#author("2022-01-28T23:16:20+09:00","","") #author("2024-11-15T11:47:02+09:00","","") *《&ruby(うらぎ){裏切};りの&ruby(まろうげっかじょう){魔狼月下城};》 [#d2c44858] |裏切りの魔狼月下城 R 闇文明 (2)| |呪文| |S・トリガー| |相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。| |マナ武装 4:自分のマナゾーンに多色カードが4枚以上あれば、相手は自身の手札をさらに2枚選び、捨てる。| |BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※プレミアム殿堂''| [[DMR-22]]で登場した[[闇]]の[[呪文]]。 通常は劣化[[《ゴースト・タッチ》]]だが、[[マナ武装]]が発動していれば2マナで3枚のハンデスという尋常ではない[[コストパフォーマンス]]を発揮する。 終盤の競り合いを制するのに非常に有効であり、低コストながら終盤に引いても[[腐る]]ことのない優秀なカードと言える。 効果が強力な分多色カード4枚という条件はかなり重く、構築を多色カードに寄せたデッキでの活躍が主になるだろう。 入るデッキが限定されてしまうという残念な部分もあるが、たった2マナで3ハンデスは驚異の一言。[[S・トリガー]]もついているのも大きく、序盤は劣化[[《ゴースト・タッチ》]]。中盤はオマケのように相手の手札を根こそぎ奪い、終盤は[[革命0トリガー]]を叩き落とす詰めの一刺しとタイミングを選ばず活躍する。 強いて言えば手札を一気に使い切る【速攻】に対しては腐りやすい。ただし[[侵略]]など少数精鋭の[[進化クリーチャー]]を活用するデッキを相手にするなら、相手[[ターン]]中に[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]で踏み倒した[[《超次元ガロウズ・ホール》]]でそうした[[クリーチャー]]を戻し、[[ターン]]が返ったらこれで[[手札]]に戻った[[クリーチャー]]などを叩き落としてしまえば良い。 このように「いっそ相手の[[手札]]消費を許してしまおう」という発想によって刺さる状況を能動的に作ることもでき、[[《超次元ガロウズ・ホール》]]との組み合わせでは[[バウンス]]という比較的質の低い除去を実質的な[[破壊]]に変換できる。 **環境において [#x960638c] 登場以降、[[デッキ]]の半分以上を多色にした[[【5色ドギラゴン剣】]]や[[【青黒赤ドギラゴン剣】]]が出るなどこの[[カード]]との相性の良さが前提になる[[デッキ]]が次々と生み出された。また、[[《獅子王の遺跡》]]や[[《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》]]と並び、[[【カイザー「刃鬼」】]]を5色化させた張本人と言っても過言ではない。 [[【5色ドギラゴン剣】]]や[[【ロージアミラダンテ】]]などに採用され中盤以降に余った[[マナ]]で相手の[[手札]]を奪い尽くせる事が強すぎると判断されたのか、2018年3月1日をもって[[殿堂入り]]する事になった。[[多色マナ武装]]に分類される[[カード]]としては第1号の[[殿堂入り]]である。[[【5色ジャックポット・エントリー】]]の主軸として活躍して[[殿堂入り]]も囁かれていた[[《ニコル・ボーラス》]]を差し置いての[[殿堂入り]]である。 [[双極篇]]に入ると[[ビッグマナ]]が斜陽化して使用率が衰えたが、[[王来篇環境]]で[[【5色グレンモルト】]]を始めとする[[【5色コントロール】]]が大流行すると使用率が回復した。ただこの頃になると、[[【5色コントロール】]]の[[ミラーマッチ]]で相手が手札を抱え込んでいるタイミングで放つための札という性質が強まった。1枚制限になった状態で環境の中心で使われたことから、2021年7月1日[[殿堂レギュレーション]]改訂で[[プレミアム殿堂]]に昇格することが決定した。[[多色マナ武装>多色マナ武装#ff32c3e4]]の[[プレミアム殿堂]]は史上初。このカードはフル[[スペック]]は[[《スケルトン・バイス》]]を上回るほど[[コストパフォーマンス]]の高い大規模ハンデスなので遅かれ早かれ規制されることは予想されたが、この殿堂レギュレーション改訂で規制がかかると予想した者はほとんどいなかった。[[【5色コントロール】]]のパーツの世代交代的な意味合いもあったか。 -[[DMRP-20]]では[[アンタップ]]状態でマナに置ける多色カードの[[《新世界王の権威》]]、[[《新世界王の思想》]]、[[《新世界王の闘気》]]が登場。仮に共存していた場合[[マナブースト]]を絡めて最速''3ターン目3ハンデス''が容易に出来ていた。先の規制はこれを見越してのことだったのだろう。 **その他 [#r854d8b3] -[[マッドネス]]に弱いことは言うまでもないが、[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]にはより弱い。1回目のハンデスで、[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]を出されて、そのまま[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]自身をバウンスして、2回目のハンデスで[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]を再び出されると言った感じで、[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]が手札に1枚でもあると、ハンデスできるカードが1枚以下になってしまう。 -このカードが4枚使えたころは、序盤にも拘らず相手が[[多色]]を[[マナゾーン]]に置くことに徹したプレイングをしていたなら、まず次にこの[[カード]]が飛んでくることを警戒しなければならなかった。 [[殿堂入り]]以降はこのカードがあることを前提としたプレイングや構築が難しくなったため、むしろ[[マナ武装]]4で唱えたときの威力は以前より大きなものになっていた。 [[プレミアム殿堂]]して以降は余った2マナから3枚[[ハンデス]]されることはなくなり、打ったもの勝ちという状況は起こらなくなった。 **[[サイクル]] [#d407f2cb] [[DMR-22]]の[[マナ武装]]4呪文サイクル。[[DMR-13]]の[[マナ武装]]5呪文サイクルのリメイク。 [[DMR-22]]の[[S・トリガー]]&[[マナ武装]]4呪文サイクル。[[DMR-13]]の[[マナ武装]]5呪文サイクルのリメイク。 -[[《賢者の法聖堂》]] -[[《謎帥の艦隊》]] -''《裏切りの魔狼月下城》'' -[[《天守閣 龍帝武陣》]] -[[《獅子王の遺跡》]] **関連カード [#j556d774] -[[《魔狼月下城の咆哮》]] -[[《ゴースト・タッチ》]] -[[《スケルトン・バイス》]] **収録セット [#nafd3596] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[MISAWA_K]] --[[DMR-22 「革命ファイナル 第2章 世界は0だ!! ブラックアウト!!」>DMR-22]](17/74) -illus.[[douzen]] --[[DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」>DMEX-01]](75/80[2016]) **参考 [#g8ac7369] -[[呪文]] -[[S・トリガー]] -[[ハンデス]] -[[マナ武装]] -[[殿堂入り]]→[[プレミアム殿堂]] &tag(呪文,闇文明,黒単,単色,コスト2,S・トリガー,ハンデス,セルフハンデス,マナ武装,マナ武装4,マナ武装多色,マナ武装多色4,プレミアム殿堂,R,レア,MISAWA_K,douzen);