#author("2023-07-02T13:19:02+09:00","","")
#author("2024-01-30T14:48:02+09:00","","")
*《&ruby(ギャラクシースピア){超銀河槍}; &ruby(ジ){THE}; &ruby(エンド){END};》 [#x2eec896]

|超銀河槍 THE END P 火文明 (8)|
|クロスギア:ナイト/サムライ|
|これをクロスしたクリーチャーのパワーを+9000し、「パワード・ブレイカー」を与える。(「パワード・ブレイカー」を持つクリーチャーは、そのパワー6000ごとにシールドをさらに1つブレイクする)|
|これをクロスしたクリーチャーが攻撃する時、それよりパワーが小さい相手のクリーチャーを1体破壊する。その後、相手のシールドを1つブレイクする。|

[[DMEX-16]]で登場した[[火]]の[[ナイト]]/[[サムライ]][[クロスギア]]。

能力は[[パンプアップ]]と[[打点]]補強、[[アタックトリガー]]での単体[[火力]]をクロス先に与える。
全体的に[[《竜装 シデン・レジェンド》]]の大型版というべきスペックである。

まず、能力の強弱の前にコストの重さが難点。
コストを支払って[[ジェネレート]]と[[クロス]]をするのは合計16コストもかかってしまい、[[王来篇]]はもちろんのこと、[[戦国編]]はおろか[[転生編]]の時代から見ても現実的な運用方法ではない。[[コスト踏み倒し]]で運用することを前提で運用の考察する必要がある。
コストを支払って[[ジェネレート]]と[[クロス]]をするのは合計16コストもかかってしまい、[[王来篇]]はもちろんのこと、[[戦国編]]はおろか[[転生編]]の時代から見ても現実的な運用方法ではない。[[コスト踏み倒し]]で運用することを前提で運用の考察をする必要がある。

同パックに収録されている[[《ハートフ・ルピア》]]とは組み合わせて使うことを想定されていると考えられる。
最速で[[《ハートフ・ルピア》]]の[[cip]]で捲れれば、4ターン目ごろにパワー14000の[[アンブロッカブル]][[スピードアタッカー]]が13999[[火力]]を放ちながら[[アタックトリガー]]込みで合計4打点となるので弱くはない。そこに[[《超音速 レッドゾーンNeo》]]で連続攻撃すれば、実質[[Q・ブレイカー]]に加え、攻撃時のシールドブレイクも合わせて、[[ダイレクトアタック]]まで持ち込める。

ただしそれは“[[cip]]で捲れれば”という条件付きであり、上記の[[《超音速 レッドゾーンNeo》]]とのコンボもこの条件を満たしながらと考えると[[要求値]]が高い。

また、攻撃時のシールドブレイクが強制であるため、せっかくのパワード・ブレイカーを決める前に[[S・トリガー]]を踏んで除去でもされれば、1打点で終わるのが難点。
また、クロス先のクリーチャーが除去されたら新しいクロス先に付替えてやりたいが、クロスにも莫大なマナコストがかかるのでリカバリーもしにくい。

[[《ボルベルグ・勝利・ドラゴン》]]ならパワー18000のQ・ブレイカーとなり、攻撃時のブレイクで相手のシールドを1つブレイクできるのと合わさって初期値の5つシールドを全壊できる。
[[《ボルベルグ・勝利・ドラゴン》]]ならパワー18000のQ・ブレイカーとなり、攻撃時のブレイクで相手のシールドを1つブレイクできるのと合わさって5つのシールドをブレイクできる。
逆に言えば、《ボルベルグ・勝利・ドラゴン》以外で1[[ターン]]で相手の[[シールド]]を全壊させるまで成長させるのは難しい。
場持ちの悪い[[《フルスロット・サージェント》]]や、ジェネレートとクロスで合計4マナ使った[[《聖装 ネビュラ・ウイング》]]が別途必要となる。

[[DMEX-17]]では、「クロスギアのクロスコストを0に軽減する」システムクリーチャーの[[《ミロクの弟子 ニョライ》]]が登場した。
《超銀河槍 THE END》の大きな問題点である「コストが重すぎる」「クロスしてもフィニッシュ性能が低い」という2つのうち、1つが解消されたことになる。

