#author("2023-02-25T02:31:50+09:00","","")
#author("2023-03-11T05:10:39+09:00","","")
*《&ruby(ちょうしんせい){超神星};ビッグバン・アナスタシス》 [#top]

|超神星ビッグバン・アナスタシス SR 自然文明 (8)|
|進化クリーチャー:フェニックス 13000|
|進化GV−自分のアーク・セラフィム、ドリームメイト、グレートメカオーのいずれか3体を重ねた上に置く。|
|ブロッカー|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から5枚をすべてのプレイヤーに見せる。その中からクリーチャーを好きな数、コストを支払わずに召喚してもよい。その後、それ以外のカードを墓地に置く。|
|T・ブレイカー|

[[DM-23]]で登場した[[自然]]の[[進化GV]][[フェニックス]]。

[[cip]][[能力]]で[[山札の上]]から最大で5体の[[クリーチャー]]を[[コスト踏み倒し]]で[[召喚]]することができる。

[[《聖獣王ペガサス》]]を更に派手にしたような[[能力]]であり、5枚めくった[[カード]]は好きな順番で出せるため、[[種]]を先に出せば[[進化]][[クリーチャー]]も[[コスト]]0で[[召喚]]することができる。下手するとこのクリーチャー自体が召喚されて更に展開する事も。
[[進化GV]]の弱点は、その1体のために場の[[クリーチャー]]が3体消えてしまうため、逆に展開負けしてしまうというパターンがあることだったが、ある意味でそれを克服する[[能力]]とも言える。
8[[コスト]]は[[フェニックス]]としてはかなり[[重い]]方だが、[[進化元]]の3[[種族]]はいずれも軽量かつ展開力に優れており、しかも[[マナブースト]]のある[[自然]][[文明]]なので、意外に[[召喚]]しやすいのもポイント。

しかし当然、通常は[[山札の上]]の5枚の内容が分からないために確実性に欠けており、最悪5枚の中に1枚もクリーチャーがない可能性もゼロではない。
そのため、[[能力]]を生かすには[[デッキ]]中の[[クリーチャー]]の比率を増やすなどの工夫をしておくべきである。
特に40枚全てをクリーチャーで構成したデッキは[[【アナスタシスフルクリーチャー】]]と呼ばれる(ただし、このクリーチャーは重いので、[[《母なる星域》]]などの[[呪文]]がごく少数入れられることも多い)。
また、[[【ファイナル・ドッペル】]]など、[[進化元]]となる[[種族]]が入りやすいデッキにサブフィニッシャーとして1枚積みにするのも手か。

[[DMBD-07]]で登場した[[《天門ノ裁キ》]]は願ったり叶ったりの早出し手段。[[《月光電人オボロカゲロウ》]]や[[《迎撃機装インサート・ウィング》]]でパーツを回収したり、[[《王機聖者ミル・アーマ》]]で呪文をサポートしながら5ターン目に出してやろう。勿論進化元を除去されると脆いが、逆に除去さえ飛んでこなければ[[グレートメカオー]]の豊富なパーツ[[回収]]手段のおかげで安定して早出しできる。
[[《天門ノ裁キ》]]には速度で劣るが、[[《ソイルピンプ・キャベッジ》]]も早出し専用機としては悪くない。

-現時点で[[自然]][[単色]]では唯一[[ブロッカー]]を最初から持つ[[クリーチャー]]。条件付きでなら[[《樹脈の守護者エバード・ゼノム》]]が存在する。

-他の[[コスト踏み倒し]]をする[[カード]]と違い、この[[能力]]で場に出た[[クリーチャー]]は「[[召喚]]」扱いになるため、[[《神秘と創造の石碑》]]や[[《神羅パンゲア・ムーン》]]などと[[コンボ]]する。場合によっては一気に10体もの[[クリーチャー]]がズラリと並ぶこともあるかもしれない。&br;また、追加でマナコストを支払えば[[O・ドライブ]]能力を使うこともできる。ただし、召喚酔いする。
--[[《神羅パンゲア・ムーン》]]と[[《「拳」の頂 デシブコ・グーチーパ》]]を同時に踏み倒せば、そのまま[[《神羅パンゲア・ムーン》]]の能力で[[《「拳」の頂 デシブコ・グーチーパ》]]を4体並べてほぼ確実に[[エクストラウィン]]に向かうことができる。

