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- 《邪闘 シス》 へ行く。
#author("2024-09-01T20:49:22+09:00","","")
#author("2024-09-09T04:28:24+09:00","","")
*《&ruby(じゃとう){邪闘}; シス》 [#top]
|邪闘 シス OR 闇文明 (6)|
|クリーチャー:アビスキマイラ 9000|
|''アビスラッシュ'':このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。そうしたら、このターン、このクリーチャーはプレイヤーを攻撃でき、ターンの終わりに山札の下に置かれる。|
|''W・ブレイカー''|
|このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-∞する。|
|このクリーチャーが攻撃する時、アビス・W・メクレイド5してもよい。(アビス・W・メクレイド5:自分の山札の上から6枚を見る。その中から、コスト5以下のアビスを2枚まで、コストを支払わずに使う。残りを好きな順序で山札の下に置く)|
[[DM23-RP2]]で登場した[[闇]]の[[アビスキマイラ]]。
[[cip]]で1体へ-[[∞>無限]]の[[パワー低下]]を放ち、[[アタックトリガー]]で[[アビス]]・[[W・メクレイド]]5を行える。[[アビスラッシュ]]も自前で待ち合わせており、[[能力]]とシナジーを形成している。
∞のパワー低下は事実上の[[確定除去]]であり、[[EXライフ]]や[[《光器パーフェクト・マドンナ》]]のような除去耐性をも貫通できる。一部例外を除けば、[[《狼虎サンダー・ブレード》]]や[[《黒神龍装 ダフトファントマ》]]など単純な破壊効果の[[cip]]よりも強力。[[アビスラッシュ]]で自力で[[墓地]]から出てくるため、事前に墓地に準備しておく事で、いつでも[[確定除去]]を放てる状態にできる。
目玉となる[[W・メクレイド]]は、通常の[[メクレイド]]よりもサーチできる枚数が多いため、指定カードの踏み倒しも行いやすい。[[アタックトリガー]]で発動するので、[[アビスラッシュ]]でバトルゾーンに出すと即座に展開が可能。
自前で[[アビスラッシュ]]を持つため、[[《ド:ノラテップ》]]など[[コスト軽減]]ができる[[クリーチャー]]との相性がいい。[[《アビスベル=ジャシン帝》]]で[[コスト軽減]]すればわずか4マナで登場できる。
6[[コスト]]であるため、自身を含むメクレイド5で展開出来ないのは惜しいところ。しかし、[[《漆黒の深淵 ジャシン帝》]]の[[アタックトリガー]]で蘇生できる他、メクレイド8からも展開できる。この場合、[[アビスラッシュ]]と違い即座に攻撃できないものの、大型の[[確定除去]]持ち[[クリーチャー]]として最低限の出力は持っている。返しのターンに[[破壊]]された場合でも[[アビスラッシュ]]で再登場できるため、相手からは手を出しにくいクリーチャーとして写る事だろう。
-基本的に[[パワー低下]]を意に介さない[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]をパワー低下で破壊することのできる数少ないクリーチャー。他には[[《凶槍乱舞 デスメタル・パンク》]]も該当する。
-[[アタックトリガー]]の[[アビス]]・[[W・メクレイド]]は発動も使う枚数も任意。相手に[[《百発人形マグナム》]]などがいるなら、使う枚数を抑えたり、山札を見ないことも可能。
//引きたかったカード(《ジャシン帝》など)がメクレイドで強制で使われ[[《とこしえの超人》]]に[[マナゾーン]]送りにされることもない。
//そもそもメクレイドは任意効果なので、普通の「アビス・メクレイド」でも勝手に使われることはない。加えて、見たら山札の下に行くので結局引けなくなるのは変わらない。
--[[メクレイド]]の発動条件に[[スーサイド]]などを必要としないため、相手が[[《とこしえの超人》]]などの[[メタ]]クリーチャーを出していても気軽に使える。アビス呪文なら妨害なく使え、必要ないアビス・クリーチャーを[[着地置換効果]]で[[マナブースト]]に使うこともできる。
