#author("2024-11-18T06:04:55+09:00","","")
#author("2024-11-18T08:33:34+09:00","","")
*《&ruby(まかいごうおう){魔壊業皇}; デストピア》 [#top]

|魔壊業皇 デストピア VR 無色 (7)|
|クリーチャー:デーモン・コマンド・ドラゴン/オラクル 9000|
|''ブロッカー''|
|''W・ブレイカー''|
|相手がクリーチャーを召喚した時または呪文を唱えた時、相手は自身の手札を2枚選んで捨てる。そうしなければ、相手は自身のエレメント1つまたは自身のマナゾーンにあるカード1枚を選び、墓地に置く。|

[[DM23-EX2]]で登場した[[無色]]の[[デーモン・コマンド・ドラゴン]]/[[オラクル]]。

相手の[[召喚]]と[[呪文]]に反応し、[[セルフハンデス]]を放つ。[[手札]]が1枚以下なら[[エレメント]]の[[選ばせ除去]]もしくは[[ランデス]]を放つ。[[ブロッカー]]と[[W・ブレイカー]]も持つ。

相手の[[リソース]]をじわじわと削って[[ハンドアドバンテージ]]を稼ぎ、それが尽きたら今度は[[マナ]]や[[ボードアドバンテージ]]も削るという、とにかくリソース削りに特化したカード。
[[《スカル・チェーンソー》]]の[[システムクリーチャー]]版と言える。

心理的[[ロック]]性能は決して低くはないものの、単体で稼げるアドバンテージとしては7マナのクリーチャーにしては少々控えめ。例えば文明こそ異なるものの、同じコストで[[《緑神龍ミルドガルムス》]]は[[ランデス]]ついでに[[マナ加速]]ができ、[[《悪魔龍 ダークマスターズ》]]は[[ピーピング]]しながらこのクリーチャーより多い3枚のハンデスが可能である。[[アタックトリガー]]とはいえ、[[破壊]]と[[ハンデス]]と[[シールド焼却]]を同時に行える[[《CRYMAX ジャオウガ》]]も同じ7マナ。
そのため、7マナ払ってこのクリーチャーを出して終わりでは割に合わない。複数体同時に並べたり、[[《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]のような他のロックカードと組み合わせてこそ真価を発揮すると言える。

[[種族]]は[[デーモン・コマンド・ドラゴン]]に加えて[[オラクル]]、さらに[[無色]]のコスト7とサポートは豊富。[[《神聖斬鬼 アシッド・テクノ》]]で2体並べたり、[[《「謎」の頂 Z-ファイル》]]で展開したりできる。
ちょうど同弾で再録された[[《偽りの悪魔神王 デス・マリッジ》]]は、[[進化元]]としても横に並べて[[ロック]]を強化するパーツとしても優秀。

-[[手札]]が2枚以上なら、必ず[[セルフハンデス]]を実行する。
[[手札]]が1枚以下なら、必ず[[エレメント]][[除去]]か[[ランデス]]を実行する。「[[そうしなければ]]」以前の処理に「可能な部分だけ実行する」ルールは適用されないため。
(類似例:[[《トゥリナーツァッチ <エンパペ.Star>》]])

**環境において [#d7d8e9ae]
登場7日目のオリジナルでは、これをワンショット失敗用の保険として運用する妨害手段に1枚積みした型の[[【白緑巨大天門】]]がオリジナルで3位入賞。

2024年11月中頃のオリジナルでは、これを[[ジョーカーズ]][[ウィニー]]と[[《妖精のプレリュード》>《透明妖精リリン/妖精のプレリュード》]]で[[コスト軽減]]した[[《神聖斬鬼 アシッド・テクノ》]]で呼び出す型の変則の[[【無色ジョーカーズ】]]が76人参加のチャンピオンシップでベスト4入賞。
2024年11月中頃のオリジナルでは、これを[[ジョーカーズ]][[ウィニー]]と[[《妖精のプレリュード》>《透明妖精リリン/妖精のプレリュード》]]で[[コスト軽減]]した[[《神聖斬鬼 アシッド・テクノ》]]で呼び出す型の変則の[[【無色ジョーカーズ】>【ジョーカーズ】]]が76人参加のチャンピオンシップでベスト4入賞。
**背景ストーリーでは [#i435ad16]
「裏[[オラクル]]の教祖」と呼ばれる存在。過去にも[[フレーバーテキスト]]で[[名前は示唆されており>フレーバーテキストが初出のカード]]、オラクルに「カルマ」の力を与えた張本人である(([[《禁術のカルマ カレイコ》]]、[[《カレイコの黒像》]]より))。
また、[[ドラゴン・サーガ世界>並行世界#Dragonsaga]]の[[《魔壊王 デスシラズ》]]の[[パラレル存在]]である。

「[[オラクル裏教義>《神託の王 ゴスペル》]]」に精通しており、「裏オラクル九王円卓会議」なる会議(([[《盗掘人形モールス》]]より))を開いていた事も明かされている。この会議によって、[[ブリティッシュ>《地獄魔槍 ブリティッシュ》]]を[[新たなゼロの礎>《神聖牙 UK パンク》]]とすることを決定した。後にこれは「業王の魔壊事変」と呼ばれたようだ。