-[[召喚]]である為、[[《聖霊王アルファディオス》]]がいると光以外が出せなくなる。だがそれ以前にこの[[クリーチャー]]が出せない。[[《ボルシャック・クロス・NEX》]]や[[《暴走龍 5000GT》]]の場合でも、それぞれ定められた範囲の[[クリーチャー]]を[[召喚]]できなくなる。反面[[DMRP-01]]で登場した[[《洗脳センノー》]]や[[《異端流し オニカマス》]]の[[コスト踏み倒し]]のメタに引っかからない。各種[[ゼニス]]の「このクリーチャーを召喚してバトルゾーンに出した時」の能力を使えるという強みがある。

-上記のように「[[召喚]]」なので、[[ゼニス]]の[[召喚]]した時の[[能力]]を使うことができる。また、[[《世紀末ヘヴィ・デス・メタル》]]を[[コスト踏み倒し]]で出しても[[山札]]に戻らない。しかし、どちらも非常に[[重い]]ため同じ[[デッキ]]に入れた場合、事故率は大幅に上昇する。

-[[2023.2.17付のこの裁定>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42669/]]で、[[進化クリーチャー]]との併用が弱体化した。《超神星ビッグバン・アナスタシス》でめくった5枚を駆使して進化元を用意できる状況でも、バトルゾーン内で進化条件が足りている状態でのみ、召喚の[[保留状態]]にできる。逆に、バトルゾーン内で進化条件が足りていなかったら[[保留状態]]にできず、ただただ墓地送りになってしまう。
--かなりややこしいが、召喚の[[保留状態]]カードを決定してから、1枚ずつクリーチャーをタダで召喚していく。進化クリーチャーを[[保留状態]]にできていれば、1枚ずつ召喚していく過程で、バトルゾーン内に元々あった進化条件以外のクリーチャーがバトルゾーンに追加されていく。そこで、それを進化元に軌道修正することはできる。

-[[《ロスト・ウォーターゲイト》]]や[[《ゴッド・シグナル》]]などで[[山札の上]]を操作すれば、目当てのクリーチャーを確実に召喚することができる。[[《母なる星域》]]の登場で[[《魂の呼び声》]]などの積み込み系のカードとの併用がしやすくなった。うまく使えば[[ゴッド]]3体を一気に召喚することも一応は不可能でない。

-[[DM-32]]で似た能力を持つ[[《エンペラー・キリコ》]]が登場。[[進化元]]が1体になり、出せる数が3体に固定されたため、安定性は[[《エンペラー・キリコ》]]の方が上で、特にデッキ中のクリーチャーの比率を高めなくてもよいのは大きな違い。しかし、そちらはあまりの強さに[[プレミアム殿堂]]に指定されてしまった。

-[[不死鳥編]]の[[フェニックス]]の中では[[再録]]回数が多い方で、入手はさほど難しくはない。[[DMX-12]]では[[緑山 メイ]]の[[ヒーローズ・カード]]になった。また余談だが、そちらでの再録の際、[[T・ブレイカー]]の「T」のルビが「''トリップ''」となってしまっている。

-ビッグバン(Big Bang)とは宇宙の始まりに起こった大爆発のことで、星ではない。アナスタシス(Anastasis)は「復活」を意味するギリシャ語。

-[[不死鳥編背景ストーリー]]では5[[文明]]の味方をする最後の[[フェニックス]]として登場。それによって[[《超神星ブラックホール・サナトス》]]に奪われていた生命力はもとに戻り、最終的に[[《超神星ブラックホール・サナトス》]]と激突して両者とも消滅する。
--[[文明]]が一致しない[[グレートメカオー]]が[[進化元]]に含まれる点については、[[《超神星ブラックホール・サナトス》]]との対比のためだと思われる。
---[[不死鳥編]]における類似例として[[《超神星ネプチューン・シュトローム》]]の[[エンジェル・コマンド]]および[[デーモン・コマンド]]、[[《光彗星アステロイド・ルクサス》]]の[[ティラノ・ドレイク]]などが存在する。

