#author("2024-07-25T23:29:34+09:00","","") #author("2024-07-28T19:51:29+09:00","","") *《&ruby(ちょうしんせい){超神星};ジュピター・キングエンパイア》 [#n1e0e2f8] |超神星ジュピター・キングエンパイア VR 自然文明 (5)| |進化クリーチャー:フェニックス 14000| |進化GV−自分のドリームメイト、アーク・セラフィム、ワイルド・ベジーズのいずれか3体を重ねた上に置く。| |メテオバーン−このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にある、進化クリーチャーではないカードを1枚選び、バトルゾーンに出してもよい。(ただし、そのクリーチャーは召喚酔いする)| |T・ブレイカー| [[DM-19]]で登場した[[自然]]の[[進化GV]][[フェニックス]]。 同[[エキスパンション]]の目玉である[[進化GV]][[フェニックス]][[サイクル]]の1つ。 [[メテオバーン]]で[[進化元]]を[[バトルゾーン]]に出せる、[[自然]][[文明]]らしい[[能力]]を持つ。勿論、場に出したクリーチャーの[[cip]]は使用可能。 他の[[フェニックス]]と比べると、[[進化元]]が[[バトルゾーン]]に戻るので[[進化]]に伴う[[ディスアドバンテージ]]が小さく、手軽に出しやすい。 特に大量展開に向き、[[《バロン・ゴーヤマ》]]や[[《グレイト・カクタス》]]などの強力な[[cip]][[クリーチャー]]を使い回せる[[ワイルド・ベジーズ]]から[[進化]]するのがいいだろう。 もちろん専用デッキを組んで存分に活躍させてもよいが、[[種族]]が合うなら既存のデッキにそのまま投入するだけでもそこそこな働きができるのは利点。 …というのが、表向きの活用方法。 しかし、[[環境]]的にはまったく異なる使い方をされている。 代表例が、[[【ラグマループ】]]をはじめとする[[【緑単ループ】]]でのループパーツとしての活用法である。 このループパーツとしての役割だが、《ジュピター・キングエンパイア》の[[メテオバーン]]は一切使用されない。というのも、着目された理由は、進化元に要求される[[種族]]と枚数がループ過程において都合が良かっただけだという、ただそれだけの理由である。 [[《曲芸メイド・リン・ララバイ》]]([[ドリームメイト]])、[[《霊騎ラグマール》]]([[アーク・セラフィム]])、[[《クリクリ・イガラーズ》]]、[[《カブラ・カターブラ》]]、[[《ノーダンディ・ネギオ》]]([[ワイルド・ベジーズ]])らを[[進化元]]にし、さらに別の《ラグマール》で《ジュピター・キングエンパイア》を[[マナゾーン]]に送ると、一度の[[マナ送り]]で一気にマナが回復する。これに[[コスト軽減]]と[[マナ回収]]を絡めることで、永遠に[[《曲芸メイド・リン・ララバイ》]]と[[《ノーダンディ・ネギオ》]]を交互に召喚し続けることができる。[[コスト軽減]]には[[《フィーバー・ナッツ》]]や[[《神秘の集う遺跡 エウル=ブッカ》]]、[[マナ回収]]には[[《霊騎サンダール》]]が活用される。 [[ドラゴン・サーガ]]期まで知る人ぞ知るコンボだったが、[[革命編]]期の[[【イメンループ】]]、[[革命ファイナル]]期の[[【緑単サソリス】]]の台頭により、[[【ラグマループ】]]の知名度も向上することになる。以後[[進化元]]を1体にまとめ上げる役割は[[《S級原始 サンマッド》]]に引き継がれたのだが、緑単ループは更に研究が進んだことで高速化し、主要パーツだった《サンマッド》が[[新章デュエル・マスターズ>デュエル・マスターズ]]期に[[殿堂入り]]してしまった。そこで再び《ジュピター・キングエンパイア》型に白羽の矢が立つことになる。 なんとも奇妙な経過を辿っているが、《ジュピター・キングエンパイア》自体は再録のない[[ベリーレア]]ということで、知名度が上がってしまった今となっては、集めようと思っても意外と集めにくい1枚になっている。 -同[[コスト]]の[[《超神星マーキュリー・ギガブリザード》]]と比べると、パワーが低く効果も地味な印象を受けるが、上に述べたような使い勝手の良さがあるので、一概にこちらが劣っているとは言い切れない。除去に対する耐性のなさを上手くカバーしてやりたいところ。 -専用のサポート[[カード]]として[[《霊騎クルス・タスポル》]][[《カラテ・キャロット》]][[《博識の森のポルタス》]]があり、これら3体から[[進化]]すると[[メテオバーン]]で[[cip]]能力を使い回すことで2体目以降の《超神星ジュピター・キングエンパイア》を[[サーチ]]できる。&br;とは言え、いずれも3体揃って初めて機能するものであり、[[スペック]]も貧弱なため、実際には他の[[進化元]]・サポートを使うことが多いだろう。 -通常、[[バトルゾーン]]にある[[進化クリーチャーの下]]の[[カード]]が[[クリーチャー]]として分離した場合は[[バトルゾーン]]に出したとはみなされず、また[[召喚酔い]]が発生しないのだが、このカードの効果は特別で、「バトルゾーンに出す」「[[召喚酔い]]する」と[[テキスト]]に書かれている。おそらく連続[[攻撃]]を防ぐためだろう。&br;もっとも[[友好色]]の[[火]]と組めば[[スピードアタッカー]]を付加するのは比較的楽であり、[[《マイキーのペンチ》]]などが使いやすい。また、「[[バトルゾーン]]に出す」なので、[[cip]]も使用できる。 -[[進化クリーチャー]]は出せないことに注意。[[進化元]]が残っていても[[メテオバーン]]を使い切れないのはかなり珍しい。 -指定先が「カード」であるため[[クリーチャー]]以外の[[カード]]も出せる。現実的なものでいえば[[タマシード]]も踏み倒しが可能。 --何らかの方法で[[ドラグハート・クリーチャー]]を進化元にしていればカード指定で[[ドラグハート・フォートレス]]として出せるものと思われる。 -実現するのは難しいが[[《時空工兵タイムチェンジャー》]]と組めば、[[進化]]ではない[[クリーチャー]]なら何でも出せるようになる。安定性を考えた場合は、[[《守護聖天タース・ケルケルヨ》]]の方が使いやすい。 -[[DMR-02]]で、この[[クリーチャー]]と極めて相性の良い[[《湧水の光陣》]]が登場。元々[[進化元]]の[[ワイルド・ベジーズ]]には墓地利用を得意とする[[クリーチャー]]が多く、自然と光文明に多く属する[[アーク・セラフィム]]が進化元として取れるので難なく採用できる。 -「ジュピター」は木星。[[自然]][[文明]]のイメージには合っているが、実際には緑というより茶色のガス惑星である。 **[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#dmps] |超神星ジュピター・キングエンパイア VR 自然文明 (6)| |進化クリーチャー:フェニックス 14000| |進化GV−自分のドリームメイト、アーク・セラフィム、ワイルド・ベジーズのいずれか3体| |シンパシー:ドリームメイト、アーク・セラフィム、ワイルド・ベジーズ| |T・ブレイカー| |メテオバーン1:このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にある、進化でないクリーチャー1枚をバトルゾーンに出してもよい。(ただし、そのクリーチャーは召喚酔いする)| [[DMPP-21]]で実装。 コストが6に上がったが、進化元[[種族]]を参照する[[シンパシー]]を獲得したため、実際には3コスト以下で召喚できる。この点は[[《超神星ヴィーナス・ラ・セイントマザー》]]など同サイクルの惑星型[[フェニックス]]と同様である。 自然単色クリーチャーは[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]/[[《邪帝遺跡 ボアロパゴス》]]で使う想定をしたいため、そこからアクセスできる範囲外になってしまったのは[[【緑単ループ】]]対策かもしれない。 