#author("2024-10-14T22:56:07+09:00","","")
#author("2024-11-05T05:50:50+09:00","","")
*《&ruby(りゅうせかい){龍世界}; ドラゴ&ruby(だいおう){大王};》 [#k092a8bf]

|龍世界 ドラゴ大王 VIC 火文明 (10)|
|クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン 13000|
|''T・ブレイカー''|
|このクリーチャーが出た時、自分と相手のクリーチャーを1体ずつ選んでもよい。その2体をバトルさせる。|
|ドラゴンではないクリーチャーが出る時、出るかわりに持ち主の墓地に置かれる。|

[[DMX-16]]で登場した[[ビクトリー]]を持つ[[レッド・コマンド・ドラゴン]]。

単体で場に出すだけでも、13000未満を対象とした擬似[[火力]]を放ちながら強力な[[ロック]]をかけることができる。
とはいえ、その[[ロック]]は自分にもかかることから、[[【連ドラ】]]など[[ドラゴン]]中心の[[デッキ]]で運用していくことになるだろう。
なお、[[バトル]]させる[[クリーチャー]]は自分の[[クリーチャー]]と相手の[[クリーチャー]]それぞれ1体ずつであればなんでもいいので、[[《伝説のレジェンド ドギラゴン》]]など[[バトル]]に勝利すると[[アドバンテージ]]を得られる[[クリーチャー]]を選ぶことも出来る。

同文明同コストに強力な[[フィニッシャー]]が数多く存在するため、それらとの枠争いは避けられない。
//詳細を省くと[[《超銀河竜 GILL》]]の「詳しくは《龍世界 ドラゴ大王》のページを参照。」の記述のリンク先でこのページを開いても理解できない事態になります
//《超銀河竜 GILL》にコスト10で強いカードの一覧を埋め込むことで対応済み

それらと比べると[[スピードアタッカー]]を持たないこちらは即効性において大きく劣るが、実質的な[[除去]][[能力]]を持ち、[[ドラゴン]]を使わない相手には確実に[[ロック]]できるので、堅実に[[バトルゾーン]]を支配することができる点を積極的に生かしていきたい。

**ルール [#ea0da124]
-[[ロック]]のルールは[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]と同様。詳しくはそちらを参照されたし。

-[[GR召喚]]に置換効果を適用した場合、墓地に移動しているので[[状況起因処理]]によりその[[GRクリーチャー]]は超GRの一番下に置かれる。

**「VAN大王デルフィン」 [#o6389056]
[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]は天敵であるが味方であれば非常に相性がよい。この[[クリーチャー]]と[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]、さらに[[《偽りの王 ナンバーナイン》]]または[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]を共に立てることで、相手は[[クロスギア]]、[[城]]、[[フィールド]]、[[オレガ・オーラ]]、[[タマシード]]しか[[プレイ]]できなくなる非常に強力な[[ロック]]が成立する。
このロックを「VAN大王デルフィン」と呼ぶ。[[《運 命》]]や[[《超天星バルガライゾウ》]]などによりこれらを揃えることは比較的現実的である。[[【ラララオプティマス】]]で揃えたり、[[【ターボロマネスク】]]、[[《Dの妖艶 マッド・デッド・ウッド》]]、[[《轟破天九十九語》>《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]]等で揃えるという手もなかなか実用的。

とは言え完全に穴がないわけではない。場に出すことなく除去をトリガーさせることができる[[《疾封怒闘 キューブリック》]]や[[《知識の破壊者デストルツィオーネ》]]によって牙城が崩される危険性がある。
完全に[[召喚]]を禁止するわけではないため、わざと[[コスト]]を払って[[召喚]]することで《キューブリック》の[[バウンス]]や、[[手札]]を浪費して《デストルツィオーネ》今引きによる[[破壊]]ということもあり得る。
特に《キューブリック》はどこからでも[[墓地]]に置かれるとトリガーするため、[[ロック]]完成後[[山札]]削りや[[シールド焼却]]、[[ランデス]]、[[ハンデス]]する場合は慎重に。[[攻撃]]した時に[[S・バック]]から[[墓地]]に置かれる可能性もある。採用されやすい[[【墓地ソース】]]や[[【ラララオプティマス】]]などでは十分に気をつける必要がある。相手が7[[コスト]]払って[[召喚]]することで[[バウンス]]を無理に[[トリガー]]させてきてもその後動けなければ次の[[ターン]]この[[クリーチャー]]を出し直せばいい話ではあるが、[[【墓地ソース】]]の場合は[[コスト軽減]]や[[踏み倒し]][[クリーチャー]]が多めであり、7[[コスト]]を支払っても動ける可能性があるため要注意。
-上記を踏まえると[[《疾封怒闘 キューブリック》]]が[[殿堂入り]]したのはこの[[クリーチャー]]にとって追い風となった。