--[[《秘護精マキシマムコブラ》]]の[[フレーバーテキスト]]によると、出現当初その禍々しい見た目からか、[[星の住人達>クリーチャー]]から希望の存在だとは思われなかったようだ。

-漫画「FE」では番外編にて、アメリカのデュエルマスターのピクシーが使用。能力で[[五元神]]を全て[[召喚]]するという、とてつもなく豪快なコンボを決めている。まるでこのコンボを狙ってくれとばかりに五元神と一緒に[[DMC-55]]で再録されたが、当然ながら現実での再現は極端に難しく、[[進化元]]の確保に難儀する事になるだろう。現実にこの[[コンボ]]を実現するのであればこの[[クリーチャー]]を用いるよりも、[[コスト]]の重さを差し引いても[[非進化]]である[[《邪帝類五龍目 ドミティウス》]]や[[《天罪堕将 アルカクラウン》]]を用いる方が実現性は高いだろう。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#dmp]
|超神星ビッグバン・アナスタシス SR 自然文明 (9)|
|進化クリーチャー:フェニックス 13000+|
|進化GV-アーク・セラフィム、ドリームメイト、ドラゴンのいずれか3体|
|シンパシー:アーク・セラフィム、ドリームメイト、ドラゴン|
|メテオバーン3:攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを3枚、墓地に置いてもよい。そうした場合、自分の山札からランダムな進化でないクリーチャーを、バトルゾーンの上限枚数になるまで出す。その後、山札をシャッフルする。(これらのクリーチャーがバトルゾーンに出ることによって起こる効果はすべて無視する)|
|パワーアタッカー+4000|
|T・ブレイカー|

[[DMPP-08]]で実装。
-変更点
--名目コストが8から9になり、同時に[[シンパシー]]も追加された
--進化元が「アーク・セラフィム、ドリームメイト、''グレートメカオー''」から「アーク・セラフィム、ドリームメイト、''ドラゴン''」になった
--ブロッカーが削除され、パワーアタッカー+4000が追加された
--クリーチャーの踏み倒しの性質が大きく変わった(後述)

TCG版では、[[cip]]で山札の上から5枚に含まれるクリーチャー(進化含む)を、召喚扱いで任意で[[コスト踏み倒し]]し、踏み倒ししなかったカードは墓地に置く。

デュエプレでは、まず[[cip]]ではなく[[アタックトリガー]]のタイミングで使う[[メテオバーン]]3になった。この[[メテオバーン]]の発動は任意である。
そして、[[メテオバーン]]を発動することで、自分の場の空きを埋め尽くす(自分の場のクリーチャーが7体になる)ように、山札から進化ではないクリーチャーをランダムに出すようになった。
なお、このコスト踏み倒しは「召喚」扱いではなくなっており、クリーチャーが出ることによって起こる効果はすべて無視される。

[[進化GV]]でマイナス2体になった盤面を、即座に取り戻すことができる。

[[シンパシー]]を活かして大幅コスト軽減したいところだが、そうすると目玉の踏み倒しが活かしにくいというジレンマを背負っている。

[[《幻獣竜機ボルパンサー》]]とは[[デザイナーズコンボ]]になっており《ビッグバン・アナスタシス》でバトルゾーンを[[ドラゴン]]または[[ドリームメイト]]で埋め尽くせば《ボルパンサー》の[[アタックトリガー]]の条件を満たせる。

大量展開の例に漏れず[[《アポカリプス・デイ》]]は注意。まともに受けると悲惨なことになる。
ドリームメイトの[[《ジェネラル・クワガタン》]]や、ドラゴンの[[《インフィニティ・ドラゴン》]]が出ていれば被害を減らすことはできる。ちなみに、それらは自身が破壊されたことのトリガーしかしない。
[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]が出れば封殺できる。