-久しく登場した[[サムライ]][[クロスギア]]だが上述の理由から、その評価は良質なカードが揃う[[DMEX-16]]の中では最低クラス。
//--一方、先に登場した[[《竜装 シデン・レジェンド》]]は[[パワード・ブレイカー]]や[[火力]]は持たないものの、[[紫電・ドラゴン]]にタダでクロス出来る点が評価され、先に[[S・トリガー]]を踏む危険を考慮されても採用されていた歴史がある。やはり、このカードの評価の低さは[[クロス]]する手間にあったのだろう。
//紫電デッキにサポートとして入れられたあちらとデッキの軸にせざるを得ないこちらを比べても何の結論にもならないかと

-一番下のテキストのブレイク効果の発生源はこのクロスギアであるため、[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]などの[[シールド焼却]]を持ったクリーチャーにクロスしてもシールド焼却を行うことはできない。また、このクロスギアによるブレイクでは[[キリフダッシュ]]を宣言することも不可能。

-[[《星龍の記憶》]]などでこのカードに[[S・トリガー]]を与えても、コストを支払わずにクロスはできない。タダでクロスするには「[[S・トリガーX]]」という能力である必要がある。

-イラストではドラゴンタイプのクリーチャーが[[《超銀河弾 HELL》]]に描かれた物と同じ槍を装備しているものになっている。《HELL》を放っていた槍がクロスギア化したものなのだろうか。装備しているクリーチャーも《HELL》に描かれたドラゴンによく似ているが、このクリーチャーはカード化されておらず、《HELL》を背景ストーリーで使用したのは、[[《暗黒皇グレイテスト・シーザー》]]である。

-効果は、ブレイク数を(良い意味でも悪い意味でも)ゲームにおける最大値まで拡張する[[《超銀河剣 THE FINAL》]]と、割り振り[[火力]]の後に破壊した数[[シールド焼却]]する[[《超銀河弾 HELL》]]の面影がある。
--しかし、《超銀河槍 THE END》ではパワー2500以下の小型に[[クロス]]した場合は[[パワード・ブレイカー]]でも2つブレイクにしかならず、《超銀河弾 HELL》とは違いクリーチャーにもシールドにも単体にしか触れず、シールド焼却もなくなる、といろいろな面で抑圧された性能となっている。

-[[ナイト]]の[[クロスギア]]は史上初。クリーチャーではないが、[[ナイト・マジック]]や[[《邪眼皇アレクサンドルIII世》]]の能力の範疇にもある。尤も、[[クロスギア]]主体のデッキに[[ナイト]]呪文を混ぜることはほぼ無い。


**関連カード [#ze402c2f]
-[[《超銀河弾 HELL》]]
-[[《超銀河剣 THE FINAL》]]
-''《超銀河槍 THE END》''
-[[《超銀河弓 ANOTHER》]]

-[[《超銀河竜 GILL》]]
-[[《竜装 シデン・レジェンド》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#z1a84a15]
//-[[]]&br;''''''

**収録セット [#c7311e7c]
-illus.[[RUI MARUYAMA]]
--[[DMEX-16 「20周年超感謝メモリアルパック 技の章 英雄戦略パーフェクト20」>DMEX-16]](41/100)

**参考 [#y7ecf13d]
-[[クロスギア]]
-[[ナイト]]
-[[サムライ]]
-[[パンプアップ]]
-[[パワード・ブレイカー]]
-[[付与]]
-[[アタックトリガー]]
-[[パワー]]
-[[火力]]

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[[公式Q&A]]
>Q.''《超銀河槍 THE END》''の「これをクロスしたクリーチャーが攻撃する時」の能力で相手のシールドをブレイクした場合、「キリフダッシュ」は使えますか?
A.いいえ、使えません。''《超銀河槍 THE END》''の効果でシールドをブレイクするのは、''《超銀河槍 THE END》''自身です。攻撃したクリーチャーはシールドをブレイクしていないので、「キリフダッシュ」は使えません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39963]]

&tag(クロスギア,火文明,赤単,単色,コスト8,ナイト,サムライ,パンプアップ,パンプアップ+9000,パワード・ブレイカー付与,アタックトリガー付与,火力,単体火力,パワー参照,除去,単体除去,破壊,単体破壊,効果ブレイク,P,レアリティなし,RUI MARUYAMA);