#author("2024-06-19T10:55:58+09:00","","")
#author("2024-10-02T22:51:20+09:00","","")
*《&ruby(バクオーン){BAKUOOON}; <5000&ruby(ジーティー){GT};.&ruby(スター){Star};>》 [#d9b19874]

|BAKUOOON <5000GT.Star> SR 火文明 (6)|
|スター進化クリーチャー:ビートジョッキー/アウトレイジ/レクスターズ 9000|
|バトルゾーンに自分のビートジョッキーまたはレクスターズが3体以上あれば、このクリーチャーの召喚コストを5少なくする。|
|''スター進化'':レクスターズまたは火のクリーチャー1体の上に置く。|
|''W・ブレイカー''|
|このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その選んだクリーチャーとこのクリーチャーをバトルさせる。|
|このクリーチャーがバトルに勝った時、カードを2枚引いてもよい。|

[[DMRP-19]]で登場した[[火]]の[[ビートジョッキー]]/[[アウトレイジ]]/[[レクスターズ]]の[[スター進化クリーチャー]]。

[[バトルゾーン]]に[[ビートジョッキー]]と[[レクスターズ]]が3体以上あれば、[[コスト軽減]]を発揮する。
とにかく数を並べる[[デッキ]]と相性が良く、特に[[ビートジョッキー]]は[[B・A・D]]など単体で[[コスト軽減]]を行うものが多いので、1ターンだけで条件を満たすことも無理な話ではない。
[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]や[[《我我我ガイアール・ブランド》]]など、横に並べることで強くなる[[クリーチャー]]の[[デッキ]]の打点補強にもなるため、[[【我我我ブランド】]]や[[【ビートジョッキー】]]などの種族のあった[[速攻]]デッキには積極的に採用できるだろう。

さらに[[cip]]で[[効果バトル]]、バトルに勝った時に2ドローと、効果の内容としては[[《“乱振”舞神 G・W・D》]]と近しい所がある。バトルに勝つ必要はあるものの、ほぼ無条件で2ドローできるのは嬉しい。
[[《大爆龍 ダイナボルト》]]の[[シンカパワー]]を利用することでさらに除去とドローを行うこともでき、さらに自身が[[召喚酔い]]を起こさないため、そのまま普通にクリーチャーを攻撃すれば爆発的な[[アドバンテージ]]を稼ぎ出す。
効果が高いレベルで自己完結しており、無駄がなく使いやすいクリーチャーと言えるだろう。

この[[クリーチャー]]の[[ドロー]]により[[今引き]]から2枚ドローすると強いクリーチャーとしては、余った1マナからでも[[着地]]できる[[《グレイト“S-駆”》]]、[[《“罰怒”ブランド》]]、攻撃回数さえ稼げば0[[マナ]]で[[使用宣言]]できる[[《龍装者 バルチュリス》]]が存在する。

[[アウトレイジ]]なので[[《無重力 ナイン》]]とも好相性。[[効果バトル]]勝利時に[[《“罰怒”ブランド》]]などをドローできれば、[[《無重力 ナイン》]]を[[スピードアタッカー]]化して一気に攻め込んでいける。
ただし、アウトレイジはこのクリーチャーのコスト軽減条件には含まれていないため注意。

-[[能力]]テキストに「体」と指定してあるため、[[種族]]に[[ビートジョッキー]]や[[レクスターズ]]を持つ[[タマシード]]は[[コスト軽減]]能力の対象としてカウントできない。

**環境において [#f396c3b2]
2021年10月初頭の[[オリジナル]]の[[チャンピオンシップ]]では、これを[[《キャンベロ <レッゾ.Star>》]]の[[侵略]]元とし、[[ミラーマッチ]]や[[【青赤緑ドギラゴン閃】]]対面における相手の横展開に対策を打った[[【我我我ブランド】]]が優勝を果たした。

ただ、このクリーチャーは3ターンキルには向かないため、どちらかというと[[【ゼロ・ルピアループ】]]対面などで[[《ベイB セガーレ》]]を立てられた時の[[中速]]プランに使われるケースが多く、[[《カンゴク入道》]]の上に重ねて[[強制]][[シールド回収]]を打ち止めにするための手段という側面もある。また、[[【5色コントロール】]]対面では[[S・トリガー]]を踏んで折角補充した手札を諸々の[[ハンデス]]手段にアクセスされることで蹴散らされる恐れがある。