当然、異なる[[カードタイプ]]の[[除去]]が拡充されれば、上述の[[ロック]]は脆弱になりえる。特に[[D2フィールド]]の[[Dスイッチ]]による除去は強烈で、[[《Dの禁断 ドキンダムエリア》]](×[[《禁断〜封印されしX〜》]])・[[《Dの暴毒 ヴェノミック・ハザード》]]・[[《Dの妖艶 マッド・デッド・ウッド》]]が見えたら、あまりロック性能を過信しないほうが無難だろう。特に[[《Dの妖艶 マッド・デッド・ウッド》]]は[[S・トリガー]]でもあるので、ちまちま[[シールド]]を削るのも危険である。さらに[[タマシード]]の登場により、容易にこのロックをすり抜けることが可能になった。特に[[《ヴィオラの黒像》]]のような[[除去]]ができる[[S・トリガー]]の[[タマシード]]はこの[[ロック]]の天敵である。

[[D2フィールド]]メタの[[《族長の魂友 ワチャゴナ》]]が登場してからは、大王VANナインに加えてそちらを出し、[[D2フィールド]]を用意することで[[D2フィールド]]に対する脆弱性はカバーできる。また[[シビルカウント]]5を要するものの、相手ターン中だけなら[[《十番龍 オービーメイカー Par100》]]で[[タマシード]]もケアできる。
-[[2017年3月25日ルール改訂]]の影響により[[S・バック]]は手札が捨てられる扱いになったため、[[置換効果]] であることでロックをすり抜けてくる旧[[マッドネス]]が使用可能に。メジャーな例として[[《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》]]の[[スーパーS・バック]]から[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]を出して[[バウンス]]してくる可能性が出てきたため、より過信は禁物に。

最も容易なこれら除去への対処法は、横に[[《龍装者 ジスタジオ》]]のような[[除去耐性>耐性]]を付与するクリーチャーを並べることだろう。《ジスタジオ》の場合《スペル・デル・フィン》は耐性付与範囲をすり抜けてしまう可能性があるが、[[パンプアップ]]させたり、[[《古代楽園モアイランド》]]や[[《海龍神クリスド》]]と入れ替えてやれば盤石となる。
-ただしそれでもなお[[ゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカード]]を消し去ることは不可能であり、さらに[[封印]]は対処できない。[[召喚]]宣言だけで[[禁断爆発]]し、こちらのロックをすり抜けて[[封印]]してしまう[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]、[[《墓地の儀》]]や[[《手札の儀》]]をカウンターで達成させ[[零龍卍誕]]でこちらの盤面を無に帰してしまう[[《零龍》]]相手にはどうにもならない場合もある。一応封印は[[《禁術のカルマ カレイコ》]]などで、[[パワー低下]]は[[《神曲の法皇 ミラダンテ》]]などで対処は可能だが、同時に並べるのは困難であるため、ある程度は割り切るしかないだろう。

**他のカード・デッキとの相性 [#zc6fc778]
-場に出ることを封じるため、[[ドラゴン]]を出さない4コスト以下の[[超次元]][[呪文]]は追加効果含めて[[腐る]]ことになる。ただし、自分にも言えることなのでそこは注意。
--[[《超次元ホワイトグリーン・ホール》]]の[[サイクル]]は、「このようにして(○文明)を出したら」と明記されており、実際に出なければ追加効果も使えないということ。また、出す能力行と出したことを参照する能力行が別ということで、[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]を参考にすると試みただけでは条件を満たせないという方向性でも説明できる。
---コスト5以下のドラゴン([[《爆剣士グレンモルト剣》]]、[[《勝利の頂上 ヴォルグ・イソレイト6th》]]の裏面の3体など)が登場したことにより、詰みは回避できるようになった。
//《ボルメテウス・竜装・ドラゴン》もいる。今後増える可能性あり。

-[[《「戦慄」の頂 ベートーベン》]]との相性もいい。[[エターナル・Ω]]を得ることで粘り強くなる。2種類の《ベートーベン》に足りなかった要素をこの[[カード]]で補うことが可能。

-[[オレガ・オーラ]]をプレイする際に、新たにGR召喚を行うことを選んだ際に[[超GR]]から捲れた[[GRクリーチャー]]がこのクリーチャーの能力でGR召喚できない場合は、オーラはバトルゾーンに出せなくなり、手札に残る。

-[[ドラゴン]]でない[[ゼニス]]を無力にできるのはなかなか魅力的。ただし[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]は天敵。[[《「勝利」の頂 バトル・ザ・クライマックス》]]も場合によってはこのクリーチャーを除去できなくもない。

-主な対処法としては上記の[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]や[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]等の除去持ちの[[ドラゴン]]、[[呪文]]などが挙げられる。

-[[レッド・コマンド・ドラゴン]]だが[[ハンター]]は持っていないので[[《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》]]などで踏み倒すことができない。

-[[ニンジャ・ストライク]]持ちの[[シノビ]]は敵味方問わず、そのほとんどが封殺される。唯一[[《土隠龍ジライヤ》]]だけは繰り出せるが、[[シノビ]]の[[パンプアップ]]しかできないため特にそれで困ることはないだろう。その後、[[DMEX-06]]で[[ドラゴン]]かつ[[ブロッカー]]でありながら[[ニンジャ・ストライク]]を持った[[《轟牙忍 ハヤブサリュウ》]]が、[[DMEX-12]]で[[ドラゴン]]かつ[[ブロッカー]]でありながら[[ニンジャ・ストライク]]を持った[[《裏斬隠蒼頭龍 バジリスク》]]が登場。
--後に[[《煌世主 サッヴァーク†》]]が登場。[[ニンジャ・ストライク]]ではないが、相手の[[シールド]]に[[表向き]]の[[カード]]が3枚あれば[[ニンジャ・ストライク]]のごとく相手の[[ターン]]でも[[バトルゾーン]]に出すことが可能。しかも[[種族]]が[[マスター・ドラゴン]]でもあるためこの[[クリーチャー]]の[[ドラゴン]]以外に対する[[ロック]]に引っかからず、[[パワー]]17000もある[[ブロッカー]]であるため[[パワー]]負けしている《龍世界 ドラゴ大王》を[[ブロック]]される可能性もあり、[[ニンジャ・ストライク]]と違い[[ターン]]終了時でも[[山札の下]]へ移動しない。

