#author("2025-09-25T02:15:45+09:00","","")
#author("2025-09-30T17:47:08+09:00","","")
*《&ruby(おに){鬼};の&ruby(とどろ){轟};き &ruby(さんかく){参角};》 [#top]

|鬼の轟き 参角 VR 光文明 (8)|
|クリーチャー:メタリカ 12000|
|T・ブレイカー|
|自分のターンの終わりに、次のうちいずれか1つを選ぶ。|
|►カードを1枚引く。|
|►自分の手札の枚数以下のコストを持つクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出す。|
|ラビリンス:相手のクリーチャーが攻撃する時、自分のシールドの数が相手より多ければ、自分のクリーチャーを1体アンタップしてもよい。そうしたら、相手クリーチャーの攻撃先をそのクリーチャーに変更する。|

[[DMRP-03]]で登場した[[光]]の[[メタリカ]]。

自分のターンの終わりに[[モード]]で1枚[[ドロー]]するか自分の手札の枚数以下のコストを持つ[[クリーチャー]]を踏み倒すか選べて、相手が攻撃した時に自分の[[クリーチャー]]1体に擬似的な[[攻撃曲げ]]を与える[[ラビリンス]]能力を持つ。

新たに登場した大型メタリカだが、[[《大迷宮亀 ワンダー・タートル》]]や[[《オヴ・シディア》]]などの積極的に盤面を制圧しに行く[[フィニッシャー]]というよりは、中継ぎ的立ち位置にある性能の持ち主。

[[ラビリンス]]は自分の[[クリーチャー]]1体を[[アンタップ]]して疑似的な[[攻撃曲げ]]を与える。
-これは[[《緑知銀 フェイウォン》]]など、他の[[メタリカ]]が持つものとは少し違い、''こうして[[アンタップ]]した[[クリーチャー]]にしか攻撃先を変更できない。''この能力を使う場合は当然その[[クリーチャー]]が[[タップ]]状態でないと使えないので注意。ただし、《参角》自身がタップされているかアンタップされているかは問わない。
--また通常の[[攻撃曲げ]]同様、他の[[ブロッカー]]や[[ガードマン]]、[[攻撃曲げ]]と併用して攻撃先を次々に変える事もできる。ただし、この能力で擬似[[攻撃曲げ]]を与えられる[[クリーチャー]]は1体だけである事に注意。
それなりに強力ではあるが、積極的に数的アドバンテージを狙っていける能力ではないのでこちらはオマケと考えるべきだろう。

やはり、2つ目の能力を主軸に据えて運用するべきであろう。ターンの終わりのドローは強力だが、流石に[[置きドロー]]として運用するには重すぎる。そもそも[[メタリカ]]自体がそれほど[[ドロー]]が苦手な種族というわけではないので、やはりもう一つの踏み倒し能力を重視するべきだろう。
デザインコンセプトとしては、[[モード]]の1つ目の能力でドローを行い手札を増やす→増やした手札から大型[[メタリカ]]を踏み倒しといった感じなのだろうが、流石にそれだと遅すぎる。そもそも、このクリーチャーの不安定な踏み倒し能力に頼って大型メタリカにアクセスするくらいなら、それこそ[[《星の導き 翔天》]]や[[《ジャスティ・ルミナリエ》]]を使って直接出した方がよいだろう。よって、基本的に[[メタリカ]]の種族デッキにはあまり入らないカードであると言える。

一方で、この[[踏み倒し]]は手札の枚数という条件さえクリアしていれば''[[文明]]も[[進化クリーチャー]]も制限がない''というのがかなり強力である。
-この事から、[[【ワルスラオファニスループ】]]において、[[《水上第九院 シャコガイル》]]を踏み倒すのに使われたりする。[[《五連の精霊オファニス》]]と文明があう[[踏み倒し]]ギミック持ちクリーチャーというのが貴重であり、[[《ワルスラ・プリンスS》]]の効果で《参角》の踏み倒し→手札に光クリーチャーではないカードを大量にため込む→手札が9枚になった時点で《参角》の効果を発動→《シャコガイル》を踏み倒すという風に使われる。

総じて、[[レアリティ]]の差はあるとはいえ、[[《大迷宮亀 ワンダー・タートル》]]や[[《オヴ・シディア》]]と比べると表面的なカードパワーは低いが、それに負けない魅力的な点は多く備えていると言えよう。

**ルール [#rule]
-ターンの終わりに[[ドロー]]するか踏み倒す能力は一応強制だが、どちらもしたくない場合は[[踏み倒し]]を選び、踏み倒せる[[クリーチャー]]が手札になかったことにすればよい。

-[[ラビリンス]]の能力は、効果を使う時点で[[アンタップ]]のクリーチャーを[[アンタップ]]しようとはできるが、それでは「そうしたら」の能力を使うことができない。
--同様に、常に[[アンタップしない]]状態の[[タップ]]中のクリーチャーを選んでも「そうしたら」から先は使えない。

**環境において [#meta_game]
それまで手札を用意する手間とこれ自体を用意する手間がかかることから環境進出までには永らく至らなかったが、[[DMEX-08]]発売直前に[[チャンピオンシップ]]4位以内入賞が相次いだ[[【白緑ファイブスター】]]における[[《サファイア・ウィズダム》]]を出す手段として出世した。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#plays]

|鬼の轟き 参角 R 光文明 (8)|
|クリーチャー:メタリカ 12000|
|T・ブレイカー|
|自分のターン終了時、カードを1枚引く。その後、自分の手札の枚数以下のコストを持つクリーチャーを1枚を自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。|
|自分のターン終了時、カードを1枚引く。その後、自分の手札の枚数以下のコストを持つクリーチャー1枚を自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。|
|ラビリンス:自分のシールドの数が相手より多ければ、自分のクリーチャーは「このクリーチャーをアンタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーまたは自分のタップしているクリーチャーに変更してもよい。」を得る。|

[[DMPP-32]]で実装。[[レアリティ]]が[[レア]]になった。

自分のターン終了時の[[モード]]は疑似的に両方選択するようになった。
[[ラビリンス]]で疑似付与していた[[攻撃曲げ]]は、実際の付与を行うようになり、タップしているクリーチャーにも攻撃先を変更できるようになった。

**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DMPP-32]]&br;'''[[DG>《サッヴァークDG》]]に[[3つ目の紋章>《断罪スル雷面ノ裁キ》]]が宿ったとき、その力は[[DG>《サッヴァークDG》]]の枷を破り[[正義そのものであるドラゴン>《煌龍 サッヴァーク》]]となった。'''

**収録セット [#pack]
***[[デュエル・マスターズ]] [#dm]
-illus.[[Dmitry Burmak]]
--[[DMRP-03 「デュエル・マスターズ 新3弾 気分J・O・E×2 メラ冒険!!」>DMRP-03]]

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp]
-CV:[[新保英幸]]
-illus.[[Dmitry Burmak]]
--[[DMPP-32 「正義の煌龍 -JUSTICE OF EXPLOSION!!-」>DMPP-32]]

**参考 [#reference]
-[[メタリカ]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[モード]]
-[[置きドロー]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[ラビリンス]]
-[[攻撃曲げ]]

----
公式Q&A

>Q.自分のバトルゾーンにタップしているクリーチャーがいない場合、''《鬼の轟き 参角》''のラビリンスの能力は使えますか?
A.使えません。自分のアンタップしているクリーチャーを選んでアンタップしようと試みることはできますが、タップ状態からアンタップ状態になるという位相変更に失敗するので、「そうしたら」以降の効果を使うことができません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31609/]]

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