#author("2025-07-03T02:27:35+09:00","","") #author("2025-07-04T12:07:10+09:00","","") *《&ruby(じゃこうまばく){邪光魔縛}; ネロマノフ=ルドルフ&ruby(いっせい){I世};》 [#top] |邪光魔縛 ネロマノフ=ルドルフI世 SR 光/闇/自然文明 (7)| |クリーチャー:ディスペクター/エンジェル・コマンド/ダークロード/ナイト 11000| |''EXライフ''| |''ブロッカー''| |''W・ブレイカー''| |このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から2枚をタップしてマナゾーンに置き、その後、カードを2枚まで、自分のマナゾーンから手札に戻す。| |各ターンはじめて、自分またはこのクリーチャーが攻撃された時、各相手の手札を1枚ずつ見ないで選び、捨てさせる。| [[DM23-BD5]]で登場した[[光]]/[[闇]]/[[自然]]の[[ディスペクター]]/[[エンジェル・コマンド]]/[[ダークロード]]/[[ナイト]]。 [[cip]]によって2枚の[[マナブースト]]と最大2枚の[[任意]]の[[マナ回収]]ができ、[[ターン1]]で相手[[クリーチャー]]の[[攻撃]]に[[ランダムハンデス]]を課すことができる[[EXライフ]]持ちの[[ブロッカー]]。 2枚[[タップイン]]ブースト後、[[マナ回収]]を行うという処理は[[《【マニフェスト】チームウェイブを救いたい【聞け】》]]など自然文明のお家芸だが、''[[回収]]が[[強制]]ではない''という付加価値がある。 [[S・トリガー]]で思いがけず[[《霊宝 ヒャクメ-4》]]や[[《ヘブンズ・ゲート》]]などで早期に出すことができれば、後の展開を考えて0枚回収の2ブーストを選べるというのは大きい。 2人対戦で普通に使う場合も、[[《ヘブンズ・ゲート》]]で《邪光魔縛 ネロマノフ=ルドルフI世》と[[《闘門の精霊ウェルキウス》]]の2体セットで踏み倒し、先にこのクリーチャーを解決して《ウェルキウス》の踏み倒し先を手札だけではなく実質マナゾーンからも発揮できるプレイングを可能にする。 [[ディスペクター]]化に際し、複合種族が[[エンジェル・コマンド]]であるおかげで[[《ギャラクシー・チャージャー》>《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》]]で手札に加えることもできる。 [[攻撃]]されたときの[[ハンデス]]能力は[[EXライフ]]との相性が良く、[[ブレイク]]によって[[除去耐性]]を剥がすことを牽制できる。 しかし[[相手依存]]であるのは難点で、相手としては捨てられたら困るカードがある時は[[攻撃]]しないだろうし、[[攻撃]]するときは[[ハンデス]]が痛くない時であるといえる。 相手に[[攻撃]]するつもりがないならばこのクリーチャーの盤面に与える圧力はあまりないので、他の強力な[[常在型能力]]を持つ[[ディスペクター]]と並べるなどしてリスクを孕んだ上でも[[攻撃]]せざるを得ない状況を作れるといいか。 [[デュエパーティー]]では自分以外のプレイヤーなら[[攻撃]]されても[[ハンデス]]は起こらない。 2人対戦と異なり、[[ハンデス]]が嫌なら他のプレイヤーに[[攻撃]]するという選択肢も生まれるため、ゲームを停滞させることなく安全を確保できる。 ただ[[ハンデス]]が各相手というのは良し悪し。効果が大きいに越したことはないものの、[[手札]]を捨てられてもいい、または[[手札]]がないプレイヤーにとってはあなたに[[攻撃]]するとき他の相手にハンデスする[[アタックトリガー]]を得るようなもので、逆に[[攻撃]]を促してしまう可能性もある。 勿論自分の[[手札]]が少なくてその[[ブレイク]]が有難いシーンもあるだろう。 状況によってこのカードの存在がゲームに与える影響は激しく変動するため、よく考えてプレイしたい。 **環境において [#hcf835ce] [[《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》]]といった一般的なデッキで使われる[[マナ回収]]札を入れる枠が厳しい上に[[自然]][[マナ]]にも窮乏しやすい[[【ヘブンズ・ゲート】]]にとっては願ったり叶ったりの札であり、[[DM23-BD4]]・[[DM23-BD5]]・[[DM23-BD6]]・[[DM23-BD7]]期で一部の[[【白緑巨大天門】]]に[[1枚積み]]された。 