#author("2024-08-11T22:08:35+09:00","","")
#author("2024-11-19T15:15:01+09:00","","")
*《&ruby(スタースクリーム){STARSCREAM}; -&ruby(アルト){ALT}; &ruby(モード){MODE};-》 [#xe6a9063]

|STARSCREAM -ALT MODE- P 闇/火文明 (4)|
|サイキック・クリーチャー:ソニック・コマンド/エイリアン 4000|
|''スピードアタッカー''|
|このクリーチャーが攻撃する時、相手とガチンコ・ジャッジする。自分が勝ったら、このクリーチャーを《STARSCREAM -BOT MODE-》側に裏返す。(ガチンコジャッジ:各プレイヤーは自身の山札の上から1枚目を見せ、それを一番下に置く。そのカードのコストが相手以上であれば、自分の勝ちとする)|
|BGCOLOR(white):裏面⇒[[《STARSCREAM -BOT MODE-》]]|

[[DMEX-08]]で登場した[[闇]]/[[火]]の[[ソニック・コマンド]]/[[エイリアン]][[サイキック・クリーチャー]]。

[[スピードアタッカー]]を持ち、[[攻撃]]時に[[アタックトリガー]]で[[ガチンコ・ジャッジ]]に勝つと擬似[[覚醒]]する。

裏面は[[W・ブレイカー]]であり、相手プレイヤーを攻撃した場合は運次第で打点を増やせることになる。

[[ガチンコ・ジャッジ]]抜きに考えても、3[[コスト]]の[[《超次元キル・ホール》]]、[[《超次元パワード・ホール》]]から呼び出せる[[スピードアタッカー]][[コマンド]]は破格の[[スペック]]。
この[[コスト]]域では初の[[スピードアタッカー]]持ち[[サイキック・クリーチャー]]であり、さらに[[コマンド]]でもあるため[[侵略]]元として優秀。3ターン目に火の[[スピードアタッカー]][[コマンド]]を出せる新たなルートとして、立派な[[【レッドゾーン】]]の戦力になるだろう。

ついでに闇も持っているため、[[S級侵略[不死]]]持ちや[[《SSS級天災 デッドダムド》]]の侵略元にもなる。

あまり目立たないが、両面ともに[[種族]]に[[エイリアン]]を持つ[[サイキック・クリーチャー]]であるため[[《エイリアン・ファーザー》]]などのエイリアンサポートを受けたり[[《天下統一シャチホコ・カイザー》]]で呼び出すことができる。単純に[[サイキック・クリーチャー]]としても優秀なスペックを持つため[[エイリアン]]中心のデッキに入れてみてもいいだろう。

**[[ルール]] [#v1aff889]

-[[裏返る>裏返す]][[能力]]は[[覚醒]]ではないため、出た[[ターン]]に[[スピードアタッカー]]を持たない裏面に[[裏返る>裏返す]]と''召喚酔いする''。通常は問題ないが、[[アンタップ]][[能力]]と組み合わせる場合は注意。
--[[《覇帝なき侵略 レッドゾーンF》]]での実例がよくある質問で示されている。以下の方法で《-BOT MODE-》に裏返されることを確実に防ぐことができる。

-このクリーチャーの攻撃時に[[侵略]]の[[使用宣言]]を行い、[[侵略]]で先に[[進化]]させていた場合、このクリーチャーの[[アタックトリガー]]を[[解決]]する際に、[[ガチンコ・ジャッジ]]は実行するが、その結果に関わらず[[裏返す]]処理は不発になる。
--[[引き継ぎ]]のルールによって、[[《STARSCREAM -BOT MODE-》]]側に裏返す効果が適用されるのは、その[[解決]]時にクリーチャーとして表出しているカードとなる。また、裏返す処理は、表出している一番上の1枚を参照する。[[《超時空ストーム G・XX》]]を[[《覚星龍界 剣聖ジゲン》]]で裏返しても、下のカードの順番は《ストーム G・XX》のものを保持して[[《超覚醒ラスト・ストーム XX》]]になる([[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/38711/]])。
よって、[[侵略]]によって一番上に重ねられたクリーチャーカードを[[《STARSCREAM -BOT MODE-》]]側に裏返す処理を行おうとするが、その裏面はカード名が合致しないため裏返すことが不発となる。

-《STARSCREAM -ALT MODE-》の攻撃に誘発させて、この上に[[進化サイキック・クリーチャー]]を重ねても、カード名指定されているため覚醒引き継ぎは行えない。
--例えば[[《魔軸の鎖 カメカメン》]]で《-ALT MODE-》の攻撃に誘発させて他のサイキック・クリーチャーを出し、それに誘発して《-ALT MODE-》を巻き込みつつ[[《超時空ストーム G・XX》]]を重ね、そこから《-ALT MODE-》の効果で裏返す効果を成功させても、その裏面のカード名は[[《STARSCREAM -BOT MODE-》]]ではなく[[《超覚醒ラスト・ストーム XX》]]なので不発になる。

**環境において [#v4c2c51a]
登場からすぐに[[【レッドゾーン】]]の侵略元として使われるようになった。呼び出し元は[[《超次元キル・ホール》]]。

ガチンコ・ジャッジに対する[[山札操作]]の妨害もタイミング次第では成り立ち、例として[[DMRP-15]]で登場した[[ビビッドロー]]へのメタカードも場合によっては務まる。