TCGでは、バトルゾーンに存在している進化クリーチャーの下からバトルゾーンに出すと、それはバトルゾーン→バトルゾーンの移動なので「バトルゾーンに出た時」が誘発しないのでは?という説が存在するが、少なくともデュエプレでは「進化元からの踏み倒しは注釈によって[[召喚酔い]]するし、そうして[[召喚酔い]]するということは新たに出たことと同義なため[[cip]]も発動する」という裁定の模様。 メテオバーンで出した場合、[[《緑神龍ディルガベジーダ》]]の「手札以外からバトルゾーンに出たなら」の追加効果も正しく行われる。 また、[[《超九極 チュートピア》]]の「手札以外からクリーチャーをバトルゾーンに出せない」も適用される。この場合、[[アタックトリガー]]で何も起こらないことが明白なため、メテオバーンの選択画面すらスキップされ攻撃の処理が進む。 -コスト踏み倒しの対象が「進化クリーチャーではないカード」から「進化でないクリーチャー」になったため、非クリーチャーを踏み倒せなくなった。とはいえ、2024年5月までのTCGのカードプールでも進化元の種族を持つタマシードは存在しないため、些細な差である。 -コスト踏み倒しの対象が「進化クリーチャーではないカード」から「進化でないクリーチャー」になったため、非クリーチャーを踏み倒せなくなった。[[ドラグハート・クリーチャー]]を進化元に使ってもその別の面は参照できない。 -[[シンパシー]]のおかげで展開力の高い[[《バロン・ゴーヤマ》]]とはTCG版以上に相性が良い。例えば進化元の種族が1体でもいれば、ターン初めの《ゴーヤマ》から[[《剛勇妖精ピーチ・プリンセス》]]を出し、すぐにこのクリーチャーを召喚できる。[[メテオバーン]]の種としても優秀。 -実装済みである同サイクルの[[惑星型>《超神星ヴィーナス・ラ・セイントマザー》]][[フェニックス>《超神星マーキュリー・ギガブリザード》]][[たち>《超神星プルート・デスブリンガー》]]が[[不死鳥編]]相当の[[DMPP-07]]、[[極神編]]相当の[[DMPP-08EX]]に収録されたのに対して、[[エピソード3]]終盤に相当するエキスパンションで登場という大幅に出遅れた形となった。 デュエプレでは[[エピソード2]]相当の[[DMPP-18]]では[[ワイルド・ベジーズ]]が、[[DMPP-19]]ではリバイバル枠として[[ドリームメイト]]がプッシュされているため、その流れをくむ形で収録されたのかもしれない。 -攻撃時の技名は「ジュピター・パニッシュ」。 -背景ストーリー上では[[ドリームメイト]]の希望から生み出されたフェニックスであり、[[《龍世界 ドラゴ大王》]]に倒されている。 --デュエプレ版の[[不死鳥編]]でラスボスを務めた[[《超神星ネプチューン・シュトローム》]]の「[[グランド・デビル]]の野望から生み出された」という出自と類似しており、《ドラゴ大王》に滅ぼされていることから、デュエプレ版ドラゴン・サーガ世界における《ネプチューン・シュトローム》の[[パラレル存在]]であると推測できる。それを裏付けるように、発する台詞のほとんどは《ネプチューン・シュトローム》のオマージュになっている。 #region2(台詞の比較){{ |タイミング|《ネプチューン・シュトローム》|《ジュピター・キングエンパイア》| |召喚した時|CENTER:BGCOLOR(white):「我こそが究極の存在!」|CENTER:BGCOLOR(white):「我こそが至高の存在!」| |コスト踏み倒しで出した時|CENTER:BGCOLOR(white):「世界よ、我が手に落ちよ」|CENTER:BGCOLOR(white):「世界よ、我が支配を受けよ」| |攻撃する時|CENTER:BGCOLOR(white):「ネプチューン・バニッシュ!」|CENTER:BGCOLOR(white):「ジュピター・パニッシュ!」| |破壊された時|CENTER:BGCOLOR(white):「また会おうぞ」|CENTER:BGCOLOR(white):「遠い世界でまた会おう」| |ダイレクトアタックする時|CENTER:BGCOLOR(white):「世界は我のものだ!」|CENTER:BGCOLOR(white):「世界は我が手で!」