#author("2023-11-11T20:40:01+09:00","","")
#author("2024-11-04T11:17:53+09:00","","")
*《&ruby(じゃがんたいてい){邪眼大帝}; ラスト・ロマノフ》 [#bad6fa62]

|邪眼大帝 ラスト・ロマノフ VR 水/闇文明 (8)|
|クリーチャー:クリスタル・コマンド・ドラゴン/ダークロード 8000|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から5枚を墓地に置く。|
|このクリーチャーが攻撃する時、自分の墓地にある呪文を1枚、コストを支払わずに唱えてもよい。そうしたら、その呪文を唱えた後、自分の墓地に置くかわりに山札の一番下に置く。|

[[DMR-21]]で登場した[[水]]/[[闇]]の[[クリスタル・コマンド・ドラゴン]]/[[ダークロード]]。

[[ロマノフ]]系列の[[クリーチャー]]らしく、[[墓地肥やし]]と[[墓地]]からの[[呪文]][[詠唱>唱える]]を行う。[[《邪眼皇ロマノフI世》]]と[[《邪眼教皇ロマノフII世》]]の能力を足して2で割ったような能力を持つ。

特筆すべきは、[[コスト]]・[[文明]]を無視して[[呪文]]を放てる点だろう。
現存する[[呪文]]すべてが射程に収まるため、過去の[[ロマノフ]]系列とは全く異なるプレイングができる。
[[マナコスト]]や[[文明]]に関係なく呪文が唱えられるので、[[コスト]]13の[[インビンシブル呪文]]はもちろん、[[《超銀河弾 HELL》]]や[[《ラスト・バイオレンス》]]、[[《ティラノ・リンク・ノヴァ》]]、[[《オールデリート》]]など、[[ゲーム]]の勝敗を決められる威力の[[カード]]を使用できる。

上記の[[《ティラノ・リンク・ノヴァ》]]を発動すれば逆転の1手にもなり得る。この時[[《白騎士の神羅エターナル・ムーン》]]や[[《古代王 ザウルピオ》]]の「攻撃を受けない効果」も無視して[[ダイレクトアタック]]を決められる。

もちろん、本家[[《邪眼皇ロマノフI世》]]のように[[《地獄門デス・ゲート》]]や[[闇]]の[[超次元]][[呪文]]を[[唱える]]だけでも十分に強力ではある。

問題点は[[マナコスト]]の高さ。8というと[[【ロマノフサイン】]]の戦略の核である[[《インフェルノ・サイン》]]や[[《煉獄と魔弾の印》]]の対象範囲外であり、それらと組み合わせて[[リアニメイト]]戦術を取ろうとすると[[《魔龍バベルギヌス》]]等を間に挟まなければならなかった。
しかし、後に[[《戒王の封》]]や[[《襲来、鬼札王国!》]]が登場したことにより、コスト8を鍵とする[[リアニメイト]]戦術を取れるようになった。幸いにもこれらの呪文は既存の[[ロマノフ]]から唱える事が可能なため、ようやく既存のロマノフデッキと併用出来るようになってきたと言えるか。


また[[除去]]耐性もないため、[[スピードアタッカー]]を与えて即座に動けるようにしてあげたいのだが、そうなると[[デッキ]]の[[文明]]が増えてしまう。自身の[[文明]]に[[水]]が追加されているため、[[火]]を含めると3色、[[重い]][[コスト]]対策で[[マナブースト]]に[[自然]]まで使おうとすると4色になってしまう。

[[青黒赤]]だとしても幸い新しく[[《リロード・チャージャー》]]と[[《パイレーツ・チャージャー》]]である程度補うことはできるがデッキビルディングの難易度はやや高め。一番効率が良いのは[[退化]]を利用して出す事と上記のように[[《戒王の封》]]での[[リアニメイト]]だろう。
[[《ドルマゲドン・ビッグバン》]]や[[《阿修羅ンチュラ/傀儡が来る!》]]等、新たなる大型リアニメイト呪文と絡ませるのも手。

やはり活躍の場は新しいタイプの[[デッキ]]になるだろう。
[[デッキビルディング]]にあたり考慮すべき点は多いが、上手く使えば[[ゲーム]]の[[フィニッシャー]]として活躍してくれるだろう。

-[[チャージャー]]や[[《革命の鉄拳》]]のような、唱えた後に[[置換効果]]で特定のゾーンに置かれる能力を持っている呪文を唱えた場合、その呪文の置換効果が優先して適用され、山札の一番下ではなく指定されたゾーンに移動する。

-この[[カード]]を使った[[即死コンボ]]として、[[《S級宇宙 アダムスキー》]]と[[《アルティメット無法伝説》]]の組み合わせがあった。しかし[[2017年3月25日ルール改訂]]により、通常は10枚しか山札が削れなくなってしまい、[[即死コンボ]]としての威力が削がれてしまうようになった。10枚という枚数は《ラスト・ロマノフ》と[[《アルティメット無法伝説》]]を使うに見合う対価とは言い難く、より低コストで済む、例えば[[《リンクウッドの魂燃焼!》]]を使うなどの手法のほうが現実的といえる。

-名前を直訳すると「最後の[[ロマノフ]]」という事で、[[革命]]によって皇帝の座を追われたロマノフ王朝最後の皇帝「ニコライ二世」が連想される。
--なお、公式によれば''実際には[[ロマノフ]]一族とは無関係の[[クリスタル・コマンド・ドラゴン]]で、勝手に末裔を名乗っているだけ''とのこと。ただの物真似でロマノフ一族とほとんど同じ力を手に入れたという事なのか。

//**関連カード
//-[[《》]]

**収録セット [#p338948b]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[MATSUMOTO EIGHT]]
--[[DMR-21 「革命ファイナル 第1章 ハムカツ団とドギラゴン剣」>DMR-21]](9/94)

**参考 [#o7de53e4]
-[[クリスタル・コマンド・ドラゴン]]
-[[ダークロード]]
-[[タップイン]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[山札の上]]
-[[墓地]]
-[[アタックトリガー]]
-[[呪文]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[唱える]]
-[[置換効果]]
-[[山札の下]]
-[[ロマノフ]]
-[[デュエマゴールデンリスト]]

&tag(クリーチャー,水文明,闇文明,青黒,2色,多色,コスト8,クリスタル・コマンド・ドラゴン,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,ダークロード,パワー8000,W・ブレイカー,cip,墓地肥やし,アタックトリガー,呪文サポート,コスト踏み倒し,墓地詠唱,・,ロマノフ,ロマノフ (名称カテゴリ),VR,ベリーレア,MATSUMOTO EIGHT);
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