#author("2024-10-30T10:28:30+09:00","","")
#author("2024-10-30T10:29:28+09:00","","")
*《&ruby(おにがおうま){鬼ヶ王魔}; エンド・ジャオウガ》 [#w952c889]

|鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ KGM 闇/火文明 (12)|
|クリーチャー:デモニオ/鬼札王国 17000|
|スピードアタッカー|
|T・ブレイカー|
|<鬼タイム>自分と相手のシールドの数が合計6つ以下なら、このクリーチャーの召喚コストを6少なくする。|
|<鬼エンド>このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、シールドが1つもないプレイヤーがいて、追加ターン中でなければ、このターンの後にもう一度自分のターンを行ってもよい。そうしたら、そのターンの終わりに自分のクリーチャーをすべて破壊する。|

[[DMRP-16]]で登場した[[闇]]/[[火]]の[[デモニオ]]/[[鬼札王国]]。

12マナと重量級だが[[鬼タイム]]で[[コスト軽減]]でき、条件付きで[[追加ターン]]を得る[[鬼エンド]]を持つ。

[[鬼タイム]]と[[鬼エンド]]の両方が発動していれば、6コストで[[追加ターン]]を得る能力を持つクリーチャーとなり、あの[[《無双竜機ボルバルザーク》]]を上回る[[スペック]]になる。一方で、[[鬼タイム]]と[[鬼エンド]]が発動していなければ、12コストで[[スピードアタッカー]]と[[T・ブレイカー]]しか持たない[[コストパフォーマンス]]の悪い[[ファッティ]]となってしまう。

[[中速ビートダウン]]ならば、[[鬼タイム]]の発動で早期に出せる[[T・ブレイカー]]としての活躍も見込めるが、[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]や[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]といったより早期に出せる[[T・ブレイカー]]は現在では山ほどいるので、[[鬼エンド]]も活かしたい。

自分の[[シールド]]が0枚の時に出せば、[[鬼エンド]]の[[追加ターン]]で一気に逆転も可能。[[鬼エンド]]の[[cip]]で[[追加ターン]]を獲得する能力は、[[追加ターン]]の終わりに自身のクリーチャーは全て破壊される[[デメリット]]はあるものの、[[《無双竜機ボルバルザーク》]]と同様に[[追加ターン]]の終了までに相手を倒しきれれば実質的に[[デメリット]]として機能しない。

ただ、[[《無双竜機ボルバルザーク》]]が暴れていた時代と比べると[[ニンジャ・ストライク]]や[[革命0トリガー]]などの防御手段が増えたため、その辺りのカードへの警戒は忘れないようにしたい。

[[鬼エンド]]の発動条件を相手の攻撃で満たすなら、[[シールド]]が0枚で耐え切らないといけないため、[[《一王二命三眼槍》]]や[[《百鬼の邪王門》]]などの防御手段を用意する必要がある。

また防御手段を封じるまで相手の[[シールド]]を攻撃しない[[コントロール]]や、[[シールド]]を[[ブレイク]]せずに勝利できる[[ループ]]も多くあるので、自分で[[シールド]]を減らしていくのも候補にあがる。同じ[[鬼札王国]]には自ら[[シールド]]を減らすカードが多いため、それらと組み合わせると使いやすいだろう。

-ルール上の注意として、相手のターン中に自分が[[追加ターン]]を得た場合、次に自分のターンが始まる時、''[[追加ターン]]を行ってから、通常のターンが行われる''ことになる。そのため、[[鬼エンド]]の発動条件を満たしている時に相手のターン中にこのクリーチャーがバトルゾーンに出ると、まず''最初の1ターン目の終わりに自分のクリーチャーをすべて破壊してから、もう一度自分のターンが行われる''。また、その最初の1ターン目にもう1度このカードを出しても、さらなる[[追加ターン]]を獲得することはできない。逆にその後の2ターン目は通常のターン扱いなので、さらなる[[追加ターン]]を獲得する事が可能。
--[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]と組み合わせると、この状況が発生することも充分あるので注意。

-相手の[[シールド]]が0枚の時に出しても[[鬼エンド]]で[[追加ターン]]を得ることができる。オーバーキルになってしまうが、現在では[[革命0トリガー]]や[[ニンジャ・ストライク]]などの防御札も多くあるので、それらで防ぎきれなくするという使い道はある。