| }} --上記が正しかった場合、デュエプレのドラゴン・サーガ世界では「[[グランド・デビルが世界の全てを取り込もうと暴走する>《デモメイト・エリダヌス》]]」というイベントが発生せず、代わりに[[ドリームメイト]]主導でそれに相当したパラレルイベントが発生したことになる。 **[[サイクル]] [#o34dcb5e] [[DM-19]]の惑星の名前を冠した[[フェニックス]]。 生き残った旧[[種族]]+同じ[[文明]]の[[ハイブリッド種族]]から[[進化]]できる。 いずれも強力な[[メテオバーン]][[能力]]を持つ。 -[[《超神星ヴィーナス・ラ・セイントマザー》]] -[[《超神星マーキュリー・ギガブリザード》]] -[[《超神星プルート・デスブリンガー》]] -[[《超神星マーズ・ディザスター》]] -''《超神星ジュピター・キングエンパイア》'' **関連カード [#qe130302] -[[《霊騎クルス・タスポル》]] -[[《カラテ・キャロット》]] -[[《博識の森のポルタス》]] **[[フレーバーテキスト]] [#s6186ff8] -[[DMPP-21]]&br;'''[[ドリームメイト]]の希望から生み出された[[フェニックス]]だったが、龍世界を統べる[[ドラゴ大王>《龍世界 ドラゴ大王》]]の前に滅ぼされた。''' **収録セット [#q925e4d0] ***[[デュエル・マスターズ]] [#y50b99b5] -illus.[[Atsushi Kawasaki]] --[[DM-19 「不死鳥編(スペクタクル・ノヴァ) 第1弾」>DM-19]](9/110) ***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#ab3ef26d] -CV:[[岡井カツノリ]] -illus.[[Atsushi Kawasaki]] --[[DMPP-21 「ジ・オーバー・ロワイヤル -無法神聖紀-」>DMPP-21]] **参考 [#v1ae0d6e] -[[フェニックス]] -[[進化クリーチャー]] -[[進化GV]] -[[ドリームメイト]] -[[アーク・セラフィム]] -[[ワイルド・ベジーズ]] -[[メテオバーン]] -[[アタックトリガー]] -[[進化クリーチャーの下]] -[[非進化]] -[[クリーチャー]] -[[カード]] -[[コスト踏み倒し]] -[[召喚酔い]] -[[T・ブレイカー]] -[[【ラグマループ】]] &tag(進化クリーチャー,クリーチャー,自然文明,緑単,単色,コスト5,フェニックス,パワー14000,進化GV,進化GV:ドリームメイト,進化GV:アーク・セラフィム,進化GV:ワイルド・ベジーズ,進化,進化:ドリームメイト,進化:アーク・セラフィム,進化:ワイルド・ベジーズ,メテオバーン,アタックトリガー,コスト踏み倒し,T・ブレイカー,・,VR,ベリーレア,Atsushi Kawasaki,進化クリーチャー (デュエプレ),クリーチャー (デュエプレ),自然文明 (デュエプレ),緑単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト6 (デュエプレ),フェニックス (デュエプレ),パワー14000 (デュエプレ),進化GV (デュエプレ),進化GV:ドリームメイト (デュエプレ),進化GV:アーク・セラフィム (デュエプレ),進化GV:ワイルド・ベジーズ (デュエプレ),進化 (デュエプレ),進化:ドリームメイト (デュエプレ),進化:アーク・セラフィム (デュエプレ),進化:ワイルド・ベジーズ (デュエプレ),シンパシー (デュエプレ),シンパシー:ドリームメイト (デュエプレ),シンパシー:アーク・セラフィム (デュエプレ),シンパシー:ワイルド・ベジーズ (デュエプレ),メテオバーン (デュエプレ),アタックトリガー (デュエプレ),コスト踏み倒し (デュエプレ),T・ブレイカー (デュエプレ),・ (デュエプレ),VR (デュエプレ),ベリーレア (デュエプレ),Atsushi Kawasaki (デュエプレ));