#author("2023-11-22T07:23:56+09:00","","")
#author("2023-11-22T11:35:35+09:00","","")
*《&ruby(ちょうりゅうれんけつ){頂竜連結}; バジュエン・ザ・ローラ》 [#r58e0507]

|頂竜連結 バジュエン・ザ・ローラ SR 光/闇/火文明 (7)|
|クリーチャー:ディスペクター/アーマード・ドラゴン/デーモン・コマンド 12500|
|''EXライフ''|
|''スピードアタッカー''|
|''T・ブレイカー''|
|このクリーチャーが出た時、相手のパワー3000以下のクリーチャーをすべて破壊する。|
|相手のターン中、このクリーチャーの「EXライフ」シールドが自分のシールドゾーンを離れた時、相手のマナゾーンのカードをすべてタップする。次の相手のターンのはじめに、それらのカードはアンタップしない。|

[[DM23-BD1]]で登場した[[光]]/[[闇]]/[[火]]の[[ディスペクター]]/[[アーマード・ドラゴン]]/[[デーモン・コマンド]]。

[[スピードアタッカー]]と[[T・ブレイカー]]、[[EXライフ]]を持つ大型ディスペクター。
[[cip]]で3000の相手限定[[全体>全体除去]][[火力]]を放ち、さらに相手[[ターン]]中にEXライフ[[シールド]]が[[離れた時]]、相手の[[マナ]]を全て[[フリーズ]]する。

このコストに対して3000火力では少々割に合わないが、[[《ドラゴンズ・サイン》]]で踏み倒せるからこその調整だろう。
相手ターン中に出せば1枚[[シールド追加]]しながら全体火力を放つ強力な[[防御札]]であり、さらに[[除去]][[耐性]]、[[スピードアタッカー]]、[[T・ブレイカー]]といったこれまでの光の[[ドラゴン]]にない[[ビートダウン]]向きの要素も併せ持つ。

//[[cip]]の全体火力は[[《ボルシャック・スーパーヒーロー》]]を彷彿とさせる。比較的コストは重いもののこちらは相手の[[クリーチャー]]限定であり、味方を巻き込まない。
//ボルシャック・スーパーヒーローはサイキックメタがメインの能力であり、味方を巻き込むのも差異として大きすぎる。相性の良いカードもボルシャック英雄譚とドラゴンズ・サインでまるで異なる

[[《ドラゴンズ・サイン》]]の他に[[《ナウ・オア・ネバー》>《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》]]、[[《灰燼と天門の儀式》]]などで踏み倒せる。
この内[[《ドラゴンズ・サイン》]]と[[《灰燼と天門の儀式》]]は[[ブロッカー]]付与により防御札として使いやすくなり、[[《ナウ・オア・ネバー》>《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》]]はEXライフシールドが離れた時の能力を確定で[[トリガー]]させられる。

マナフリーズは決まれば[[マナチャージ]]で賄った1マナしか使えなくなり、[[追加ターン]]に等しい絶大な[[アドバンテージ]]を得られる。
おそらく[[《頂災混成 セーゼン・ザ・フメイト》]]の能力に阻害されないようこのような能力になっているのだろう。
このクリーチャーの[[除去]]と、EXライフシールドの[[ブレイク]]を抑制する効果がある。


注意点として自分のターン中には使えないため、[[S・トリガー]]などには連結以外のEXライフと同等の耐性しか持たない。
また、6枚になった[[シールド]]を[[ワンショット]]で割り切れる[[デッキ]]や、[[シールド]]を割らずに勝てる[[ループ]]デッキに対しては意味をなさない場合がある。

[[ワンショット]]の対策としては他の[[ブロッカー]]で防御を固めるか、[[S・トリガー]]や[[G・ストライク]]が多めのデッキで採用すれば改善できる。
[[ディスペクター]]を次々召喚することもシールド追加になるため悪くない。
また、[[ループ]]デッキに対応するための[[メタカード]]も必ずデッキに仕込んでおきたい。

