#author("2024-02-28T05:30:24+09:00","","") #author("2025-09-20T18:57:26+09:00","","") *《&ruby(はお){覇王};る&ruby(しんりゃく){侵略}; ドレッドゾーン》 [#c741ccf2] |覇王る侵略 ドレッドゾーン LEG 火文明 (6)| |進化クリーチャー:ソニック・コマンド/侵略者 9000+| |進化:自分の火のクリーチャー1体の上に置く。| |侵略:火のコマンド(自分の火のコマンドが攻撃する時、自分の手札にあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい)| |W・ブレイカー| |このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のパワー3000以下のクリーチャーをすべて破壊する。| |バトル中、このクリーチャーのパワーを+5000する。| [[DMEX-06]]で登場した[[火]]の[[ソニック・コマンド]]/[[侵略者]]の[[進化クリーチャー]]。 [[cip]]で3000[[全体火力>全体除去]]を放ち、[[バトル]]中に5000[[パンプアップ]]される[[クリーチャー]]。 [[超天篇]]ではもはやお馴染みの[[デッキ]]となった[[【レッドゾーン】]]の強化パーツ。 [[超天篇環境]]でよく使われる[[GRクリーチャー]]の[[パワー]]ラインの基準が3500以上であることを考えると、[[火力]]の範囲が[[パワー]]3000以下であるのはやや心許ない。また、[[打点]]が[[W・ブレイカー]]止まりと控えめな感がある。 使い所は相手が[[パワー]]の異なる[[小型>ウィニー]][[ブロッカー]]を複数体[[展開]]している場合か、小型の[[コスト踏み倒しメタ]]がいる場合に限られる。 [[バトル]]中の[[パンプアップ]]はそれほど強くはない[[能力]]だが、[[アタックトリガー]]でなく[[バトル]]中なので最低限[[《デスマッチ・ビートル》]]を超えられるラインではあるのは嬉しい。[[《デスマッチ・ビートル》]]はその高い[[パワー]]ライン故に[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]の[[cip]]で焼くこともできたが、[[《界王類七動目 ジュランネル》]]を横に立たせることで回避するというテクニック(([[【ゲイル・ヴェスパー】]]で使われる))もあって、[[【レッドゾーン】]]にとっては中々厄介な敵であった。 [[バトル]]中の[[パンプアップ]]はそれほど強くはない[[能力]]だが、[[アタックトリガー]]でなく[[バトル]]中なので最低限[[《デスマッチ・ビートル》]]を超えられるラインではあるのは嬉しい。[[《デスマッチ・ビートル》]]はその高い[[パワー]]ライン故に[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]の[[cip]]で焼くこともできたが、[[《界王類七動目 ジュランネル》]]を横に立たせることで回避するというテクニック(([[【ゲイル・ヴェスパー】]]で使われる))もあって、[[【レッドゾーン】]]にとっては中々厄介な敵だった。 しかし一方で[[《ドンジャングルS7》]]とは相打ちにしかならないというのは残念なポイントである。 総評としては[[【レッドゾーン】]]に4枚積むほどの[[カードパワー]]はないといったところか。選択肢としては決して悪くなく、[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]と共に連続侵略する使い方も視野に入るので、[[環境]]に合わせて適宜枚数を調整したい。 [[全体除去]]は容易に試合の流れを決定しうる可能性もある強力な[[能力]]である。[[デッキ]]に入れているかどうかが事前にわかっている場合を除き、[[【レッドゾーン】]]との対戦では常にこの[[カード]]の存在を意識しなければならず、抑止力としての働きが期待できる。 選択肢としては決して悪くなく、[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]と共に連続侵略する使い方も視野に入るので、[[環境]]に合わせて適宜枚数を調整したい。 **環境において [#k673f1a8] 効果判明時の[[環境]]では、一応[[【クラッシュ“覇道”】]]や[[【赤白“轟轟轟”ブランド】]]の場合は[[メインデッキ]]に入る[[カード]]の多くが3000全体[[火力]]に引っ掛かるため、それらの[[デッキ]]には完全に[[腐る]]こともないだろうと思われていた。 [[【レッドゾーン】]]および派生デッキで使われるが、[[cip]]の[[刺さり]]は[[環境]]に大きく左右され、[[4枚積み]]されることもほとんどない。 しかし[[DMEX-06]]発売前の[[《“轟轟轟”ブランド》]]の[[殿堂入り]]に伴い、仮想敵であったそれらの[[デッキタイプ]]が大幅に弱体化してしまう。相対的にこの[[カード]]の強さも目減りした感じが否めない。とはいえこの[[カード]]の[[スペック]]は十分高いので、前述の通り[[環境]]によっては活躍が期待できるだろう。 [[DMEX-06]]発売前に[[《“轟轟轟”ブランド》]]が[[殿堂入り]]し、[[【クラッシュ“覇道”】]]や[[【赤白“轟轟轟”ブランド】]]が弱体化した。それらは[[メインデッキ]]に入る[[カード]]の多くが3000全体[[火力]]に引っ掛かるため、主要な仮想敵と見られていたが、相対的にこの[[カード]]の強さも目減りした。 [[【赤緑ジョーカーズミッツァイル】]]が[[DMEX-06]]期から[[超天篇環境]]に進出すると、あちらに入るジョーカーズのGRクリーチャーに刺さる面が見られるようになった。それらはパワー3000以下のものがよく使われるため、このカードが刺さりやすい。ところが程無くして[[DMBD-09]]・[[DMBD-10]]期になると、[[【レッドゾーン】]]自体が環境から半ば失墜してしまった。 [[DMEX-06]]期にはパワー3000以下のGRクリーチャーを重用する[[【赤緑ジョーカーズミッツァイル】]]が流行し、対策として注目を集めた。しかし、[[DMBD-09]]・[[DMBD-10]]期になると、[[【レッドゾーン】]]自体が環境から半ば失墜した。 [[十王篇]]に入ると[[マジボンバー]]持ちの[[《GOOOSOKU・ザボンバ》]]により[[【赤白レッドゾーン】]]が環境に復帰。[[重量級]][[マナドライブ]]の多くのクリーチャーが[[除去]]に収まることから[[【赤白レッドゾーン】]]でも2枚程度入るケースがちらほら見られるようになった。[[パワー]]次第では相手が[[マジボンバー]]で用意したクリーチャーも薙ぎ払ってしまえる。 [[【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】]]に[[《異端流し オニカマス》]]や[[【我我我ブランド】]]への対策として、[[《エボリューション・エッグ》]]でサーチする前提で[[1枚積み]]されるケースもある。 **その他 [#vb5af967] -[[全体除去]]は容易に試合の流れを決定しうる可能性もある強力な[[能力]]である。実際に[[デッキ]]に入れているかどうかが事前にわかっている場合を除き、[[【レッドゾーン】]]との対戦では常にこの[[カード]]の存在を意識しなければならず、抑止力として働くことを期待できる。 [[【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】]]に[[《異端流し オニカマス》]]や[[【我我我ブランド】]]への対策として、[[《エボリューション・エッグ》]]でサーチする前提で[[1枚積み]]されるケースもあった。 -久々の新規[[レジェンドカード]]である。[[DMX-26]]の[[《伝説のレジェンド ドギラゴン》]]以来、約2年5ヶ月ぶり。 **[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]との関係 [#je297600] -拳を強調した[[イラスト]]だった[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]に対し、こちらは脚部のタイヤが大きく描かれている。 -カード名にあるドレッド(英:dread)とは「恐怖」という意味。パワーが低いのがほとんどである[[GRクリーチャー]]にとってはまさに恐怖の対象であろう。 -《レッドゾーン》にドが付いてド級のパワーアップを示した[[カード名]]だと思われる。「ドレッド(英:dread)」には「恐怖」という意味もある。 -[[名前>カード名]]の「覇王る」は「覇王+爆ぜる」、「ドレッドゾーン」は「ドレッド+レッドゾーン」の組み合わせ。火が飛び散る勢いで覇王の様に進撃し恐怖を与える新たな[[レッドゾーン>《轟く侵略 レッドゾーン》]]という所か。 --または、[[進化]][[ソニック・コマンド]]はバイクパーツを装着した見た目となるところを見ると、「羽織る」とも掛けているのかもしれない。 -[[冠詞]]は「羽織る」の当て字で、「[[夜露死苦>《夜露死苦 キャロル》]]」をはじめとする暴走族特有の当て字・当て読みを彷彿させる。 [[プロモ>プロモーション・カード]]版[[《轟速 ザ・マッハ》]]ではバイクのパーツが分解して[[ソニック・コマンド]]の装甲になる様子が描かれており、バイクを「羽織る」こととの辻褄が合う。 -後に[[DM22-EX1]]で[[《覇帝なき侵略 レッドゾーンF》]]が登場。こちらと同じく[[冠詞]]に「覇」が入り、もう1文字も「王」と「帝」は意味の面で共通する。 **その他 [#me574ac7] -新規[[レジェンドカード]]は[[DMX-26]]の[[《伝説のレジェンド ドギラゴン》]]以来、約2年5ヶ月ぶり。 -アニメ「デュエル・マスターズ!!」では第15話で[[バサラ]]が[[切札 ジョー]]戦で使用。[[《轟速 ザ・レッド》]]から[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]、そしてこの[[クリーチャー]]へと連続[[侵略]]し、ジョーのクリーチャーを一掃した。 --この際に[[バサラ]]は[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]の[[cip]]を[[解決]]してからこの[[クリーチャー]]に[[侵略]]しているが、これは当時の[[ルール]]上は不可能であったが、2021年9月22日の裁定変更により待機中の侵略と誘発した他の[[能力]]をプレイヤーの任意の順番で解決できるようになった。 **関連カード [#e377a0c1] -[[《轟く侵略 レッドゾーン》]] -[[《覇王速 ド・レッド》]] -[[《覇帝なき侵略 レッドゾーンF》]] **収録セット [#tf27bc6c] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[Mikio Masuda]] --[[DMEX-06 「絶対王者!! デュエキングパック」>DMEX-06]](4/98) **参考 [#i7917225] -[[ソニック・コマンド]] -[[侵略者]] -[[進化クリーチャー]] -[[侵略]] -[[W・ブレイカー]] -[[cip]] -[[火力]] -[[バトル]] -[[パンプアップ]] -[[レジェンドカード]] &tag(進化クリーチャー,クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト6,ソニック・コマンド,コマンド,侵略者,パワー9000+,パワー9000,進化,進化:火のクリーチャー,侵略,侵略:火のコマンド,W・ブレイカー,cip,火力,全体火力,パワー3000以下,除去,全体除去,破壊,全体破壊,バトル中,パンプアップ,パンプアップ+5000,レッドゾーン,終音「ん」,LEG,レジェンドカード,Mikio Masuda);