#author("2024-10-25T12:45:53+09:00","","")
#author("2024-10-25T12:46:56+09:00","","")
*《&ruby(らしんへい){螺神兵};ボロック》 [#q074bc80]

|螺神兵ボロック UC 火文明 (1)|
|クリーチャー:アーマロイド 1000-|
|このクリーチャーのパワーは、バトルゾーンにある光または水のクリーチャー1体につき-1000される。(パワー0以下のクリーチャーは破壊される)|

[[DM-14]]で登場した[[アーマロイド]]。

1[[コスト]]1000という、[[《凶戦士ブレイズ・クロー》]]に続く[[【速攻】]]獣。[[光]]または[[水]]の[[クリーチャー]]があれば即座に[[破壊]]されてしまう[[デメリット]]を持つ。

この[[デメリット]]は大きく、返しの[[ターン]]に[[《蒼天の守護者ラ・ウラ・ギガ》]]などを出されるだけでやられてしまう。だが、それでも往年の[[【赤単速攻】]]では貴重な1[[コスト]][[クリーチャー]]として高い採用率を誇った。
相手が[[光]]/[[水]]さえ使っていなければ[[デメリット]]は無くなるため、[[《凶戦士ブレイズ・クロー》]]などよりも安定した運用が可能となる。

現在ではこの[[デメリット]]を逆手に取り、[[【アッシュランデス】]]で[[自壊]]させる[[アーマロイド]]として使われることが多い。[[《猿神兵アッシュ》]]と[[光]]/[[水]]の[[クリーチャー]]がいれば、1[[コスト]]で即[[ランデス]]できる強力な[[ランデス]]要員となる。
また1[[コスト]]と非常に[[軽い]]ので、[[サルベージ]]からすぐに出し直して[[自壊]]させることも容易であり、[[《激天下!シャチホコ・カイザー》]]との[[コンボ]]によって、毎[[ターン]][[ランデス]]することが可能である。

[[《煌龍 サッヴァーク》]]が登場すると、[[《処罰の精霊ウラルス》]]、[[《煌龍 サッヴァーク》]]、そしてこれで相手の[[シールド]]をすべて[[墓地]]に置く[[コンボ]]が成立。

同[[サイクル]]中では最も多く使われている[[カード]]である。1[[コスト]]という軽さはそれだけで武器になること、他の[[カード]]との組み合わせ次第では[[デメリット]]も[[メリット]]に転換できることをよく表す1枚と言える。


**環境において [#h5b26a34]
登場当初から[[【アッシュランデス】]]とのシナジーは評価されていたが、場持ちの悪さから[[【赤単速攻】]]のパーツとしての評価は永らくマチマチであった。

しかし[[革命編環境]]に[[【速攻】]]が溢れかえると攻撃制限のない1コストウィニーとして重宝されるようになった。一部プレイヤーは[[《凶戦士ブレイズ・クロー》]]と8枚体制にして[[【赤単レッドゾーン】>【レッドゾーン】#Red]]の3ターンキル安定化を図った。もっとも、このシリーズの環境における[[【赤単レッドゾーン】>【レッドゾーン】#Red]]は1コストウィニーを使わない安定4ターンキル型が主流であったが。

[[【赤単“轟轟轟”ブランド】 >【“轟轟轟”ブランド】#b92b23f1]]の現役時代にも使われていた。[[《ドリル・スコール》]]で相手の動きを封じればそもそも自壊条件となるクリーチャーを相手が出せなくなるので、安定して動かすことができた。

[[【我我我ブランド】]]が成立すると、1コストクリーチャーを大量投入した型に採用されるようになった。ただ、この頃になると1コストの枠が非常に充実しているため、基本は17枚目以降、一部コミュニティにおいて13枚目以降の採用である。

その後[[《ブンブン・チュリス》]]、[[《爆鏡 チッタ》]]、[[《轟神ボボボロック》]]が登場し、もはや数合わせ運用すらままならなくなった。
その後[[《ブンブン・チュリス》]]、[[《爆鏡 チッタ》]]、[[《クミタテ・チュリス》]]、[[《轟神ボボボロック》]]が登場し、もはや数合わせ運用すらままならなくなった。
**他のカード・デッキとの相性 [#x265e4d3]
-かつての[[【アッシュランデス】]]では、[[プレミアム殿堂]]となった[[《凶星王ダーク・ヒドラ》]]と恐ろしい[[シナジー]]を発揮していた。[[バトルゾーン]]に[[《猿神兵アッシュ》]]と[[光]]か[[水]]の[[クリーチャー]]が1体でもいれば、[[自壊]]と[[サルベージ]]を繰り返して、自分の[[火]][[マナ]]の数だけ一気に[[マナ]]を削ることが可能だった。
--[[《凶星王ダーク・ヒドラ》]]が[[プレミアム殿堂]]に指定されて以降は[[《超次元リバイヴ・ホール》]]と[[《激天下!シャチホコ・カイザー》]]で形を変えて再現された。
--後に[[《凶星王ダーク・ヒドラ》]]の[[プレミアム殿堂]]が解除されたため再び目にする機会もあるだろう。

