#author("2024-11-19T13:02:01+09:00","","")
#author("2024-11-19T13:47:20+09:00","","")
*《&ruby(ライブラリー){Library}; &ruby(オブ){of}; &ruby(アレクサンドリア){Alexandria};》 [#c57706bf]

|Library of Alexandria UC 無色 (マナコストなし)|
|土地|
|自分のターン中、攻撃の前に、自分の手札がちょうど7枚なら、マナゾーンにあるこのカードをタップしてもよい。そうしたら、カードを1枚引く。|

[[DMEX-18]]で登場した[[無色]]の[[土地]]。

自分のターン中、攻撃の前に、自分の[[手札]]が7枚ちょうどなら[[マナゾーン]]のこの[[カード]]を[[タップ]]することで1[[ドロー]]できる。
それ以外の[[能力]]は無く、[[プレイ]]するための[[マナコスト]]も存在しない。つまり[[マナゾーン]]のみでしか機能しないカードである。

その性質上、[[手札]]に来たら即[[チャージ]]することになる。通常は[[無色]][[マナ]]の足しにし、条件を満たし次第[[ドロー]]していくことになる。
中盤以降では1マナ余るということもよくあるので、この[[カード]]で継続的に[[ドロー]]できれば心強い。

[[手札]]を7枚ちょうどにしなければならないが、[[デュエル・マスターズ]]は初期手札が5枚のため何らかの[[手札補充]]を使わない限り条件を満たせない。
毎[[ターン]]の[[チャージ]]のために[[デュエマ]]は[[手札]]が減りやすいゲームであり、相手からの[[ハンデス]]を喰らう可能性もある。よって[[手札]]が7枚というのは[[デッキ]]が十分に回転し潤沢な[[手札]]が確保できている状態である。そのような場面ではさらに[[ドロー]]するのはやや[[オーバーキル]]である。

[[手札]]が7枚ということは[[ビートダウン]]相手に[[シールド]]を[[ブレイク]]されているか、[[クリーチャー]]の展開や[[マナブースト]]など他の行動が疎かになっている可能性がある。

[[能力]]を使うための条件は自分の[[手札]]が「7枚以上」ではなく「ちょうど7枚」。
この[[カード]]が2枚以上[[マナゾーン]]にあっても、[[ドロー]]した後に[[カード]]を1枚減らさなくては2枚目以降の《Library of Alexandria》の[[能力]]を使うことができない。そのため[[マナ]]が潤沢に貯まった終盤でこそ力を発揮するといえるだろう。

逆にいえば一度[[手札]]が7枚になれば[[ドロー]]によって維持しやすくなるともいえる。

元となった[[MTG>Magic:The Gathering]]の[[カード]]をそのまま[[デュエマ]]に落とし込んだためか、本家のような凶悪さは鳴りを潜めているといえる。とはいえ、コラボカードなのでこのくらいの塩梅でちょうどいいのかもしれない。

**ルール [#ta8c1703]
このカードが持つ能力は[[起動型能力]]である。[[起動型能力]]についての詳細は該当ページを参照すること。
-「自分のターン中、攻撃の前に」というテキストは、「[[攻撃ステップ]]に入る前」を指している。事実上「[[ドローステップ]]」「[[マナチャージステップ]]」「[[メインステップ]]」の3つが該当する。これらのステップ中、他の処理や効果が[[待機]]していない時はいつでも[[起動]]できる。

-先に述べた「他の処理」には[[ターン開始ステップ]]の[[ターン起因処理]]およびそこでの[[誘発型能力]]が含まれる。(ページ下部の公式Q&Aを参照。)
--なので、[[ターン開始ステップ]]にやれることがすべて終わって[[ドローステップ]]に入る前、[[マナチャージステップ]]でカードをマナゾーンに置くか置かないか考える段階、あるいは置き終わってから、ようやく効果を使うことができる。

**その他 [#f96439bf]
-[[マナゾーン]]に置くしかない[[カード]]のためか、[[DMX-12]]版の[[《逆転のオーロラ》]]や[[《神々の逆流》]]のように[[上下逆さま]]に印刷されている。

-[[MTG>Magic:The Gathering]]との[[コラボカード]]であり、カード枠もMTGのそれを模している。元ネタは[[土地>http://m.mtgwiki.com/wiki/%E5%9C%9F%E5%9C%B0]]カード・[[《Library of Alexandria》>http://m.mtgwiki.com/wiki/Library_of_Alexandria]]。あちらは初期手札が7枚であるため、条件を容易に達成できた。あまりのスペックから禁止カードに指定されている。

-[[MTG>Magic:The Gathering]]時代の漫画「デュエル・マスターズ」において[[切札 勝舞]]が最初に使用したカード。勝舞はこの際3年前に[[父親>切札 勝利]]が残したデッキを使用しており、当時時点で既に禁止指定されていた当カードをそのまま使ってしまっていた。このことは周囲の子供に突っ込まれていた。

//-デュエマ史上初の[[使う]]ことを目的としない[[カード]]である。

-裏面も含めて、バトルゾーンに出すことも、カードのプレイもできない初のカードである。
-裏面も含めて、バトルゾーンに出すことも、カードのプレイもできない初のカード([[カードタイプ]])である。
--カードのプレイはできないがバトルゾーンには出せる[[セル]]や[[ゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカード]]は存在しており、《Library of Alexandria》と同じ弾で両面カードの片面が出せずプレイもできない[[《13番目の計画》]]は登場している。

-[[デュエパーティー]]は初期手札が6枚なので、手札1枚分扱いやすい。

-イラストはMagic Onlineにのみ採用されているもので、MTGの方で現物化はされていない。
//-トモハッピーTomohappyによって先行公開された。

**関連カード [#ne0760bd]
-カードの印刷が逆になっているカード
--[[《逆転のオーロラ》]]
--[[《神々の逆流》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#t5292b6d]
//-[[]]&br;''''''

**収録セット [#l5bc5450]
-illus.[[Drew Baker]]
--[[DMEX-18 「20周年超感謝メモリアルパック 裏の章 パラレル・マスターズ」>DMEX-18]](32/75)

**参考 [#be0b54af]
-[[土地]]
-[[手札]]
-[[マナゾーン]]
-[[タップ]]
-[[ドロー]]
-[[起動型能力]]
-[[コラボカード]]

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[[公式Q&A]]

-能力について

>Q.自分のマナゾーンに''《Library of Alexandria》''があり、手札がちょうど7枚の状況です。自分の[[《ワンケングレンオー 〜弧月躍動〜》]]の「このクリーチャーで攻撃するかわりに」を起動してから''《Library of Alexandria》''の能力を起動してカードを引けますか?
A.いいえ、引けません。タップ能力は攻撃ステップに起動する能力ですので、その状況では''《Library of Alexandria》''を起動できません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40865]](2022.02.18)

>Q.''《Library of Alexandria》''の「攻撃の前に」の能力は、どんな能力ですか?いつ使えますか?
A.メインステップ終了時までの間に、待機中の能力がなければいつでも起動できる、起動型能力です。攻撃ステップに入ると起動できなくなります。&br;ターン起因処理で自分のカードをアンタップし、「ターンのはじめに」の能力など、そのタイミングでトリガーした効果をすべて解決した後、ドローステップでカードを1枚引き、それによりトリガーした効果をすべて解決した後、マナチャージする前もしくはした後など、メインステップ以外でも、待機中の効果や処理がない限り起動できます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40866]](2022.02.18)

&tag(土地,無色,コストなし,置きドロー,コラボカード,アンコモン,UC,Drew Baker,MTG);