#author("2022-04-20T03:42:16+09:00","","")
#author("2022-09-19T15:04:42+09:00","","")
*エル・アンドレ [#p7d08363]

唯一[[種族]][[デビルマスク]]を[[進化元]]とする[[《鬼面超人エル・アンドレ》]]を使用した[[デッキ]]。
[[デビルマスク]]の[[種族]][[デッキ]]として[[ビートダウン]]を作ることもできるが、ここでは主に[[《天下統一シャチホコ・カイザー》]]とのシナジーを利用した[[コントロール]][[デッキ]]を解説する。

|鬼面超人エル・アンドレ VR 闇文明 (6)|
|進化クリーチャー:デビルマスク 11000|
|進化−自分のデビルマスク1体の上に置く。|
|各プレイヤーは、自分のターンのはじめに、自身のクリーチャーを1体破壊する。|
|W・ブレイカー|

|激天下!シャチホコ・カイザー C 光/闇/火文明 (7)|
|サイキック・クリーチャー:レインボー・コマンド・ドラゴン/エイリアン 5500|
|自分のターンのはじめに、コスト3以下のクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。|
|BGCOLOR(white):[[《激沸騰!オンセン・ガロウズ》]]、[[《激相撲!ツッパリキシ》]]と[[覚醒リンク]]後⇒[[《絶対絶命 ガロウズ・ゴクドラゴン》]]|
|BGCOLOR(white):[[《激沸騰!オンセン・ガロウズ》]]、[[《激相撲!ツッパリキシ》]]と覚醒リンク後⇒[[《絶対絶命 ガロウズ・ゴクドラゴン》]]|

|悪臭怪人ゴキーン UC 闇文明 (2)|
|クリーチャー:デビルマスク 1000|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、カードを1枚、いずれかのプレイヤーの墓地から選び、持ち主の山札の一番上か一番下に置いてもよい。|

基盤となるのは[[《激天下!シャチホコ・カイザー》]]による[[コントロール]][[デッキ]]。[[《鬼面超人エル・アンドレ》]]との相性は勿論、[[《悪臭怪人ゴキーン》]]を使いまわすことで相手のトップデックを腐らせ、大幅に時間稼ぎが出来る。その間、[[《鬼面超人エル・アンドレ》]]によって相手の盤面を崩壊させる。
真髄として、[[《悪臭怪人ゴキーン》]]の使いまわしにさらにシステムを重ね掛けすることで遅延を強化し、準[[ロック]]にまで育てることで勝負の要を完全に抑える。
[[デッキカラー]]はストレートな[[闇]]単をベースに、[[呪文]][[サルベージ]]の存在や[[呪文]][[ロック]]をかけてラストパンチを狙う[[光]]、[[《奇面王機ボーンキラー》]]や[[【青黒ハンデス超次元】]]の基盤を流用できる[[水]]を組み合わせて作られる。
以下のものは[[闇]]単や[[闇]][[光]]に寄った解説となる。[[闇]][[水]]は、それに[[【青黒ハンデス超次元】]]の防衛基盤を組み込んだ形になる。

**主要カード [#i6f6da0e]
|[[《鬼面超人エル・アンドレ》]]|[[コンセプト]]|
|[[《悪臭怪人ゴキーン》]]|~|
|[[《特攻人形ジェニー》]]|~|
|[[《激天下!シャチホコ・カイザー》]]|[[コンセプト]] 2枚推奨|
|[[《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》]]|[[ロック]]のキーパーツ|
|[[《超時空ストーム G・XX》]]|~|

**クリーチャーの候補 [#be9c8bf9]
|[[《不死身のフッシッシ》]]|[[スーサイド]]の身代わり|
|[[《魔薬医 ヘモグロ》]]|《フッシッシ》+《ウエスタン・バレル》 身代わりと継続[[ハンデス]]|
|[[《解体人形ジェニー》]]|[[ピーピングハンデス]]|
|[[《カビパン男》]]|自分の[[ウィニー]]を[[墓地]]へ送る時など|
|[[《光牙忍ハヤブサマル》]]※|[[シノビ]]|
|[[《黙示護聖ファル・ピエロ》]]|[[呪文]][[サルベージ]]|
|[[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]]|[[置きドロー]]ソース|
|[[《光器パーフェクト・マドンナ》]]|[[ブロッカー]]及び[[スーサイド]]の身代わり|
|[[《奇面王機ボーンキラー》]]|[[進化元]]の候補|
|[[《墓守の鐘ベルリン》]]|[[ハンデス]]メタ|
|[[《腐敗聖者ベガ》]]|[[ハンデス]]+[[シールド]]増加|

**進化クリーチャーの候補 [#j9cf1f0d]
|[[《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]|ラストパンチャー|
|[[《闇鎧亜クイーン・アルカディアス》]]|《波壊Go!》にも対応|

