#author("2024-03-23T21:17:31+09:00","","")
#author("2024-09-28T19:08:27+09:00","","")
*《&ruby(りゅうは){龍覇}; グレンモルト》 [#rd2d077d]

|龍覇 グレンモルト R 火文明 (6)|
|クリーチャー:ヒューマノイド爆/ドラグナー 4000+|
|このクリーチャーが出た時、コスト2以下のドラグハート1枚、または、コスト4以下の火のドラグハートを1枚、自分の超次元ゾーンから出す。(それがウエポンであれば、このクリーチャーに装備して出す)|
|バトル中、このクリーチャーのパワーは+3000される。|

月刊[[コロコロコミック]]2014年6月号[[付録>プロモーション・カード]]として先行登場し、[[DMR-13]]に収録された[[火]]の[[ヒューマノイド爆]]/[[ドラグナー]]。

[[cip]]で[[コスト]]2以下の[[ドラグハート]]1枚、または[[火]]のコスト4以下の[[ドラグハート]]1枚を呼び出すことができる。また[[バトル]]中限定の[[パンプアップ]][[能力]]を持ち、[[コスト]]に対してやや低めの[[パワー]]を補っている。

呼び出せる主な[[ドラグハート]]のうち、[[《銀河大剣 ガイハート》]]は[[攻撃]]を[[龍解]]条件とし、[[《将龍剣 ガイアール》]]は装備と同時に[[バトル]]を行わせるため、どちらも[[バトル]]中の[[パンプアップ]][[能力]]とも噛み合っている。

[[コスト]]6[[ドラグナー]][[サイクル]]の中では唯一[[《龍魂城閣 レッドゥル》]]を出せるため、[[《ガチャンコ ガチロボ》]]を[[スピードアタッカー]]化して[[アタックトリガー]]を即発動するなどサポート役としても優秀。

その[[ドラグハート]]の強力さも相まって、[[火]][[文明]]が入り他に[[攻撃]]できる[[クリーチャー]]さえあれば、たった6[[コスト]]でありながらあらゆる[[デッキ]]の[[フィニッシャー]]・サブフィニッシャーを務められる[[クリーチャー]]として[[サイクル]]中でも特に[[汎用性]]の高い[[ドラグナー]]である。

ただし、他の[[クリーチャー]]の補佐がなければ[[《銀河大剣 ガイハート》]]の[[龍解]]条件を満たせず、[[龍解]]して一気に畳み掛けてもギリギリ相手[[シールド]]が1枚残るなど少なからず制約も存在し、絶妙なバランスが保たれている。
強力な[[カード]]には違いないが、状況に応じた[[ドラグハート]]の使い分けも重要であり、後継の[[《二刀龍覇 グレンモルト「王」》]]や[[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]とは違ってただ[[ごり押し]]すれば勝てるという類のカードではないので注意されたし。

**環境において [#bc65252f]
[[ドラゴン・サーガ環境]]においてはその[[汎用性]]から色が合わなくても無理やり[[火]]を[[タッチ]]するケースもままあり、[[【カイザー「刃鬼」】]]のような[[【ビッグマナ】]]でもサブ[[フィニッシャー]]を用意したいがためにこのカードをタッチする事例が見られた。[[【白青天門】>【ヘブンズ・ゲート】]]に[[火]]の[[カード]]をタッチする形で組んだ[[カウンター]]型の【天門モルト】なる型、[[【青黒ハンデス超次元】]]に火を足して[[【グレンモルト】]]に歪めた型もあった。

[[革命編環境]]になると[[侵略]]が登場し、[[【レッドゾーン】]]や[[【超次元デッドゾーン】]]などの新鋭に推されるケースが増えたが、逆に呼び出して龍解させた[[《熱血星龍 ガイギンガ》]]から[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]に[[侵略]]させる【レッドモルト】、[[【黒単ヘルボロフ】]]の闇の軽量級・中量級基盤を継承しつつ【グレンモルト】に仕上げた[[黒赤]]構築などが見られるようになった。デッキの基盤で言えば初期の[[【赤単レッドゾーン】>【レッドゾーン】#o0b3a240]]よりもずっと安定しており、洗練もされていた。

**他のカード・デッキとの相性 [#ce8e2e2d]
-[[《二刀流トレーニング》]]や[[《超音速 レッドゾーンNeo》]]を併用すればこの[[クリーチャー]]単騎で[[《銀河大剣 ガイハート》]]の[[龍解]]条件を満たすことができる。