-[[闇文明]]を含むカードで[[追加ターン]]を得る能力を持つのは初。

-これまでの[[キングマスターカード]]の[[シークレットカード]]は両端の枠ふちがなく、他の4枚の[[シークレットカード]]とイラストが繋げた時に真ん中になる仕様だったが、このカードの[[シークレットカード]]は1番左側に位置しているため、左側に枠ふちが付いている。
--[[《勝熱百覇 モモキングReVo》]]とは対になっており、あちらは右側に枠ふちがある。

-コロコロチャンネルNEXTではカード名を「鬼ヶ王''馬'' エンド・ジャオウガ」と誤植されてしまった。

**[[背景ストーリー]]での活躍 [#k9a9199f]
[[《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》]]が[[《一王二命三眼槍》]]の力で蘇った姿として登場。以前から持っていた未来予知能力に加え、以前を遥かに上回る強大な戦闘力を持つ。[[《勝熱百覇 モモキングReVo》]]と[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]を1人で圧倒したが、[[スパ>《スパダチ キャンベロR》]][[ダ>《スパダチ モンキッドR》]][[チ>《スパダチ ケントナークR》]]の加勢により一時撤退。
その後、[[獄鬼夜城>《極悪!獄鬼夜城》]]にて[[《勝熱百覇 モモキングReVo》]]を迎え撃つも、他の[[キングマスター>キングマスターカード]]達の力を得た[[《勝熱百覇 モモキングReVo》]]の9撃を受けて深手を負い、[[獄鬼夜城>《極悪!獄鬼夜城》]]の自爆装置を置き土産に起動して元いた[[鬼の歴史]]の世界に撤退した。
-改心や和解もないままでラスボスが生き延びたのは珍しい。
先例としては[[《偽りの名 シャーロック》]]と[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]がいるが、前者は倒されていたことが後に判明し、後者は次のシリーズで倒されている。また、彼らと違って主人公側に勝利したのではなく、敗北しつつも倒される前に撤退している。
そして、[[王来MAX]]では[[新たな力>鬼S-MAX進化]]を手に入れ、[[再びラスボスとなる>《CRYMAX ジャオウガ》]]。

**アニメ・漫画での活躍 [#kecfca73]
-アニメ『[[キング>デュエル・マスターズ キング(アニメ)]]』では[[鬼札 アバク]]の新たな切り札であり3枚目の[[キングマスターカード]]として登場。声優はこれまでのジャオウガ系統を担当した[[白石兼斗]]氏。
第33話での[[大長老]]戦で初登場。シールド0かつ大長老の場に[[《大樹王 ギガンディダノス》]]が2体いるというほぼ詰みの状況だった 7ターン目に[[スペシャルドロー>今引き]]で引き当てられ、前述通りシールド0だったので[[鬼タイム]]のコスト軽減と[[鬼エンド]]の[[追加ターン]]獲得の条件を達成。アバクが《ギガンディダノス》を[[《是空の鬼 ゲドウ権現》]]で[[道連れ>スレイヤー]]にしたことで攻撃可能となり、大長老のシールドを3つブレイク、追加ターンでそのまま[[ダイレクトアタック]]を決めた。
第33話での[[大長老]]戦で初登場。シールド0かつ大長老の場に[[《大樹王 ギガンディダノス》]]が2体いるというほぼ詰みの状況だった 7ターン目に[[スペシャルドロー>今引き]]で引き当てられ、前述通りシールド0だったので[[鬼タイム]]のコスト軽減と[[鬼エンド]]の[[追加ターン]]獲得の条件を達成。アバクが《ギガンディダノス》を[[《「是空」の鬼 ゲドウ権現》]]で[[道連れ>スレイヤー]]にしたことで攻撃可能となり、大長老のシールドを3つブレイク、追加ターンでそのまま[[ダイレクトアタック]]を決めるという大逆転勝利を収めた。
その後は第46話から第47話(最終話)の[[切札 ジョー]]戦(2戦目)でも使用されたが、第47話では[[追加ターン]]を耐えられてしまい自滅してしまった。その際橙色の炎だった体色が青色の炎になり、瞳の色が赤みがかった紫色の瞳に変化した。
--第47話ではやる気満々で指を鳴らしたりする一面を見せた。第46話のAパート後のアイキャッチでは顔がアップした後にマグマのように燃え盛る様子を見せている他、Bパート開始前のアイキャッチでも登場した。
--シールドをブレイクする時は従来通り脚の金棒によるキックを行う他、地面を殴りつけて呼び出した人魂のようなものを三つ巴の形状でシールドに突撃させるモーションも見せた。