『[[全国大会2023>公式大会]]』4位入賞者が予選のアドバンス戦でこれをマナ戦術用に1枚積みした[[【ムザルミ天門】]]を使用していた。7コスト以上の[[白緑]]を含むブロッカーという点ではアドバンスには[[《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》]]が存在するが、それでもその5枚目以降としては価値があるということである。 [[全国大会2023:参加者全デッキリスト~オリジナル~>https://dm.takaratomy.co.jp/coverage/dmnt23_decklist_o/]]では、[[《ヘブンズ・ゲート》]]入りのすべての構築で2〜4枚の範囲でこのカードを採用してある。これのマナ回収のおかげで必勝パターンである[[《闘門の精霊ウェルキウス》]]と[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]のセットを安定して着地まで持っていきやすい。変にマナ回収候補をマナゾーンに積極的に用意しなくとも、[[呪文]]側が[[チャージャー]]であり唱えると[[マナゾーン]]に[[埋まる]][[《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》]]がデッキにある上に、除去として使った[[《竹馬の超人/テイクバック・チャージャー》]]の再利用にもこのクリーチャーは使える。 全国大会での活躍を機に、[[オリジナル]]では次第にこれを4枚積みした型の[[【白緑巨大天門】]]もちらほら見られるように。2024年5月下旬時点では、すっかり4枚積み型がざらとなった。 遅くとも2024年7月頃には、[[《アンヤク夜叉》]]を採用する兼ね合いでこれを入れた型の[[【白赤カウンター】]]/[[【白単カウンター】>【白赤カウンター】]]も見られるようになった。 マナ戦術要員として[[《剛撃聖霊シェバ・エリクシア》]]が登場してからは[[墳墓避け]]程度に採用が減った。無論前述の[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]や[[《闘門の精霊ウェルキウス》]]などコスト8以上の下準備という役割は《シェバ・エリクシア》にはできないため、単純に旬が過ぎただけかもしれない。 **その他 [#others] 「[[煉獄王>《邪眼皇ロマノフI世 GS》]]」[[《''邪''眼皇''ロマノフI世''》>《邪眼皇ロマノフI世》]]と[[《魔''光''神官''ルドルフ''・アルカディア》>《魔光神官ルドルフ・アルカディア》]]合成した『魔縛』[[ディスペクター]]。 #region2(合成元との関係){{ -[[《邪眼皇ロマノフI世》]]の胸部をベースに、[[《魔光大帝ネロ・グリフィス・ルドルフ》]]の両肩と腰から下が魔法陣によって接合されている。周囲には両者の魔銃が浮かんでいるが、《ロマノフI世》のものは切り離された手首によって保持されている。 -効果面では[[マナブースト]]と[[ハンデス]]の構成になっており、[[呪文]]の扱いを主眼においていた合成元の面影が何一つ残されていない。 -合成元の文明は[[闇]][[単色]]と[[光]]/[[闇]]なので不足無く継承しているが、[[自然]]が追加された。種族は《ロマノフI世》の[[ドラゴン・ゾンビ]]が削除されている。 }} -[[《魔光神官ルドルフ・アルカディア》]]は、[[デュエチューブ]]における動画の[[本カードの紹介部分(14分41秒〜)>https://www.youtube.com/watch?v=5FwPMzmBgxA&t=872s]]にて、合成元の紹介時にカードが映し出されているという状況証拠がある。だが、イラストには[[《魔光神官ルドルフ・アルカディア》]]の要素が見られず、[[《魔光大帝ネロ・グリフィス・ルドルフ》]]を素材にしている様に見える。 -[[《魔光大帝ネロ・グリフィス・ルドルフ》]]は、「ネロ」という名前部分、後述のイラストの特徴などに表れているほか、先述の動画の序盤において「魔光のトップは[[《魔光大帝ネロ・グリフィス》]](([[2分46秒〜>https://youtu.be/5FwPMzmBgxA?si=Oei8PxWV_61LknHo&t=143]]))」と、合成先である《ネロマノフ》の話題に関わる発言がなされている。 