**メディアでの活躍 [#hcf88fc9]
-アニメおよび漫画『VS』では[[勝太>切札 勝太]]が使用。アニメ版ではここぞという時に勝太の[[ドロドロドロー>今引き]]で引き当てられ、彼の勝利に貢献することが多い。
--余談だが、登場シーンでポーズを決める際にはなぜか内股であり、多くの視聴者をモヤモヤさせる。

-アニメ『[[キング!>デュエル・マスターズ キング!]]』では第29話で[[ジョー>切札 ジョー]]が[[ハイド]]戦(2戦目)で使用。こちらもスペシャルドローで引き当てられ、[[《銀河大剣 ガイハート》]]を呼び出し、[[《無頼 ブロンズ-1》]]をバトルで破壊した((「VS」でのグレンモルトは2Dイラストだったが、今回初めて3DCGとなった。))。

-アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]』では第46話から第47話で[[ヒーローウガタ>ウガタ]]が[[斬札 ウィン]]戦で2枚使用し、第46話では[[《DARK MATERIAL COMPLEX》]]の下に2枚目と3枚目として置かれており、続く第47話でその効果で踏み倒され、[[《銀河大剣 ガイハート》]]を呼び出したが、[[《ハンマ=ダンマ》]]の[[cip]]で破壊された。
また、今回はまともな登場になった。
--アニメでの声優は一貫して[[新井良平]]氏が担当。

-[[DMR-13]]のTVCMではCGで登場。声優は[[梶裕貴]]氏。
ナレーションも担当しており、[[ドラゴン・サーガ]]の主役であることが強調されている。
アニメでもCMでも喋っていた前シリーズの[[カツドン]]とは異なり、アニメ「VS」では殆ど喋らないのに対しCMではきちんとセリフがあり喋っている。

-別冊コロコロにて[[藤異秀明>Hideaki Fujii]]氏が描いた[[背景ストーリー]]を基にした漫画「デュエル・マスターズSAGA」では主人公として登場。
父親のグレン・リベットは前の[[デュエル・マスターズ]]で行方不明になってしまったが、後に解放された。
第2巻の描き下ろし漫画では[[ドギラゴン>《燃える革命 ドギラゴン》]]の影響で[[《愛嬌妖精サエポヨ》]]のアイドルグッズであるTシャツを購入したが、アイラに見つかって激怒された。
--また[[革命編]]期では第2巻の付録として新規イラストで収録された。ことで、[[革命編]]の[[ブロック構築]]フォーマットで一応使用可能となったが、[[革命編]]で使用可能な[[ドラグハート]]は存在しないため、[[バトル]]時[[パワー]]7000になるだけの[[クリーチャー]]となる。
--2016年1月30日以降は[[《無敵剣 プロト・ギガハート》]]が[[装備]]可能になり、場持ちの良い[[進化元]]として活路を見出せるか。

**背景ストーリーにおいて [#s8c03dcd]
-[[背景ストーリー]]では[[《熱血星龍 ガイギンガ》]]と心を通わせ快進撃を続けるが、戦闘を重ねるうちに[[《熱血星龍 ガイギンガ》]]の力に取り込まれ[[《暴龍事変 ガイグレン》]]となって暴走を始めてしまう。

-愛称は「グレン」もしくは「モルト」。[[ドラゴン・サーガ]]初期は前者(例:[[《龍覇 ストラス・アイラ》]])だったが、[[ドラゴン・サーガ]]後期・[[革命編]](例:[[《龍覇 アイラ・フィズ》]]、[[《爆煽動 アイラ》]])では後者で呼ばれている。
--ちなみに「グレン」も「モルト」もウイスキーの種類である「グレーンウイスキー」「モルトウイスキー」が由来である。
--[[父・リベット>《爆龍覇 グレンリベット/「爆流秘術、暴龍の大地!」》]]や[[《龍覇 グレンアイラ》]]及び[[DMX-22]]版の存在を考慮すると、「グレン」が姓、「モルト」が名だろう。

