#author("2024-06-04T08:49:57+09:00","","")
#author("2024-06-04T08:56:36+09:00","","")
*《&ruby(けんさつ){賢察};するエンシェント・ホーン》 [#l444148b]

|賢察するエンシェント・ホーン UC 自然文明 (5)|
|クリーチャー:ホーン・ビースト 5000|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のシールドが5枚以上あれば、自分のマナゾーンのカードをすべてアンタップする。|

[[DM-10]]で登場した[[ホーン・ビースト]]。
条件付きながら、[[cip]]で自分の[[マナ]]をすべて[[アンタップ]]できる。

知名度がそれほど高くない[[カード]]だが、[[能力]]自体は非常に独特で強力であり、様々な[[デッキ]]に隠し味的に投入されることもある。

大量の[[マナブースト]]から[[《蛇手の親分ゴエモンキー!》]]との[[コンボ]]を組んでもいいし、擬似的な[[コスト]]0の[[クリーチャー]]として使用してもよい。ここから[[《護りの角フィオナ》]]や[[《聖獣王ペガサス》]]に[[進化]]させることもできる。

当然だが、相手が序盤から[[シールド]]を割ってくる[[ビートダウン]][[デッキ]]だった場合は木偶の坊と化すため、その場合は諦めて違う作戦に切り替えるべきだろう。

相手を選ぶが、[[デッキビルディング]]と[[プレイング]]次第で光る玄人向けの[[カード]]といえる。

**環境において [#rd7158be]
登場からしばらくしてあの悪名高い[[【除去ボルバル】]]で使われる実績を残した。[[《無双竜機ボルバルザーク》]]が[[殿堂入り]]していた当時、環境の最前線に立った[[【ボルバル】]]の多くは[[1ショットキル]]を志向する[[コントロール]]中心であったため、このカードの[[スペック]]が発揮されやすかった。

[[エピソード1環境]]から[[エピソード2環境]]にかけては[[【Nエクス】]]において5枚目以降の[[《ボルバルザーク・エクス》]]として利用されたケースもある。[[【Nエクス】]]の勝ち筋は[[ワンショット]]か[[ライブラリアウト]]が基本なので、[[ミラーマッチ]]では比較的安定して能力を使うことができた。[[《ボルバルザーク・エクス》]]の[[殿堂入り]]後は[[リペア]]として一時期注目された。

**ルール [#f7dea81d]
-このカードの条件である「自分のシールドが5枚以上」とは、シールドの個数を見るものなので「自分のシールドが5つ以上」と読み替えて使う必要がある。
--[[シールド・プラス]]などで[[シールドカード]]が複数枚重なっていても、その[[シールド]]は1つと数える。

**比較対象について [#f37fbffc]
-[[DMX-04]]で[[多色]]ではあるものの無条件で[[マナ]]をすべて[[アンタップ]]できる[[《ボルバルザーク・エクス》]]が登場したため、ややお株を奪われている感がある。とはいえそちらは[[殿堂入り]]したため、完全に出番が失われたわけではない。
-[[DMX-04]]で[[多色]]ではあるものの無条件で[[マナ]]をすべて[[アンタップ]]できる[[《ボルバルザーク・エクス》]]が登場したため、ややお株を奪われている感がある。

-[[緑単]]や[[【薫風武装】]]ならば、[[マナ武装]]7で似たことができる[[《牙英雄 オトマ=クット》]]が存在する。[[シールド]]の条件が要らない分そちらの方が有利だが、こちらには[[マナ]]をすべて[[アンタップ]]できる利点があるため一概には言えない。

**その他 [#k1730860]

-大量の[[マナ]]と[[回収]][[カード]]との併用で[[即死コンボ]]がいくつも考えられる[[カード]]。しかしその大半は膨大な[[マナ]]がかかることと序盤から完璧に[[シールド]]を防御する必要性から、実用性に欠ける。

-[[DMX-12]]で、久々の[[再録]]。[[フレーバーテキスト]]では同様の[[能力]]を無条件で発揮する[[《ボルバルザーク・エクス》]]を邪険に扱っている様子。ちなみに、この[[クリーチャー]]の初収録は[[《無双竜機ボルバルザーク》]]と同じ[[DM-10]]である。

