#author("2024-11-06T17:01:50+09:00","","") #author("2024-11-12T21:23:27+09:00","","") *《&ruby(ワーナー・ジャイアント){配球の超人};/&ruby(ロングラン・ヒット){記録的剛球};》 [#top] |配球の超人 C 自然文明 (8)| |クリーチャー:ジャイアント 14000| |''T・ブレイカー''(このクリーチャーはシールドを3つブレイクする)| |このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。| |BGCOLOR(#ccd):| |記録的剛球 C 自然文明 (2)| |呪文:ジャイアント・スキル| |自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。| [[DM23-RP1]]で登場した[[自然]]の[[ジャイアント]]と[[自然]]の[[ジャイアント・スキル]][[呪文]]の[[ツインパクト]]。 [[《イチゴッチ・タンク/レッツ・ゴイチゴ》]]と同じく、初動マナブースト呪文が2枚分の[[特性]]により腐りにくいということに最大の価値があるカード。 呪文側は見ての通り2→4の[[マナカーブ]]に使える。呪文側だけを切り出して考えると[[《フェアリー・Re:ライフ》]]などの[[下位互換]]だが、総合的な性質でそれを上回る活躍が見込める。 まずは[[【チアスカーレット アカネ】]]適性の高さ。デッキに非ジャイアントを入れると不都合になる[[《雲の超人》]]や[[《巨打設計図》>《氷打の妖精/巨打設計図》]]の[[濁り]]にならない。 [[《電脳鎧冑アナリス》]]と比較すると、[[単色]]になったことで[[多色事故]]を気にする必要がなくなり、初動としての利便性が向上した。同弾では[[《アシスター・サイネリア》]]と[[《楽球の妖精》]]も登場したため、ジャイアントの[[種族デッキ]]は一気に構築しやすくなったと言える。 種族統一で力を発揮する[[《雲の超人》]]に[[マナカーブ]]が繋がるのもポイント。 クリーチャー側はおまけとして考えても、[[《イチゴッチ・タンク》>《イチゴッチ・タンク/レッツ・ゴイチゴ》]]よりコストが大きいカードという時点ですでに上回っている。 カードそのもののコストは[[【ハチ公ガチンコ・ジャッジ】]]や[[【カイザー「刃鬼」】]]など[[ガチンコ・ジャッジ]]で参照されうる。また、[[【キャベッジ・セッションズ】]]のような[[パワー12000以上]]基盤デッキでも[[《イチゴッチ・タンク》>《イチゴッチ・タンク/レッツ・ゴイチゴ》]]同様[[《ジャンボ・ラパダイス》]]で回収できる強みも据え置き。無論、[[《イチゴッチ・タンク》>《イチゴッチ・タンク/レッツ・ゴイチゴ》]]と併せて初動マナブースト8枚積みにするのもいい。 もしクリーチャーとして召喚した場合は、[[cip]]で1体で[[マナ送り]]([[強制]])の[[パワー]]14000[[T・ブレイカー]]。 //悪く言えば[[エピソード1]]ごろにも登場していそうなシンプルな[[ファッティ]]。 //↑前の編集者を尊重して残してあるけど、厳密にはそんなクリーチャーは出ていない。エピソード1の《サンダー・ブレード》はW・ブレイカー、単体除去持ちT・ブレイカーは《ヴィルヘルム》《ヴィオラ・ソナタ》とエピソード2からようやく出ている。 とはいえ先ほど述べた種族デッキにおいては[[《雲の超人》]]による2→4→8の流れで4ターン目に召喚することはできる。実際に召喚するかはともかく、中盤以降に初動を引いても使い道があるというのは評価できる。 また、[[《チアスカーレット アカネ》]]の[[メクレイド]]8、[[《輝跡の大地》>《輝跡!シャイニングロード・マンティス/輝跡の大地》]]からの足止めにも使えるため、本質が2ターン目の初動カードとは思えないほど活用方法が多い。前者は山札に入っている時点で、後者はマナゾーンに置いている時点で参照できるため、このカードを[[手札]]に抱えておく必要がないのも相性が良い。 **他のカード・デッキとの相性 [#r770ac58] -呪文側が自然のコスト2マナブーストというツインパクトはこれまでにも[[《イチゴッチ・タンク/レッツ・ゴイチゴ》]],[[《ネオ・ボルシャック・ドラゴン/ボルシャックゾーン》]]の2枚が存在した。 --逆にクリーチャー側がコスト2の初動、呪文側がコスト9の[[《青銅のバンビシカット/「我が力、しかと見よ!」》]]もある。[[ガチンコ・ジャッジ]]の勝利が必要なので確定ブーストではないが、その手のデッキはコストが高いものばかり採用しているはずなのでほぼ確定と高をくくっても裏目になりづらい。 -[[【ロック“SPK”スピーカー】]]では踏み倒した時のリターンが大きい《配球の超人》と、[[色]]の合う《ネオ・ボルシャック・ドラゴン》が優先されるだろう。 --[[《我狼罪 フェンリ業ル》]]の[[公式Q&A]]削除を受けて、現状では[[ツインパクト]]を[[使う]]際の[[裁定]]がグレーゾーンになっている。続報を待ちたい。 -[[【8軸ガチロボ】]]では《ネオ・ボルシャック・ドラゴン》とコスト2マナブースト8枚体制で運用できる。同じくコスト8クリーチャーを含むツインパクトマナブーストの[[《白米男しゃく》>《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》]],[[《ストンピング・ウィード》>《摩破目 ナトゥーラ・トプス/ストンピング・ウィード》]],[[《101匹コピット大冒険》>《名犬機 ワンコピー/101匹コピット大冒険》]]を次のターンに使うことで[[《ガチャンコ ガチロボ》]]に最速で[[マナカーブ]]が繋がる。 -[[【5色ザーディクリカ】]]では呪文側を唱えた後[[《灰燼と天門の儀式》]]や[[《ブレイン・スラッシュ》]]で《配球の超人》として[[リアニメイト]]できる点が評価される。特に《灰燼と天門の儀式》は[[墓地]]がなければ[[バニラ]]呪文でしかないため、自然な[[プレイング]]の範疇で墓地の[[要求値]]を下げられるこのカードの登場は願ったり叶ったりである。 もしこのカードを《灰燼と天門の儀式》で踏み倒せたら、[[効果バトル]]による擬似14000[[火力]]、このクリーチャーの[[マナ送り]]、《灰燼と天門の儀式》で付与される[[ブロッカー]]により最大3面除去を狙うことができる。 **環境において [#h0ec9f8c] 登場からこれを初動にした[[【チアスカーレット アカネ】]]が各地の[[CS>チャンピオンシップ]]で結果を残している。 [[【5色ザーディクリカ】]]にも数枚採用される場合がある。 [[【ハチ公ガチンコ・ジャッジ】]]では[[自然]][[単色]]という点を重視される形で[[《ネオ・ボルシャック・ドラゴン/ボルシャックゾーン》]]より優先され、クリーチャー面のコストの大きさを買われる形で同じ性質の[[《イチゴッチ・タンク/レッツ・ゴイチゴ》]]を5枚目以降の枠に追いやっている。 [[【メクレイド刃鬼】]]が成立すると、その中で稀に見られる[[パワー12000以上]]基盤型で使われるように。 ただ、[[DM23-BD4]]・[[DM23-BD5]]・[[DM23-BD6]]・[[DM23-BD7]]期辺りになると既に採用デッキが悉く環境から死滅しており、ほとんど見かけないカードとなった。 [[DM24-RP1]]で[[《超霊淵 ヤバーダン=ロウ》]]が登場すると攻撃時に出すクリーチャーの選択肢として[[【黒緑アビス】]]に[[《フェアリー・ライフ》]]の代わりに入るようになった。[[ミラーマッチ]]の場合は横展開の返しに1体出しておくだけで見切り発車を牽制することができる上に、次のターンのリーサルも組みやすくなる。 2024年8月17日殿堂レギュレーション改訂を機に[[【黒緑アビス】]]が大幅弱体化するとあまり見かけなくなり、その後使われるとすれば精々[[【青黒緑マルル】]]に9枚目以降のコスト2初動として稀に入るぐらいか。 **その他 [#zb2b89ee] -[[コモン]]の[[クリーチャー]]で[[cip]]で[[バウンス]]以外の[[確定除去]]を使えるものは[[《コーライル》]]以来2枚目。 --全カードで言っても他に[[《ブラッサム・トラップ》]],[[《死神ハンド》]],[[《王家の秘宝》]]しかなく、コモンの確定除去は貴重な存在である。 -[[イラスト]]は[[《驚天の超人》]]によく似ており、コストと[[打点]]も同じ。