**他のカード・デッキとの相性 [#lcdcdf63]
-[[《Volzeos-Balamord》]]で2枚シールド追加し、G・ストライクを使う度に相手クリーチャーをタップできる体制を作れば、フリーズを無視して[[ワンショット]]されることはそうそうないだろう。そこまで行くと[[オーバーキル]]なことも多いが。

-[[《頂災混成 セーゼン・ザ・フメイト》]]は[[ブロッカー]][[ディスペクター]]かつ、[[メタカード]]であり先述の要件のほとんどを満たす上、マナフリーズは追加ターンではないためあちらの[[常在型能力]]に邪魔されないという計算され尽くした[[デザイナーズコンボ]]を形成する。2体が揃えば、《セーゼン・ザ・フメイト》がいる限りシールドブレイクしないと勝てないが、《バジュエン・ザ・ローラ》がいる限りブレイクするとマナがフリーズするという板ばさみに相手を追い込める。

-このクリーチャーがいるとなんらかの[[呪文]]でこのクリーチャーのEXライフを剥がし、マナフリーズを掛けるという択が生まれるため[[《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]の心理的[[ロック]]がより強力になる。逆に、[[《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]以外何もないところから[[《ナウ・オア・ネバー》>《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》]]で[[マナ]][[フリーズ]]させ、相手の計算を狂わせることも可能。

-自分のターン中に出してビートダウンする場合は[[《雷龍 ヴァリヴァリウス》]]との組み合わせが有力。[[色]]の合う3[[打点]]という強みを最大限活かせる。[[《龍装者 バルチュリス》]]を使えば3ターンキルもできる。

***相手のターンの始めに[[EXライフ]]を剥がす方法について [#kd3908c6]
-上述のマナロックは相手が展開してから発動しても強力だが、''相手のターンの始めに自分のクリーチャーを除去するか、自分のシールドを犠牲にする手段''があれば''実質2ターンのマナロック''になる。しかし、このコンボを決めるのは意外と難しい。
-上述のマナロックは相手が[[展開]]してから発動しても強力だが、''相手のターンの始めに自分のクリーチャーを除去するか、自分のシールドを犠牲にする手段''があれば''実質2ターンのマナロック''になる。しかし、このコンボを決めるのは意外と難しい。

-例えば[[《オヴ・シディアDG》]]で相手ターンのはじめに[[EXライフ]]を剥がせばコンボが成功する。
--コンボの必要枚数は増えるが、[[《水上第九院 シャコガイル》]]を用意して相手ターンのはじめに[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]や[[《疾封怒闘 キューブリック》]]を捨て、[[EXライフ]]を剥がしてもこれに近いコンボになる。
--[[タップ]]した[[《星の導き 翔天》]]を用意し、相手のターンのはじめに[[《月の魔法ツカイ》]]や[[《革命聖龍 ウルトラスター》]]、[[《煌メク聖壁 灰瞳》]]を踏み倒す。
--[[《ミケニャンコ》]]で[[《妖蟲闘竜ベノム・ドラグーン》]]や[[《曲輪!ンプスvs.ブルトゥーラ》]]を[[リアニメイト]]し、次のターンの始めに[[破壊]]される際にそれらの能力を使用して[[EXライフ]]を剥がす。
--[[《無限砲 アリゲドドンガ》]]の[[GR召喚]]を行ったり、自分のターンに殺した[[《凶鬼51号 ハーシル》]]を[[リアニメイト]]する。この時[[《百発人形マグナム》]]が居れば味方を1体破壊する事になるので、その代償を《バジュエン・ザ・ローラ》に支払わせる。
**その他 [#m5099234]
-[[《「終焉」の''頂'' オー''エン・ザ・ロー''ド》>《「終焉」の頂 オーエン・ザ・ロード》]]と[[《超''竜バジュラ''》>《超竜バジュラ》]]の『連結』ディスペクター。
#region2(合成元との関係){{
-[[《「終焉」の頂 オーエン・ザ・ロード》]]の人型部分が、[[《超竜バジュラ》]]の上半身に置き換えられている。構造としては[[《魔帝連結 ガイゼキアール》]]と同様。
--《ガイゼキアール》とはイラストレーターが同じ[[Takaaki Sato]]氏であり、身体の構造だけでなく連結のジッパーがやや開いて光が漏れている点も共通する。
[[《「終焉」の頂 オーエン・ザ・ロード》]]のイラストモチーフは[[《魔刻の騎士オルゲイト》]]とその派生カード群と考えられており、同じく[[《魔刻の斬将オルゼキア》]]を素材とする《ガイゼキアール》をオマージュ・リスペクトしているとも言えるか。
-《バジュラ》の[[ランデス]]能力を、マナゾーンの[[フリーズ]]という形で擬似的に受け継いでいる。一方、《オーエン》の能力の痕跡は残っておらず、せいぜい[[EXライフ]]が山札からの[[シールド化]]と[[耐性]]という点で共通している程度。
-《オーエン》の[[光]]と《バジュラ》の[[火]]に加え『連結』のカラーである[[闇]]が足されている。
また、《オーエン》の[[アンノウン]]と[[ゼニス]]は削除されている。
-意図したものかは不明だが、冠詞が《バジュラ》のそれの同音異義語となっている。また、「頂」という文字に関しても《バジュラ》の[[フレーバーテキスト]]で度々用いられる、縁の深い文字である。
-このカードによって、[[レクスターズ]]、[[鬼レクスターズ]]、[[ディスペクター]]の3つすべてに《バジュラ》の派生カードが存在することになった。
}}

