#author("2024-09-17T22:36:38+09:00","","")
#author("2024-11-01T05:20:24+09:00","","")
*《&ruby(まていれんけつ){魔帝連結}; ガイゼキアール》 [#xe8cca30]

|魔帝連結 ガイゼキアール VR 光/闇/火文明 (6)|
|クリーチャー:ディスペクター/デーモン・コマンド/レッド・コマンド・ドラゴン 9000|
|''EXライフ''(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)|
|''スピードアタッカー''|
|''W・ブレイカー''|
|カードが自分のシールドゾーンから墓地に置かれた時、次のうちいずれか1つを選ぶ。|
|▶カードを1枚引く。|
|▶相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。|
|▶相手のクリーチャーを1体選び、タップする。|

[[DMRP-17]]で登場した[[光]]/[[闇]]/[[火]]の[[ディスペクター]]/[[デーモン・コマンド]]/[[レッド・コマンド・ドラゴン]]。

共通効果の[[EXライフ]]と、[[スピードアタッカー]]、[[W・ブレイカー]]に加え、自分のシールドが[[焼却>シールド焼却]]された時に3つの[[モード]]から1つを選んで誘発する効果を持つ。

『連結』[[ディスペクター]]らしく[[EXライフ]][[シールド]]が離れた時の[[能力]]を持つが、誘発の対象が[[EXライフ]][[シールド]]から[[シールドゾーン]]全体に拡大された代わりに、[[墓地送り>シールド焼却]]でなければ発動できなくなった。
単純な[[シールド]]ブレイクでは効果が起動しないので、効果の発動には手間がかかる。

起動する効果は[[ドロー]]、[[ハンデス]]、[[タップ]]の中からいずれか1つ。それぞれコスト査定的には1~2コスト相当であり、強力とは言えないが選択肢が多いため完全に[[腐る]]ことは少ない。

[[EXライフ]]の[[シールド]]を身代わりにして[[能力]]を[[誘発]]させるデザインと思われるが、相手の[[除去]]を待つ必要があるため自力で起動させる手段も用意しておきたい。
[[墓地送り]]でなければ効果が[[誘発]]しないため、組み合わせるカードはかなり限られる。例えば、[[シールド]]操作に長けた[[鬼札王国]]や[[月光王国]]のカードでも、その多くが行うのは[[シールド回収]]であり、色こそ合っているが相性は悪い。

[[能力]]を活かすなら、[[闇]]の[[エンジェル・コマンド]]や[[《デュアルショック・ドラゴン》]]等は組み合わせ先として相性が良い。特に[[《偽りの星夜 スター・イン・ザ・ラブ》]]と組めば、自身は[[全体除去]]を掻い潜りつつ[[シールド]]の枚数分[[ハンデス]]できる。

