#author("2024-09-28T02:18:29+09:00","","")
#author("2024-10-14T08:25:35+09:00","","")
*《&ruby(じゃこうまばく){邪光魔縛}; ネロマノフ=ルドルフ&ruby(いっせい){I世};》 [#top]

|邪光魔縛 ネロマノフ=ルドルフI世 SR 光/闇/自然文明 (7)|
|クリーチャー:ディスペクター/エンジェル・コマンド/ダークロード/ナイト 11000|
|''EXライフ''|
|''ブロッカー''|
|''W・ブレイカー''|
|このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から2枚をタップしてマナゾーンに置き、その後、カードを2枚まで、自分のマナゾーンから手札に戻す。|
|各ターンはじめて、自分またはこのクリーチャーが攻撃された時、各相手の手札を1枚ずつ見ないで選び、捨てさせる。|

[[DM23-BD5]]で登場した[[光]]/[[闇]]/[[自然]]の[[ディスペクター]]/[[エンジェル・コマンド]]/[[ダークロード]]/[[ナイト]]。

[[cip]]によって2枚の[[マナブースト]]と最大2枚の[[任意]]の[[マナ回収]]ができ、[[ターン1]]で相手[[クリーチャー]]の[[攻撃]]に[[ランダムハンデス]]を課すことができる[[EXライフ]]持ちの[[ブロッカー]]。

2枚[[タップイン]]ブースト後、[[マナ回収]]を行うという処理は[[《【マニフェスト】チームウェイブを救いたい【聞け】》]]など自然文明のお家芸だが、''[[回収]]が[[強制]]ではない''という付加価値がある。

[[S・トリガー]]で思いがけず[[《霊宝 ヒャクメ-4》]]や[[《ヘブンズ・ゲート》]]などで早期に出すことができれば、後の展開を考えて0枚回収の2ブーストを選べるというのは大きい。

2人対戦で普通に使う場合も、[[《ヘブンズ・ゲート》]]で《邪光魔縛 ネロマノフ=ルドルフI世》と[[《闘門の精霊ウェルキウス》]]の2体セットで踏み倒し、先にこのクリーチャーを解決して《ウェルキウス》の踏み倒し先を手札だけではなく実質マナゾーンからも発揮できるプレイングを可能にする。
[[ディスペクター]]化に際し、複合種族が[[エンジェル・コマンド]]であるおかげで[[《ギャラクシー・チャージャー》>《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》]]で手札に加えることもできる。

[[攻撃]]されたときの[[ハンデス]]能力は[[EXライフ]]との相性が良く、[[ブレイク]]によって[[除去耐性]]を剥がすことを牽制できる。
しかし[[相手依存]]であるのは難点で、相手としては捨てられたら困るカードがある時は[[攻撃]]しないだろうし、[[攻撃]]するときは[[ハンデス]]が痛くない時であるといえる。
相手に[[攻撃]]するつもりがないならばこのクリーチャーの盤面に与える圧力はあまりないので、他の強力な[[常在型能力]]を持つ[[ディスペクター]]と並べるなどしてリスクを孕んだ上でも[[攻撃]]せざるを得ない状況を作れるといいか。

[[デュエパーティー]]では自分以外のプレイヤーなら[[攻撃]]されても[[ハンデス]]は起こらない。
2人対戦と異なり、[[ハンデス]]が嫌なら他のプレイヤーに[[攻撃]]するという選択肢も生まれるため、ゲームを停滞させることなく安全を確保できる。
ただ[[ハンデス]]が各相手というのは良し悪し。効果が大きいに越したことはないものの、[[手札]]を捨てられてもいい、または[[手札]]がないプレイヤーにとってはあなたに[[攻撃]]するとき他の相手にハンデスする[[アタックトリガー]]を得るようなもので、逆に[[攻撃]]を促してしまう可能性もある。
勿論自分の[[手札]]が少なくてその[[ブレイク]]が有難いシーンもあるだろう。
状況によってこのカードの存在がゲームに与える影響は激しく変動するため、よく考えてプレイしたい。