-[[《蒼龍の大地》]]で[[《ロールモデルタイガー》]]を[[コスト踏み倒し]]して、こちらに繋ぐのも強力。[[《ロールモデルタイガー》]]自身の[[マッハファイター]]と[[《蒼龍の大地》]]の[[効果]]による[[バトル]]、このカード自身の[[効果バトル]]で3体除去できる。

-この[[クリーチャー]]の[[ロック]]をすり抜けてこちらの[[ターン]]中に[[バトルゾーン]]に出ることのできるカウンター[[ドラゴン]]については[[カウンター用ドラゴン一覧]]を参照。
--その中でも[[cip]]だけで[[確定除去]]できるものは[[《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》]]と[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]のみ。それぞれ比較的緩い条件で登場してくるため、攻撃する際は注意が必要。
--ただそれ以外のカウンター[[ドラゴン]]が持つ[[能力]]のほとんどは[[除去]]に直結しない[[能力]]であり、ほとんどカウンター[[クリーチャー]]封殺とも言える。
--ただし、[[S・バック]]の[[コスト]]として[[手札]]に加える[[シールド]]を[[墓地]]に送ることはどの[[S・バック]][[クリーチャー]]でも可能。先述の通り、[[《デュアルショック・ドラゴン》]]や[[《クラック・クロウラー》]]の[[S・バック]]で[[シールド]]の[[《疾封怒闘 キューブリック》]]を[[墓地]]に送りバウンスする芸当も可能。ただその場合でも[[《疾封怒闘 キューブリック》]]の[[トリガー]]解決の前に、[[S・バック]][[クリーチャー]]が場に出るため、その[[クリーチャー]]は、[[ドラゴン]]でなければ[[墓地]]に置かれる。

**環境において [#ode4d746]
登場時点の環境では重さ、自分への[[デメリット]]、[[ドラゴン]]にはノータッチであることが祟って良い[[カード]]止まりの評価だった。
その後、通称「VANナイン大王」と呼ばれる[[ロック]]がビッグマナ[[デッキ]]の[[フィニッシャー]]として注目された時期が存在したが、[[環境]]に[[ドラゴン]]を[[フィニッシャー]]とする[[デッキ]]が多かったこと、[[環境]]の[[高速化]]により[[ロック]]体制が間に合わないことなどの要因もあり、[[メタゲーム]]に影響を及ぼすほどではなかった。
さらに後に「VANモアイワルド」がビッグマナにおける[[ロック]]の主流となると、[[《界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ》]]をこれの代わりに使っても詰めの性能は十分であること、自分の[[クリーチャー]]を出すことを阻害する[[デメリット]]などが目立ってこの[[カード]]の評価は下がった。
しかし下記のように[[《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]]のおかげでいわゆる「大王VANナイン」ごとこの[[カード]]は再評価の機会を得た。

[[DMEX-06]]期には勝負が長引いた際のサブフィニッシャーとしてこれを採用した[[【モルトNEXT】]]が何例かチャンピオンシップ4位以内入賞を果たしている。[[《暴龍事変 ガイグレン》]]などの[[ファッティ]]を比較的高く評価する風潮もあろうが、それだけ[[マナブースト]]関連の[[カード]]が充実したということでもある。

[[DMRP-11]]期には[[《メガ・マグマ・ドラゴン》]]による全体除去とこのカードによるロックが[[重量級]][[マナドライブ]][[GRクリーチャー]]に刺さることからすっかり[[【モルトNEXT】]]の主流カードとなった。

[[十王篇環境]]では[[【赤白レッドゾーン】]]のようにドラゴンを一切採用しないデッキに劇的に刺さるカードとしても評価された。勿論この頃の主流踏み倒し手段である[[《爆流忍法 不死鳥の術》]]は不確定での踏み倒しだが、もしこれが捲れなくとも他のカードでフィニッシュや妨害を行えるので問題はない。[[【連ドラグナー】]]が環境を席巻すると刺さりが悪くなり数を減らしたが、[[DMBD-15]]期には増加していた[[【BUNBUN・ヴァイカー】]]に効果的なことから、自身の需要を低下させた張本人である[[【連ドラグナー】]]での入賞実績を作った。

[[王来篇環境]]では役割が被る上により刺さる範囲が広く、このクリーチャーより軽い上に自然単色マナにもなる[[《地封龍 ギャイア》]]の後塵を拝するようになった。それでも、[[【アマテラス・キリコ】]]で入賞したり、[[《竜魔神王バルカディア・NEX》]]で呼び出される前提で[[【青黒退化】]]/[[【青黒緑退化】]]に投入されて結果を残したりと、全く環境で見かけない訳ではなかった。