--これまでの[[メクレイド]]効果を持つカードは大体が強制効果だったため[[山札の上]]から「[[メクレイド]]では使えない[[コスト]]9以上or違う[[種族]]の[[フィニッシャー]]」がめくれてそのまま[[山札の下]]に送られることもあり、任意効果であるこちらはその点では有能ともいえる。
-[[キマイラ]]の[[種族カテゴリ]]にも一応属する。[[アタックトリガー]]はほぼ無意味になるが、[[cip]]を目当てに[[種族デッキ]]や[[《蛇魂王ナーガ》]]の[[進化元]]に採用しても悪くないかもしれない。
**環境において [#cac04350]
登場と前後して発売した[[DM23-EX1]]にて[[《邪幽 ジャガイスト》]]を獲得。以降基本的にそちらとのセットで採用されている。
[[DM23-RP3]]期に[[【黒緑アビス】]]が環境入りすると、[[《アビスベル=覇=ロード》]]の[[コスト踏み倒し]]先として注目された。[[W・メクレイド]]で[[《邪幽 ジャガイスト》]]の[[リアニメイト]][[能力]]の起動を補佐しつつ、[[革命チェンジ]]元にもなれるのでデッキによっては1~2枚採用された。
[[DM24-RP1]]で[[《超霊淵 ヤバーダン=ロウ》]]を新たな呼び出し手段として獲得し、《ヤバーダン=ロウ》と共にこのカードを1枚から2枚程度積んだ型の[[【黒緑アビス】]]が散見されるように。
**[[背景ストーリー]]での活躍 [#d6983dcc]
[[ノワールアビス]]達が融合した[[クリーチャー]]で種族名通りアビスのキマイラと言える存在。
無数の[[アビス]]に囲まれたスタジアムで[[《首領竜 ゴルファンタジスタ》]]の対戦相手を務める。無限の深淵を発生させ、《ゴルファンタジスタ》の左腕を触れただけで消すなど苦戦させるも、自らの命を「回転」させ全力以上の全力を引き出した《ゴルファンタジスタ》の巻き起こした嵐の中に消えた。
--「無限の深淵を発生させる」[[能力]]は∞の[[パワー低下]]で再現されている。
--《ゴルファンタジスタ》が勝利しているが、『決闘学園編』第16話のように、実際の対戦では破壊置換を貫通して葬り去ることが出来る。
**アニメ・漫画において [#cac04350]
-アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]』では第13話から登場。[[邪神くん]]が産み出した[[ノワールアビス]]の1体が破壊と創造を繰り返したことで誕生した、ノワールアビスの親玉にしてミュータントといえる存在の[[オーバーレア]][[アビス]]。声優は[[露崎亘]]氏。
洞穴にて陣取っていたところに邪神くんの訪問を受け、対立するかと思いきや、自分が産み出した[[《ラーテ:ガ:フヨーキ》]]と[[《ガ:ナテハ》]]共々あっさり邪神くんの眷属になった。
--破壊はパワーの∞低下、創造は[[アビス]][[W・メクレイド]]のことを示しているのだろう。劇中では浮いていた小さなモブノワールアビスを消し、そこから《ラーテ:ガ:フヨーキ》と《ガ:ナテハ》を産み出したが、現実のゲームでは《ラーテ:ガ:フヨーキ》はコスト5以上の9で、能力で呼び出せない。
--このクリーチャーは他のノワールアビスと異なり言葉を話せる。そして、そこから産まれた《ラーテ:ガ:フヨーキ》と《ガ:ナテハ》も話せるようになっていた。
-同話では[[斬札 ウィン]]がオバケン戦で早速投入し、相手ターン中に[[《インフェルノ・サイン》]]でリアニメイトされ、[[《ボルシャック・大和・ドラゴン「開眼」》]]を[[パワー低下]]で破壊し、攻撃時の[[アビス]][[W・メクレイド]]5で[[《アビスベル=ジャシン帝》]]と[[《邪龍 ジャブラッド》]]を踏み倒した。この回ではミニコーナーである「今日のカード」として紹介されず、続く第14話で紹介されている。
--[[cip]]の描写は、該当クリーチャーを触手で攻撃、または槍で貫いて破壊するというもの。
シールドをブレイクする時は「触手で貫く」、「腕で殴る」、「手にした槍を投げる」というパターンを披露している。
-感情的な邪神くんの分身だが、クールで理知的な性格で彼に忠実であり、それに加えてノワールアビスの元締めであるためか眷属の中でも高位にいるようで、彼の心境の変化を見抜いて冷静に諭すなどしている。
だが、仲間意識も強いらしく、第16話でノワールアビスに危害を加えた[[霞ヶ関 ファルゴ]]とのデュエマで召喚された際には「我が同胞の痛み、味わってもらおう…!」と静かだが強い怒りを露にしている。勝利後の「邪神タイム」でも、ノワールアビスによるファルゴへのお礼参りに参加していた。