**環境において [#hcf835ce]
[[《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》]]といった一般的なデッキで使われる[[マナ回収]]札を入れる枠が厳しい上に[[自然]][[マナ]]にも窮乏しやすい[[【ヘブンズ・ゲート】]]にとっては願ったり叶ったりの札であり、[[DM23-BD4]]・[[DM23-BD5]]・[[DM23-BD6]]・[[DM23-BD7]]期で一部の[[【白緑巨大天門】]]に[[1枚積み]]された。

『[[全国大会2023>公式大会]]』4位入賞者が予選のアドバンス戦でこれをマナ戦術用に1枚積みした[[【ムザルミ天門】]]を使用していた。7コスト以上の[[白緑]]を含むブロッカーという点ではアドバンスには[[《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》]]が存在するが、それでもその5枚目以降としては価値があるということである。

[[全国大会2023:参加者全デッキリスト~オリジナル~>https://dm.takaratomy.co.jp/coverage/dmnt23_decklist_o/]]では、[[《ヘブンズ・ゲート》]]入りのすべての構築で2〜4枚の範囲でこのカードを採用してある。これのマナ回収のおかげで必勝パターンである[[《闘門の精霊ウェルキウス》]]と[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]のセットを安定して着地まで持っていきやすい。変にマナ回収候補をマナゾーンに積極的に用意しなくとも、[[呪文]]側が[[チャージャー]]であり唱えると[[マナゾーン]]に[[埋まる]][[《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》]]がデッキにある上に、除去として使った[[《竹馬の超人/テイクバック・チャージャー》]]の再利用にもこのクリーチャーは使える。

全国大会での活躍を機に、[[オリジナル]]では次第にこれを4枚積みした型の[[【白緑巨大天門】]]もちらほら見られるように。2024年5月下旬時点では、すっかり4枚積み型がざらとなった。

遅くとも2024年7月頃には、[[《アンヤク夜叉》]]を採用する兼ね合いでこれを入れた型の[[【白赤カウンター】]]/[[【白単カウンター】>【白赤カウンター】]]も見られるようになった。
**その他 [#others]
「[[煉獄王>《邪眼皇ロマノフI世 GS》]]」[[《''邪''眼皇''ロマノフI世''》>《邪眼皇ロマノフI世》]]と「魔''光''」陣営のナイト《''ルドルフ''》を合成した『魔縛』[[ディスペクター]]。
この《ルドルフ》とは[[《魔''光''神官''ルドルフ''・アルカディア》>《魔光神官ルドルフ・アルカディア》]]か[[《魔''光''大帝''ネロ''・グリフィス・''ルドルフ''》>《魔光大帝ネロ・グリフィス・ルドルフ》]]のどちらかだが、このWikiでは[[《魔光大帝ネロ・グリフィス・ルドルフ》]]として解説を進める。
--[[《魔光神官ルドルフ・アルカディア》]]は、[[デュエチューブ]]における動画の[[本カードの紹介部分(14分41秒〜)>https://www.youtube.com/watch?v=5FwPMzmBgxA&t=872s]]にて、合成元の紹介時にカードが映し出されているという状況証拠がある。
--[[《魔光大帝ネロ・グリフィス・ルドルフ》]]は、「ネロ」という名前部分、後述のイラストの特徴などに表れているほか、先述の動画の序盤において「魔光のトップは[[《魔光大帝ネロ・グリフィス》]](([[2分46秒〜>https://youtu.be/5FwPMzmBgxA?si=Oei8PxWV_61LknHo&t=143]]))」と、合成先である《ネロマノフ》の話題に関わる発言がなされている。
動画で[[《魔光大帝ネロ・グリフィス・ルドルフ》]]が表示された当該シーンでは、口頭では「ルドルフ」としか言っていないため、[[《魔光神官ルドルフ・アルカディア》]]が表示されたのを編集ミスとすれば一切の矛盾が消える。
動画で[[《魔光神官ルドルフ・アルカディア》]]が表示された当該シーンでは、口頭では「ルドルフ」としか言っていないため、[[《魔光神官ルドルフ・アルカディア》]]が表示されたのを編集ミスとすれば一切の矛盾が消える。
//--動画編集を外注しており、紙のデュエマのデータベースだけから動画素材を探していたら、デュエプレのサイトにしか公式画像がない《ネロ・グリフィス・ルドルフ》にたどり着くことができず、Deadmanの意図とは異なる画像が表示されてしまったミスが噂されている。