2022年のゴールデンウィーク中の[[オリジナル]][[環境]]では、激増した[[【ライオネル.Star】]]への対策となるこのクリーチャーが[[【青黒緑退化】]]に投入されるケースが目立つようになった。[[【青タッチ黒魔導具スコーラー】>【スコーラー】#btbbm]]に対しても[[【青黒緑退化】]]側が最速で動いた場合は刺さる余地がある。

[[王来MAX環境]]では、[[【白赤緑退化】]]/[[【白青赤退化】]]を始めとする[[火]]系の[[マナ]][[退化]]デッキを中心に、退化元と[[色]]の合う[[ロック]]持ちということで出番を貰っている。この頃の場合、主に[[退化]]系統の[[S・トリガー獣]]や[[【我我我ブランド】]]に[[刺さる]]。

[[アドバンス]][[環境]]では[[GR]]対策に[[【ガイアッシュ覇道】>【クラッシュ“覇道”】]]系統に挿される場合がある。[[【Finalジョーカーズ】>【ジョーカーズ】#jfinal]]が流行すると、ロックに一部穴はあるもののその対策としての性質も持つようになった。

[[アビス・レボリューション]]時点の[[アドバンス]]では[[【青赤緑モルトNEXT】]]に[[おしゃれ枠]]として1枚挿されるケースが主流。どちらかというと[[ゲーム]]が長引いた時のための[[除去]]という性質が強い。
[[オリジナル]]では3枚以上投入された[[【青赤緑モモキングRX】]]で見かけるようになった。

[[DM23-EX2]]期には[[【白青赤退化】]]に3枚以上投入のメイン運用で使われる。その他にも、ドラゴン基盤やコントロールに投入されるケースも中には見られる。[[【青魔導具】]]や[[【青黒魔導具】]]、[[アビス]]への対策としてこの頃の環境では優秀で、[[【青黒魔導具】]]対面ではすでに出ている[[《「無月」の頂 $スザーク$》]]に対しても[[cip]]での[[効果バトル]]ができれば十分な除去になったりする場合もある。勿論アビスに関しては[[アビスドラゴン]]にノータッチなため完全な蓋ではないが、それさえ気を付ければ問題ない。[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]に対しても、単体ではどうということもない[[《アーテル・ゴルギーニ》]]や[[超次元]][[召喚]][[準バニラ]][[ドラゴン]]、[[《五番龍 レイクポーチャー ParZero》]]を除けば、メジャーな採用クリーチャーは大体縛れる。

[[DM24-EX2]]期時点では、ドラゴン基盤の相対数が少なめなことから、ドラゴン基盤対策として1枚積みされるケースが散見される。
**[[背景ストーリー]] [#pf165cde]
-[[背景ストーリー]]ではかつて世界を独裁していた存在だが、[[ドラゴン・サーガ]]の物語が始まる少し前に[[光文明]]と[[水文明]]により''既に倒されている''。
とはいえそれ以前には、[[ゼニス]]や[[オラクル]]、完全復活した[[《キング・ロマノフ》>《煉獄邪神M・R・C・ロマノフ》]]を撃退している事が明言されており、さらにはそれより遥か昔に[[禁断>《伝説の禁断 ドキンダムX》]]を封印したのもこのクリーチャーである。大王の名を冠するだけあり強大な存在だった事が窺える。
倒されてしまった原因は能力から見るに[[ドラゴン]]の召喚は封じることができないからであろう。[[ドラグハート]]は[[ドラグナー]]を介さなくては出すことができないのでやや違和感はあるが。
--デュエプレでのボイスから、「[[龍の時代>ドラゴン・サーガ]]の到来により役目を果たしたため敢えて倒される事を選んだ」と解釈するプレイヤーもいる。

-ドラゴ大王の戦いは、後に続く[[ドラゴン・サーガ]]やそれ以降の背景ストーリーに大きな影響を与えている。
--[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]とドラゴ大王の戦いを見た[[《龍覇 ザ=デッドマン》]]と[[《伝説の正体 ギュウジン丸》]]は、更なる力を欲するようになり、それぞれ[[ドラグハート]]と[[侵略ウイルス>侵略者]]を開発して後のラスボスとなっている。
また、ドラゴ大王を撃破した水文明の[[《龍素王 Q.E.D.》]]、そして「[[龍素>クリスタル・コマンド・ドラゴン]]」の力は、[[ドラグハート]]が生まれる原因となった存在である事が示唆されている。
--[[ゼニス]]は[[エピソード2]]のような力を振るうまでもなくドラゴ大王に打ち滅ぼされたが、[[オラクル]]はその後も「ゼニスの力を継ぐ存在が現れる」ことを説き続けていた。その「ゼニスを継ぐ存在」こそ、ドラゴ大王を撃破した片割れである、光文明の[[《天命王 エバーラスト》]]であった。
--ドラゴ大王が撃破され火のドラゴンによる絶対的な支配体制が崩れた事で[[ドラゴン・サーガ]]の物語は動き始めたが、その先に待っていたのはかつてドラゴ大王が封印した[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]の復活と、[[ドラゴン]]の力そのものの滅亡であった。