-アニメ「ビクトリーV」では[[亜部 真理亜]]が[[トッキュー8]][[デュエル]]のVS[[切札 勝太]]戦で使用。起き上がったマナで[[《光器パーフェクト・マドンナ》]]を召喚し、その後は[[《アクア・アドバイザー》]]とともに殴り手として活躍した。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では、 [#u5328b29]

|賢察するエンシェント・ホーン C 自然文明 (5)|
|クリーチャー:ホーン・ビースト 5000|
|バトルゾーンに出た時、自分のシールドが5つ以上あれば、自分の使用可能マナを5回復する。|

[[DMPP-10EX]]で実装。[[コモン]]に降格した。
TCG版の[[《鯛焼の超人》]]や[[《応援妖精エール》>《応援妖精エール/「みんな一緒に応援してね!」》]]と同様に、[[マナ回復]]の量が[[名目コスト]]と同じになった。

対[[ビートダウン]]の優秀なストッパーになる[[《護りの角フィオナ》]]と組ませたいが、そうなると自分のシールドが5つ残っている可能性が低く、[[マナ回復]]が使えない[[バニラ]]同然になってしまうのが苦しい。

-使用可能マナを5回復させても最大マナ以上にはならず、[[5色レインボー]]は最大マナにはカウントされるが、その分も回復させることはできない([[FAQより>https://dmps.takaratomy.co.jp/faq-cardrule/no-0208]])。

-「使用可能マナを~回復する」と記述された初のカード。
--一応[[マナ回復]]自体は[[《二角の超人》]]や[[《ダイヤモンド・ブリザード》]]等で既にできていた。

-[[戦国編]]相当のパックに収録されたにもかかわらず、[[フレーバーテキスト]]は[[聖拳編]]当時のままである。これは「月の異常」の意味が[[サイバー・ムーン]]についてではなく[[オリジン]]の暗躍についての言及に変わっていると考えることができ、面白い。

**[[サイクル]] [#m62cd56d]
[[聖拳編]]の[[シールド]]枚数に応じて[[効果]]をもたらす[[クリーチャー]]の[[サイクル]]。
[[水]]の[[《フォーチュン・ボール》]]は収録がずれている。
-[[《光器ベロチカ》]]
-[[《フォーチュン・ボール》]]
-[[《衰弱秘宝デッドリーン》]]
-[[《爆神兵ザルメス》]]
-''《賢察するエンシェント・ホーン》''

**関連カード [#e0b7e4ab]
-[[《シンカゲリュウ・柳生・ドラゴン》]]
-[[《無双大地ナズナグマ》]]
-[[《ボルバルザーク・エクス》]]
-[[《牙英雄 オトマ=クット》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#c12ebd67]
-[[DM-10]]、[[DMS-03]]、[[DMPP-10EX]]&br;'''[[月>サイバー・ムーン]]の異常にエンシェント・ホーンは身震いし、仲間を呼び集めた。'''
-[[DMX-12]]&br;'''[[なにエクス>《ボルバルザーク・エクス》]]だかしらねぇが、俺が元祖だ!'''

**収録セット [#ied8449c]
***[[デュエル・マスターズ]] [#a61eff30]
-illus.[[Yarunoca]]
--[[DM-10 「聖拳編(エターナル・アームズ) 第1弾」>DM-10]]
--[[DMS-03 「聖拳編(エターナル・アームズ)スターターセット」>DMS-03]]
--[[DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」>DMX-12]]

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#p9263e57]
-CV:[[中西正樹]]
-illus.[[Yarunoca]]
--[[DMPP-10EX 「魔帝剣征 -BATTLE OF GLORY-」>DMPP-10EX]]

**参考 [#u5d27b79]
-[[ホーン・ビースト]]
-[[cip]]
-[[シールド]]
-[[マナゾーン]]
-[[カード]]
-[[アンタップ]]

-[[【灰瞳ループ】]]

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