#author("2024-11-17T23:57:21+09:00","","") #author("2024-11-18T00:21:09+09:00","","") *《&ruby(クラヤミノコンゲン){DARK MATERIAL}; &ruby(コンプレックス){COMPLEX};》 [#top] |DARK MATERIAL COMPLEX SR 闇文明 (1)| |クリーチャー:パンドラボックス 25000| |''ワールド・ブレイカー''(このクリーチャーは相手のシールドをすべてブレイクする)| |このクリーチャーはタップして出る。| |他のクリーチャーが離れた時、または自分のターンのはじめに、自分の山札の上から1枚目を表向きにして、このクリーチャーの下に置いてもよい。| |このクリーチャーの下のカードが7枚以下なら、このクリーチャーは離れず、アンタップしない。| |このクリーチャーの下に8枚目のカードが置かれた時、このクリーチャーをアンタップする。| |このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚、墓地に置いてもよい。そのカードがクリーチャーなら、自分の墓地から出す。| [[DM23-RP4]]で登場した[[闇]]の[[パンドラボックス]]。 [[コスト]]1、[[パワー]]25000の[[ワールド・ブレイカー]]。 出る時に[[タップイン]]し、この[[クリーチャーの下]]に[[カード]]が8枚置かれるまで[[バトルゾーン]]を[[離れず>離れない]]、またその間如何なる方法でも[[常在型能力]]で[[アンタップしない]]。 [[ターンのはじめ]]か、[[クリーチャー]]が[[バトルゾーン]]を[[離れる]]度に、[[山札]]を1枚この[[クリーチャーの下]]に[[表向き]]で敷くことができ、8枚目が置かれたら[[誘発型能力]]で[[アンタップ]]する((8枚以上カードがある状態だと[[ターン起因処理]]などでのアンタップも解禁される。ただし、離れない除去耐性も失う。))。 また、[[アタックトリガー]]で、この[[クリーチャーの下]]にある[[カード]]を[[墓地]]に置け、それが[[クリーチャー]]であれば[[墓地から出す>リアニメイト]]ことができる。 **基本的な運用 [#n8bb38c2] [[ワールド・ブレイカー]]というフィニッシャー向けの[[ブレイカー]]能力に目を奪われがちだが、環境で確立した使われ方は[[離れない]]で疑似[[《無限掌》]]を内蔵しているアタッカーという部分である。 色の合うデッキで、余った闇1マナで適当なタイミングで《DARK MATERIAL COMPLEX》を召喚しておき、普通に試合を進めていく。 すると、自他問わず[[除去]]のやりとり、お互いの[[革命チェンジ]]など、そして自分の[[ターン開始ステップ]]により、あっという間に下にカードを溜めることができる。 ポイントは、実際に攻撃を開始するまでは7枚以下をキープしておき、離れない置物を維持すること。 盤面が充実してきた所で8枚目のカードを入れてアンタップし攻撃開始。相手は[[S・トリガー]]や[[革命0トリガー]]、[[《百鬼の邪王門》]]などで延命しようとしてくるだろう。 ところが、パワー25000の離れないクリーチャーはなかなか止めることができず、[[チャンプブロック]]で延命することが大半である。 その相手が「離れた時」に誘発して8枚目を入れアンタップ。再び[[アタックトリガー]]で下のカードを7枚にしながら攻撃して貫通するという寸法である。横のクリーチャーを除去しようと、《DARK MATERIAL COMPLEX》が起き上がってまた攻撃してくるという地獄絵図である。 例え[[《クリス=タブラ=ラーサ》]]や[[《天命讃華 ネバーラスト》]]などこのクリーチャーに勝てたり、場を離れないブロッカーが居たとしても、下のカードが7枚になったこのクリーチャーはバトルゾーンを離れないのでブロックされても平気。何なら攻撃時に出した味方クリーチャーの[[cip]]などで他の相手を除去すれば即座に再攻撃が可能。 それでもダメなら味方を[[自爆特攻]]させて8枚目のカードを再び用意すれば良い。特に[[《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》]]の様な[[スピードアタッカー]]持ちなら、このクリーチャーの攻撃時に下から踏み倒してから特攻させられるので相性は良好。 現実的な受け方としては、[[《一王二命三眼槍》]]の[[敗北回避]]でクリーチャーの犠牲を出さずに攻撃を完遂させてアンタップを封じる、[[《踊戯音愛 パステル/♪摩訶不思議 マジカルプリズン キンキラリン》]]([[メガ・ラスト・バースト]]経由)や[[《裏斬隠 カクシ・レシピ》]]([[ニンジャ・ストライク]]経由)など[[攻撃もブロックもできない]][[継続的効果]]で《DARK MATERIAL COMPLEX》の複数攻撃を止めるなどだろう。 [[《天災 デドダム》]]で簡単に外されてしまうのを承知の上で[[《秩序の意志》]]の[[S・バック]]で[[封印]]するのも対処法のひとつ。 ワールド・ブレイクを決められた際に[[スパーク]]呪文を[[S・トリガー]]などで発動させ、後続ごと止めるのも手。 ただし、[[アタックトリガー]]ごとに[[リアニメイト]]で打点やカウンター対策も生えてくるため、迎撃に成功したとしても攻撃された回数に応じて、逆転は困難なものとなる。 アンタップされた瞬間[[ワンショットキル]]を決められる可能性が高く、[[《界王類七動目 ジュランネル》]]などの「[[タップ]]状態で出て条件を満たすと[[アンタップ]]」系カードの中でも突出して高い[[フィニッシャー]]性能を持ち、またアンタップ条件も比較的緩め。起動までは[[離れない]]ため無力化も難しく、ゲームが進行するだけで成長する時限爆弾となる。 序盤にローコストで出せるにもかかわらず[[除去]]や[[自壊]]、[[革命チェンジ]]などで自然にカード貯蓄を誘発しながらフィニッシャーを用意出来るため、[[コントロール]]における[[フィニッシャー]]として活躍する。 **その他テクニックなど [#pcbf2e08] [[離れない]]置物として見ると、[[ゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカード]]を除けば最軽量のコスト1である。