#author("2024-02-25T02:15:45+09:00","","")
#author("2024-04-09T23:39:29+09:00","","")
*《&ruby(ナポレオン){Napo獅子};-&ruby(バイブス){Vi無粋};/♪オレの&ruby(うた){歌}; &ruby(き){聞};けよ&ruby(き){聞};かなきゃ &ruby(なぐ){殴};り&ruby(あ){合};い》 [#top]

|Napo獅子-Vi無粋 SR 火文明 (5)|
|クリーチャー:マジック・ニトロ・ドラゴン 6000|
|自分のマジック・クリーチャーがあれば、このクリーチャーの召喚コストを1少なくする。|
|このクリーチャーが出た時、手札を2枚まで捨て、その枚数より1枚多くカードを引く。|
|''メガ・ラスト・バースト''(このクリーチャーが離れて、手札、マナゾーン、または墓地に置かれた時、このカードの呪文側をコストを支払わずに唱えてもよい)|
|''スピードアタッカー''|
|''W・ブレイカー''|
|BGCOLOR(#ccd):|
|♪オレの歌 聞けよ聞かなきゃ 殴り合い SR 火文明 (3)|
|呪文:マジック・ソング|
|相手のコスト2以下のエレメントをすべて破壊する。|

[[DM23-RP3]]で登場した[[火]]の[[マジック・ニトロ・ドラゴン]]と[[火]]の[[マジック・ソング]][[呪文]]の[[ツインパクト]]。

[[クリーチャー]]側は自分の[[マジック]]があれば1[[軽減]]して[[召喚]]でき、[[cip]]で[[手札交換]]する[[スピードアタッカー]][[W・ブレイカー]]。さらに新[[能力]][[メガ・ラスト・バースト]]を持つ。

呪文側は相手の[[コスト]]2以下の[[エレメント]]をすべて[[破壊]]する。[[軽量級]][[全体除去]]としては、[[《ゼンメツー・スクラッパー》]]と比べると完全に過渡期を脱出した[[スペック]]と言える。

上下側ともに[[汎用性]]が高く、様々な[[デッキ]]に採用を検討できる。最大[[スペック]]を発揮するのは[[マジック]]および[[革命チェンジ]]を使う[[デッキ]]に入れた時だが、それ以外でも活躍できる。

呪文側が強力な[[コスト火力]]かつ[[ドラゴン]][[ツインパクト]]のため、[[《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》]]と枠を争える。登場時点の[[環境]]だと[[《とこしえの超人》]][[《卍 新世壊 卍》]][[《竜装 ゴウソク・タキオンアーマー》]][[【我我我ブランド】]]の[[ウィニー]]などが仮想敵。

[[革命チェンジ]]の天敵である[[コスト踏み倒しメタ]]はコスト2以下に偏っているため、それらの対策にも使える。[[アンタッチャブル]]の[[《異端流し オニカマス》]]や高[[パワー]]の[[《デスマッチ・ビートル》]]、[[タマシード]]の[[《空間型無限収納ストラトバッグ》]]も範囲内となっている。
総じて、ゲームの[[高速化]]に伴い低コストで強力なカードが多数登場している登場時点の環境に[[刺さっ>刺さる]]ている。

クリーチャー側は[[革命チェンジ]]を採用しているデッキではメインのチェンジ元、そうでないデッキでは[[マナ]]が余った終盤に出すダメ押しの[[打点]]として利用できる。

[[スピードアタッカー]][[W・ブレイカー]]に[[手札交換]]が付いているだけでも[[コスト]]5の仕事量としては充分だが、一般[[マジック]]・[[クリーチャー]]を用意すれば4マナ、[[《アシスター・Mogi林檎》]]なら3マナで召喚できる。[[《奇天烈 シャッフ》]][[《歌舞音愛 ヒメカット》>《歌舞音愛 ヒメカット/♪蛙の子 遭えるの何処?好きと謂ひて》]]などの汎用性の高いもので条件達成すれば無駄がない。

**ルール [#v52860c1]
-[[コスト]]5以上の[[ドラゴン]]と[[マジック]]を参照する[[革命チェンジ]]に対応しており、[[メガ・ラスト・バースト]]を能動的に[[誘発]]させられる。
ただし、呪文側を[[踏み倒す]]のは[[入れ替える]]処理が終了してからなので、呪文側の効果でコスト踏み倒しメタを除去した上でチェンジ先のクリーチャーを[[着地]]させることはできない。