-[[DMX-22]]では4種類収録され、それぞれ誕生・入学式・結婚式・老後の姿が描かれている。また、誕生以外のものには[[《龍覇 ストラス・アイラ》]]の姿もある。
この様子を見る限り、どうやら[[革命編]]の戦いが終わった後はアイラと結ばれる運命であるようだ。
--[[能力]]テキスト欄に隠れてよく見えないが、実は入学式には[[《爆鏡 ヒビキ》]]と[[《龍覇 サソリス》]]も描かれている。[[参考>https://twitter.com/m_hisashi/status/693703210410725376]]
--半分ネタカードとはいえ、[[プレミアム殿堂]]入りしているわけでもないのに[[引退している姿>《無双竜機ボルバルザーク》]]が描かれた格好である。
--成人後の姿にあたる結婚式・老後では両方とも従来通りバイザーを着用している。一方、一緒に描かれているアイラの方はそういった装飾は見られない。
--老後のイラストでは家に[[《銀河大剣 ガイハート》]]が飾られているのが分かる。模造品だろうか。
--その後[[デュエチューブ]]にて、[[革命ファイナル]]後に実際にモルトとアイラは結婚した((デュエチューブにおいて「[[革命ファイナル]]後に[[ドラゴン]]は絶滅したが、元々は[[ヒューマノイド爆]]だったために[[ドラゴン]]の力を失うだけで済んだ」と解説された))こと、なんと[[双子>《次世代龍覇 グラッサ&タレット》]]が生まれていることが明かされた。

**カードイラストについて [#f4963255]
-[[カードイラスト]]が[[DMR-13]]で登場してからわずか1か月で5種類にまで増え、その後更にアニメ仕様の[[プロモーション・カード]]が追加されたことで合わせて6種類となった。元が[[レア]]のカードなので、このように手に入りやすくなっているのは嬉しいところ。またグレンモルトが[[ドラゴン・サーガ]]の世界の主人公であるということもあるだろう。
だが肝心の[[ドラグハート]]、[[《熱血星龍 ガイギンガ》]]は入手難易度、市場価格が非常に高く、そちらが手に入らずこの[[カード]]だけが[[コレクション]]に眠る[[プレイヤー]]も少なくはない。

-[[カードイラスト]]は[[《爆走鬼娘モエル・ゴー》]]と同様に、バイザー越しに瞳が薄っすらと見えている。また、装備しているのは[[《銀河大剣 ガイハート》]]である。

**その他 [#n0488cbb]
-[[エントリーゲート オブ ドラゴンサーガ]]のゲームクリア特典として配布された[[プロモーション・カード]]の[[フレーバーテキスト]]は、《グレンモルト》から[[プレイヤー]]に対するメタ発言のようにも見えるが、[[背景ストーリー]]中で行われているレースの名称も「[[デュエル・マスターズ]]」であるため、単に[[背景ストーリー]]中の発言とも解釈できるようになっている。同アプリから興味を持った新規[[プレイヤー]]のためだろう。

-アニメ「[[デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]」26話にて[[プリンス・カイザ]]の心理描写のところで、グレンモルトと思われる人物の影が出ていた。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#a715d925]

[[DMPP-22]]で実装。[[レアリティ]]が[[ビクトリー]]になった。それに伴い[[ビクトリーアイコン]]を獲得している。
入手することで[[《銀河大剣 ガイハート》]]/[[《熱血星龍 ガイギンガ》]]が付いてくる。

-[[レアリティ]]こそ[[ビクトリー]]だが、カードの枠は[[ダブルビクトリー]]仕様になっている。

-[[シークレットカード]]があり、[[Murakami Hisashi]]氏以外のイラストレーターによるイラスト違いは初。

-CVはアニメと同じく新井良平氏が担当している。

**[[サイクル]] [#t229c24d]
DMR-13の上位ドラグナーサイクル。いずれもコスト6であり、同じ文明のコスト4のドラグハートを呼び出すことができる。
-[[《龍覇 エバーローズ》]]
-[[《龍覇 メタルアベンジャー》]]
-[[《龍覇 ウルボロフ》]]
-''《龍覇 グレンモルト》''
-[[《龍覇 サソリス》]]

***関連サイクル [#x583d5df]
[[DMR-13]]の下位ドラグナーサイクル。
-[[《龍覇 アリエース》]]
-[[《龍覇 ガンバランダー》]]
-[[《龍覇 ドクロスカル》]]
-[[《龍覇 ストラス・アイラ》]]
-[[《龍覇 ケロスケ》]]

**関連カード [#dbc26ad9]
-''Prev''
--[[《爆闘剣士 グレンモルト》]]

-''Next''
--[[《暴龍事変 ガイグレン》]]

-[[《爆龍覇 グレンリベット/「爆流秘術、暴龍の大地!」》]]…父親
-[[《龍覇 ストラス・アイラ》]]…同郷の幼馴染にして旅の道連れ、後に妻
-[[《次世代龍覇 グラッサ&タレット》]]…息子と娘