[[【“B-我”ライザ】]]での入賞実績もある。幸いドローは任意なので、[[《龍星装者 “B-我”ライザ》]]の[[G・G・G]]の邪魔にはならない。

[[《“逆悪襲”ブランド》]]登場後はより[[カードパワー]]と運用性に優れたそちらに立場を譲りがちになり、以降は[[《“罰怒”ブランド》]]が使用できない2[[ブロック構築]]が主戦場となっていた。

ところが[[DM22-BD1]]期になると、これを1枚から2枚程度入れた[[【“B-我”ライザ】]]が[[オリジナル]]に目立つようになった。[[ゲーム]]が長引いた時の追撃要員、疑似的な[[今引き]][[ドローソース]]といったところだろう。一応[[《ガル・ラガンザーク》]]対策にもなるが、[[【“B-我”ライザ】]]の場合は無視して召喚扱いのフィニッシャーで攻めて問題ない。2023年1月中旬辺りになるとこれを採用した型の方が多数派となった。
**その他 [#p3ad63fb]
-[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]が[[《暴走龍 5000GT》]]から力を借りて[[スター進化]]した姿。
--[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]と[[《暴走龍 5000GT》]]の両者には、[[カード]]に記された[[コスト]]よりも軽い[[マナ]]で呼べる、登場時に[[クリーチャー]]を複数[[破壊]]するという共通点がある。その一方で、かたや[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]は小型[[クリーチャー]]の大量展開、かたや[[《暴走龍 5000GT》]]は小型獣の封殺と全く真逆の要素を持った組み合わせでもあり、過去の英雄の力を借りる[[レクスターズ]]としてはある種異様でもある。
--あらゆるルールを捻じ曲げる無法者という設定の[[アウトレイジ]]だが、イラストではハンドルを握られて搭乗者の思うがままに動かされているようにも見える。

-アニメ『[[キング!>デュエル・マスターズ キング!]]』では第25話で[[ボルツ]]が[[ハイド]]戦(2戦目)で使用。声優は真木駿一氏から[[粟津貴嗣]]氏に変更された。
[[cip]]で[[《竜界電融 N・EXT》]]の[[EXライフ]][[シールド]]を消費させた後、[[《“罰星怒”ブランド》]]が[[《我我我ガイアール・ブランド》]]に進化する時に発動した[[シンカパワー]]と共に《N・EXT》を[[破壊]]する活躍を見せたが、返しのハイドの6ターン目で召喚された[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]とのバトルで破壊された。

-漫画『[[STORY OF DUEL MASTERS ~コード:ベスティ~]]』では第1話の見開きページにて[[アウトレイジ]]達の集団に混ざっている。
ちなみにこのクリーチャーも[[アウトレイジ]]であることには間違いないものの、[[エピソード3]]終盤の[[背景ストーリー]]を描いた場面であり世界線や時系列が異なる[[王来篇]]のクリーチャーがあえて居ることには違和感があるのだが、今後の伏線だろうか。
ちなみにこのクリーチャーも[[アウトレイジ]]であることには間違いないものの、[[エピソード3]]終盤の[[背景ストーリー]]を描いた場面であり世界線や時系列が異なる[[王来篇]]のクリーチャーがあえて居ることには違和感がある。
--[[《終末の時計 ザ・クロック》]]の[[フレーバーテキスト]]にて[[アウトレイジ]]は「どんなルールでも破る」ため[[ドラゴン・サーガ]]世界にも存在すると言われており、[[種族]]にアウトレイジを持つクリーチャーは背景ストーリーの世界観や時間軸というルールにも囚われないということなのかもしれない。

**関連カード [#v715cc9f]
-[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]
-[[《暴走龍 5000GT》]]

-[[《ボール“BOMB”ボマー》]]
-[[《“乱振”舞神 G・W・D》]]

-[[《革命目 ギョギョウ》]]

**収録セット [#becaba00]
-illus.[[Yuukoo009]]
--[[DMRP-19 「王来篇 第3弾 禁断龍Vs禁断竜」>DMRP-19]](S4/S11)

**参考 [#p7300efd]
-[[スター進化クリーチャー]]
-[[ビートジョッキー]]
-[[アウトレイジ]]
-[[レクスターズ]]
-[[コスト軽減]]
-[[スター進化]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[効果バトル]]
-[[ドロー]]

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