#author("2024-11-20T15:14:37+09:00","","") #author("2024-11-20T15:19:10+09:00","","") *《&ruby(ついおくにんぎょう){追憶人形};ラビリピト》 [#t2f6e68b] |追憶人形ラビリピト UC 闇文明 (4)| |クリーチャー:デスパペット 2000| |このクリーチャーが出た時、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。| |自分のターン中に、コスト8以上のクリーチャーを召喚した時またはコスト8以上の呪文を唱えた時、相手は自身の手札をすべて捨てる。| [[DMRP-05]]で登場した[[デスパペット]]。 [[cip]]で1枚[[ランダムハンデス]]を行い、さらに自分の[[ターン]]中に[[コスト]]8以上の[[クリーチャー]]を[[召喚]]した場合と[[コスト]]8以上の[[呪文]]を唱えた場合に、相手の[[手札]]を[[すべて捨てさせる>オールハンデス]][[能力]]を持つ。 相性が良いのはやはり[[《卍 デ・スザーク 卍》]]であろう。8コストである自身を、[[無月の門]]で[[召喚]]扱いで[[コスト踏み倒し]]できる。[[《卍 デ・スザーク 卍》]]の[[タップイン]]とこのカードの[[オールハンデス]]で制圧も可能である。 他にも、[[《魔流星アモン・ベルス》]]と組ませて二度とカードを引けない様にしたり、[[コスト軽減]]能力を持つ[[《拘束の影メリコミ・タマタマ》]]や[[《龍装鬼 オブザ08号》>《龍装鬼 オブザ08号/終焉の開闢》]]なども高相性である。 欠点は、この[[カード]]自体には即効性が無いこと。[[魔導具]]を持たず[[墓地肥やし]]を行わないことから、上記[[《卍 デ・スザーク 卍》]]の早出しには貢献できないという面も持つ。さらに[[《卍 デ・スザーク 卍》]]系統の[[デッキ]]ではこの[[カード]]に有効な[[コスト軽減]]が少ないので、どうしても後手後手になってしまう点が浮き彫りになる。 また、長期戦を行うなら[[マナ武装]]さえ達成すれば毎[[ターン]]強力な[[ハンデス]]を行える[[《爆霊魔 タイガニトロ》]]というライバルの存在もちらつくであろう。こちらはパワー2000だがあちらはパワー4000であり、場持ちはあちらの方が良い。こちらは[[【デ・スザーク】]][[ミラーマッチ]]の[[《堕魔 ドゥシーザ》]]で簡単に退かされるラインなので、[[マナゾーン]]の確認や挙動の観察などによって相手が手札に除去を握っているかどうか、これを出す前にあらかじめ洞察する必要があるだろう。[[《激天下!シャチホコ・カイザー》]]で[[《堕魔 ドゥポイズ》]]を毎[[ターン]]踏み倒すことで[[《卍 デ・スザーク 卍》]]を破壊しては[[無月の門]]で出し直すことを繰り返すと[[《爆霊魔 タイガニトロ》]]以上のことができるが、やはり自己完結性ではあちらの方に軍配が上がるだろう。 むしろ2コスト[[魔導具]]を厚くするほど中盤以降の脆弱性が高まる[[《卍 デ・スザーク 卍》]]の性質上、いっそ軽量域を充実させることに特化して無月の門の早打ちによる[[オールハンデス]]の早期利用を目指す手もある。 単純に[[ビッグマナ]]に入れて、[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]で[[バウンス]]した[[クリーチャー]]をこれの効果で叩き落とすと大打撃を与えられる。[[《神々の逆流》]]に反応した場合などはまさしくゲームエンド級のダメージが相手に加わるであろう。 [[【墓地ソース】]]に入れて[[《暴走龍 5000GT》]]で能力を誘発するという手もある。ただ、当然ながら[[《暴走龍 5000GT》]]の全体除去に引っ掛かる上に、[[《暴走龍 5000GT》]]による[[ロック]]にこのカードでのハンデスを加えると正直[[オーバーキル]]になってしまう。味方に付ければ強力なカードだが、[[【墓地ソース】]]は[[1ショットキル]]の直前まで手札を溜め込みやすいので、ふんだんに[[墓地回収]]があるとはいえ敵に回すとそこそこ厄介。 手軽に早期[[召喚]]できる[[誘発]]剤としては[[《闇参謀グラン・ギニョール》]]も適任。極端な話、2コストマナブーストから2→4→6とこちらへ繋げば、4ターン目には[[《闇参謀グラン・ギニョール》]]を[[ムゲンクライム]]で出して、敵1体を[[バウンス]]しつつ同時にこちらの[[オールハンデス]]を誘発できる。 **ルール [#g101f1cb] -[[オールハンデス]]能力の誘発条件として召喚したことを参照するが、バトルゾーンに出たことは参照しない。つまり、召喚はされたがバトルゾーンに出ていないという状況では[[オールハンデス]]能力が誘発する。 --相手の[[《獣軍隊 ヤドック》]]がある中で、自分のマナゾーンの枚数より大きいコストの[[《卍 デ・スザーク 卍》]]を[[無月の門]]によってコストを支払わず召喚した場合、召喚は行われるがバトルゾーンに出ることは[[《獣軍隊 ヤドック》]]に置き換えられ、結果としては「召喚はされたがバトルゾーンには出てない」という状況になる。((2018/11/14正式回答)) -自分のターン中であれば、''相手''のコスト8以上のクリーチャーまたは呪文にも能力が反応する。 --例を挙げると、自分の[[ターン]]中の[[攻撃]]で相手が[[S・トリガー]]によって召喚した[[《バイナラドア》]]に反応する。 **環境において [#i5ebc512] かつて通常環境では[[【デ・スザーク】]]のパーツに使用され、「デュエル・マスターズグランプリ-6th」2位入賞を果たした3人1組の内の2人が使用した同一レシピの[[【デ・スザーク】]]に各3枚投入されていた。 [[DMRP-06]]にて[[《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》]]という新たな相棒を手に入れた。4ターン目にこのクリーチャーを置いておければ、次のターンに[[魔導具]]による更なる[[墓地肥やし]]で[[ターン終わり>ターン終了ステップ]]に[[《卍月 ガ・リュザーク 卍》>《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》]]を[[無月の門・絶]]で踏み倒し→[[オールハンデス]]と畳み掛ける戦法が可能となった。更にそちらの効果で返しの相手は3マナしかまともに使えないことを考慮すると、[[ロック]]するには十分すぎる相性と言える。[[《追憶人形ラビリピト》]]による[[オールハンデス]]で相手の反撃を許したくないがために、敢えて失敗時に増えた手札で反撃される恐れのある[[1ショットキル]]を仕掛けずに1枚か2枚[[ブレイク]]しつつ[[ターン]]を終了して[[オールハンデス]]することを繰り返すプレイングまで見られるようになった。 [[【オカルトアンダケイン】]]でも必須カードとして活躍。[[《不敵怪人アンダケイン》]]からリアニメイトでき、[[《煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルト》]]を代替コストで召喚することでオールハンデスを発動させられる。 [[オリジナル]]創設後は[[【青魔導具】]]で使われる場合もある。 [[《闇参謀グラン・ギニョール》]]の登場後は、手軽に召喚扱いで出せるそちらと相性が良いことから、その機構を組み込んだ[[【青黒緑デッドダムド】]]や[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]、[[【青黒緑マルル】]]も結果を残した。その後も[[《闇参謀グラン・ギニョール》]]が入る型ならばほぼ確実に同時採用されている。 2022年末のオリジナルで、これを1枚入れた[[【青黒緑ゲンムエンペラー】>【青黒ゲンムエンペラー】#wec0d5d6]]がチャンピオンシップ準優勝を果たした。 2024年3月11日殿堂レギュレーション改訂により[[《「無月」の頂 $スザーク$》]]が殿堂入りに指定されると、[[【青黒魔導具】]]の[[リペア]]にこれが投入されるケースが頻出。 **その他 [#ud4ef780] -[[《神々の逆流》]]で[[ランデス]]してから[[《ルナ・コスモビュー》]]を[[G・ゼロ]]で召喚してこのカードの能力を発動するという使い方もある。そのため、[[【青黒GRハンデス】]]の[[フィニッシャー]]の1枚としても考慮される。 -モチーフは[[《忘却人形ラビオール》]]。「忘却」と「追憶」で対をなす。冠詞以下の[[名前>カード名]]でも、「み〜んな(All、オール)、忘れ」てしまうことを謳うあちらに対し、[[フレーバーテキスト]]などで明文化されてこそいないが「繰り返し(Repeat、リピート)、思い出す」ことが含意されており、対照的である。