先出ししておけば2ターン目以降から[[《デッドリー・ラブ》]]や[[《母なる星域》>《幻緑の双月/母なる星域》]]のような動き出しに代償がある効果、[[《堕魔 ドゥポイズ》]]のような相手からの[[選ばせ除去]]をすべてチャラにできる。 ただし、「[[離れない]]」系に属するカードなので、「○○するかわりに」離れさせる[[置換効果]]に関しては離そうとすることを試みることすらできず、[[鬼S-MAX進化]]で無限に[[敗北回避]]するなどはできない。 [[《闇王ゼーロ》]]の[[代替コスト]]詠唱でも破壊対象にできない。コスト1獣として高級[[《天斬の悪魔龍 ジュランデス》]]感覚で適当に採用しないように。 順当に使う場合、[[リセット]]全般と相性が良い。「他のクリーチャーが離れた時」は[[《アポカリプス・デイ》]]、[[《深海の伝道師 アトランティス》]]、[[《シス=魔=シャル》]]といったカードで一気に複数回誘発させることができ、さらにあくまで「[[任意]]で1枚下に置く」効果の重複なので[[リセット]]のせいで下に置きすぎるという暴走もない。 相手の[[《飛翔龍 5000VT》]]などへのカウンターとしても使える。相手のターン中には7枚ちょうどでストップしておくことで、自分のターン開始時で8枚にしながら自己アンタップすることができるので相手ターン中に耐性を失うことはない。 アンタップするタイミングは[[誘発型能力]]によるもののため、[[ターン起因処理]]のアンタップしか禁止しない[[フリーズ]]も実質無効。 [[《有象夢造》]]の[[自壊]]コンボでも効率よく「離れた時」の回数を稼ぐことができる。《DARK MATERIAL COMPLEX》自身もコスト2以下獣なのでそちらから着地させることが可能。例えば[[【バグ丸くんコントロール】]]は[[チャンプブロック]]や[[自爆特攻]]を繰り返すため効率よく《DARK MATERIAL COMPLEX》を育てられるが、《有象夢造》を採用する型のにも、フィニッシュ力の増強に役立つ。 [[《ビックリーノ》]]の[[自壊]]を相手の[[S・トリガー]]に反応させることで[[タップ]]系の[[防御札]]を貫通することもできる。 時間経過でバトルゾーンに内容を見られるカードを溜めていくタンクとしても使える。 なお前述の通り、あくまでこのカード自身を対象にはできないが、[[鬼S-MAX進化]]とこのクリーチャーの「下にカードを溜め込める」性質の相性自体は悪くない。「離れた時」という条件は1ターンに複数回達成しやすく、[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]にも劣らないカードタンクとしての役割を得られる。 -例のごとく[[封印]]への耐性はないため、それを受けると動きを封じられる。[[コマンド]]を出して復帰できるかは構築次第だろう。 //[[無視]]されると[[離れない]]耐性を失ってしまい[[コスト火力]]や[[スレイヤー]]であっさり処理されてしまうので注意。 //↑いったいどんなデッキを仮想敵にしているのですか?《エモーショナル・ハードコア》とスレイヤーを共存させたデッキ?cipで無視の《ゼーロJr.&ゲンムエンペラー》とコスト火力の《邪招待》を共存させたデッキ? //《勝熱と自由と弾丸の決断》と火力やスレイヤーは共存し得るし(【アナカラーハンデス】とか)、エモコアが入るなら《電磁魔天イエス・ザナドゥ》が除去飛ばしてくるでしょ -能力を[[無視]]されると、[[離れない]]耐性を失ったパワーが高いだけのクリーチャーになってしまう。最も痛いのは[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]によるもので、パワーですら勝てない。一応それ以外には[[《激竜王》]]と同等のバトルの強さは発揮でき、[[《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》]]など発生源の[[殴り返し]]はできるが、それまでである。多くの[[無視]]効果の使い手は発揮開始がおおむね4ターン目以降となるため、使われる前にフィニッシュするなどを心がけたい。 --なお[[アンタップ]]制限も同時に解除される為、無視させる側にも若干のリスクが伴う。アンタップ後に発生源を潰されたり効果時間が終了して[[テキスト]]を取り戻されると、即座に[[離れない]][[ワールド・ブレイカー]]に蹂躙されかねない。制圧力の高い[[無視]]クリーチャーを出したからとあぐらをかかず、早々に[[ダイレクトアタック]]で試合を終わらせたり、[[《勝熱と弾丸と自由の決断》]]→別の除去と1ターン中に叩き込んで(([[モード]]の裁定で、呪文1枚で能力を無視してから山札送りにはできない。))バトルゾーンから脅威を消し去りたい。 -お互いにタップ状態の《DARK MATERIAL COMPLEX》を展開している場合、自身が横並びさせている打点を意図的に相手の《DARK MATERIAL COMPLEX》に自爆特攻させることにより、一気にこちらのカウントを進め、攻勢に移ることができる。 --当然ながら相手のカウントも大きく進んでしまう。次のターンには何もせずとも相手が動き始めてしまうような、自身が不利な状況で行うとよいだろう。 -クリーチャーが離れる効果では《DARK MATERIAL COMPLEX》の誘発剤になってしまい防御札として対策にならないということから、[[《♪やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり》>《ボン・キゴマイム/♪やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり》]]や[[《奇天烈 シャッフ》]]といった[[攻撃制限]]でそもそも攻撃させないのがメタとして有効である。攻撃を開始されてもシールドから[[G・ストライク]]さえ出ればとりあえずは半無限攻撃を止めることができる。 -高速[[コンボデッキ]]なら《DARK MATERIAL COMPLEX》が動き出す前に[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]で蓋をして半永久的に[[能力]]を無視させることができる。 無論、3ターン目などの超速度で未然に《ゲンム》を間に合わせる手段はほぼ[[《闇王ゼーロ》]]一択となり[[《キャディ・ビートル》]]などで簡単に対策できてしまう尖ったデッキになるため、汎用的な対策としては採用できないので注意。 -稀にだが、1ターン目から出すとメタクリーチャーを立てる間も無く[[《剛撃無双カンクロウ》]]が襲い来る場合もあるので注意。 ***コンボ系 [#l9a85ca3] -3ターン目に[[《アクア鳥人 ロココ》]]+[[《夢幻なる零龍》]]で[[メインステップ]]に好きな回数クリーチャーを出して離れさせることができ、アタッカーとして動き出せるようになる。1ターン目か2ターン目に《DARK MATERIAL COMPLEX》を出しておいて[[召喚酔い]]を消しておき、その下に[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]のような[[アタックトリガー]]で出したいクリーチャーが装填されるまで[[《夢幻なる零龍》]]を離れさせれば3ターンキルが可能。 最速を狙うには要求値がそこそこ高い((2ターン目までに《DARK MATERIAL COMPLEX》を出した上で、3ターン目にパーツ2枚+アンタップマナの3枚、後述の《シャコガイル》ワンショットルートを狙うならさらに[[《【問2】 ノロン》]]が必要。[[ドローソース]]や[[手札交換]]を考慮しなければ3ターン目までに引けるカードは先攻で7枚、後攻で8枚で、そのうち文明要求も含むとコンボパーツに5〜6枚を必要とする。))が、4ターン目で展開するなら[[ドローソース]]を挟む余地がある。 //[[青黒]]なら《COMPLEX》を引き込む[[ドローソース]]にも困らない。 //↑最速と両立するには1ターン目の《ガード・グリップ》や、2ターン目の《エマージェンシー・タイフーン》などしかなく、困らないは過大評価。《DARK MATERIAL COMPLEX》を召喚するアンタップ闇マナも必要。 --[[《シラズ死鬼の封》]]は必要な3体を1枚で出すことができるが、出たばかりの《DARK MATERIAL COMPLEX》は召喚酔いしている。狙うなら、下に7枚だけ溜めて耐性を維持し、次の自分のターンのはじめに8枚にして走り出すべきだろう。 もちろん、先に《DARK MATERIAL COMPLEX》が出ていればそのターン中に攻撃まで可能。 --山札が1枚になるまで[[《夢幻なる零龍》]]を[[《アクア鳥人 ロココ》]]でループさせ、最後にこのクリーチャーで[[《水上第九院 シャコガイル》]]を[[リアニメイト]]しつつ[[《【問2】 ノロン》]]に[[革命チェンジ]]すれば勝ち確定である。 -[[《ドンドン打つべしナウ》]]などの[[攻撃誘導]]が優秀な延命になる。パワー25000未満にはバトルで勝つし、それ以上のパワーや[[スレイヤー]]が相手でも[[離れない]]ので疑似攻撃ロックを終了させることもできない。 -例としてふさわしくなさそうだが、[[《爆流忍法 不死鳥の術》]]のような[[カード指定除去]]にメリットのある効果を使う際、1枚の手札消費で複数枚の公開情報を得られるこのカードが欲しくなる場面があるかもしれない。[[《Black Lotus》]]や[[《禁断〜解放せしX〜》]]などは[[封印]]として瞬時にカードタンクになるが、それは裏向きなので差別化できる。 --[[DM-35]]で登場した[[構成枚数参照サイクル>《死神アトミック・デストロイヤー》]]や[[《卍堕呪 ゾグジグス》]]とは好相性。 -以下の方法で連続攻撃が可能。基本的な運用と重複しているが、自身でワールド・ブレイク→もう一度自身でダイレクトアタックの[[ワンショット]]を狙っている時点で意図が異なる。[[【青黒緑有象夢造】]]向き。 --《DARK MATERIAL COMPLEX》の下に、ちょうど8枚のカードがある時に攻撃し、[[アタックトリガー]]で下のカードを7枚にして次のいずれかの条件のクリーチャーを出す。 ---A:[[cip]]で[[自壊]]や別のゾーンに離れてしまうクリーチャー(例:[[《特攻人形ジェニー》]]、[[《世紀末ヘヴィ・デス・メタル》]]) ---B:[[cip]]で相手や味方を除去できるクリーチャー ---C:[[《百発人形マグナム》]]などがおり、攻撃時もしくはそのカードが出た時にクリーチャーを離れさせられる状態で、任意のクリーチャー --すると、《DARK MATERIAL COMPLEX》の「他のクリーチャーが離れた時」が誘発し、7枚から8枚に回復。それに誘発してアンタップし、連続攻撃が可能。ただし、[[ダイレクトアタックステップ]]に入る前に下のカードが8枚以上となってしまうため、ワールド・ブレイクで出た[[S・トリガー]]の除去が効いてしまうのには注意。 ***その他実用性の低いコンボ [#q881bc03] #region2(){{ -[[【超無限墓地退化】]](または[[【禁断スター退化】]])のギミックで、一番上を進化クリーチャー、その下に《DARK MATERIAL COMPLEX》と1枚以上のクリーチャーとすることで好きなクリーチャーを出せる。ただし非進化であれば[[《超神星DOOM・ドラゲリオン》]]、パワー14000未満なら[[《グレート・グラスパー》]]など他にも手段はあるため、退化による任意のカードの踏み倒しを狙うなら踏み倒し先は吟味したい。 -以下の方法で、本来とは異なる方法でアンタップした《DARK MATERIAL COMPLEX》を存在させられる。能力に[[攻撃できない]]制約は持たないため、その場合は普通に攻撃できる。 ++[[《弩闘!桃天守閣》]]の存在下で出すと、[[タップイン]]を置き換えてアンタップインする。バトルゾーンでタップ→アンタップにしたわけではないため、「アンタップしない」の[[常在型能力]]をすり抜けることができる。 ++「アンタップしない」能力が[[無視]]されている状態で《DARK MATERIAL COMPLEX》そのもの、またはそれになる予定のエレメントをアンタップさせ、その後に能力[[無視]]効果をキャンセルするか[[再構築]]で能力を復活させる。 ---最も手軽なのは、上に軽量進化クリーチャーを置き、自分の[[ターン開始ステップ]]の処理でその進化クリーチャーがアンタップされ、[[再構築]]で《DARK MATERIAL COMPLEX》にするというもの。特に[[《ジャリ <デスマ.Star>》]]などの[[スター進化]]であれば[[再構築]]に使う除去カードを問わないため使いやすい。なお、このようにして[[《DARK MATERIAL COMPLEX》]]が表出するときも上の進化クリーチャーが離れた事で下にカード追加が可能([[公式Q&A>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43590/]])。