--しかし背景ストーリーをベースとした第29話および第30話では意思が殆どない怪物のように描かれており、これまでのアニメ本編でのこのクリーチャーを知っている視聴者は驚いたことだろう。
-その後は第33話で[[《シス=魔=シャル》]]に進化したが、デュエマ外では引き続きこの姿になっている。
--第26話から第37話まで使用されたエンディングテーマ「ドロー」の映像にも登場した。
-漫画『デュエル・マスターズ WIN』では第12話で[[リッパー教授]]を警戒した[[邪神くん]]が「わが特別のしもべをつかわす」とこのカードを[[ウィン>斬札 ウィン]]に渡した。
その後のリッパー教授戦で早速使用し、[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]を[[パワー低下]]で破壊した。
--[[パワー低下]]の際には「シスの&ruby(エナジードレイン){吸魂};」という技名で、《ガイアッシュ・カイザー》に触手を刺しエネルギーらしきものを吸い取っていた。
**その他 [#cac04370]
-タコのような顔や触手のようなものがあるなど、ラブクラフトの同名の小説などで登場する、クトゥルフ神話の「ダゴン」をモチーフとしていると思われる。
--クトゥルフ神話におけるダゴンは[[クトゥルフ>《アビスベル=ジャシン帝》]]の眷属とされる事があり、[[深きものども>ノワールアビス]]が成長した存在と考えられる事もあるという点でピッタリのモチーフと言える。[[アビスロイヤル]]にも縁の深いラブクラフトの小説「インスマウスを覆う影」にもダゴンは登場している。
-媒体によっては「アビスの軍師」「ジャシンの一番弟子」とも紹介される。
-[[シークレットSPレア]]版の元ネタは東洲斎写楽の『三代目大谷鬼次の奴江戸兵衛』。
--6本の手で元の絵と同じポーズをとっている。また、[[アビス]]初となる日本国内の作品をモデルとしたイラストである。
-名前の由来は『スターウォーズ』の敵組織、「シス」と「死す」だろう。
**関連カード [#te1ed27a]
-[[《凶槍乱舞 デスメタル・パンク》]]
-[[《爆龍皇 ダイナボルト》]]
-[[《アビスベル=覇=ロード》]]
-''NEXT''
--[[《シス=魔=シャル》]]
**収録セット [#jfcb8817]
-illus.[[akagi]]
--[[DM23-RP2 「アビス・レボリューション 第2弾 忍邪乱武」>DM23-RP2]](OR2/OR2)
--[[DM23-RP2X 「アビス・レボリューション 第2弾 忍邪乱武」超刺激パック>DM23-RP2X]](OR2/OR2)(OR2/OR2)
-illus.[[akagi]]''(別イラスト)''
--[[DM23-RP2 「アビス・レボリューション 第2弾 忍邪乱武」>DM23-RP2]](2B/22)(1S/2)
--[[DM23-RP2X 「アビス・レボリューション 第2弾 忍邪乱武」超刺激パック>DM23-RP2X]](1B/22)(2S/2)
**参考 [#le126b34]
-[[アビスキマイラ]]
-[[アビスラッシュ]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[パワー低下]]
-[[アタックトリガー]]
-[[アビス]]
-[[W・メクレイド]]
&tag(クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト6,アビスキマイラ,アビス,キマイラ,パワー9000,アビスラッシュ,W・ブレイカー,cip,パワー低下,単体パワー低下,パワー低下-∞,アタックトリガー,アビス・W・メクレイド,アビス・W・メクレイド5,W・メクレイド,W・メクレイド5,メクレイド,メクレイド5,シス,OR,オーバーレア,akagi,アビス・レボリューションブロック);
&tag(クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト6,アビスキマイラ,アビス,キマイラ,パワー9000,アビスラッシュ,W・ブレイカー,cip,パワー低下,単体パワー低下,パワー低下-∞,アタックトリガー,アビス・W・メクレイド,アビス・W・メクレイド5,W・メクレイド,W・メクレイド5,メクレイド,メクレイド5,OR,オーバーレア,akagi,アビス・レボリューションブロック);