-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《ネクスト・チャージャー》]]
--[[《勇愛の天秤》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#d80426cd]
-[[DMR-13]](通常版)、[[DMPP-22]](通常版)&br;'''オレの熱血に答えろ![[銀河大剣 ガイハート>《銀河大剣 ガイハート》]]!! ---龍覇 グレンモルト'''
-[[DMR-13]]([[Dramatic Card]])&br;'''貴様の熱血、オレの想像以上!この魂も震えるわ! ---[[熱血星龍 ガイギンガ>《熱血星龍 ガイギンガ》]]'''
-[[DMX-22]](b130/???・誕生)&br;'''世界を救う少年が、今、誕生した。'''
-[[DMX-22]](b131/???・入学式)&br;'''入学式、それは新たな世界への旅立ちの日。'''
-[[DMX-22]](b132/???・結婚式)&br;'''幸せな時も、辛い時も、[[彼女>《龍覇 ストラス・アイラ》]]はいつも横にいた。そして、これからも。'''
-[[DMX-22]](b133/???・老後)&br;'''そして、ふたり、共に並び歩いた日々を語り合う。'''
-[[DMX-26]]&br;'''一人の少年が、伝説の剣と出会う。古より封印されし龍たちが解放される物語は、ここから始まった。'''
-[[プロモ>プロモーション・カード]](P38/Y13)&br;'''共に駆け抜けよう!この「[[デュエル・マスターズ]]」の世界を! ---龍覇 グレンモルト'''
-[[DMEX-15]]&br;'''かつて[[勝太>切札 勝太]]と同じ病院に入院していた幼馴染、[[滝川るる>滝川 るる]]。[[ルシファー]]との戦いに悩む勝太にるるが持ってきたのは…新たなる能力「[[龍解]]」とグレンモルトだった。&br;—『デュエル・マスターズVS』1巻より'''
-[[DMPP-22]](シークレット)&br;'''少年が剣を手に取り、物語は始まった。'''

**収録セット [#y243714d]
***[[デュエル・マスターズ]] [#b740f129]
-illus.[[Murakami Hisashi]]
--[[DMR-13 「ドラゴン・サーガ 第1章 龍解ガイギンガ」>DMR-13]](31/110)([[Dramatic Card]]・赤/青)
--[[DMD-18 「スーパーVデッキ 燃えよ龍剣 ガイアール」>DMD-18]](14/20)([[アルトアート]]・赤)
--[[DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」>DMX-22]](b130/???)(新規イラスト・赤子)
--[[DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」>DMX-22]](b131/???)(新規イラスト・子供)
--[[DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」>DMX-22]](b132/???)(新規イラスト・結婚)
--[[DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」>DMX-22]](b133/???)(新規イラスト・老後)
--[[DMX-26 「ファイナル・メモリアル・パック 〜DS・Rev・RevF編〜」>DMX-26]](41/54)
--[[プロモーション・カード]](P17/Y13)([[アルトアート]]・青/赤)
--[[プロモーション・カード]](P38/Y13)([[アルトアート]]・橙/黄)
-illus.[[Murakami Hisashi]]/[[T.Hamazu]]
--[[デュエルマスターズ ガム>ガム]](P70/Y13)
-illus.[[Hideaki Fujii]]
--[[プロモーション・カード]](P38/Y14)
-illus.[[Shigenobu Matsumoto]]
--[[DMEX-15 「20周年超感謝メモリアルパック 魂の章 名場面BEST」>DMEX-15]](69/100)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#t2b41949]
-CV:[[新井良平]]
-illus.[[Murakami Hisashi]]
--[[DMPP-22 「龍解紅蓮伝 -BEGINNING SAGA-」>DMPP-22]]
-illus.[[neko61]]
--[[DMPP-22 「龍解紅蓮伝 -BEGINNING SAGA-」>DMPP-22]]([[シークレット>シークレットカード]])

**参考 [#v676b4e6]
-[[ヒューマノイド爆]]
-[[ドラグナー]]
-[[cip]]
-[[コスト]]
-[[火]]
-[[ドラグハート]]
-[[超次元ゾーン]]
-[[バトルゾーン]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[ウエポン]]
-[[装備]]
-[[バトル]]
-[[パンプアップ]]

-[[Dramatic Card]]

-[[【グレンモルト】]]
-[[【エリアモルト】]]
-[[【サンマッドモルト】]]
-[[【サンマックスモルト】>【サンマックス】#f2105715]]

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