-同時期に登場した[[《ドリル・スコール》]]とはドリル(螺旋)繋がりであり、同じく[[【速攻】]]や[[【アッシュランデス】]]向けの[[カード]]なので相性が良い。残念なのはそちらは[[殿堂入り]]してしまったことか。
**流通・再録について [#oce3dad2]
-[[【赤単速攻】]]や[[【アッシュランデス】]]などで少なからず需要のある[[カード]]だが、初出から14年7ヶ月に渡って1度も[[再録]]された事がなく、入手には骨が折れた。[[革命編]]以降は[[【赤単速攻】]]の台頭もあり、価格は高騰していた。
--[[DMEX-08]]でようやく再録されて価格は落ち着きを見せた。

**その他 [#paa9a656]
-[[DMEX-08]]の[[フレーバーテキスト]]は[[デュエマすごろく>《ボーン・ピアース》]]における【E】のマスがあるかのようなものになっているが、このカード自体にはすごろくのマスが印刷されていない。同弾に多い誤植のひとつであると思われる。他の【E】のマスがあるカードとは文章が若干違うため、すごろく関連カードのブラッシュアップ中にこのカードのことを忘れていたのかもしれない。
--そもそも、【E】のある[[《勝利の道標レティーシャ》]]・[[《知識の精霊ロードリエス》]]と違い名前に「道」に関わる言葉が入っていないこのカードが本当にすごろくのカードになる予定だったかは謎が残る。

-[[デュエル・マスターズ プレイス]]では[[DMPP-05]]で実装された。

**[[サイクル]] [#z30fadbf]
[[DM-14]]の[[敵対色]]の[[クリーチャー]]で[[パワー]]がダウンする[[クリーチャー]]。
-[[《紫宮の守護者レギ・バエル》]]
-[[《パターン・エッグ》]]
-[[《ギガロスター》]]
-''《螺神兵ボロック》''
-[[《乱戦の化身》]]

**関連カード [#o88ab705]
-[[《轟神ボボボロック》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#e9fd4c2f]
-[[DM-14]]&br;'''「お前とは、他人の気がしないぞ。」――[[独神兵ローンスピナー>《独神兵ローンスピナー》]]'''
-[[DMEX-08]]&br;'''ピンチ!すごろくでこのマスに止まってしまったら、次の自分のサイコロの出目は1小さくなる!'''
-[[DMPP-05]]
'''螺神兵ボロックに後退の二文字はない。ドリルと共に突き進むだけだ。'''

**収録セット [#q4bdca7c]
***[[デュエル・マスターズ]] [#tc37111c]
-illus.[[Takesi Kuno]]
--[[DM-14 「転生編(ジェネレート・ギア) 第1弾」>DM-14]]
--[[DMEX-08 「謎のブラックボックスパック」>DMEX-08]](233/???)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#kf37cc4c]
-CV:[[野中大志]]
-illus.[[Takesi Kuno]]
--[[DMPP-05 「永遠の戦渦 -VORTEX OVERLOAD-」>DMPP-05]]

**参考 [#i2e663cd]
-[[アーマロイド]]
-[[バトルゾーン]]
-[[光]]
-[[水]]
-[[クリーチャー]]
-[[パワー低下]]
-[[デメリット]]
-[[自壊]]

-[[【赤単速攻】]]
-[[【アッシュランデス】]]

&tag(クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト1,アーマロイド,パワー1000-,パワー1000,自身パワー低下,自身パワー低下-1000,UC,アンコモン,Takesi Kuno,クリーチャー (デュエプレ),火文明 (デュエプレ),赤単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト1 (デュエプレ),アーマロイド (デュエプレ),パワー1000- (デュエプレ),パワー1000 (デュエプレ),自身パワー低下 (デュエプレ),自身パワー低下-1000 (デュエプレ),UC (デュエプレ),アンコモン (デュエプレ),Takesi Kuno (デュエプレ));