#region2(合成元との関係){{
-[[《邪眼皇ロマノフI世》]]の胸部をベースに、[[《魔光大帝ネロ・グリフィス・ルドルフ》]]の両肩と腰から下が魔法陣によって接合されている。周囲には両者の魔銃が浮かんでいるが、《ロマノフI世》のものは切り離された手首によって保持されている。
-効果面では[[マナブースト]]と[[ハンデス]]の構成になっており、[[呪文]]の扱いを主眼においていた合成元の面影が何一つ残されていない。
-合成元の文明は[[闇]][[単色]]と[[光]]/[[闇]]なので不足無く継承しているが、[[自然]]が追加された。種族は《ロマノフI世》の[[ドラゴン・ゾンビ]]が削除されている。
}}

-[[《邪眼皇ロマノフI世》]]を素体とするディスペクターは、[[《零獄接続王 ロマノグリラ0世》]]、[[《不敬合成王 ロマティックダム・アルキング》]]に続き3体目。
//また、[[ゲームオリジナルカード]]を素体とするディスペクターは初。

-初めて判明した「魔縛」のディスペクター。
**関連カード [#card]
-[[《邪眼皇ロマノフI世》]]
-[[《邪眼皇ロマノフI世 GS》]]
-[[《魔光神官ルドルフ・アルカディア》]]
-[[《魔光大帝ネロ・グリフィス・ルドルフ》]]

-[[《零獄接続王 ロマノグリラ0世》]]
-[[《不敬合成王 ロマティックダム・アルキング》]]

-「ルドルフ」の名前を持つ[[ナイト]]
--《魔光神ルドルフ》……[[《魔光神レオパルドII世》]]と[[《魔光神ルドヴィカII世》]]が[[G・リンク]]した状態の名前(ゲーム中では登場せず)
--[[《魔光大帝ネロ・グリフィス・ルドルフ》]]
--[[《魔光神官ルドルフ・アルカディア》]]
--''《邪光魔縛 ネロマノフ=ルドルフI世》''

**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DM23-BD5]]&br;'''魔光を率いし魔弾も、今は邪眼の手の中に。'''

**収録セット [#pack] 
//***[[デュエル・マスターズ]] [#dm]
-illus.[[nablange]]
--[[DM23-BD5 「エキサイティング・デュエパ・デッキ 不敬なり!真邪眼騎士団」>DM23-BD5]](2/60)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]
//--[[DMPP-00 第00弾「  」>DMPP-00]]

**参考 [#reference] 
-[[ディスペクター]]
-[[エンジェル・コマンド]]
-[[ダークロード]]
-[[ナイト]]
-[[EXライフ]]
-[[ブロッカー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[マナブースト]]
-[[マナ回収]]
-[[ランダムハンデス]]

-[[ロマノフ]]

&tag(クリーチャー,光文明,闇文明,自然文明,白黒緑,3色,多色,コスト7,ディスペクター,魔縛,エンジェル・コマンド,コマンド,ダークロード,ナイト,パワー11000,EXライフ,ブロッカー,W・ブレイカー,cip,マナブースト,マナタップイン,マナ回収,被アタックトリガー,攻撃された時,ハンデス,ランダムハンデス,ロマノフ,ロマノフ (名称カテゴリ),SR,スーパーレア,nablange);