その他能動的に誘発出来る[[カード]]はタグ:自己シールド焼却を参照。
特に相性の良いものの例としては以下のような物がある。

|[[《黙示録、それはラグナロク》]]|[[シールド追加]]しつつ[[能力]]を複数回使えるが、[[EXライフ]]は失われる|
|[[《ガンナー=パトローラー》]]|こちらも[[能力]]を複数回使えるが、[[EXライフ]]は失われる。&br;シールドは増えないが、その分コストが軽い|
|[[《マリッジ・ブルー》]]|こちらは[[EXライフ]]を温存しつつ2回[[能力]]を使える。&br;[[S・トリガー]]も持つが、タイムラグがありシールドは増えない|
|[[《覇王ノワールモナーク》]]|[[cip]]で好きな数自己[[シールド焼却]]して同じ数だけ[[墓地回収]]。&br;こちらも[[EXライフ]]を残せる上、味方を犠牲に[[敗北回避]]できる|
|[[《魔王と天使のサイン》]]|[[リアニメイト]]に加え、[[能力]]を誘発しつつ[[ブロッカー]]化できる|
|[[《超次元の手ホワイト・ブラックホール》]]|[[シールド]]を減らさずに[[能力]]を誘発でき、[[サイキック>サイキック・クリーチャー]]も出せる。&br;[[覚醒]]をサポートできる[[《時空の霊魔シュヴァル》]]がオススメ|
|[[《闇の破王 デス・キング》]]|1体[[スーサイド]]して[[リアニメイト]]後、1枚自己[[シールド焼却]]。&br;[[EXライフ]]を消費して出すことで盤面を減らさずに2回発動できる。&br;上記の[[《時空の霊魔シュヴァル》]]を[[覚醒]]させるのにも役立つ|
|[[《CRYMAX ジャオウガ》]]|敵味方の[[シールド]]が3枚ずつになるように[[シールド焼却]]。&br;マナカーブが繋がる。[[アタックトリガー]]と合わせて大量[[ハンデス]]も良し、[[タップ]]と[[EXライフ]]の耐性で強引に[[ダイレクトアタック]]するも良し|
//|[[《月の魔法ツカイ》]]|[[ブロッカー]]。cip能力を誘発させつつ、[[《死の宣告》]]を放つ|
//|[[《スローリー・チェーン》]]|[[S・トリガー]]。確実に時間稼ぎしつつ、[[能力]]を誘発できる。&br;自分のターンに唱えると[[攻撃できなくなる>攻撃できない]]のには注意|
//|[[《黙示聖獣カラドリウス》]]|cipで[[シールド追加]]。場を離れるとシールドを墓地へ。最低でも±0で損は無い|
//|[[《セツナノ裁徒》]]|~|
|[[《暗黒鎧 ザロスト》]]|[[ターンのはじめ>ターン開始ステップ]]に、自身を[[リアニメイト]]しつつ[[能力]]を誘発|
//|[[《無慈悲な取り立て》]]|低[[コスト]]で[[確定除去]]を放ちつつ[[能力]]を誘発できる。&br;後者は[[レインボーナス]]の発動も可能|
//|[[《黒歴史の白詩集》]]|~|
//|[[《鬼札の伝説》]]|能力を誘発しつつ、[[クリーチャー]]2体の[[サルベージ]]を行う|
//|[[《エナジー・フレイム》]]|シールドを犠牲に手札補充|
|[[《爆衆 ボルカ-1》]]|[[ササゲール]]で[[コスト軽減]]し、[[pig]]で[[能力]]を誘発できる|
//|[[《言祝ぎし神王のコンヤク》]]|ターン終了時に[[シールド]]を[[墓地]]においてセルフ[[墓地回収]]|

最後の能力を無視して運用する場合、このカードの独自性は対応[[アタック・チャンス]][[呪文]]の多さにある。
対応するのは以下の通り。
-[[《混成秘伝デュアルスタック》]]
-[[《連結秘伝アンビバレンツリンク》]]
-[[《電融秘伝グリードソレノイド》]]
-[[《聖魔王秘伝ロストパラダイスワルツ》]]
-[[《炎龍秘伝カイザー・フレイム》]]
-[[《ブラック・タッチ》]]

特に注目すべきは《ロストパラダイスワルツ》であり、このカードを最速で唱えられるのは唯一無二の特徴。[[スピードアタッカー]]を持っているので即座に攻撃できるのも相性が良く、[[EXライフ]]を即座に剥がし能動的に[[革命チェンジ]]元になることができる。

最後の能力は前述のように相当手間をかけないと誘発できないため、[[《聖魔王秘伝ロストパラダイスワルツ》]]を最速で撃てるという特徴がこのカードを扱う上での焦点となる。

いっそのこと「[[着地]]しやすい[[耐性]]付きの[[準バニラ]]」というような感覚で[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]の[[ファイナル革命]]先に使うのも良いかもしれない。ただし、メジャーな型の[[【ドギラゴン閃】]]においては色が合わないのが難点。

//-『連結』[[3色]]を全て持っているため、[[ディスペクター]]専用の[[アタック・チャンス]][[呪文]]の多くを唱えられる。
[[3色]][[ディスペクター]]では[[コスト]]が軽めで[[スピードアタッカー]]を有するのもポイント。
//--特に[[《聖魔王秘伝ロストパラダイスワルツ》]]の登場は朗報で、前述のように[[EXライフ]]を即座に剥がし[[革命チェンジ]]元になることができる。誘発[[能力]]こそ使えないが、比較的低[[コスト]]で[[スピードアタッカー]]の[[ディスペクター]]/[[コマンド]]/[[ドラゴン]]であるという強みを活かせるようになった。