動画で[[《魔光神官ルドルフ・アルカディア》]]が表示された当該シーンでは、口頭では「ルドルフ」としか言っていないため、[[《魔光神官ルドルフ・アルカディア》]]が表示されたのを編集ミスとすれば一切の矛盾が消える。 //--動画編集を外注しており、紙のデュエマのデータベースだけから動画素材を探していたら、デュエプレのサイトにしか公式画像がない《ネロ・グリフィス・ルドルフ》にたどり着くことができず、Deadmanの意図とは異なる画像が表示されてしまったミスが噂されている。 -[[《邪眼皇ロマノフI世》]]を素体とするディスペクターは、[[《零獄接続王 ロマノグリラ0世》]]、[[《不敬合成王 ロマティックダム・アルキング》]]に続き3体目。 //また、[[ゲームオリジナルカード]]を素体とするディスペクターは初。 -初めて判明した「魔縛」のディスペクター。 **関連カード [#card] -[[《邪眼皇ロマノフI世》]] -[[《邪眼皇ロマノフI世 GS》]] -[[《魔光神官ルドルフ・アルカディア》]] -[[《魔光大帝ネロ・グリフィス・ルドルフ》]] -[[《零獄接続王 ロマノグリラ0世》]] -[[《不敬合成王 ロマティックダム・アルキング》]] -「ルドルフ」の名前を持つ[[ナイト]] --《魔光神ルドルフ》……[[《魔光神レオパルドII世》]]と[[《魔光神ルドヴィカII世》]]が[[G・リンク]]した状態の名前(ゲーム中では登場せず) ---[[《~驚異的な矛盾~》]] --[[《魔光大帝ネロ・グリフィス・ルドルフ》]] --[[《魔光神官ルドルフ・アルカディア》]] --''《邪光魔縛 ネロマノフ=ルドルフI世》'' **[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text] -[[DM23-BD5]]&br;'''魔光を率いし魔弾も、今は邪眼の手の中に。''' **収録セット [#pack] //***[[デュエル・マスターズ]] [#dm] -illus.[[nablange]] --[[DM23-BD5 「エキサイティング・デュエパ・デッキ 不敬なり!真邪眼騎士団」>DM23-BD5]](2/60) -illus.[[二色こぺ]] --[[DM25-RP2 「王道W 第2弾 邪神vs邪神Ⅱ ~ジャシン・イン・ザ・シェル~」>DM25-RP2]](SP4/SP5) //***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp] //-CV:[[]] //-illus.[[]] //--[[DMPP-00 第00弾「 」>DMPP-00]] **参考 [#reference] -[[ディスペクター]] -[[エンジェル・コマンド]] -[[ダークロード]] -[[ナイト]] -[[EXライフ]] -[[ブロッカー]] -[[W・ブレイカー]] -[[cip]] -[[マナブースト]] -[[マナ回収]] -[[ランダムハンデス]] -[[ロマノフ]] ---- [[公式Q&A]] -5つ目の能力について >Q.相手が自分のクリーチャーに攻撃する時、自分は''《邪光魔縛 ネロマノフ=ルドルフI世》''でブロックしました。&br;ブロックによって攻撃先を変更した場合でも「各ターンはじめて、自分またはこのクリーチャーが攻撃された時」の能力はトリガーしますか? A.いいえ、トリガーしません。&br;「このクリーチャーが攻撃された時」の能力は、そのクリーチャーが攻撃先に指定された時にトリガーします。&br;ブロックなどで攻撃先が能力を持つクリーチャーに変更されてもトリガーしません。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/45068]](2024.6.17) >Q.相手のクリーチャーが自分を攻撃しました。&br;自分の''《邪光魔縛 ネロマノフ=ルドルフI世》''の「自分またはこのクリーチャーが攻撃された時」の能力がトリガーしたのですが、この能力を解決するのと、自分が攻撃をブロックするか決めるのはどちらが先ですか? A.能力を解決するのが先です。&br;今回の場合、相手が''《邪光魔縛 ネロマノフ=ルドルフI世》''の能力で捨てた手札を確認してから、自分はクリーチャーでブロックするかどうか決めます。&br;クリーチャーが攻撃した際、それによってトリガーした能力をターン・プレイヤー→非ターン・プレイヤーの順番で解決し、その後、クリーチャーでブロックするか決めます。 #region2(([[総合ルール]] [[506.