これを応用して8枚溜まった後の攻撃時に、攻撃後自壊する[[《ビシャモンス <ハンニバル.Star>》]]を乗せ続ける事で攻撃後にアンタップする形式の安全な連続攻撃もできる。 --[[召喚酔い]]していなかったらそのまま[[ワールド・ブレイカー]]を叩き込める他、あえて攻撃せずアンタップしたまま相手にターンを返し、自前の能力で下にカードが1枚以上集まってから攻撃を開始するのも良い。7枚以下なら[[離れない]]効果は生きているため比較的安全だが、クリーチャーをタップさせる効果の[[《T・T・T》]]などを使われタップインの素出しで出した状態と同じことになるリスクもあるため、あくまで理論上そのようなことができるとだけ認識しておけばよい。 }} **ルール [#rule] -エレメントの下にカードを置くのは[[《とこしえの超人》]]で反応しない([[公式Q&A>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39678/]])。なので《DARK MATERIAL COMPLEX》の下にカードを置くことができる。 -[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]の裁定より、[[《巡霊者メスタポ》]]か[[《Q.Q.QX.》>《Q.Q.QX./終葬 5.S.D.》]]で山札を表向きにできない場合、裏向きのまま《DARK MATERIAL COMPLEX》の下にカードを移動させる([[公式Q&A>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41471/]])。 -[[《「無月」の頂 $スザーク$》]]の裁定より、この[[カード]]自体は[[進化]][[クリーチャー]]ではないため、([[離れない]]能力が[[無視]]された状態で)[[カード指定除去]]を受けた場合は[[再構築]]が発生せず、[[退化]]のようにこの[[クリーチャー]][[の下]]のエレメントを残すことはできない([[公式Q&A>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44094/]])。 -8枚目の[[カード]]が''置かれた''時に[[アンタップ]][[能力]]が[[トリガー]]する。すなわち[[カード指定除去]]や自身の[[アタックトリガー]]などで[[構成カード]]が10枚→9枚と推移したらアンタップはしない。 -構成カードが7枚の状態で[[スレイヤー]]持ちとバトルして、相手が離れたことで8枚目を追加した場合、8枚目を追加してからバトルの後でスレイヤーが処理されるためこのクリーチャーは破壊されてしまう。 **環境において [#ped5e67f] 登場当初は有力な採用先候補であった[[【零龍ロココCOMPLEX】]]自体が3ターンキルコンボとしては要求値の高いもので評価が高くなく、あまり期待されていなかった。これまでに前例のない効果を持ったカードであり、挙動が独特過ぎるため[[【零龍ロココCOMPLEX】]]以外の使い道が登場前にあまり開拓されていなかったのもある。 だが[[DM23-RP4]]発売初日、これを[[《飛翔龍 5000VT》]]対策兼膠着状態打破用として[[1枚積み]]した型の[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]が70人規模の[[オリジナル]]の[[チャンピオンシップ]]で3位入賞。 [[アタックトリガー]]で[[《CRYMAX ジャオウガ》]]を出せれば、《DARK MATERIAL COMPLEX》には下に推定7枚のカードがあるため、[[鬼S-MAX進化]]の「離れる時、かわりに」を2回使える状態であり、《CRYMAX ジャオウガ》が生き残りやすい。[[《CRYMAX ジャオウガ》]]をこれ以外で事前に呼び出すパターンであっても、状況に応じてメタクリーチャーを呼び出すだけで十分強い。 それを皮切りに、これを採用した型が続々入賞。 同じく[[DM23-RP4]]発売初日、これを2枚採用し、合計10枚採用の0コスト自動[[自壊]]クリーチャーや[[無月の大罪]]で育てるサブプランを取り入れた[[【黒単零龍】>【零龍ギャスカ】]]がアドバンスのチャンピオンシップで優勝(ただし32人規模)。 [[DM23-RP4]]発売から1週間後、[[【零龍ロココCOMPLEX】]]がアドバンスのチャンピオンシップで優勝。運次第で[[フィニッシャー]]が下敷きにならない場合、[[《アーテル・ゴルギーニ》]]や[[《忍蛇の聖沌 c0br4》]]で2体目以降を[[リアニメイト]]して[[コンボ]]を再試行するという構築となっていた。同じ頃、[[《タンクリオ-L8》]]の[[自壊]]と[[シナジー]]があるのみならず、[[革命チェンジ]]の中継点への[[殴り返し]]や[[全体除去]]を[[リソース]]に変えられるということで、[[【白黒メカ】]]に[[4枚積み]]された事例まで見られた。[[【零龍ロココCOMPLEX】]]に関しては[[《奇天烈 シャッフ》]]や[[《Disノメノン》]]で雑に詰める型もあった。 2024年の1月上旬には[[【黒単アビスロイヤル】]]での採用実績が見られた。 2024年1月中旬に入ると、[[【青黒COMPLEXコントロール】]]の入賞もよく見られるようになった。同時期に公となった[[【ヨミノ晴明RCOMPLEX】]]も、独特の動きと意外なスター退化先を発掘した着眼点から話題となった。 流行するにつれて次第に[[《剛撃無双カンクロウ》]]で露骨に対策を打った[[【青緑ジャイアント】]]まで見られるように。 [[リアニメイト]]候補の1体としては[[《アーテル・ゴルギーニ》]]が有力。ある程度[[墓地肥やし]]しておけば、そちらの2リアニメイトで好きなカウンター封じを呼び出すことで大体勝負が決まる。 2024年2月に入ると[[青黒緑]]基盤で組まれた、[[メタ]][[カード]]や[[足止め>攻撃もブロックもできない]]、除去でこれを育てる【青黒緑COMPLEX】なるデッキでも結果を残すようになった。 全国大会2023期では[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]への投入はとうに旬を過ぎ、[[【青黒COMPLEX】>【青黒COMPLEXコントロール】]]【青黒緑COMPLEX】のみが採用先となっている。