-後に明かされたこのクリーチャーの正体、それは[[《龍世界 〜龍の降臨する地〜》]]を通して現れた''[[《龍の世界 龍幻郷》]]の化身''。
Deadmanは彼の存在について「龍幻郷のイメージがドラゴン・サーガで実体化したもので、ある意味で龍幻郷を背負っている存在」と語っている(([[https://www.youtube.com/watch?v=ZJ46l-zFOCs]]))。
龍幻郷の存在は多数の[[並行世界]]に影響を及ぼしており、それそのものたるドラゴ大王は[[上位存在]]に近しい存在である。ただし、自身こそが「世界」であるという特異な出自故に、他の上位存在とはまた異なる存在とされている。

**アニメ・漫画において [#v2fdb781]
-アニメ「VS」では[[勝太>切札 勝太]]が[[ぶっちゃけ]]戦で使用。[[《ジャックポット・バトライザー》]]の能力で登場し、能力でさらに[[《青銅の鎧》]]とバトルさせた。他にも[[滑川 ナメヒコ]]戦で能力を遺憾なく発揮している。

-アニメ「デュエル・マスターズ キングMAX」7話では[[切札 勝太]]と[[切札 ジョー]]のデュエマで勝太が使用していた。

-漫画「VS」2巻の[[切札 勝太]]となめ なめ男とのデュエマで[[切札 勝太]]が[[《ジャックポット・バトライザー》]]の踏み倒し能力によって出された。[[cip]]で《バトライザー》と[[《ナメナメ・ナメコー》]]を[[強制バトル]]させ、さらに警官のコスプレをして[[ドラゴン]]以外の召喚を封じ、なめ男のクリーチャーを完全にロックした。

-「デュエル・マスターズ パーフェクト ルール BOOK」ではリキムがシズク戦で使用。[[《ジャックポット・バトライザー》]]の能力により[[コスト]]を踏み倒した。[[cip]]で[[《龍素記号iQ サイクロペディア》]]とバトルする描写はないが除去している。[[《アクア・サーファー》]]の登場を[[ロック]]した上で、シズクを[[ダイレクトアタック]]した。

**その他 [#e376f08d]
-[[DMART-11]]では「&ruby(ごだい){伍代};ドーラ」という部活動に取り組むキャラクターに擬人化されており、《ドラゴ大王》の角が生えた武闘派の美少女が構えている。左奥には手を合わせて拝む[[帝王坂∞>《∞龍 ゲンムエンペラー》]]。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#t43c76f0]
[[DMPP-21]]で実装。
通常版では唸り声や咆哮しかせず、シークレット版でのみ言葉を発する。

-ティザームービーに一切登場しないビクトリーレアの[[クリーチャー]]は初。[[呪文]]まで含めると[[《超次元リュウセイ・ホール》]]は映らなかったが、[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]、[[《勝利のガイアール・カイザー》]]、[[《勝利のプリンプリン》]]は映っていた。

-デッキタイプによっては迅速に処理しないと詰みになってしまうため、攻撃してタップ状態なら[[S・トリガー]]で唱えても除去できない[[《地獄門デス・ゲート》]]より、トリガーでカウンターできる[[《デーモン・ハンド》]]が優先されることもあるほどデッキビルディングに影響を与えるカードだった。

-[[スタートチャージ10]]では使用禁止カードに指定されている。

-背景ストーリーでの無双ぶりはTCG版以上に際立っており、[[ゼニス]]や[[オラクル]]に加えて[[超神星>フェニックス]]、[[Ζ一族>Ζ]]、[[悪魔神王>《偽りの悪魔神王 デス・マリッジ》]]、[[破壊神>《世紀末ヘヴィ・デス・メタル》]]までもが《ドラゴ大王》に討ち滅ぼされている。
これらのクリーチャーはTCG版では収録時期が大きく離れているが、デュエプレでは全て《ドラゴ大王》と同じ[[DMPP-21]]で初収録され、また以下の表のように「デュエプレ版背景ストーリー各章のラスボス格と類似したもの」が選ばれている。
TCG版と同様にデュエプレのドラゴンサーガ世界がエピソード世界と[[並行世界]]である場合、彼らは''デュエプレにおける「エピソード世界のボス格クリーチャー」のドラゴンサーガ世界での[[パラレル存在]]''であり、その悉くを《ドラゴ大王》が滅ぼしてきたという演出なのかもしれない。
|CENTER:BGCOLOR(white):《ドラゴ大王》に敗れたクリーチャー|CENTER:BGCOLOR(white):対応するボス格クリーチャー|
|[[《超神星ジュピター・キングエンパイア》]]|[[《超神星ネプチューン・シュトローム》]]&br;(デュエプレ版[[不死鳥編]]ラスボス)|
|[[《世紀末ヘヴィ・デス・メタル》]]|[[《破壊龍神 ヘヴィ・デス・メタル》>《破壊龍神》]]&br;(デュエプレ版[[戦国編]]ラスボス)|
|[[《復讐のバイス・カイザーZ》]]|[[《時空の封殺ディアス Z》]]&br;(デュエプレ版[[覚醒編]]ラスボスの一角)|
|[[《偽りの悪魔神王 デス・マリッジ》]]|[[《悪魔神王バルカディアス》]]&br;(デュエプレ版[[覚醒編]]ラスボスの一角)|
|[[《獅子頂龍 ライオネル》]]|[[《「俺」の頂 ライオネル》]]&br;([[エピソード2]]の敵対種族[[ゼニス]]のリーダー格)|
--この中で[[ドラゴン]]でないクリーチャーは敗北した結果が[[フレーバーテキスト]]に記述されているが、[[ドラゴン]]の《バイス・カイザーZ》と《ライオネル》はドラゴ大王に挑んだ時点で記述が終わっており、勝敗の結果が描写されていない。《ドラゴ大王》の通常版フレーバーや[[DMPP-22]]の[[収録カード>《ジャックポット・バトライザー》]]のフレーバーから察するに、後者2体も敗北したと見ていいだろう。