-相手の[[《ベイB セガーレ》]]がいる時にマナの枚数より[[名目コスト]]が大きいクリーチャーに[[革命チェンジ]]しようとすると[[入れ替える]]処理が実行されず、[[《ベイB セガーレ》]]はバトルゾーンに、チェンジ先のクリーチャーは手札にとどまる。結果として[[メガ・ラスト・バースト]]は使えず、[[攻撃]]は続行される。[[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40242/]]

-クリーチャー側の[[手札交換]][[cip]]は、「その枚数」指定であり実際に捨てられたかまでは追跡せず、[[《夜露死苦 キャロル》]]のように捨てることを置き換える[[置換効果]]を挟んでも枚数は減少しない。([[公式Q&A>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44584/]])
--「こうして捨てた手札の枚数」というテキストの[[《戦霊混成 ウルボランス》]]では、実際には捨てられていない[[《夜露死苦 キャロル》]]では枚数は少なくなってしまう。([[公式Q&A>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40226/]])

**他のカード・デッキとの相性 [#q1999d6a]
-[[《アシスター・Mogi林檎》]]から繋げば3[[ターン]]目に召喚できる。

-[[cip]]と[[メガ・ラスト・バースト]]で[[墓地肥やし]]できるため、[[墓地利用]]持ちの大型[[革命チェンジ]]と相性が良い。[[《芸魔王将 カクメイジン》]][[《芸魔龍王 アメイジン》]][[《暗黒の怨草士 クロユ・レシア》]]などが該当。

-前述の通り《Napo獅子-Vi無粋》から[[チェンジ>革命チェンジ]]した[[クリーチャー]]そのものはメタカードの影響は逃れられないが、[[メガ・ラスト・バースト]]の解決後に更なる展開を行う分には無問題である。十二分なリターンを期待できるなら《Napo獅子-Vi無粋》と[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]の2枚を当て馬にする選択も無くはないだろう。

-[[【赤白ドギラゴン閃】]]では[[《チャラ・ルピア》]]から[[マナカーブ]]が繋がり、[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]を3ターン目に出せる。[[cip]]で後続を引き込めるので[[展開]]プランとも噛み合う。

-[[《メンデルスゾーン》]]とも[[マナカーブ]]が繋がる。しかし、《メンデルスゾーン》を採用できる[[デッキカラー]]ならより[[手札補充]]の性能が高い[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]も存在する。[[マッハファイター]]と[[スピードアタッカー]]、単体除去と全体除去の違いが[[差別化]]点になるか。

-「ドギラゴン剣限定解禁祭」における[[【赤青ドギラゴン剣】]]でも革命チェンジ元候補になるだろう。[[《アシスター・Mogi林檎》]]から2→5と繋がる上に、他に[[《AQvibrato》]]や[[《終止の時計 ザ・ミュート》]]を同時採用した[[マジック]]基盤でも取り回しが良い。

**環境において [#k087a3b6]
[[DM23-RP3]]発売2日目に早速[[【青黒赤緑邪王門】]]で結果を残した。死活問題となるコスト踏み倒しメタを呪文側で除去できる上に、クリーチャー側を[[《百鬼の邪王門》]]で釣り上げれば後続の[[手札誘発]]を補充する余地が生まれる。

[[【青赤マジック】]]でも当初からコスト踏み倒しメタ対策兼革命チェンジ元として使われている。

一方[[【モルトNEXT】]]においては、少なくとも[[アビス・レボリューション環境]]ではあまり使われない。[[軽量級]][[非クリーチャー]]を大量展開し、それが[[【モルトNEXT】]]にとって死活問題になるデッキが全くと言ってよいほど存在しないためである。単なる[[コスト踏み倒しメタ]]対策なら[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]や[[《「オレの勝利だオフコース!」》>《「必然」の頂 リュウセイ/「オレの勝利だオフコース!」》]]で十分なためである。
**アニメ・漫画において [#sa3d33d5]
-アニメ「[[デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]」第24〜25話の「[[最上川 イッサ]]vs[[斬札 ウィン]]」でイッサが使用。第25話の「今日のカード」。
[[《アシスター・Mogi林檎》]]の[[コスト軽減]]と自身の[[能力]]によって3マナで[[召喚]]され、[[《芸魔王将 カクメイジン》]]に[[革命チェンジ]]した。さらに[[メガ・ラスト・バースト]]でウィンの[[《ディッシュ=ウィッシュ》]]と[[《ド:ノラテップ》]]を[[破壊]]した。