厳密には【青黒緑ジャオウガ】ミラーが減って[[【青赤マジック】]]の対応に追われるようになった[[DM23-RP4]]期から【青黒緑ジャオウガ】から《DARK MATERIAL COMPLEX》が抜けている。 [[DM24-BD1]]・[[DM24-BD2]]期には、[[無月の大罪]]やコスト0自壊系を利用して育て、隙あらば[[零龍卍誕]]を目指し、1枚積みの[[《ギガボルバ》]]で詰めるプランも取り入れた【黒単ゼロコスト】なる型が確認された([[アドバンス]]、[[リモートデュエマ]]、26人参加、3位)。 [[《アクア・ギャクテンポインター》]]が環境に進出すると、クリーチャーが[[《アクア・ギャクテンポインター》]]4枚だけのデッキの[[ミラーマッチ]]での[[無限ループ]]が頻発したため、そちらへの対策として[[【シールドプリズン】]]に敢えて[[《アクア・ギャクテンポインター》]]の不純物であるこちらを入れるケースも[[2ブロック構築>ブロック構築]]で見られるようになった。 **背景ストーリーでの活躍 [#nfcc5796] [[ゴッド・オブ・アビス背景ストーリー]]及び[[アビス・レボリューション背景ストーリー]]における全ての元凶でありラスボス。 [[《アビスベル=ジャシン帝》]]が追い続けていた存在であり、「忌まわしき異物」と称されている。闇の力を吸収し続ける性質を持っている。 強い肉体の内側に存在する「弱い心」に憑依し、不安で疑り深い状態にしてしまう。[[ゴッド・オブ・アビス]]時点で[[超獣世界>並行世界#GoA]]全土に影響を及ぼしており、[[シノビ]]たちの起こした「ゴルギーニ家の変」も、シノビたちがゴルギーニ家に抱いたわずかな懐疑心をCOMPLEXに利用された結果起きたものだった。 ジャシンはこの世界の強者たちと戦うことで、COMPLEXが憑依している相手を探していた。そして、戦いの中でその相手が[[《竜皇神 ボルシャック・バクテラス》]]、もとい[[《轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》]]であったことが発覚。しかし、彼はその強い精神により、自らCOMPLEXを引き剥がすことに成功したのだった。 闇の力を吸収し続けるCOMPLEXにはジャシンですらも苦戦させるが、[[《富轟皇 ゴルギーニ・エン・ゲルス》]]の降臨により、光の力で闇が一瞬失われる。その隙にジャシンはCOMPLEXを撃破し、長きに渡る戦いに一つの区切りがついた。 だが、なぜジャシンはCOMPLEXを追っていたのか、そもそもCOMPLEXとは何だったのか、それらはまだ闇に包まれている。 -光文明の「ゴルギーニ家の変」はもちろん、火文明でのボルザードたちの離反や[[《覇炎竜 ボルシャック・ライダー》]]の暴走なども、根底を辿ればCOMPLEXによる影響があったと思われる。 -逆に、文明総出で祭りを盛り上げ続けた水文明や、首領自らジャシンに命懸けで挑み、そんな首領を大地の契りを反故にしてまで助けようとした自然文明は、あまり影響を受けていなかったと考えられる。 --にもかかわらず、[[《首領竜 ゴルファンタジスタ》]]が[[アビス]]によって見世物や遊び道具にされ散々に嬲られたことはデュエチューブの背景ストーリー解説でもネタにされた。 **漫画・アニメにおいて [#nfcc5796] アニメ「[[デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]」での真のラスボスでアニメ版[[ウィン編]]における全ての元凶。[[リッパー教授]]が調査していた「巨大な敵」や[[プリンス・カイザ]]の母親の仇、そしてマイハマ学園で長く崇められている「女神ウィナ」の正体。声優は早見沙織氏((正体を明かした第44話での声優クレジットにおいて「女神ウィナ」と表示されていた部分がCOMPLEXに変わっている。なおカイザの母親の声(本人役同様の大原さやか氏)も出すなど様々な声を出す事が可能らしい。))。 長らく女神ウィナとして学園に潜んでいたが、このときから[[ウガタ]]やカイザ、学園長といった人間たちに囁いて彼らを遠隔的に利用していた。 [[《竜皇神 ボルシャック・バクテラス》]]の暴走事件以降本格的に活動を開始。ネズミの「チュウ太郎」(声優は本渡楓氏)を介してマイハマ学園の生徒達から闇のマナを吸収し無気力なゾンビ状態にさせ、前から目を付けていたウガタにチュウ太郎を拾わせて第40話で自身がいる学園の隠し部屋まで導き彼を傀儡とする。 更に[[《轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》]]にはジャシン、カイザには母親と偽って導くことにより二人に「学園のゾンビ騒動の黒幕かつマイハマを闇に閉ざし、カイザの母の死の原因を作ったのがジャシン帝」と思い込ませ、彼らの正義感と使命を暴走させ、カイザの闇のマナを膨らませると同時にボルシャック・カイザーをこれで蝕ませて結果としてカイザ自身の手で消滅させるように仕向ける。 そして[[斬札 ウィン]]とカイザの決戦時に[[リッパー教授]]に居所とウィナとしての正体を突き止められ対峙。彼に勝利後、ウィンに敗北したカイザの闇のマナを吸収し、真の姿と本性を解放、ウィンへのコンプレックスが刺激されたウガタを「ヒーローウガタ」に変貌させて「邪神から世界を救う」という名目でウィンと[[邪神くん]]を彼に倒させようとする。 ウガタがデュエマを通して徐々に正気に戻りかけていることを悟ると無理矢理ウィンから闇のマナを得ようとしたが、失敗する(([[邪神くん]]曰く、「我ですらウィンの心を割ろうとして失敗したのに、貴様ごときが成功するはずがない」とのこと。))。その後、[[《アビスベル=覇統=ジャシン帝》]]とその[[終極宣言]]で踏み倒されたアビスの総攻撃で引導を渡され、「人に闇がある限り再び現れる」と言い残して再封印される。その後、[[マズキ]]と[[ケンドラ]]を始めとしたゾンビ被害者は元に戻り、マイハマも闇のマナから解放されたことで太陽が復活した。 また、チュウ太郎はウガタと行動を共にするうちに彼のことを本心から気に掛けるようになっていたようで、最終決戦後もウガタの側にいる。 ED後のメッセージのラストシーンには[[シークレットレア]]版のデフォルメ状態が左下にひっそりと映っていた。 デュエマでは第40話のマズキ戦で初登場。 