***環境において [#f2a97bed]
-[[DMPP-21]]環境では、[[《龍仙ロマネスク》]]などドラゴン基盤に採用され、かつ[[【ヘブンズ・ゲート】>【ヘブンズ・ゲート】 (デュエプレ)]]や[[【シューゲイザー】>【シューゲイザー】 (デュエプレ)]]などクリーチャーコントロール全般に刺さるカードとして活躍した。
[[【アウトレイジ墓地ソース】>【アウトレイジ墓地ソース】 (デュエプレ)]]は一見すると[[《疾封怒闘 キューブリック》]]の「どこからでも自分の墓地に置かれた時」で除去できそうな気もするが、実態の発動手段はクリーチャーに集中しているため、[[《エマージェンシー・タイフーン》]]などを採用している場合か、運良くアンタップ状態に[[《地獄門デス・ゲート》]]をヒットさせるかしないとそのまま新規打点を一切出せずに完封されてしまう。
--[[《超合金 ロビー》]]や[[《絶超合金 ロビンフッド》]]を相手の手札の状況に関係なく[[効果バトル]]で破壊できるのも魅力。[[P'Sドロン・ゴー]]はクリーチャーを出す能力であるため、非ドラゴンの《ロビンフッド》はバトルゾーンに出るタイミングがなく、[[バウンス]]の[[cip]]を《ドラゴ大王》に使う機会は一切与えない。[[エグザイル・クリーチャー]]のためバトルゾーンの2体目以降の《ロビンフッド》がおらず[[アタックトリガー]]の[[バウンス]]も使う暇を与えない。

-[[DMPP-22]]では[[【大地サイクリカ】>【大地サイクリカ】 (デュエプレ)]]コントロールや[[【サザン・ルネッサンス】>【サザン・ルネッサンス】 (デュエプレ)]]ビートダウンと、前者に維持が困難だったり、後者に出すのが間に合わないということで価値が下がった。

-[[DMPP-23]]は[[【モルト「王」】>【モルト「王」】 (デュエプレ)]]環境となり、ドラゴンミラーが多発するような状況では[[着地置換効果]]が[[腐る]]という理由で使われない。

-[[DMPP-24]]前半は[[【モルトNEXT】>【モルトNEXT】 (デュエプレ)]]環境となり、前述と同じ理由で[[着地置換効果]]が[[腐る]]。後半は[[【ヘルボロフ】>【ヘルボロフ】 (デュエプレ)]]環境となり[[《魔狼月下城の咆哮》]]で簡単に除去されるか、意外と多く採用されている[[デーモン・コマンド・ドラゴン]]の着地で抜けられたりと穴が目立つ。[[【ヘブンズ・ゲート】>【ヘブンズ・ゲート】 (デュエプレ)]]も今や[[エンジェル・コマンド・ドラゴン]]主体へと変化しているため、絶対的な刺さりはなくなっていた。
--[[《爆熱剣 バトライ刃》]]×2が可能になった[[《王・龍覇 グレンモルト「刃」》]]など、[[《竜のフレア・エッグ》]]の当たりが増えた今弾から「ありえるデッキ」へと強化されている。ガチャの当たり枠として《龍世界 ドラゴ大王》は重宝された。ただし【モルトNEXT】意識で[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]のほうが優先されやすくはある。

-[[DMPP-25]]は[[【モルト「王」】>【モルト「王」】 (デュエプレ)]]がトップメタではなく、上位デッキのメタデッキとして復活。以前よりドラゴンミラーが減ったので腐る機会が減り、[[【神聖牙 UK パンク】>【神聖牙 UK パンク】 (デュエプレ)]]や[[【トリガーロージア】>【トリガーロージア】 (デュエプレ)]]など、採用しておけばかなり楽に戦える相手が存在することもあって、[[【モルト「王」】>【モルト「王」】 (デュエプレ)]]のサブフィニッシャーとして原則標準装備となっている。

**関連カード [#ab4c2826]
-[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]
-[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]
-[[《時の革命 ミラダンテ》]]

-[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]
-[[《偽りの王 ナンバーナイン》]]
-[[《古代楽園モアイランド》]]
-[[《闇鎧亜クイーン・アルカディアス》]]