-[[《頂災混成 セーゼン・ザ・フメイト》]]と対になる[[クリーチャー]]。[[DMBD-06]]で対比されていた二大[[ゼニス]]が、5年後の[[構築済みデッキ]]で[[ディスペクター]]になって登場した。

-2023年8月8日に[[Deadman]]はデュエチューブの動画で「開発段階では2ランデスあるいは2マナフリーズする能力であったが、それでは強すぎたためディスペクターらしさも出るだろうと敢えて現在の能力となった」「開発途中までの間ではブロッカーであったが、それでは《バジュラ》のアグレッシブさが出ないことからスピードアタッカーの方向に切り替えた」という趣旨の、開発者のコメントを読み上げている。[[参考>https://www.youtube.com/watch?v=cJl7s12L_fE&t=276s]]
**関連カード [#k0f5f5d7]
-[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]
-[[《エンドレス・フローズン・カーニバル》]]
-[[《双聖混成 クラウツインゼ》]]

-[[《超竜バジュラ》]]
-[[《「終焉」の頂 オーエン・ザ・ロード》]]

-[[《メテヲシャワァ <バジュラ.Star>》]]
-[[《クサリ変怪 <バジュラ.鬼>》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#e2b3a78f]
//-[[]]&br;''''''

**収録セット [#ed9432e2]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Takaaki Sato]]
--[[DM23-BD1 「レジェンドスーパーデッキ 禁王創来」>DM23-BD1]](5/18)
-illus.[[Takaaki Sato]]/[[otumami]]
--[[DM23-BD1 「レジェンドスーパーデッキ 禁王創来」>DM23-BD1]](BE3/BE10)

**参考 [#a233fce9]
-[[ディスペクター]]
-[[アーマード・ドラゴン]]
-[[デーモン・コマンド]]
-[[EXライフ]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[全体除去]]
-[[火力]]
-[[離れた時]]
-[[フリーズ]]

&tag(クリーチャー,光文明,闇文明,火文明,白黒赤,3色,多色,コスト7,ディスペクター,連結,アーマード・ドラゴン,アーマード,ドラゴン,デーモン・コマンド,コマンド,パワー12500,パワーの最後の三桁が「500」,EXライフ,スピードアタッカー,T・ブレイカー,cip,火力,全体火力,パワー3000以下,除去,全体除去,破壊,全体破壊,「EXライフ」シールドが離れた時,マナロック,バジュラ,・,SR,スーパーレア,Takaaki Sato,otumami);