その後、[[《魔の革命 デス・ザ・ロスト》]]が[[《極・龍覇 ヘルボロフ》]]の願いを聞き入れた際、《デス・ザ・ロスト》に導かれてドラゴン・サーガ世界へと旅立つ(([[《禁術のカルマ カレイコ》]]より))。こうしてドラゴン・サーガ世界に現れた《デストピア》こそ、[[《超・魔壊王 デスシラズ∞》]]の片割れである((参考:[[https://youtu.be/ZJ46l-zFOCs]]。収録された2枚の《デスシラズ∞》のうち、[[NAKAMURA 8]]氏のイラストの方が《デストピア》。))。

-「裏教義」の存在は[[エピソード3背景ストーリー]]当時から示唆されており、そこから約7年後となる[[DMEX-08]]で《デストピア》の存在が初めて明かされたが、さらに3年以上の時を経てついにカード化されることとなった。
--《デスシラズ》の[[パラレル存在]]ということで、種族は[[デーモン・コマンド・ドラゴン]]となっている。なぜ[[エピソード世界>並行世界#Episode]]の存在でありながら、ドラゴン・サーガ世界で生まれた存在である[[デーモン・コマンド・ドラゴン]]なのかは不明だが、一方で[[デーモン・コマンド・ドラゴン]]自体エピソード世界の[[オラクル]]との関連が示唆されており、無関係とも言えない。

-ちなみに彼が別の世界に旅立った後、空いた裏教祖の座を[[狙う輩>《カルマ大司教 ゾロスター》]]が現れたのだが、そいつは[[《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》]]によって神罰を与えられている。

**その他 [#f4c479a1]
-[[フレーバーテキスト]]は、「罪を数える」が[[ハンデス]]を、「罰」が[[ランデス]]と[[破壊]]を選ばせる能力を表現していると思われる。
設定上繋がりのある[[《魔壊王 デスシラズ》]]もまた、[[ファンキー・ナイトメア]]の罪を数え、罰を与えていた。

-初出は[[デュエマいやほいゲーム]]。
++黒幕のカルマ インタ・ステラ……[[オラクル]]の命名ルールに沿った冠詞。
名前部分の由来である「インターステラー(interstellar)」は「恒星間」ないし転じて「恒星間移動」の意味で、同名の映画でも有名。どちらかというとオラクルよりは[[闇]]の[[アウトレイジ]]の命名ルールに近い。
++魔壊業皇 デストピア……正解の選択肢。[[フレーバーテキストで存在が示唆されていた>フレーバーテキストが初出のカード]]名前。
「魔壊業皇」は[[カルマ>オラクル]]と「[[魔壊王>《魔壊王 デスシラズ》]]」を合わせたものだろう。名前部分の由来は「デス」+「ディストピア」か。
++神聖貴 スラッシュメタル……[[オラクリオン]]の命名ルール。
スラッシュメタルとは、[[ハードコア>《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》]]に影響を受けた[[ヘヴィメタル>ヘヴィ・デス・メタル]]の派生ジャンル。
++偽りの業(コードカルマ) キルゴロス……[[アンノウン]]の命名ルール。
[[オラクル]]の階級である「カルマ」も含まれている。名前の由来は[[《極・魔壊王 デスゴロス》]]か。

-[[川崎大輔]]氏は[[カルマ(業) を司る教皇、それが業皇(ぎょうこう)!!>https://twitter.com/poxnoid_k/status/1423563052658565124]]と語っていた。[[デュエチューブ]]で名前が出る際もこの読み方をされてきたが、カード化された際の読みは「ごうおう」。
--強いて理由を考えるなら、[[僥倖>《僥倖!キンキラ・シャン・メリー》]]と同じ発音だとプラスイメージがあってデストピアと合わなかったためだろうか。

**関連カード [#card]
-[[《魔壊王 デスシラズ》]]
-[[《スカル・チェーンソー》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DM23-EX2]]&br;'''貴様の罪は数え終わった……自身の罰は、自身で選ぶがいい。 -魔壊業皇 デストピア'''

**収録セット [#pack]
//***[[デュエル・マスターズ]]
-illus.[[Yuukoo009]]
--[[DM23-EX2 「頂上決戦!!デュエキングMAX 2023」>DM23-EX2]](23/112)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]

**参考 [#reference]
-[[デーモン・コマンド・ドラゴン]]
-[[オラクル]]
-[[ブロッカー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[ハンデス]]
-[[セルフハンデス]]
-[[そうしなければ]]
-[[破壊]]
-[[選ばせ除去]]
-[[ランデス]]

-[[デュエマいやほいゲーム]]

----
[[公式Q&A]]

-3つ目の能力について

>Q.自分の''《魔壊業皇 デストピア》''の「相手がクリーチャーを召喚した時または呪文を唱えた時」の能力で、相手の手札が1枚しかない場合や、相手のエレメントが1つもない場合、どうなりますか?
A.相手の手札が1枚以下の場合、相手は自身のエレメント1つか自身のマナゾーンにあるカード1枚を墓地に置きます。&br;相手のエレメントが1つもない場合、相手は自身の手札を2枚捨てるか、自身のマナゾーンにあるカード1枚を墓地に置きます。&br;相手の手札が1枚以下かつ、相手のエレメントが1つもない場合、相手は自身のマナゾーンにあるカード1枚を墓地に置きます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43946]](2023.10.20)

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