-さらに続編の『[[キングMAX>デュエル・マスターズ キングMAX]]』では第2話の[[切札 ジョー]]の回想で『キング』第47話(最終話)のシーンが使用された。

-漫画『キング』ではアニメ版と同様にアバクが使用。
デュエマシーンでの初登場は[[ゼーロJr.]]戦で、いつの間にか破壊された[[《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》]]が倒されたことによる恨みから鬼の魂がジャオウガの遺体に集う事で誕生し、そのまま[[ダイレクトアタック]]を決めた。
その後の第13話から第14話の[[切札 ジョー]]戦(2戦目)でも使用した。
--それ以前には第7話の[[キャップ]]戦でもアバクが[[鬼エンド]]と[[追加ターン]]を宣言しているため、このカードを使用した可能性があるが召喚していたのは[[《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》]]であり、その回の連載時点ではこのカードの情報は出ていなかったのでネタバレを防止した可能性もある(カード情報が一切出ていないカードが漫画版で使われることは何度かある((例として[[《超奇天烈 マスターG》]]や[[《デュエにゃん皇帝》]]などがある。)))。

**関連カード [#zea69155]
-''Prev''
--[[《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》]]
-''Next''
--[[《鬼ヶ羅刹 ジャオウガ》]]

-[[《一王二命三眼槍》]]

-[[《無双竜機ボルバルザーク》]]

-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《弩闘×十王超ファイナルウォーズ!!!》]]
--[[《滅砕!鬼札MAX》]]([[DMEX-14]]版)
--[[《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》]](P69/Y19版)
--[[《襲来、鬼札王国!》]](P72/Y19版)

***背景ストーリーのラスボス [#z5b2ad46]
-''Prev'':[[超天篇>超天篇背景ストーリー]]
--[[《滅亡の起源 零無》]]/[[《零龍》]]

-''Next'':[[王来篇>王来篇背景ストーリー]]
--[[《龍魂珠》]]
--[[《Volzeos-Balamord》]]

**収録セット [#zc38d7f0]
-illus.[[Mikio Masuda]]
--[[DMRP-16 「十王篇 第4弾 百王×邪王 鬼レヴォリューション!!!」>DMRP-16]](KM2/KM3)
-illus.[[Mikio Masuda]]/[[otumami]]
--[[DMRP-16 「十王篇 第4弾 百王×邪王 鬼レヴォリューション!!!」>DMRP-16]](秘6/秘15)

**参考 [#e19849c2]
-[[デモニオ]]
-[[鬼札王国]]
-[[キングマスターカード]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[鬼タイム]]
-[[コスト軽減]]
-[[鬼エンド]]
-[[cip]]
-[[追加ターン]]
-[[ターン終了ステップ]]
-[[自壊]]
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公式Q&A
>Q.自分のシールドが1つもない状況で、同じターン中に''《鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ》''を2体バトルゾーンに出しました。このターンが追加ターンでない場合、自分は追加ターンを2つ得られますか?
A.はい、追加ターンを2つ得られます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39059]]

>Q.''《鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ》''の「鬼エンド」能力で、自分のクリーチャーを破壊するのはいつですか?
A.追加ターンの終わりに、自分のクリーチャーを破壊します。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39061]]

>Q.相手のターン中に自分が''《鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ》''をバトルゾーンに出し、「鬼エンド」能力で追加ターンを得ました。次に行われるターンは自分の追加ターンですか?自分の通常のターンですか?
A.自分の追加ターンから行います。追加ターンの終了時、自分の通常のターンを行います。(総合ルール 500.5)
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39062]]

>Q.相手の追加ターン中に自分の''《鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ》''がバトルゾーンに出ました。いまは相手の追加ターン中ですが、自分は「鬼エンド」能力で追加ターンを得られますか?
A.いいえ、追加ターン中に''《鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ》''の「鬼エンド」能力は解決できません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39063]]

>Q.''《鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ》''の「鬼エンド」能力で得た追加ターン中に[[《終末の時計 ザ・クロック》]]がバトルゾーンに出ました。そのターンの終わりに、自分のクリーチャーを全て破壊しますか?
A.いいえ、ターンの残りをとばすので、自分のクリーチャーは破壊しません。「ターンの終わりに」の能力はトリガーせず、次の相手のターンを始めます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39060]]

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