#author("2024-09-04T22:57:37+09:00","","") #author("2024-09-28T01:45:58+09:00","","") *《&ruby(ゼロ){ZERO};の&ruby(しんりゃく){侵略}; ブラックアウト》 [#z6c9c8d1] |ZEROの侵略 ブラックアウト LEG 闇文明 (6)| |クリーチャー:ソニック・コマンド/侵略者ZERO 7000| |''W・ブレイカー''| |''侵略ZERO'':相手のターンの終わりに、そのターン相手のクリーチャーがコストを支払わずに出ていたら、このクリーチャーを自分の手札から出してもよい。| |このクリーチャーが攻撃する時、自分のD2フィールドがあれば、相手のパワーが一番大きいクリーチャーを1体破壊する。| [[DMR-22]]で登場した[[闇]]の[[ソニック・コマンド]]/[[侵略者ZERO]]。 [[《轟く侵略 レッドゾーン》]]が再び[[闇]][[文明]]となり、新たな侵略である[[侵略ZERO]]を引っさげて帰ってきた姿。 [[コスト踏み倒し]]のギミックを使わないデッキは少ない為、[[侵略ZERO]]が働く場面は多い。相手が大型クリーチャーを踏み倒したターンのカウンターとして期待できる。単純に「ノーコストで出てくる2打点の大型の闇のコマンド」としても優秀であり、殴りつつ[[《S級不死 デッドゾーン》]]や[[《復讐 ブラックサイコ》]]などの侵略元にも活用できる。 [[D2フィールド]]が無ければ何の変哲もない[[準バニラ]]になってしまうが、[[侵略ZERO]]で相手ターン終了時に出れば、次の自分のターンに[[D2フィールド]]を展開出来る。強力な[[アタックトリガー]]とその後の[[アタック]]で盤面を制圧できる。 **環境において [#xe452e9e] [[DMR-22]]販売後は同弾で[[侵略ZERO]]を持った扱いやすいD2フィールドが出た事や、カウンターでノーコストで場に出し相手を牽制しつつ[[《S級不死 デッドゾーン》]]の侵略元になれるなど侵略ZEROが有効に働く場面が多いことが認識され、大会で優勝を果たし評価が向上した。 後に[[コスト]]5以上の[[闇]]か[[火]]の[[コマンド]]を、[[召喚]]か[[侵略ZERO]]で出した時のみ[[封印]]を外すことができる[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]が登場したことでこの[[カード]]が重宝された。だが1コスト下に[[《轟獣X ゲリランチャー》]]がいるため、軽さを重視する場合はあちらが優先されることもある。 [[新章デュエル・マスターズ環境]]では[[【ジョーカーズ】]]、[[【白緑メタリカ】]]、[[【緑単ループ】]]といったようにウィニーを素出しするデッキが多数派であり採用率に陰りが見えた。 [[双極篇環境]]では[[革命チェンジ]]系列の勢いが再び増したことと[[【“轟轟轟”ブランド】]]がトップメタの一角に躍り出たことから需要が回復した。 [[双極篇]]終期には、同時期の環境デッキに色が合わなくとも出張するほど需要が高い[[《Dの牢閣 メメント守神宮》]]によって条件付き[[アタックトリガー]]を発動する機会が増えた。 [[十王篇]]では、[[【連ドラグナー】]]対策として、評価が上がった。 [[オリジナル]]成立以降、[[【青黒緑デッドダムド】]]のカウンター札として偶に使われる。[[GR召喚]]が存在しない分、通常のコスト踏み倒しが多いためである。同様の理由で[[【墓地ソース】]]でも使われることがあり、このクリーチャーの[[侵略ZERO]]と[[《S級不死 デッドゾーン》]]への[[侵略]]で強引に[[打点]]補強することで見切り発車的に[[ワンショット]]する場合もある。ただし、疑似侵略ZEROを持つ[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]が登場すると、よりカードパワーの高いそちらに立場を譲るようになった。 それでも[[DM23-EX2]]期には4枚積みした[[《パンドラの記憶》]]と[[《超次元の王家》]]で2枚積みのこちらを安定して構えられる[[【青黒赤バイク】]]が[[アドバンス]]で4位入賞。 