**その他 [#c5d26cc5]
-初の[[マジック・ニトロ・ドラゴン]]。

-[[フレーバーテキスト]]は通常版、[[シークレットレア]]、[[シークレットSPレア]]ですべて異なり、いずれも[[マジック]]らしく五七五になっている。
シークレットレアとシークレットSPレアの[[イラスト]]では「''聞いたヤツらも もちろん殴れ''」という下の句も確認できる。

**[[サイクル]] [#cycle]
[[DM23-RP3]]の[[スーパーレア]][[文明]]シャッフル[[サイクル]]。すべて[[コスト]]5の[[クリーチャー]]で、[[耐性]]として働く[[能力]]または[[召喚酔い]]を無視する能力を持つ。

-[[《ボルシャック・アークゼオスNEX》]]
-[[《五番龍 レイクポーチャー ParZero》]]
-[[《アーテル・ゴルギーニ》]]
-''《Napo獅子-Vi無粋/♪オレの歌 聞けよ聞かなきゃ 殴り合い》''
-[[《ア:エヌ:マクア》]]

[[DM23-RP3]]の[[文明]]シャッフル+[[メガ・ラスト・バースト]][[サイクル]]。

-[[《強撃の鎧徒エッカルト/ウォーニング・ショット》]]
-[[《同期の妖精/ド浮きの動悸》]]
-[[《蛙紙の聖沌 fr09/聖沌忍法 メカ寄せの術》]]
-''《Napo獅子-Vi無粋/♪オレの歌 聞けよ聞かなきゃ 殴り合い》''
-[[《オ:ドユニワ/喰土邪覇》]]

**関連カード [#card]
-[[《“龍装”チュリス》]]
-[[《温泉 湯あたり地獄》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DM23-RP3]]&br;'''その歌は、革命すらも過去にする。'''
-[[DM23-RP3]](4A)&br;'''この歌の後には誰も残らない。'''
-[[DM23-RP3]](6B)&br;'''バイブスが闘争心を刺激する。'''

**収録セット [#pack]
-illus.[[Hokuyu]]
--[[DM23-RP3 「アビス・レボリューション 第3弾 魔覇革命」>DM23-RP3]](S4/S8)
-illus.[[neko61]]
--[[DM23-RP3 「アビス・レボリューション 第3弾 魔覇革命」>DM23-RP3]](6B/22)(4A/20)

**参考 [#reference]
-[[ツインパクト]]
-[[マジック・ニトロ・ドラゴン]]
-[[マジック]]
-[[コスト軽減]]
-[[cip]]
-[[ディスカード]]
-[[ドロー]]
-[[手札交換]]
-[[メガ・ラスト・バースト]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[マジック・ソング]]
-[[コスト火力]]
-[[全体除去]]

----
[[公式Q&A]]

-クリーチャー側2つ目の能力について

>Q.[[《Napo獅子-Vi無粋/♪オレの歌 聞けよ聞かなきゃ 殴り合い》]]の「出た時」の能力で手札を1枚も捨てなかった場合でも、自分はカードを1枚引きますか?
>Q.''《Napo獅子-Vi無粋/♪オレの歌 聞けよ聞かなきゃ 殴り合い》''の「出た時」の能力で手札を1枚も捨てなかった場合でも、自分はカードを1枚引きますか?
A.はい、1枚も捨てなかった場合0枚捨てたことになるので、カードを1枚引きます。カードを引かないことはできません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43797]](2023.9.15)

>Q.''《Napo獅子-Vi無粋/♪オレの歌 聞けよ聞かなきゃ 殴り合い》''の「出た時」の能力で[[《夜露死苦 キャロル》]]を2枚捨てようとして、かわりに手札に残りました。この場合でも、自分はカードを3枚引けますか?
A.はい、カードを3枚引けます。[[《夜露死苦 キャロル》]]は置換効果で墓地に置かれるかわりに手札に残るため、捨てられたことになりませんが、''《Napo獅子-Vi無粋》>《Napo獅子-Vi無粋/♪オレの歌 聞けよ聞かなきゃ 殴り合い》''の能力は実際に捨てられたカードではなく、捨てようとしたカードの枚数を数えるため、2枚+1枚で3枚引けます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44584]](2024.2.16)