-誘発条件は[[オシオキムーン]]に似ているが、こちらは[[シールドゾーン]]の[[カード]]が[[墓地]]に置かれた時。[[ブレイク]]や[[シールド回収]]では誘発しない。
--[[シールド・ゴー]]を持つ[[カード]]や[[要塞化]]した城は、[[墓地]]に置かれて誘発する。

//-[[モード]]を持つ能力を[[使う]]際、[[使用宣言]]のタイミングでどの[[能力]]を使用するか選択するのだが、この[[クリーチャー]]の場合、それが[[誘発型能力]]である。そのため、[[シールド]]が[[墓地]]に置かれた瞬間、''[[解決]]中の能力・[[効果]]を差し置いて、まず1番にこの[[クリーチャー]]の能力で何を適用するか、選択し宣言する必要がある''。
//--なお、実際に選んだ[[能力]]を解決するのは、従来通り現在解決中の[[効果]]の処理が終わってからになる。
//裁定変更

-相手依存になるものの、合成元の[[《ガイアール・カイザー》]]と合わせれば、自分の[[シールド]]が[[ブレイク]]される度に[[能力]]の[[誘発]]が狙える。
一方[[《魔刻の斬将オルゼキア》]]は、[[EXライフ]]が残っている状態でこのクリーチャーを《オルゼキア》の[[cip]]の対象にすれば、こちらの[[クリーチャー]]を減らさずに相手の[[クリーチャー]]を2体[[破壊]]し、さらにこの[[クリーチャー]]の[[能力]]を使用することができる。

**その他 [#xed2a6ae]
[[超獣王来列伝>DMSP-02]]で予告されていた[[ディスペクター]]。
「[[勝利王>《ガイアール・カイザー GS》]]」[[《''ガイアール''・カイザー》>《ガイアール・カイザー》]]と“時を操る悪魔”「魔刻王」[[《''魔''刻の斬将オル''ゼキア''》>《魔刻の斬将オルゼキア》]]を合成した『連結』[[ディスペクター]]。
#region2(合成元との関係){{
-《ガイアール》の上半身を、《オルゼキア》の髑髏状の下半身にそのまま接合している。合成のやり方としては[[《頂竜連結 バジュエン・ザ・ローラ》]]と同様。
--2体を接合しているジッパーが半分ほど開いてしまっており、中から赤い光が漏れ出しているのが見える。一度《ブランド》に貫かれ[[EXライフ]]を消費した後の姿か[[ハンター]]特有の光る傷を表していると思われる。
--[[カード名]]の「帝」は、《ガイアール》の「カイザー(Kaiser:ドイツ語で皇''帝'')」が由来だろう。
--《ガイアール》は自分の[[シールド]]を、《オルゼキア》は自分の[[クリーチャー]]を[[墓地]]に送ることを条件とした[[能力]]を持っている。この[[クリーチャー]]の[[能力]]の誘発条件が「[[墓地]]に送られた時」になったのはそのためだろうか。一方で、《ガイアール》は[[超次元ゾーン]]からの展開、《オルゼキア》は[[スーサイド]]による[[選ばせ除去]]と、どちらも[[クリーチャー]]の数を増減させる[[能力]]だったが、その性質は失われている。
--一応《オルゼキア》の方も[[サイキック・クリーチャー化>《時空の斬将オルゼキア》]]しているため、《ガイアール・カイザー》との共通点がないわけではないところか。
-[[ディスペクター]]らしく、《ガイアール》の[[特殊種族]][[ハンター]]が削除されている。また、『連結』[[3色]]に合わせる為、合成元がどちらも持っていない[[光]]が追加されている。
--[[DMRP-17]]収録の[[ディスペクター]]では唯一、[[友好色]]のみを持つ[[クリーチャー]]同士で合成されている。
}}
-情報判明前から名前は[[《大爆龍 ダイナボルト》]]の[[フレーバーテキスト]]で確認されていたが、[[デュエマであそぼう!]]内で見られる《ダイナボルト》のフレーバーテキストでは「勝刻連結 オルゼキアール」になっていた。
--2021年4月17日のカード追加と共に修正された。