>総合ルール本文#rule506]])){{ ''506. 攻撃クリーチャー指定ステップ'' :506.1. |ターン・プレイヤーは攻撃クリーチャーを指定します。 ::506.1a |まず、ターン・プレイヤーはどのクリーチャーが攻撃するかを選びます。(この選択は任意です) 選ぶクリーチャーは適正に攻撃できる状態でなければいけません。アンタップ状態でなければならず、また、そのターンの開始時から継続してバトルゾーンにいるか、何らかの効果によって攻撃できないことが無効になっているのでなければなりません。攻撃するために何らかの条件を必要とするクリーチャーは、その条件を満たせない状態で攻撃クリーチャーとして指定することができません。 ::506.1b |ターン・プレイヤーは、自分のクリーチャーに何らかの強制(そのクリーチャーは攻撃する、あるいは何らかの条件を満たした場合そのクリーチャーで攻撃するという効果)がある場合、そのターン中にそのクリーチャーを攻撃させなくてはいけません。強制の働いているクリーチャーが攻撃に参加する順番は任意です。 ::506.1c |ターン・プレイヤーは選んだクリーチャーをタップします。 ::506.1d |以後、選ばれたクリーチャーは攻撃クリーチャーになります。「その攻撃」から取り除かれるか、または攻撃終了ステップまで、それは攻撃クリーチャーであり続けます。 ::506.1e |ターン・プレイヤーはクリーチャーがプレイヤーまたはタップ状態のクリーチャーのどちらを攻撃するのかを指定します。 :506.2. |攻撃クリーチャーが指定されなかった場合、その他のサブステップは飛ばされます。 ::506.2a |サブステップが飛ばされた場合、そこからの宣言はできません。待機している効果は使用できます。 :506.3. |次に、攻撃クリーチャーが指定されたことによって誘発する能力が誘発し、効果が待機状態となります。 ::506.3a |クリーチャーが攻撃すること、またはクリーチャーに攻撃されることに対して誘発する能力は、クリーチャーが攻撃クリーチャーに指定された時点でのみ誘発します。クリーチャーが攻撃に参加した後で、そのクリーチャーの特性がその能力の誘発条件に合致するように変化しても誘発しません。 ::506.3b |誘発型能力の中には使用宣言が必要なものがあります。使用する場合、まずターン・プレイヤー側が使用するものをすべて宣言します。使用宣言が必要な誘発型能力とは、ニンジャ・ストライクや革命チェンジなど、非公開ゾーンで誘発する能力を指します。(参考[[603.2e>総合ルール本文#rule603_2e]]) ::506.3c |その後、ターン・プレイヤーの待機状態の効果を好きな順番で処理します。 ::506.3d |非ターン・プレイヤー側の、使用宣言が必要な誘発型能力の宣言を行います。攻撃クリーチャーを指定した時点では条件を満たしていなかったものであっても、この時点で条件を満たしていれば使用宣言が可能です。 ::506.3e |その後、非ターン・プレイヤーの待機状態の効果を好きな順番で処理します。この過程でターン・プレイヤー側の効果が誘発した場合、処理中の効果を解決した後でターン・プレイヤーの効果を優先して処理し、その後非ターン・プレイヤー側の処理に戻ります。 }} [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/45069]](2024.6.17) &tag(クリーチャー,光文明,闇文明,自然文明,白黒緑,3色,多色,コスト7,ディスペクター,魔縛,エンジェル・コマンド,コマンド,ダークロード,ナイト,パワー11000,EXライフ,ブロッカー,W・ブレイカー,cip,マナブースト,マナタップイン,マナ回収,被アタックトリガー,攻撃された時,ハンデス,ランダムハンデス,ロマノフ,ロマノフ (名称カテゴリ),トレジャー,金トレジャー,クリエイターズコラボ,SR,スーパーレア,nablange,二色こぺ); &tag(クリーチャー,光文明,闇文明,自然文明,白黒緑,3色,多色,コスト7,ディスペクター,魔縛,エンジェル・コマンド,エンジェル,コマンド,ダークロード,ナイト,パワー11000,EXライフ,ブロッカー,W・ブレイカー,cip,マナブースト,マナタップイン,マナ回収,被アタックトリガー,攻撃された時,ハンデス,ランダムハンデス,ロマノフ,ロマノフ (名称カテゴリ),トレジャー,金トレジャー,クリエイターズコラボ,SR,スーパーレア,nablange,二色こぺ);