除去能力の条件を満たせることから、[[《Dの天災 海底研究所》]]とも一定のシナジーがあり、そちらと組み合わせた[[【青黒赤バイク】]]が一定の結果を出している。ただ[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]に関しては、確かに[[《キユリのASMラジオ》]]を踏み台に[[侵略ZERO]]を発動できるが、[[【青黒赤バイク】]]にとっての詰み盤面を作ってしまいかねない[[《キャディ・ビートル》]]は結構な確率で火力を避けてしまう。 [[DM23-RP4]]期辺りでは、アドバンスの[[【白黒赤ルドルフ・アルカディア】]]に採用されるケースも見られるように。[[【白黒赤ルドルフ・アルカディア】]]ミラーマッチが増え、相手の[[《魔光神官ルドルフ・アルカディア》]]を[[侵略ZERO]]誘発機会にすることができるのが大きい。運良く[[《魔の革命 デス・ザ・ロスト》]]が墓地に落ちなければ後は[[侵略ZERO]]で出すだけであり、そうなれば[[《時空の禁断 レッドゾーンX》]]に[[侵略]]することで諸々の[[ロック]]持ちによる詰み盤面回避もお手の物。 **[[背景ストーリー]]での活躍 [#oaf6c5c6] [[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]と[[《百族の長 プチョヘンザ》]]の手により[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]が倒されたことにより、[[《禁断の轟速 レッドゾーンX》]]が《ドキンダムX》の支配から解放され禁断の力を取り込みパワーアップした姿。 姿は黒くなった《レッドゾーン》だが腕にブースターのような物が付くなど細かな差異がある。 **その他 [#t83392f7] -上記のとおり、初期の評価の低さとは裏腹に、[[革命ファイナル環境]]と[[双極篇環境]]の二度も環境のトップに台頭したため、まさに過小評価されたカードであると言える。しかし、「それだけ[[準バニラ]]はプレイヤー達から白い目で見られやすい」ということでもあると同時に、「[[コスト踏み倒し]]能力を侮ってはいけない」ということを示唆したカードでもある。「字面の[[能力]]だけでなく、[[コスト]]や[[種族]]などもしっかり考慮した上で、何ができるのかをしっかり見極めることが大事だ」ということだろう。同じことが[[《黒神龍グールジェネレイド》]]にも言える。 -「ブラックアウト」(black out)とは、「(一時的な)記憶喪失」、「(一時的な)機能停止」、「停電」や「暗転」といった複数の意味を持つ。 冠詞にある「ZERO」の存在から、相手の意識を一瞬で刈り取る、という風に解釈できる。 --元々のクリーチャーが「レッドゾーン」なだけに、「レッド(赤)」から「ブラック(黒)」へと変色したような意味も含まれている模様。 -歴代のトップレアと同じく[[シークレットカード]]が存在する。全て[[アルトアート]]であり、SD体型にデフォルメされたもの、体全体と背景が金色のもの、銀色のものの3種類がある。 -[[レジェンドカード]]では初の[[パワー]]が10,000を下回る[[クリーチャー]]であり、[[T・ブレイカー]]も持たない。ただしコスト7以下で非進化、かつ[[《禁断機関 VV-8》]]のように、出てすぐ封印が付けられるわけでもないクリーチャーであるため、妥当な調整と言える。 -2020年1月1日以降は、[[DMR-22]]の[[レジェンドカード]]の中では唯一[[殿堂入り]]していないカードとなる([[《禁断機関 VV-8》]]が同日付で[[殿堂入り]]となり、[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]も2019年3月1日付で既に殿堂入りしているため)。 **アニメ・漫画において [#t83392f7] 漫画「VS」およびアニメ「VSRF」では[[バサラ]]の新たな切り札であり3枚目の[[レジェンドカード]]である、「ゼロチャージキル」の核となるクリーチャー。 -漫画「VS」では[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]のカードをオイルに浸して変化させる形で誕生。[[切札 勝太]]と[[ルシファー]]を纏めて相手取り、二人とも「ゼロチャージキル」で撃破した上で病院送りにした。そんな鮮烈なデビューを果たしたにもかかわらず、それ以降は使用されていない。 --[[コロコロコミック]]2016年8月号では、上記の「VS」の最後で[[バサラ]]がこのカードと共にバイクで駆け出すという幕引きから、次ページの「でんぢゃらすじーさん邪」の扉絵にて[[じーさん>でんぢゃらすじーさん]]に[[バサラ]]諸共バズーカで爆破され、せっかくの門出を邪魔されるというコラボがあった。その後2022年8月2日、コロコロ公式Twitter(旧X)に「[[でんぢゃらすじーさん]]」シリーズ20周年を祝うためのイラストとして、上記の件の仕返しと言わんばかりに同じ構図で[[松本しげのぶ]]先生が[[曽山一寿]]先生をバズーカで爆破するイラストが投下された。 -アニメ「VSRF」では第23話で[[No.2]]が作った新型バイクから生み出されたクリーチャーとされており、《レッドゾーン》とは別物となっている。声優は多数のクリーチャーを担当した[[山下大毅>山下タイキ]]氏。続く第24話から使用し、[[百獣 レオ]]を「ゼロチャージキル」した。第29話、第30話、第42話、第49話でも使用され、そのうち第30話と第42話では背景ストーリー通り[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]の[[封印を外す>禁断爆発]]「最後のカギ」になっている。 第33話ではデッキ構築のシーンでカードのみ、第40話では既にバトルゾーンに置かれていた。 **関連カード [#t977f317] -''Prev'' --[[《禁断の轟速 レッドゾーンX》]] -[[《轟く侵略 レッドゾーン》]] -[[《黒速 The ZERO》]] -[[《ZEROの急襲 フォールアウト》]] -[[《熱血龍 バトリベンジ》]] -このクリーチャーが描かれているカード --[[《ブラック・タッチ》]] --[[《ZERO ハンド》]] **収録セット [#q770f6dd] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[Mikio Masuda]] --[[DMR-22 「革命ファイナル 第2章 世界は0だ!! ブラックアウト!!」>DMR-22]](L2/L3) --[[DMRP-11 「超天篇 第3弾 零誕! 魔神おこせジョルネード1059!!」>DMRP-11]](G4/G7)([[ウルトラゴールデンカード]]) --[[DMBD-21 「クロニクル・ダークサイド・デッキ 「終焉」」>DMBD-21]](18/27) **参考 [#s98f9c46] -[[ソニック・コマンド]] -[[侵略者ZERO]] -[[W・ブレイカー]] -[[侵略ZERO]] -[[アタックトリガー]] -[[D2フィールド]] -[[破壊]] -[[レジェンドカード]] -[[シークレットカード]] &tag(クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト6,ソニック・コマンド,コマンド,侵略者ZERO,侵略者,パワー7000,W・ブレイカー,侵略ZERO,アタックトリガー,D2フィールドサポート,火力,単体火力,パワー参照,除去,単体除去,破壊,単体破壊,レッドゾーン,LEG,レジェンドカード,Mikio Masuda); &tag(クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト6,ソニック・コマンド,コマンド,侵略者ZERO,侵略者,パワー7000,W・ブレイカー,侵略ZERO,アタックトリガー,D2フィールドサポート,火力,単体火力,最もパワーの大きい,除去,単体除去,破壊,単体破壊,レッドゾーン,LEG,レジェンドカード,Mikio Masuda);