-[[《龍世界 〜龍の降臨する地〜》]]
-[[《ボルシャック・ドラゴ大王》]]
-[[《龍の世界 龍幻郷》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#aaccfee9]
-[[DMEX-12]]&br;'''世界を統べる[[ドラゴン]]降臨!!'''
-[[DMBD-18]]&br;'''蒼狼の一族が現れるより前から世界を支配していた[[五大龍神>五龍神]]。彼らがどこから来たのかは誰も知らない。'''
-[[DMPP-21]](通常)&br;'''[[超神星>《超神星ジュピター・キングエンパイア》]]、[[Z一族の執念>《復讐のバイス・カイザーZ》]]、[[頂点を目指すもの>《獅子頂龍 ライオネル》]]、[[ゼロの力を持つものたち>オラクル]]……それらも全て、ドラゴ大王の統べる龍世界の前で打ち滅ぼされた。'''
-[[DMPP-21]](シークレット)&br;'''ドラゴ大王、それは[[龍幻郷>《龍の世界 龍幻郷》]]がドラゴンそのものになった姿だ。'''
-[[DMART-11]]&br;'''そこのうぬ、[[儂と勝負せい>効果バトル]]っ!── 伍代ドーラ'''&br;'''……!'''── [[帝王坂∞>《∞龍 ゲンムエンペラー》]]

**収録セット [#zfb7ccce]
***[[デュエル・マスターズ]] [#bc1bddd0]
-illus.[[TUBAKI HALSAME]]
--[[DMX-16 「超王道戦略ファンタジスタ12」>DMX-16]](1/84)
--[[DMX-26 「ファイナル・メモリアル・パック 〜DS・Rev・RevF編〜」>DMX-26]](V7/V8)
-illus.[[TUBAKI HALSAME]]/[[otumami]]
--[[DMEX-12 「最強戦略!! ドラリンパック」>DMEX-12]](DR2/DR6)([[ドラリンカード]])
-illus.[[akagi]]
--[[DMBD-18 「レジェンドスーパーデッキ 神歌繚嵐」>DMBD-18]](SE2/SE10)
-illus.[[akagi]]/[[otumami]]
--[[DMBD-18 「レジェンドスーパーデッキ 神歌繚嵐」>DMBD-18]](BE6/BE10)
-illus.[[Ishibashi Yosuke]]
--[[プロモーション・カード]](P64/Y17)
--[[プロモーション・カード]](P67/Y17)
-illus.[[さいとうなおき]]
--[[DMART-11 「神アート ドラゴン娘の青春☆パラダイス」>DMART-11]]

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#qb5ac7f4]
-CV:[[星祐樹]]
-illus.[[TUBAKI HALSAME]](通常)、[[Yuukoo009]]([[シークレットカード]])
--[[DMPP-21 「ジ・オーバー・ロワイヤル -無法神聖紀-」>DMPP-21]]

**参考 [#m105f9d2]
-[[レッド・コマンド・ドラゴン]]
-[[cip]]
-[[効果バトル]]
-[[ドラゴン]]
-[[ロック]]
-[[T・ブレイカー]]

-[[ビクトリー]]

-[[【モルトNEXT】]]
-[[【連ドラグナー】]]

----
[[公式Q&A]]

-2つ目の能力について

>Q.''《龍世界 ドラゴ大王》''の2つ目の能力で、バトルさせたい自分のクリーチャーとして''《龍世界 ドラゴ大王》''自身を選ぶことはできますか?
A.はい、''《龍世界 ドラゴ大王》''自身を選ぶこともできます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa_old/37052]](過去のよくある質問より)

-3つ目の能力について

>Q.''《龍世界 ドラゴ大王》''をバトルゾーンに出すタイミングで、既にバトルゾーンに出ている、「ドラゴンではないクリーチャー」はどうなりますか?
A.そのまま留まります。3つ目の能力は、''《龍世界 ドラゴ大王》''よりも後に出る「ドラゴンではないクリーチャー」が出せなくなる能力です。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa_old/37053]](過去のよくある質問より)

>Q.自分のバトルゾーンに[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]があり、相手のバトルゾーンに''《龍世界 ドラゴ大王》''がいます。自分が[[《終断δ ドルハカバ》]]を召喚した際、[[《終断δ ドルハカバ》]]は''《龍世界 ドラゴ大王》''の効果によってバトルゾーンに出るかわりに墓地へ置かれますが、この際、封印を外すことは出来ますか?
A.はい、外せます。闇または火のコスト5以上のコマンドを召喚していれば、それがバトルゾーンに出ているかどうかは問いません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33262]](2020.2.26)