[[アーク・セラフィム]]から進化できる[[《超神星ヴィーナス・ラ・セイントマザー》]]も効果自体は有効だが、《ビッグバン・アナスタシス》のタイミングがアタックトリガーになっているため、埋め尽くしたターンに[[S・トリガー]]で使われたら対策できない。
その組み合わせを狙うなら[[タップキル]]などで[[シールド]]を攻撃せずに済む工夫をしたいところである。

シンプルに[[《ロッポ・ロッポ》]]などの[[セイバー]]を使うのも一考。[[《アポカリプス・デイ》]]のケアなら十分役割を果たしてくれるだろう。

-[[《百発人形マグナム》]]の能力も無視される。
--自分の場が7体パンパンになってしまうことを嫌い、自分で《マグナム》を採用して、1体分の空きを強引に作ることはできないので注意。

-指定進化元が[[グレートメカオー]]から[[ドラゴン]]に変更されているのは、[[デュエル・マスターズ プレイス]]の[[背景ストーリー]]には本来対比される筈の[[《超神星ブラックホール・サナトス》]]が存在しないためだろうか。または、デュエプレ世界においてこのクリーチャーが[[《龍仙ロマネスク》]]と[[《極仙龍バイオレンス・サンダー》]]の力によって誕生したことに由来するかもしれない。

-このクリーチャーの唯一無二の個性でもあった自然単[[ブロッカー]]能力は削除された。

-同弾の[[《超神星ネプチューン・シュトローム》]]とはこちらが山札からの大量展開、あちらが山札への全体除去という点で対になっている。 

-ボイスは全て逆再生となっている。ボイスの内容は「[[魔>グランド・デビル]]を討つ者」(召喚)「終わらせる」(踏み倒し)「消え失せよ」(攻撃)「役目は果たした」(破壊)「命の輝き」(効果発動)「世界は皆の手で創る物だ」(止め)となる。
--何故わざわざ逆再生になっているのかについては、「当初は味方だと思われていなかった」という背景ストーリーに「言語が通じない」という解釈を付け加えたためと思われる。逆に今までの[[フェニックス]]は言語こそ通じる(聞き取れるボイス)が、話している内容は世界征服の目論みなど独善的な物であった。
ちなみに、[[DMPP-09]]の「生き残りのフェニックス」は「敵でも味方でもない」という設定なのか全て人語を話していない。
**関連カード [#card]
-[[《エンペラー・キリコ》]]
-[[《終末縫合王 ミカドレオ》]]

-[[《不死鳥縫合 ブラック・ビッグバン》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DMPP-08]]
'''[[仙界]]から過剰に送り込まれたエネルギーは奇跡を起こし、五文明に味方する[[フェニックス]]が世界に現れた!'''

**収録セット [#pack]
***[[デュエル・マスターズ]] [#dm]
-illus.[[EDA]]
--[[DM-23 「不死鳥編 第5弾 冥龍王帰還(ジ・エンド・オブ・ユニバース)」>DM-23]](S2/S5)
--[[DMC-55 「コロコロ・レジェンド・7」>DMC-55]](23/84)
--[[DMC-66 「デュエル・マスターズ超ベスト」>DMC-66]](14/36)
--[[DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」>DMX-12]](43b/???)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp]
-CV:[[宮本淳]]
-illus.[[EDA]]
--[[DMPP-08 「極神創世譚 -VIOLENCE FUSION-」>DMPP-08]]

**参考 [#reference]
-[[フェニックス]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[進化GV]]
-[[アーク・セラフィム]]
-[[ドリームメイト]]
-[[グレートメカオー]]
-[[ブロッカー]]
-[[cip]]
-[[山札の上]]
-[[見せる]]
-[[クリーチャー]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[召喚]]
-[[墓地]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[ヒーローズ・カード]]
-[[【アナスタシスフルクリーチャー】]]
-[[出ることによって起こる効果]]

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