効果の描写は、腹部の数字が「0」の状態で登場し、下にカードが入れられるたびにそのカードを食べ、数字が大きくなるというもの。そして、数字が「8」になると蓋が開き、[[シークレットレア]]版のシルエットが現れた。 第46話および第47話では数字が「8」になるとイラストも通常版から[[シークレットレア]]版に変化。第46話のミニコーナーである「今日のカード」にもシークレット版が選定されており、これ以降CGもシークレット版に変化している。アタックトリガーでは[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]、[[《龍覇 グレンモルト》]]、[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]を踏み倒し、その際には歯車からクリーチャーを呼び出した後、相手クリーチャーにクローやチェーンソーを伸ばしたり、投げつけた歯車で轢いたり、目からレーザーを放ったりする攻撃モーションも披露した。 -[[禍々しい外見に反した声を持つ闇のクリーチャー>《零龍》]]、[[デュエリスト>鬼札 アバク]][[を傀儡にして大規模な災害を引き起こす>《邪王来混沌三眼鬼》]]など、アニメにおける歴代ラスボスクリーチャーへのオマージュが散見される。 -第38話から使用されたオープニングテーマ「戦いが消えた日」の映像では[[シークレットレア]]版が2Dシルエットの状態で本編よりも先に登場している。 -人類を利用し災いを齎す、母親や女神といった女性が関わるなどパンドラの箱の持ち主であるギリシャ神話で人類最初の女性であるパンドーラーの要素も持ち込まれている。 -第40話のBパート開始前のアイキャッチではウガタがこのクリーチャー(通常版)のコスプレを披露していた。 -背景ストーリーをCG化した第49話では登場したが、[[《アビスベル=覇統=ジャシン帝》]]と対峙したところで終わった。後の王道編の世界観CGアニメによると背景ストーリーと同じような形で倒された模様。 -背景ストーリーをCG化した第49話では登場したが、[[《アビスベル=覇統=ジャシン帝》]]と対峙したところで終わった。後の王道篇の世界観CGアニメによると背景ストーリーと同じような形で倒された模様。 **その他 [#other] -背景ストーリーの黒幕兼ラスボスが最高レアリティでないのは[[《龍覇 ザ=デッドマン》]]以来である(([[《龍魂珠》]]は[[《Volzeos-Balamord》]]と一体化したため除外。))。 -ほとんどのプレイヤーが正攻法でこのクリーチャーが環境で活躍するとは思っておらず、[[まつがん]]氏連載の妄想構築録([[vol.66-2>https://corocoro.jp/news/378434/]])でも[[《天斬の悪魔龍 ジュランデス》]]の互換カードとして考察を開始していた。そのページでは「攻撃できるのはせいぜい6ターン目以降が関の山なのだ」と分析しており、おそらく発売前に原稿を書いていて[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]などに組み込むことで遅さを解消できるとは想定していなかったのだろう。 -カード名の頭文字を取ると「DMC」となる。[[DMC>https://ja.wikipedia.org/wiki/DMC]]は複数の省略形があるが、ここではDuel Masters' Card(= デュエル・マスターズ・カード)の略である可能性がある。それを示すようにイラストにもカードの裏面が描かれている。メタ的な要素のあるラスボスという点で、[[《龍魂珠》]]との関連性も感じさせる。 --デュエマの商品展開ではDMCの文字列は[[構築済みデッキ]]と[[特別拡張パック>エキスパンション]]で用いられている。[[DMC-01]]〜[[DMC-68]]まであり、現在はすべて[[絶版]]。 -久々に登場した新規の[[パンドラボックス]]。[[スーパーレア]]であるのは[[《呪怨秘宝バキューム》]]以来、2枚目となる。 闇のメイン種族の一つでありながら背景ストーリー上での活躍の機会が少なかった種族であり、ラスボス格の[[スーパーレア]]という大出世を遂げた。 -[[シークレットレア]]版では《COMPLEX》の本体である巨大な歯車の怪物のようなクリーチャーが描かれている。一見面影がないが、根元をよく見ると《COMPLEX》の蓋が開いて中から飛び出ている構図である。 よく見るとその中には角を持つ白いネズミがおり、上記の通りアニメではこのネズミの「チュウ太郎」がこのクリーチャーの悪事に大きく関わっている。 --漫画版では登場こそしたが、普通のネズミであった。 //--これまでの同種族クリーチャーやそのモチーフのパンドラの箱の一般的なイメージである箱型ではなく、神話通り「壺」の形である。 //モチーフは貯金箱 -「デュエル・マスターズ ARevコンプリートファンBOOK」にて開発秘話やアイデアスケッチが明かされており、「[[ウガタ]]が使う時限爆弾のようなカードが欲しい」という[[松本しげのぶ]]氏の要望から生まれたこと、開発中は下に置かれた呪文も踏み倒せたこと、モチーフは貯金箱であることなどが明かされた。 **関連カード [#related] -[[《天斬の悪魔龍 ジュランデス》]] -[[《禁断英雄 モモキングダムX》]] -[[《白皇世の意志 御嶺》]] -[[《超神星DOOM・ドラゲリオン》]] -[[《不敬合成王 ロマティックダム・アルキング》]] -このクリーチャーが描かれているカード --[[《COMPLEX VORTEX》]] ***背景ストーリーのラスボス [#d7b6ff76] -''Prev'':[[ゴッド・オブ・アビス>ゴッド・オブ・アビス背景ストーリー]] --[[《轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》]] -''Next'':[[王道篇>王道篇背景ストーリー]] --[[《悪魔世界ワルドバロム》]] **収録セット [#pack] -illus.[[nurikabe]] --[[DM23-RP4 「アビス・レボリューション第4弾 竜皇神爆輝」>DM23-RP4]](S2/S8)(4B/22)(2A/20) --[[DM23-RP4X「アビス・レボリューション 第4弾 竜皇神爆輝 超刺激パック」>DM23-RP4X]] (S2/S8)(S2X/S8)(4B/22)(2A/20) -illus.