>Q.自分は[[《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]]の呪文側を唱えて、マナゾーンから[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]と''《龍世界 ドラゴ大王》''と[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]の3体をバトルゾーンに出しました。この状況で、相手のマナゾーンにあるクリーチャーは全てバトルゾーンに出るかわりに墓地に置かれますが、[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]の「墓地に置かれた時」の能力は、相手のクリーチャーがマナゾーンから墓地に置かれるたびに誘発しますか?
A.はい、その状況で[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]の「墓地に置かれた時」の能力は、クリーチャーがマナゾーンから墓地に置かれた枚数だけ誘発します。
#region2((総合ルール 603.2)){{
:603.2. |誘発型能力は、誘発条件を満たすたび自動的に誘発します。誘発した効果は一度待機状態となり、解決を待ちます。
::603.2a |ステップの開始時に、「はじめに」誘発する能力がすべて誘発します。
::603.2b |誘発型能力は、その誘発条件を満たすたびに一度だけ誘発します。しかし、そのイベントが複数の出来事を含んでいる場合、複数回誘発することもあり得ます。&br;例: 「いずれかのクリーチャーが破壊されるたび」という誘発条件の能力を持つクリーチャーがいるときに、複数のクリーチャーが同時に破壊された場合、その能力は破壊されたクリーチャーと同じ数だけ誘発します。
::603.2c |「になる」という語を用いている誘発イベントは、その示されたイベントが発生したときにのみ誘発します。元々その状態であった場合に誘発することはなく、その状態であり続ける間は再び誘発することはありません。同様に、カードがその状態でそのゾーンに入った場合にも誘発しません。&br;例: クリーチャーが「タップ状態になった」ときに誘発する能力は、バトルゾーンにあるクリーチャーがアンタップ状態からタップ状態になった時にのみ誘発します。
::603.2d |能力は、その誘発イベントが実際に発生したときにのみ誘発します。置換されて行われなかったイベントによって誘発することはありません。&br;例: クリーチャーが墓地に置かれることによって誘発する能力は、クリーチャーを墓地に置く代わりに他のゾーンに置いた場合には誘発しません。
::603.2e |誘発型能力の中には使用宣言が必要なものがあります。「ニンジャ・ストライク」や「革命チェンジ」、「無月の門」など、非公開ゾーンで誘発する誘発型能力は、すべて使用宣言が必要な誘発型能力です。これらの能力は、墓地やマナゾーンなど、公開ゾーンから使用する場合にも、使用宣言を行う必要があります。
::603.2f |誘発型能力の使用宣言は、カードの使用宣言とは異なります。誘発型能力の使用宣言とは、その誘発型能力を持つカードの持ち主であるプレイヤーだけがその能力の誘発を確認できる状況において(手札にある場合など)、そのプレイヤーがそのカードを見せて宣言することです。宣言されてはじめてその誘発型能力が誘発します。これは603.2の例外です。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/38766]](2020.11.13)

>Q.バトルゾーンに自分の[[《弩闘!桃天守閣》]]があり、相手の''《龍世界 ドラゴ大王》''がいる状況です。自分が[[《眠りの森のメイ様》]]をバトルゾーンに出す時、どちらの置換効果が適用されますか?
A.''《龍世界 ドラゴ大王》''の置換効果が先に適用されます。[[《眠りの森のメイ様》]]の「タップしてバトルゾーンに出る」は状態定義効果です。状態定義効果は置換効果によってカードが実際にそのゾーンに置かれない場合は何もしません。そのため、''《龍世界 ドラゴ大王》''の置換効果がまず適用され、その結果[[《眠りの森のメイ様》]]がバトルゾーンに出るかわりに墓地に置かれ、[[《弩闘!桃天守閣》]]の置換効果を適用するタイミングはありません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39413]](2021.2.19)

>Q.自分の''《龍世界 ドラゴ大王》''と[[《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]がバトルゾーンにいる状況で、自分は手札から[[《冥界の不死帝 ブルース/「迷いはない。俺の成すことは決まった」》]]を召喚し、''《龍世界 ドラゴ大王》''の能力により、バトルゾーンに出すかわりに墓地に置きました。この時、《龍装艦 チェンジザ》の「コスト5以下の呪文を自分の手札からはじめて捨てた時」の能力はトリガーしますか?&br;類似例:[[《ジョット・ガン・ジョラゴン》]]
A.いいえ、トリガーしません。召喚した[[《冥界の不死帝 ブルース/「迷いはない。俺の成すことは決まった」》]]は結果的に手札から墓地に移動していますが、「捨てる」効果で移動していないので、[[《龍装艦 チェンジザ》>《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]の能力はトリガーしません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40029]](2021.8.6)

>Q.自分の闇のクリーチャーとタマシードがバトルゾーンに1つもない状況です。&br;[[《深淵の支配者 ジャシン》]]をバトルゾーンに出す際、相手の''《龍世界 ドラゴ大王》''の「ドラゴンではないクリーチャーが出る時」の置換効果や[[《アルカディアス・モモキング》]]の「各ターン、はじめて出る相手のクリーチャーは、タップして出る。」は適用されますか?
A.はい、適用されます。[[《深淵の支配者 ジャシン》]]はバトルゾーン以外ではタマシードでありクリーチャーですので、バトルゾーンに闇のクリーチャーや闇のタマシードがない状況でも、クリーチャーを出すことを置換する効果や、クリーチャーに対する状態定義効果が適用されます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41990]](2022.9.9)

&tag(クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト10,レッド・コマンド・ドラゴン,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,パワー13000,T・ブレイカー,cip,効果バトル,非ドラゴンメタ,着地置換効果,VIC,ビクトリー,ドラリンカード,TUBAKI HALSAME,otumami,akagi,otumami,Ishibashi Yosuke,さいとうなおき,クリーチャー (デュエプレ),火文明 (デュエプレ),赤単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト10 (デュエプレ),レッド・コマンド・ドラゴン (デュエプレ),コマンド・ドラゴン (デュエプレ),コマンド (デュエプレ),ドラゴン (デュエプレ),パワー13000 (デュエプレ),T・ブレイカー (デュエプレ),cip (デュエプレ),効果バトル (デュエプレ),非ドラゴンメタ (デュエプレ),着地置換効果 (デュエプレ),VIC (デュエプレ),ビクトリー (デュエプレ),TUBAKI HALSAME (デュエプレ),Yuukoo009 (デュエプレ),シークレットカード (デュエプレ));