#author("2023-06-01T21:53:05+09:00","","")
#author("2024-11-13T00:13:29+09:00","","")
*《&ruby(がいあ){鎧亜};の&ruby(しんえん){深淵};パラドックス》 [#i33fd001]

|鎧亜の深淵パラドックス VR 水/闇/自然文明 (4)|
|クリーチャー:ロスト・クルセイダー 6000|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の手札を2枚捨ててもよい。そうしない場合、このクリーチャーを手札に戻す。|
|このクリーチャーが破壊された時、カードを4枚引く。|
|W・ブレイカー|

[[DM-26]]で登場した[[水]]/[[闇]]/[[自然]]の[[ロスト・クルセイダー]]。

[[デメリット]]と[[メリット]]を共に兼ね備える[[クリーチャー]]。
[[pig]]で4ドローできるが、登場時に[[手札]]を2枚捨てないと引っ込んでしまう。

使いこなせれば相当な[[スペック]]であり、発売前は相当騒がれたが、実際には[[手札]]を捨てる[[デメリット]]を打ち消すのが難しく、自身が3色で入るデッキが限られていたため、騒がれた割には使われなかった。

[[破壊]]に対しては強い耐性を持つものの、それ以外の方法での[[除去]]には滅法弱い。
特に[[バウンス]]は天敵であり、[[ハンドアドバンテージ]]と[[テンポアドバンテージ]]を一気に失ってしまう。この[[カード]]を使い辛くしている要因の一つだろう。

一応、一度場に出てしまえば[[W・ブレイカー]]かつ強力な[[pig]]持ちと、相手からすれば厄介なカードとなる。このカードを主体にして[[デッキ]]を組むこともできるが、[[デメリット]]である[[cip]]を利用できなければ活躍は厳しい。[[墓地進化]]や[[リアニメイト]]を絡めるなどの工夫をしたい。

-[[バトルゾーン]]に自分の[[《封魔フォラス》]]がいる時に出したり、[[《百発人形マグナム》]]がいる時に[[コスト踏み倒し]]を使って出せば、[[cip]]を解決する前に[[破壊]]することで、デメリットなしに4ドローできる。

-[[《生魂転霊》]]とも相性が良い。[[cip]]のデメリットは消せないため結局はある程度の手札が必要だが、一度に3枚[[マナブースト]]+4[[ドロー]]と新たなエンジンになり得る可能性を秘めている。

-[[《イーヴィル・フォース》>《龍装05号 イヴィルヴィ/イーヴィル・フォース》]]を使えば[[文明]]の支払いが火1[[色]]で済む上に[[スピードアタッカー]]も付与され、さらに[[pig]]も能動的に発動できるなど、運用性が飛躍的に上昇する。この機構を活かしたのが[[【5色“轟轟轟”ブランド】]]である。

-[[文明]]がやや違うが、[[《夜露死苦 キャロル》]]を捨てればデメリットを和らげることができる。

-手札を捨てなければ何度でも手札に戻る点を利用して、[[《封魔ラベリーズ》]]や[[《ハッスル・キャッスル》]]などの[[効果]]を複数回利用する事もできなくは無いが、それなら[[《アクア忍者 ライヤ》]]で十分であり、やや重く[[色]]も限定されるこのクリーチャーでやる意義は薄い。&br;同じ手段で[[《削削人形ペルシャ》]]と組み合わせ、毎[[ターン]][[ハンデス]]することも可能。

-[[《魔道凶獣バラムゲイナー》]]と組み合わせる事で、[[デメリット]]をほぼゼロにする事ができる。手順は以下の通り。
+[[《魔道凶獣バラムゲイナー》]]2体を[[墓地]]に置いておく。
+《鎧亜の深淵パラドックス》を召喚。
+[[《魔道凶獣バラムゲイナー》]]の能力を解決し、2体を手札に戻す。
+《鎧亜の深淵パラドックス》の能力を解決し、[[《魔道凶獣バラムゲイナー》]]2体を[[捨てる]]。
-ただし、[[《魔道凶獣バラムゲイナー》]]が手札にある状態でこのクリーチャーを[[召喚]]して捨てても、その場で[[《魔道凶獣バラムゲイナー》]]を手札に戻す事はできないという点には注意。この場合、《鎧亜の深淵パラドックス》が[[召喚]]された段階ではまだ[[《魔道凶獣バラムゲイナー》]]は墓地におらず、自身をサルベージする効果がトリガーするタイミングを過ぎてしまっているからである。
--ただし、[[《魔道凶獣バラムゲイナー》]]が手札にある状態でこのクリーチャーを[[召喚]]して捨てても、その場で[[《魔道凶獣バラムゲイナー》]]を手札に戻す事はできないという点には注意。この場合、《鎧亜の深淵パラドックス》が[[召喚]]された段階ではまだ[[《魔道凶獣バラムゲイナー》]]は墓地におらず、自身をサルベージする効果がトリガーするタイミングを過ぎてしまっているからである。

-色の合う[[デッキ]]で[[マナ]]基盤として[[マナゾーン]]に埋める使い道もあるが、[[《父なる大地》]][[《獰猛なる大地》]]などで無理やり引きずり出されると辛い。&br;一概には言えないものの、単にこの色の組み合わせのカードが欲しいだけなら、癖の少ない[[《希望の守り手シウバ》]]や[[《甲魔戦攻ギリメギス》]]の方が良い。
-色の合う[[デッキ]]で[[マナ]]基盤として[[マナゾーン]]に埋める使い道もあるが、[[《父なる大地》]]や[[《獰猛なる大地》]]などで無理やり引きずり出されると辛い。&br;一概には言えないものの、単にこの色の組み合わせのカードが欲しいだけなら、癖の少ない[[《希望の守り手シウバ》]]や[[《甲魔戦攻ギリメギス》]]の方が良い。

-[[カードイラスト]]は蝶をモチーフにしたものと思われる。世界各地には蝶と死が関連付けられた伝承が数多く存在し、たとえばキリスト教において蝶は「復活の象徴」とされている。同じく[[hippo]]氏が[[イラスト]]を手掛けた[[《悪魔神デスモナーク》]]も蝶のような面影を持つ。

-パラドックス(Paradox)は逆説、矛盾という意味。

-漫画「FE」ではヒマラヤを襲撃した際に[[O (オアシス)]]が[[召喚]]している。

-名前に「深淵」とあるが[[アビスロイヤル]]とは恐らく無関係。

**収録セット [#l82f1217]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[hippo]]
--[[DM-26 「極神編 第3弾 超絶VS究極(ドラゴニック・ウォーズ)」>DM-26]]

**参考 [#s5e06ad9]
-[[青黒緑]]
-[[クリーチャー]]
-[[ロスト・クルセイダー]]
-[[タップイン]]
-[[cip]]
-[[手札]]
-[[捨てる]]
-[[ディスカード]]
-[[バウンス]]
-[[デメリット]]
-[[pig]]
-[[ドロー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[【5色“轟轟轟”ブランド】]]

&tag(クリーチャー,水文明,闇文明,自然文明,青黒緑,3色,多色,コスト4,ロスト・クルセイダー,パワー6000,cip,ディスカード,自己バウンス,pig,ドロー,W・ブレイカー,VR,ベリーレア,hippo);