[[shosuke]] --[[プロモーション・カード>プロモーション・カード (第21期〜第25期)]](P81/Y23) **参考 [#reference] -[[ワールド・ブレイカー]] -[[タップイン]] -[[離れた時]] -[[クリーチャーの下]] -[[離れない]] -[[アンタップしない]] -[[コスト踏み倒し]] -[[リアニメイト]] -[[【零龍ロココCOMPLEX】]] -[[【青黒COMPLEXコントロール】]] -[[【ヨミノ晴明RCOMPLEX】]] ---- [[公式Q&A]] -3つ目の能力について >Q.自分の''《DARK MATERIAL COMPLEX》''の「他のクリーチャーが離れた時」の能力で、山札のカードをこのクリーチャーの下に置こうとした際、相手の[[《とこしえの超人》]]や[[《カレイコの黒像》]]があったらどうなりますか? A.その場合でも、「他のクリーチャーが離れた時」の能力で山札の上から1枚目を表向きにして''《DARK MATERIAL COMPLEX》''の下に置けます。&br;バトルゾーンにあるカードの下にカードを置いた場合、そのカードはバトルゾーンに出たことにも、バトルゾーンに置かれたことにもなりません。&br;そのため、この能力は[[《とこしえの超人》]]や[[《カレイコの黒像》]]の効果の影響を受けません。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44313]](2024.1.18) >Q.自分の''《DARK MATERIAL COMPLEX》''の下にカードが7枚置かれている状況で、''《DARK MATERIAL COMPLEX》''が相手の「スレイヤー」を持つクリーチャーとバトルし、相手のクリーチャーがバトルに負けて破壊されました。&br;''《DARK MATERIAL COMPLEX》''の「他のクリーチャーが離れた時」の能力と、「スレイヤー」による破壊はどちらを先に解決しますか?&br;参照:[[《腐頼 ルマウス-2》]] A.''《DARK MATERIAL COMPLEX》''の「他のクリーチャーが離れた時」の能力を先に解決します。&br;クリーチャー同士がバトルを行った際、まず、それによりトリガーした「バトルに勝った時」「バトルに負けた時」「クリーチャーが離れた時(破壊された時)」などの能力を解決します。それが終わった後、「スレイヤー」など「バトルの後」の能力を解決します。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44319]](2024.1.18) >Q.自分の''《DARK MATERIAL COMPLEX》''と[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]がバトルゾーンにいる状況です。自分のターン中に[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]が破壊された時、''《DARK MATERIAL COMPLEX》''の「他のクリーチャーが離れた時」の能力はトリガーしますか? A.はい、トリガーします。[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]の能力は常在型能力ですので、バトルゾーンを離れた時点で効果が消滅します。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44585]](2024.2.16) -4つ目の能力について >Q.[[《CRYMAX ジャオウガ》]]の「自分がゲームに負ける時、またはこのクリーチャーが離れる時」の効果で、下のカードが7枚以下で離れなくなっている''《DARK MATERIAL COMPLEX》''の下に置かれている表向きのカードを3枚破壊できますか? A.はい、ゲームに負ける際や[[《CRYMAX ジャオウガ》]]が離れる際に、かわりに、離れなくなっている''《DARK MATERIAL COMPLEX》''の下にあるカードを破壊できます。&br;[[《CRYMAX ジャオウガ》]]の「自分がゲームに負ける時、またはこのクリーチャーが離れる時」の効果は置換効果なので、実際に破壊できないカードを破壊しようとすることはできません。ただし、''《DARK MATERIAL COMPLEX》''の効果で離れなくなるのは''《DARK MATERIAL COMPLEX》''のカードのみで、下にあるカードは離れます。 #region2(([[総合ルール]] [[109.2c>総合ルール本文#rule109_2c]])){{ :109.2c |複数枚のカードで構成されたエレメントの効果や能力は、それに含まれ、エレメントとして表出している全てのカードに適用されます。ドラグハートやクロスギアはクリーチャーの構成カードには含まれず、クリーチャーの上下に重なっているオーラや魔導具等はクリーチャーの構成カードに含まれます。また、封印はエレメントの構成カードに含まれません。&br;例: リンクしているゴッドに何らかの能力を付与した場合、リンクしている全てのゴッドに能力が適用されます。&br;例: 《白皇世の意志 御嶺》に付いた《無修羅デジルムカデ》を、カードを選ぶ効果で除去する時、《無修羅デジルムカデ》を指定し、除去することができます。 }} [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44315]](2024.1.18) >Q.下にカードが7枚以下で、離れなくなっている''《DARK MATERIAL COMPLEX》''の下に置かれているカードを、[[《堕呪 エアヴォ》]]の効果で手札に戻せますか? A.はい、そのカードがコスト7以下であれば手札に戻せます。カードを指定する効果を受けた際、''《DARK MATERIAL COMPLEX》''の離れない効果が適用されるのは、一番上にある''《DARK MATERIAL COMPLEX》''のカードのみです。 #region2(([[総合ルール]] [[109.2c>総合ルール本文#rule109_2c]])){{ :109.2c |複数枚のカードで構成されたエレメントの効果や能力は、それに含まれ、エレメントとして表出している全てのカードに適用されます。ドラグハートやクロスギアはクリーチャーの構成カードには含まれず、クリーチャーの上下に重なっているオーラや魔導具等はクリーチャーの構成カードに含まれます。