***[[背景ストーリー>王来篇背景ストーリー]]での活躍 [#v8374b76]
単身で[[火文明]]を襲撃。[[《“罰怒”ブランド》]]が[[アチーチ・タウン>《灼熱の町 アチーチ・タウン》]]郊外に建設された地下格闘技場で修行していたところを急襲し、[[《ブランド》>《“罰怒”ブランド》]]以外のファイター達を格闘技場ごとぶっ飛ばして残った彼と交戦する。
[[《ブランド》>《“罰怒”ブランド》]]の拳に一度は貫かれるもすぐさま再生し素早さで翻弄したが、[[不死鳥>《龍炎鳳エターナル・フェニックス》]]の力を手にいれて帰ってきた[[ダイナボルト>《ダイナボルト <エタフェニ.Star>》]]が[[《ブランド》>《“罰怒”ブランド》]]と共闘を開始。
[[ダイナボルト>《大爆龍 ダイナボルト》]]と[[エターナル・フェニックス>《龍炎鳳エターナル・フェニックス》]]という、シンクロした二つの炎によって加速した[[《“罰怒”ブランド》]]の体当たりが直撃し、撃破された。
「[[勝利王>《ガイアール・カイザー GS》]]」の魂は無事「[[超獣王来列伝>DMSP-02]]」へと還り、後に[[《ブランド》>《“罰怒”ブランド》]]へと[[受け継が>《“罰星怒”ブランド》]][[れることとなる>《我我我ガイアール・ブランド》]]。

**関連カード [#idb2ab44]
-[[《ガイアール・カイザー》]]
-[[《ガイアール・カイザー GS》]]
-[[《魔刻の斬将オルゼキア》]]
-[[《魔刻の斬将オルゼキア/訪れる魔の時刻》]]
-[[《モロハ夜叉 <オルゼキ.鬼>》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#a4d422fa]
//-[[]]

**収録セット [#g2cb4cf6]
-illus.[[Takaaki Sato]]
--[[DMRP-17 「王来篇 第1弾 王星伝説超動」>DMRP-17]](9/95)

**参考 [#wed9d834]
-[[白黒赤]]
-[[ディスペクター]]
-[[デーモン・コマンド]]
-[[レッド・コマンド・ドラゴン]]
-[[EXライフ]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[シールド]]
-[[墓地送り]]
-[[モード]]
-[[ドロー]]
-[[セルフハンデス]]
-[[タップ]]

//----
//[公式Q&A]]

//>Q.自分の''《魔帝連結 ガイゼキアール》''がバトルゾーンにいる状況で、自分の[[《ギガジャドウ》]]の「出した時」の能力で自分のシールドを全て墓地に置きました。''《魔帝連結 ガイゼキアール》''の「カードが自分のシールドゾーンから墓地に置かれた時」の能力の選択肢を選ぶのは、[[《ギガジャドウ》]]の効果処理が終わった後ですか?それとも、効果処理を続ける前に使用する選択肢を選びますか?
//A.効果処理を続ける前に使用する選択肢を選びます。選択肢を持つ能力は、トリガーした時点でどの能力を使うかを選ぶ必要があります。この場合、シールドが墓地に置かれた時点で、墓地に置かれたカードの数だけ能力がトリガーしているので、[[《ギガジャドウ》]]の効果処理の途中ですが、先に使用する選択肢をトリガーした能力それぞれにつき選びます。なお、''《魔帝連結 ガイゼキアール》''の能力を実際に解決するのは、[[《ギガジャドウ》]]の能力の解決を終えてからになります。(総合ルール 603.3a((603.3a 誘発型能力が選択肢を持つ場合、その能力が誘発した時点で選択する選択肢を宣言します。)))
//[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39686/]]

&tag(クリーチャー,光文明,闇文明,火文明,白黒赤,3色,多色,コスト6,ディスペクター,連結,デーモン・コマンド,コマンド,レッド・コマンド・ドラゴン,コマンド・ドラゴン,ドラゴン,パワー9000,EXライフ,スピードアタッカー,W・ブレイカー,シールドが墓地に置かれる時,モード,ドロー,ハンデス,セルフハンデス,タップ,単体タップ,VR,ベリーレア,Takaaki Sato);