ゲーム上の性能に関しては、[[オールハンデス]]はそのままに、[[召喚]][[コスト]]や[[ハンデス]]のタイミングといった点で汎用性が大きく引き上げられている。 -[[フレーバーテキスト]]にあるカウンドダウンに「デュ」とあるが、[[魔導具]]の命名法則や[[ゼーロ]]のドローバンクからすると「ドゥ」の間違いと思われる。 -[[DMEX-17]]版の[[フレーバーテキスト]]は現実の[[公認グランプリ]](DMGP7th)における試合の内容が描かれているが、大会名が誤植されており、実際のカードには「DMGP7th」ではなく「DMGP9th」と書かれている。 --後に、[[エラッタ>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31644/]]が出された。[[フレーバーテキスト]]に対して[[エラッタ]]が出るのは極めて異例である。 [[《爆熱血 ナレ太郎》]]などの[[能力]]を引き継がせた際に読むのは訂正後となるのだろう。 //元ネタの本人が動画上げてから程なくしてとかそういう記述はしないでおきましょう **[[サイクル]] [#t4581528] 自分の[[ターン]]に[[コスト]]8以上の[[クリーチャー]]を[[召喚]]か[[呪文]]を[[唱える]]ことで[[能力]]が発動する[[システムクリーチャー]][[サイクル]]。 [[イラスト]]や[[カード名]]などが、過去の[[エキスパンション]]に収録された[[クリーチャー]]を意識したデザインとなっている。 -[[《空間の守護者ジル・ハイク》]] -[[《ソエルボ・クロウラー》]] -''《追憶人形ラビリピト》'' -[[《リーリィ・ペロル》]] -[[《仁王の超人》]] **関連カード [#t4581529] -[[《忘却人形ラビオール》]] -[[《残虐覇王デスカール/ロスト・ソウル》]] **[[フレーバーテキスト]] [#g523c742] -[[DMRP-05]]&br;'''グリ、デュ、ザン、[[ゼーロ]]……奇妙なカウントダウンが告げられし時、[[無月の門]]が開かれる。''' -[[DMEX-17]]&br;'''[[《堕魔 ドゥポイズ》]]がないことを願って[[《白米男しゃく》>《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》]]で[[《“必駆”蛮触礼亞》]]を[[回収]]するものの、返すターンで[[《堕魔 ドゥポイズ》]]と[[《追憶人形ラビリピト》]]が現れ万事休す。— [[DMGP7th 3位決定戦>https://dm.takaratomy.co.jp/coverage/dmgp07_f07]]より''' -[[DMBD-20]]&br;'''ラビリピトは[[能力]]を使う前に[[除去]]されないように、[[ドルスザク]]との[[コンボ]]を確実に決められるターンまでは[[手札]]に温存しましょう。''' -[[プロモ>プロモーション・カード (第16期〜第20期)]](P32/Y20)&br;'''兎は月を見て跳ねるというが、ラビリピトは[[無月>無月の門]]を見て跳ねる。''' -[[DM23-EX2]]&br;'''ここから緻密かつ真綿で首を締めるかのような[[プレイ]]が決まっていく。&br;まずは、相手の[[手札]]に残された最後の1枚を《追憶人形ラビリピト》[[召喚]]で叩き落すと、少考の後に[[《卍 デ・スザーク 卍》]]で[[アタック]]。このW・[[ブレイク]]で手札に加わったカードは、[[ターンエンド]]に[[無月の門・絶]]で登場した[[《卍月 ガ・リュザーク 卍》>《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》]]が《ラビリピト》の[[能力]]を発動させて全て叩き落とす。 ― [[DMGP7th>公認グランプリ]] 準々決勝より''' **収録セット [#xb558519] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[KOINU]] --[[DMRP-05 「双極篇 第1弾 轟快!! ジョラゴンGo Fight!!」>DMRP-05]](46/93) --[[DMEX-17 「20周年超感謝メモリアルパック 究極の章 デュエキングMAX」>DMEX-17]](91/138) --[[DM23-EX2 「頂上決戦!!