-クリーチャー側3つ目の能力について
--[[メガ・ラスト・バースト]]も参照のこと

>Q.[[《フォース・アゲイン》]]で[[《Napo獅子-Vi無粋/♪オレの歌 聞けよ聞かなきゃ 殴り合い》]]を破壊してバトルゾーンに出した時、「メガ・ラスト・バースト」は使えますか?
>Q.[[《フォース・アゲイン》]]で''《Napo獅子-Vi無粋/♪オレの歌 聞けよ聞かなきゃ 殴り合い》''を破壊してバトルゾーンに出した時、「メガ・ラスト・バースト」は使えますか?
A.いいえ、使えません。「メガ・ラスト・バースト」は、トリガーした時にあったゾーンから再度移動してしまった場合は使えません。今回の場合、バトルゾーンから墓地に移動して能力がトリガーした後、バトルゾーンに再度移動してしまっているので、使えません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43794]](2023.9.15)

-呪文側の能力について

>Q.封印が付いた相手のコスト5以下のクリーチャーと、封印が付いた相手のコスト5以下のタマシード/クリーチャーがバトルゾーンにある状況です。&br;自分は[[《ア:エヌ:マクア》]]の「出た時」の能力で「相手は、自身のコスト5以下の、クリーチャーではないエレメントをすべてマナゾーンに置く」を選びました。この時、マナゾーンに置かれる相手のカードはどれですか?&br;類似例:[[《Napo獅子-Vi無粋/♪オレの歌 聞けよ聞かなきゃ 殴り合い》]]
>Q.封印が付いた相手のコスト5以下のクリーチャーと、封印が付いた相手のコスト5以下のタマシード/クリーチャーがバトルゾーンにある状況です。&br;自分は[[《ア:エヌ:マクア》]]の「出た時」の能力で「相手は、自身のコスト5以下の、クリーチャーではないエレメントをすべてマナゾーンに置く」を選びました。この時、マナゾーンに置かれる相手のカードはどれですか?&br;類似例:''《Napo獅子-Vi無粋/♪オレの歌 聞けよ聞かなきゃ 殴り合い》''
A.この場合、相手のカードは1枚もマナゾーンに置かれません。&br;封印はエレメントではないため、マナゾーンに置かれません。&br;また、封印されているクリーチャーや封印されているタマシード/クリーチャーは、無視されているためマナゾーンには置かれません。
#region2(([[総合ルール]] [[116.2.>総合ルール本文#rule116_2]])){{
:116.2. |封印の付いたクリーチャーは無視されます。
::116.2a |無視されたクリーチャーはバトルゾーンにないものとして扱います。それは攻撃やブロックができず、いかなる能力も発揮することはなく、選ばれることもなく、タップもアンタップもしません。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43793]](2023.9.15)

>Q.相手の[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]がいる状況です。自分が[[《Napo獅子-Vi無粋/♪オレの歌 聞けよ聞かなきゃ 殴り合い》]]の呪文側を唱えた場合、どうなりますか?
>Q.相手の[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]がいる状況です。自分が''《Napo獅子-Vi無粋/♪オレの歌 聞けよ聞かなきゃ 殴り合い》''の呪文側を唱えた場合、どうなりますか?
A.何も起きません。[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]はコスト999のクリーチャーですので、「コスト2以下のエレメントをすべて破壊する」効果では破壊されません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43795]](2023.9.15)

>Q.相手の[[《Volzeos-Balamord》]]がいる状況です。自分が[[《Napo獅子-Vi無粋/♪オレの歌 聞けよ聞かなきゃ 殴り合い》]]の呪文側を唱えた場合、どうなりますか?
>Q.相手の[[《Volzeos-Balamord》]]がいる状況です。自分が''《Napo獅子-Vi無粋/♪オレの歌 聞けよ聞かなきゃ 殴り合い》''の呪文側を唱えた場合、どうなりますか?
A.何も起きません。[[《Volzeos-Balamord》]]はコスト9のクリーチャーですので、「コスト2以下のエレメントをすべて破壊する」効果では破壊されません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43796]](2023.9.15)

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