[[【赤黒バイク】]]で高い使用率のカードではあったが、徐々に[[メインデッキ]]に入れたい候補カードが充実し、[[《偽りの希望 鬼丸「終斗」》]]が登場した頃から、[[サイキック・クリーチャー]]自体が[[《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》]]はおろか[[侵略]]のお客様である「手札以外メタ」の[[コスト踏み倒しメタ]]にも屈する・純粋に[[ブロッカー破壊]]が腐りやすい弱点のある[[《轟速 ザ・レッド/超次元キル・ホール》]]が[[【赤黒バイク】]]でも不採用になり始め、そうなると就職先がなくなった。

**その他 [#q9025aab]
-[[裏返る>裏返す]][[能力]]が[[覚醒]]の[[能力語]]で括られていないのは、成功するかどうかが不確定だからだろうか(もし一文が能力語で括られていた場合、[[ガチンコ・ジャッジ]]の勝敗にかかわらず[[《時空の英雄アンタッチャブル》]]が[[覚醒]]できるという解釈もできてしまう)。
-[[裏返る>裏返す]][[能力]]が[[覚醒]]の[[能力]]で括られていないのは、成功するかどうかが不確定だからだろうか(もし一文が[[能力]]で括られていた場合、[[ガチンコ・ジャッジ]]の勝敗にかかわらず[[《時空の英雄アンタッチャブル》]]が[[覚醒]]できるという解釈もできてしまう)。

-元ネタはタカラトミー(合併前はタカラ)と[[Hasbro]]([[Wizards of the Coast]]の親会社)のロボット玩具シリーズ「トランスフォーマー」に登場する「航空参謀スタースクリーム」。
--タカラトミーに版権のある作品のイラストを使ったのでイラストレーターの表記が存在しない(元カードの時点で表記無し)。
--イラストとテキスト枠は両面とも「Transformers TCG」のWave3に収録されている《Captain Starscream》より。イラストのみで能力は引き継いでいない。&br;「トランスフォーマー シージ」版をモデルとしたカードであるため、F-15ではなく宇宙戦闘機に変形する。
--ALT MODE (Alternate mode) は非ロボット形態の総称。普段はビークルモードと呼ばれることが多いのだが、今回はTF-TCGでの用語を使っている。
--能力値が省かれているためTF-TCGでは使用できない。ただそれが原作での幽霊化を再現したネタだとも考えられる。
--ちなみに「VSR」で[[ガチロボ]]を担当した[[黒田崇矢]]氏は「ギャラクシーフォース」でスタースクリームを担当した。

**関連カード [#tf46af99]
-[[《時空の司令 コンボイ・トレーラー》]]/[[《司令官の覚醒者 コンボイ》]]&br;同じく「トランスフォーマー」の登場キャラクター。敵対勢力ゆえか種族が異なっている。

**収録セット [#e18ee2a5]
-illus.(無し)
--[[DMEX-08 「謎のブラックボックスパック」>DMEX-08]](260a/???)
--[[DMBD-21 「クロニクル・ダークサイド・デッキ 「終焉」」>DMBD-21]](8a/27)

**参考 [#l69f9543]
-[[ソニック・コマンド]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[ガチンコ・ジャッジ]]

-[[コラボカード]]

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[[公式Q&A]]

-2つ目の能力について

>Q.''《STARSCREAM -ALT MODE-》''で攻撃する時[[《覇帝なき侵略 レッドゾーンF》]]の「侵略」の使用宣言をして、先に「ガチンコ・ジャッジ」して[[《STARSCREAM -BOT MODE-》]]に裏返した後[[《覇帝なき侵略 レッドゾーンF》]]を重ねました。その「攻撃の終わりに」の能力でアンタップし、一番上のカードを破壊して[[《STARSCREAM -BOT MODE-》]]がバトルゾーンに残ったのですが、この[[《STARSCREAM -BOT MODE-》]]は召喚酔いしていますか?
A.はい、召喚酔いしています。サイキック・クリーチャーは「覚醒」で裏返った場合のみ召喚酔いの影響を受けません。''《STARSCREAM -ALT MODE-》''は「覚醒」で裏返るわけではないので、[[《STARSCREAM -BOT MODE-》]]は召喚酔いで攻撃できません。
#region2(([[総合ルール]] [[804.6.>総合ルール本文#rule804_6]])){{
:804.6. |覚醒したサイキック・クリーチャーは召喚酔いに影響されません。
::804.6a |一度覚醒したサイキック・クリーチャーが覚醒以外の効果によって再度裏返っても、それがターンのはじめからバトルゾーンにある自分のにあったのであれば新たに召喚酔いに影響されません。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42923]](2023.4.10)

>Q.''《STARSCREAM -ALT MODE-》''が攻撃する時、自分は[[《覇帝なき侵略 レッドゾーンF》]]を「侵略」で上に重ねてから「ガチンコ・ジャッジ」に勝ちました。&br;この[[《覇帝なき侵略 レッドゾーンF》]]は[[《STARSCREAM -BOT MODE-》]]に裏返しますか?
A.いいえ、裏返しません。&br;[[《覇帝なき侵略 レッドゾーンF》]]は裏返らず、そのまま攻撃を継続します。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44669]](2024.3.13)

&tag(サイキック・クリーチャー,サイキック,クリーチャー,闇文明,火文明,2色,黒赤,多色,コスト4,ソニック・コマンド,コマンド,エイリアン,パワー4000,スピードアタッカー,アタックトリガー,ガチンコ・ジャッジ,P,レアリティなし,イラストレーターなし);