しかし、頭からはクラブヘッドのようなものが生え、頭頂部には「[[剛流振]]」のマークがある。 また、こちらは相手クリーチャーの[[除去]]、あちらは相手クリーチャーの[[コスト踏み倒し]]と[[cip]]は対照的。 -クリーチャー側の名前の配球とは、野球において投手がどのコースへどの順番で投げるかという戦略のこと。ルビは配給会社の「ワーナー・ブラザース」と、[[《罠の超人》]]をもじっている。 -呪文側の名前の漢字部分は「記録的豪雨」と野球用語の「剛球」を合わせたもの。また、ルビは演劇や映画の「ロングランヒット」と野球の「ロングヒット(長打)」をかけていると思われる。 --両側とも、いくつものダブルミーニングが仕掛けられた秀逸な[[カード名]]である。 -上述の通り元ネタの1つはワーナー・ブラザーズなのだが、雪山が描かれている呪文側のイラストはどちらかといえば同じく配給会社の「パラマウント」のロゴマークを彷彿とさせる。 --余談ではあるが、どちらも「ビッグ5」として認知されるメジャー映画スタジオである。 -このカードが初登場した公式動画には[[《コッコ・ルピア GS》]]の召喚時スライドにこのカードのスライドが誤って重ねられる編集ミスがあり、そのことと「剛流振(ゴルフ)」を掛けて「コッコ・ルピア GS(ゴルフスタイル)」と揶揄された。 **[[サイクル]] [#cycle] [[DM23-RP1]]の[[コモン]][[ツインパクト]][[サイクル]]。 -[[《星姫械 アイリプス/アイリス・アンブレラ》]] -[[《サダイエ・ホンカドリーマー/♪古池や ワンスアゲイン スパイラル》]] -[[《ワイグラス=ワグラス/「宴を始めよう」》]] -[[《ファイン・撃・ピヨッチ/「暴竜爵は不滅なり!」》]] -''《配球の超人/記録的剛球》'' **関連カード [#card] -[[《罠の超人》]] -[[《マスティーカ・パンツァー》]] -[[《フェアリー・ライフ》]] -[[《イチゴッチ・タンク/レッツ・ゴイチゴ》]] -[[《従獄の死神シンベロス/「地獄まで我に従え」》]] -[[《ネオ・ボルシャック・ドラゴン/ボルシャックゾーン》]] -[[《ドミー=ゾー/「倒したいか?」》]] -[[《蒼狼の豊穣 ワクムテラス/オリジナル・ライフ》]] -[[《驚天の超人》]] -イラストに描かれているクリーチャー --[[《首領竜 ゴルファンタジスタ》]](P58/Y22版) **[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text] -[[プロモ>プロモーション・カード (第21期〜第25期)]](P58/Y22)&br;'''マイハマ学園で、ウィンの新たなデュエマ生活が幕を開ける!''' **収録セット [#pack] //***[[デュエル・マスターズ]] -illus.[[Shishizaru]] --[[DM23-RP1 「アビス・レボリューション 第1弾 双竜戦記」>DM23-RP1]](70/74) --[[DM23-BD6 「エキサイティング・デュエパ・デッキ 双極のアカシックZ計画」>DM23-BD6]](57/60) -illus.[[MATSUMOTO EIGHT]] --[[プロモーション・カード>プロモーション・カード (第21期〜第25期)]](P58/Y22) -illus.[[Itadakumike]] --[[DM24-SD2 「いきなりつよいデッキ 守りの王道」>DM24-SD2]](10/11) //***[[デュエル・マスターズ プレイス]] //-CV:[[]] //-illus.[[]] **参考 [#reference] -[[ジャイアント]] -[[T・ブレイカー]] -[[cip]] -[[マナ送り]] -[[ジャイアント・スキル]] -[[マナブースト]] &tag(ツインパクト,クリーチャー,自然文明,緑単,単色,コスト8,ジャイアント,パワー14000,T・ブレイカー,cip,除去,単体除去,確定除去,マナ送り,単体マナ送り,呪文,コスト2,ジャイアント・スキル,マナブースト,・,C,コモン,Shishizaru,MATSUMOTO EIGHT,Itadakumike,アビス・レボリューションブロック);