#author("2022-12-10T17:01:33+09:00","","")
#author("2023-02-17T11:45:18+09:00","","")
*《&ruby(かくせい){覚醒};のタンザナイト》 [#j52a6c41]

|覚醒のタンザナイト VR 水/闇文明 (7)|
|クリーチャー:スピリット・クォーツ 9000|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーで攻撃するかわりに、タップして次のTT能力を使ってもよい。|
|TT−自分の墓地からクリーチャーを1体選ぶ。そのクリーチャーと同じ名前のクリーチャーをすべて、自分の墓地から自分の手札に戻す。|

[[DM-10]]で登場した[[水]]/[[闇]]の[[スピリット・クォーツ]]。

[[タップ能力]]を持つ[[多色]][[ファッティ]]。
[[攻撃]]のかわりに[[カード名]]が同じ[[カード]]をすべて[[サルベージ]]できる。

生き残れば継続的な[[サルベージ]]ができる点は強力。[[《龍神ヘヴィ》]]や[[《特攻人形ジェニー》]]のような[[自壊]]能力を使いまわせれば、延々と[[アドバンテージ]]差を生み続けることが出来る。一度の効果で複数[[サルベージ]]できるのもポイントで、色も[[水]][[闇]]と[[コントロール]]向けである。

また[[システムクリーチャー]]で[[サルベージ]]できる点で[[ハンデス]]に非常に強く、レイトゲームで強力。ジリ貧の時は[[フィニッシャー]]や他の《タンザナイト》を延々と回収しつづけるだけで試合を決めることができるだろう。

ただし効果自体は[[タップ能力]]のため即効性がなく、7[[コスト]]という重さも無視できない。[[パワー]]は[[準バニラ]]並みに高いが、[[タップ能力]]を使うことと[[攻撃]]は両立できないためにやや器用貧乏な感はあるか。[[火力]]や[[殴り返し]]耐性は評価できるが、[[パワー]]と引き換えに重い[[コスト]]にデザインされてしまったため運用性には難がある。

何より[[サルベージ]]を武器とする[[システムクリーチャー]]としては[[《凶星王ダーク・ヒドラ》]]の存在が大きく、[[プレミアム殿堂]]する以前はわざわざこの[[カード]]を選ぶ必要性がほぼなかった。そちらも後に無制限に規制緩和されたため、さらに立場が厳しくなってしまった。

効果やスペック自体は悪くないのだが、[[《凶星王ダーク・ヒドラ》]]の存在と[[コスト]]の重さがあまりにも痛すぎたといえるだろう。

-同名のカードを採用しやすい[[種族デッキ]]で相性がいい。また、[[チャンプブロック]]しやすい小型[[ブロッカー]]も複数回収しやすい。もっとも、これは[[《凶星王ダーク・ヒドラ》]]にも言えるのだが。

-[[聖拳編]]の[[カード]]であるため、[[サイキック・クリーチャー]]の[[覚醒]]とは関係ない。

-タンザナイト(Tanzanite)とはゾイサイトと呼ばれる鉱物の一種。タンザニアで産出され、不純物としてバナジウムを含むものがタンザナイトと呼ばれる。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#l6062f9a]

|覚醒のタンザナイト VR 水/闇文明 (6)|
|クリーチャー:スピリット・クォーツ 6000|
|W・ブレイカー|
|タップスキル:自分の墓地からクリーチャーを探索し、1枚を選ぶ。それと同じ名前のクリーチャーをすべて、自分の墓地から手札に戻す。|

[[DMPP-03]]で実装。
[[パワー]]が6000に、[[コスト]]が6に低下。またデュエプレ共通の変更点として[[サルベージ]]対象を[[探索]]で選ぶようになった。

[[火力]]や[[殴り返し]]への耐性は下がってしまったが、1コスト軽くなったことで運用性は向上した。デュエプレでは[[サルベージ]]自体が貴重なこともあり、全体的にTCG版よりも利用価値が高くなったといえるだろう。
[[《地獄の門番 デスモーリー》]]や[[《腐敗勇騎マルドゥクス》]]などの自壊と引き替えに[[除去]]を行うクリーチャーと相性がよく、このクリーチャーが残っている限り延々と[[除去]]を行える。

-タップ能力は探索という弱体化を受けているが、[[コスト論]]的にはTCG版よりも高付加価値扱いされている(パワーを下げられている)。TCG版では[[《混沌の獅子デスライガー》]]と同コスト同パワーだったのに、デュエプレでは[[《暗黒の騎士ザガーン》]]より低パワーだと考えればわかりやすい。
-タップ能力は探索という弱体化を受けているが、自身のパワー低下により[[コスト論]]的にはTCG版よりも高付加価値扱いを受けている。TCG版では勝てた[[《陽炎の守護者ブルー・メルキス》]]などに負ける点に注意。
-登場した次の弾でコストとパワーが被っている[[《凶星王ダーク・ヒドラ》]]が登場したが、そちらは[[能力]]の変更を受けて[[《地獄の門番 デスモーリー》]]や[[《腐敗勇騎マルドゥクス》]]をループさせることが難しくなったため差別化に成功している。

**フレーバーテキスト [#mee8ea50]
-[[DMPP-03]]
'''戦いの果てに生まれた、無機物な生物。それが、[[スピリット・クォーツ]]だ。'''

**収録セット [#t71240b1]
***[[デュエル・マスターズ]] [#c1cae466]
-illus.[[Yarunoca]]
--[[DM-10 「聖拳編(エターナル・アームズ) 第1弾」>DM-10]]
--[[DMC-34 「コロコロ・ドリーム・パック2(エターナル・レガシー)」>DMC-34]]

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#e823c06b]
-CV:[[馬場惇平]]
-illus.[[Yarunoca]]
--[[DMPP-03 「英雄の時空 -ETERNAL RISING-」>DMPP-03]]

**参考 [#l65f8321]
-[[スピリット・クォーツ]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[タップ能力]]
-[[墓地回収]]
-[[クリーチャー]]
-[[カード名]]

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