デュエキングMAX2023」>DM23-EX2]](73/112) -illus.[[Mikio Masuda]] --[[プロモーション・カード>プロモーション・カード (第16期〜第20期)]](P32/Y20) -illus[[Futaro]] --[[DMBD-20 「開発部セレクションデッキ 水闇魔導具」>DMBD-20]](9/12) **参考 [#ge6ed48b] -[[デスパペット]] -[[cip]] -[[ハンデス]] -[[ランダムハンデス]] -[[召喚]] -[[唱える]] -[[オールハンデス]] -[[【黒赤緑モモキング】]] ---- [[公式Q&A]] >Q.''《追憶人形ラビリピト》''の最後の能力は自分のターン中に相手がコスト8以上のクリーチャーを召喚したり、コスト8以上の呪文を唱えた時も使えますか? Aはい、可能です。 [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31728]] >Q.自分と相手のシールドの数が合計6つ以下になっており、「鬼タイム」が発動している状態の時、[[《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》]]を5コスト少なく召喚しました。この時、''《追憶人形ラビリピト》''の「コスト8以上のクリーチャーを召喚した時」の能力を使えますか? A.はい、使えます。召喚コストが5少なくなっていたとしても、元のコストである10コストのクリーチャーが召喚されたことになります。 [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33437]] >Q.自分の''《追憶人形ラビリピト》''がバトルゾーンにいる状況で、自分のターン中に[[《暴走龍 5000GT》]]を召喚した時、「出た時」の能力で''《追憶人形ラビリピト》''が破壊されますが、「自分のターン中に、コスト8以上のクリーチャーを召喚した時」の能力はトリガーしますか? A.はい、トリガーします。''《追憶人形ラビリピト》''の能力は「召喚した時」にトリガーします。[[《暴走龍 5000GT》]]を召喚した時点では''《追憶人形ラビリピト》''はまだバトルゾーンにいるので、その能力はトリガーします。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40382]](2021.10.22) >Q.自分の''《追憶人形ラビリピト》''がバトルゾーンにいる状況で、自分のターン中に[[《煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルト》]]を代替コストで召喚する際、''《追憶人形ラビリピト》''を含む3体を破壊しました。この時、「自分のターン中に、コスト8以上のクリーチャーを召喚した時」の能力はトリガーしますか? A.いいえ、トリガーしません。コストの支払いが完了した時点で''《追憶人形ラビリピト》''がバトルゾーンにいませんので、その能力はトリガーしません。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40383]](2021.10.22) >Q.自分の''《追憶人形ラビリピト》''と相手の[[《ブラキオ龍樹》]]がバトルゾーンにいる状況で、自分のターン中にコスト8以上のクリーチャーを召喚した場合、''《追憶人形ラビリピト》''の「自分のターン中に、コスト8以上のクリーチャーを召喚した時」の能力はトリガーしますか? A.はい、トリガーします。[[《ブラキオ龍樹》]]の置換効果はバトルゾーンに出た時にトリガーする能力をトリガーさせませんが、''《追憶人形ラビリピト》''の能力は「召喚した時」にトリガーするので、[[《ブラキオ龍樹》]]の置換効果の対象になりません。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40384]](2021.10.22) &tag(クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト4,デスパペット,パワー2000,cip,ハンデス,ランダムハンデス,コスト8以上,召喚限定cip付与,唱えた時,オールハンデス,UC,アンコモン,KOINU,Mikio Masuda,Futaro);