恩恵を受けられないカードを先に使ってしまっても効果を消費してしまう。 -マナを使い切らないと能動的にタップできない。[[《策士のイザナイ ゾロスター》]]などとのコンボがやややりづらくなっている。 -[[《聖霊王イカズチ》]]などでターン中に[[アンタップ]]しても、再度効果を使うことはできない。 ***その他 [#s48354d8] [[一撃奪取]]サイクルは、デュエプレでは「自分のターン中、初めて召喚する〜」というテキストのため、相手ターン中にカードのコストは変化しないが、《蛙跳び フロッグ》は「アンタップしている間、''各ターン、''初めて自分が使うカードのコスト〜」なので相手ターン中にも手札のカードのコストが変化している。なお、現状この現象に意味はない。 同様に自己タップ効果も条件を満たせば相手ターンに発動する。ただしデュエプレではマナゾーンでアンタップされているカードを選んで除去するようなことはできないため、[[《ハイドラ・ギルザウルス》]]などによる使用可能マナ削り、あるいは[[《レッド・ABYTHEN・カイザー》]]などのオール[[ランデス]]ぐらいでしか起こらないが。 **関連カード [#se027cee] -[[《ベイB ジャック》]] -[[《カエルB ジャック》]] -[[《極楽鳥》]] **[[フレーバーテキスト]] [#p22c84c4] -[[DMR-09]]&br;'''オ、[[オラクリオン]]たちが[[合体>G・リンク]]したケロ!?いや、あれは[[オラクリオン]]じゃないケロ……[[あれ>ゴッド・ノヴァ]]はなんだケロ!? ---蛙跳び フロッグ''' -[[プロモ>プロモーション・カード]](P50/Y12)&br;'''[[デュエマ]]の歴史をカエロック! ---蛙跳び フロッグ''' -[[DMPP-21]]&br;'''[[オラクルジュエル>《支配のオラクルジュエル》]]と[[レイジクリスタル>《無法のレイジクリスタル》]]の力が[[イズモ]]に!?あれは…なんだケロ!?――蛙跳び フロッグ''' **収録セット [#y3f7692e] ***[[デュエル・マスターズ]] [#z1a0e0f6] -illus.[[Gin]] --[[DMR-09 「エピソード3 レイジVSゴッド」>DMR-09]] --[[プロモーション・カード]](P50/Y12)([[アルトアート]]) ***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#ab3ef26d] -CV:[[大西綺華]] -illus.[[Gin]] --[[DMPP-21 「ジ・オーバー・ロワイヤル -無法神聖紀-」>DMPP-21]] **参考 [#p0a1ccba] -[[アウトレイジ]] -[[バトルゾーン]] -[[マナゾーン]] -[[タップ]] -[[マナ]] &tag(クリーチャー,自然文明,緑単,単色,コスト2,アウトレイジ,パワー1000,自己タップ,擬似マナ,・,UC,アンコモン,Gin,クリーチャー (デュエプレ),自然文明 (デュエプレ),緑単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト2 (デュエプレ),アウトレイジ (デュエプレ),パワー1000 (デュエプレ),コスト軽減 (デュエプレ),ターン1 (デュエプレ),自己タップ (デュエプレ),・ (デュエプレ),C (デュエプレ),コモン (デュエプレ),Gin (デュエプレ));