また、封印はエレメントの構成カードに含まれません。&br;例: リンクしているゴッドに何らかの能力を付与した場合、リンクしている全てのゴッドに能力が適用されます。&br;例: 《白皇世の意志 御嶺》に付いた《無修羅デジルムカデ》を、カードを選ぶ効果で除去する時、《無修羅デジルムカデ》を指定し、除去することができます。 }} [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44316]](2024.1.18) >Q.[[《アーテル・ゴルギーニ》]]の「このクリーチャーが離れる時」の効果で、下のカードが7枚以下で離れなくなっている''《DARK MATERIAL COMPLEX》''を破壊できますか? A.いいえ、離れない''《DARK MATERIAL COMPLEX》''は破壊できません。&br;[[《アーテル・ゴルギーニ》]]の「このクリーチャーが離れる時」の効果は置換効果です。置換効果は、置換後のイベントを行えない場合は適用できません。&br;[[《アーテル・ゴルギーニ》]]の置換効果を行うにはクリーチャーが実際に破壊される必要があるため、破壊できないクリーチャーを破壊しようとすることはできません。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44317]](2024.1.18) >Q.[[《母なる星域》]]でマナゾーンに置くクリーチャーとして、下のカードが7枚以下で離れなくなっている自分の''《DARK MATERIAL COMPLEX》''を選べますか? A.はい、選べます。また、選んだクリーチャーがマナゾーンに置かれなかったとしても、その後マナゾーンからマナゾーンの枚数以下のコストの進化クリーチャーを出せます。&br;「そうしたら」と書かれている効果は、その前半の効果を実行しようとして、結果的にできなかった場合でも後半の効果を行えます。&br;今回の例の場合、バトルゾーンに自分のクリーチャーがいて、それをマナゾーンに置こうとした結果、置けなかったという状況なので「そうしたら」以降の効果を解決できます。 #region2(([[総合ルール]] [[101.3a>総合ルール本文#rule101_3a]])){{ :101.3a |効果の発動に「~した場合」というような条件がある場合、その条件となる行為を試みたことで発動し、その行為が結果的にどうなったかを問いません。 }} [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44318]](2024.1.18) >Q.自分の[[《CRYMAX ジャオウガ》]]と下にカードが8枚ある''《DARK MATERIAL COMPLEX》''がバトルゾーンにいる状況です。&br;相手が[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]を出し、その「出た時」の能力によって自分の多色以外のクリーチャーがすべて破壊される際、自分は[[《CRYMAX ジャオウガ》]]の「鬼S-MAX進化」で、かわりに''《DARK MATERIAL COMPLEX》''の下のカード3枚を破壊しました。これによって''《DARK MATERIAL COMPLEX》''の下にあるカードが5枚になるのですが、「このクリーチャーの下のカードが7枚以下なら、このクリーチャーは離れず、アンタップしない」の能力でバトルゾーンに残りますか? A.いいえ、その場合でも''《DARK MATERIAL COMPLEX》''は破壊されます。&br;[[《CRYMAX ジャオウガ》]]の「鬼S-MAX進化」でカードを3枚破壊するのと、''《DARK MATERIAL COMPLEX》''が破壊されるタイミングは同時です。 #region2(([[総合ルール]] [[400.7>総合ルール本文#rule400_7]])){{ :400.7. |バトルゾーン以外のいずれかのゾーンに複数のカードが移動する時、それらはすべて同時に移動します。 }} [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44662]](2024.3.13) -5つ目の能力について >Q.相手の、下にカードが7枚ありタップ状態の''《DARK MATERIAL COMPLEX》''がバトルゾーンにいる状況です。&br;自分は[[《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》]]を「P侵略」で出し、その「出た時」の能力によって''《DARK MATERIAL COMPLEX》''が次の相手のターンのはじめにアンタップしなくなりました。&br;次の相手のターンのはじめに、相手は''《DARK MATERIAL COMPLEX》''の「自分のターンのはじめに」の能力で下に8枚目のカードを重ねましたが、''《DARK MATERIAL COMPLEX》''は「下に8枚目のカードが置かれた時」の能力でアンタップしますか?&br;類似例:[[《天装 カガヤキ・ミガタメ》]][[《隻眼ノ裁キ》]] A.はい、アンタップします。&br;[[《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》]]などによる、次の相手のターンのはじめにアンタップしないという効果は、ターン起因処理によるアンタップのみを禁止します。&br;''《DARK MATERIAL COMPLEX》''は自身の効果でアンタップするため、[[《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》]]の効果に関係なくアンタップします。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44661]](2024.3.13) &tag(クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト1,パンドラボックス,パワー25000,ワールド・ブレイカー,自己タップイン,離れた時付与,ターン開始時,重ねる,7枚以下,離れない,アンタップしない,8枚目のカードが置かれた時,自己アンタップ,擬似メテオバーン,リアニメイト,背景ストーリー:ラスボス,SR,スーパーレア,nurikabe,shosuke,アビス・レボリューションブロック,ラスボス);