**呪文の候補 [#u7686c53]
|[[《邪魂転生》]]|[[ドロー]]。[[サルベージ]]したい[[ウィニー]]を[[墓地]]へ送る役割|
|[[《凶鬼12号 ジャーゴン/邪魂創世》]]|~|
|[[《ファンタズム・クラッチ》]]|[[S・バック]]でタップ獣を[[破壊]]|
|[[《地獄門デス・ゲート》]]|[[除去]]+[[リアニメイト]]|
|[[《魔天降臨》]]※|疑似[[ランデス]][[呪文]]|
|[[《超次元リバイヴ・ホール》]]|[[サルベージ]]+[[闇]][[サイキック]]|
|[[《超次元ミカド・ホール》]]|[[パワー低下]]+[[闇]][[サイキック]]|
|[[《テック団の波壊Go!》]]|強力[[S・トリガー]]|
|[[《支配のオラクルジュエル》]]|強力[[S・トリガー]]|

**候補D2フィールド [#i9eb1ae7]
|[[《Dの地獄 ハリデルベルグ》]]|[[スーサイド]]ギミックが多く相性がいい。&br; 《ベルリン》《マドンナ》《リリィ》の対処札|
|[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]|[[【青黒ハンデス超次元】]]基盤を流用するなら|

**超次元ゾーン [#yaaed587]
|[[《ヴォルグ・サンダー》]]☒|死に札補充 [[ライブラリアウト]]|
|[[《勝利のプリンプリン》]]|相手[[クリーチャー]]1体の動きを止める|
|[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]|相手[[マナ]]を[[タップイン]]|
|[[《勝利のガイアール・カイザー》]]|[[アンタップキラー]]|

基本は[[《激天下!シャチホコ・カイザー》]]を軸に[[ハンデス]]を行い[[コントロール]]していく。最終形は[[ロック]]になるので、何が何でも相手の手札を0にする勢いで[[ハンデス]]をかます。[[《Dの地獄 ハリデルベルグ》]]で[[ハンデス]][[クリーチャー]]を一気に[[リアニメイト]]するなど上手く[[手札]]を枯らしたい。
一度相手の動きが止まってしまえばしめたもの、[[《悪臭怪人ゴキーン》]]を使い[[墓地]]の死に札を引かせて時間を稼ぐ。[[スーサイド]]の種にして[[リアニメイト]]するなどで再利用を繰り返せば、それだけでもかなりの時間を稼ぐことが出来る。
その間に[[《鬼面超人エル・アンドレ》]]や[[《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》]]、2体目の[[《激天下!シャチホコ・カイザー》]]を出していくことでどんどん[[ロック]]を凶悪なものに育てていく。相手の動きは著しく縮小していくため、多少のことならば[[ハンデス]]や[[除去]]、[[スーサイド]]を噛ませてやることで[[ロック]]を維持できる。

[[ロック]]の内容詳細は以下の通り。
[[《悪臭怪人ゴキーン》]]を使えば、[[墓地]]の死に札を相手のトップデックに運ぶことが出来る。[[《激天下!シャチホコ・カイザー》]]と[[《鬼面超人エル・アンドレ》]]によってこれを毎ターン出し入れすることで、相手は[[墓地]]にある死に札の枚数だけ延々とそれを引かされることになる。
その間、相手は[[《鬼面超人エル・アンドレ》]]の[[除去]]を受け続けることになる。反撃の起点となる盤面が崩壊してしまう他、これで[[ウィニー]]や[[進化クリーチャー]]などの死に札足りえる[[カード]]が増えれば、それだけ相手が拘束されるターンが増えることになる。
その間、相手は引いた死に札を、無意味に使用、[[マナ]]送り、温存する3択が残されるが、[[《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》]]がいれば前者2つを実質縛ることが出来る。使用に関しては、[[呪文]]は[[墓地]]に行くため論外、[[クリーチャー]]も[[《鬼面超人エル・アンドレ》]]に破壊されるため、大体は無意味なものとなる。
温存も、[[《激天下!シャチホコ・カイザー》]]を2体用意すれば[[《特攻人形ジェニー》]]で捨てさせた後[[《悪臭怪人ゴキーン》]]でトッブデックに送り返すことで完全に無意味となる。

最終的には、相手は延々と同じ札を引き続けるか[[《超時空ストーム G・XX》]]を[[覚醒]]させるかの2択を迫られることになる。

相手の[[手札]]を0にして[[《悪臭怪人ゴキーン》]]さえあれば、遅延に遅延を重ねて準[[ロック]]まで育ち得る可能性があるのが強み。序盤雑に[[手札]]を切った相手を拘束し、終盤まで身動きを取らせないだけでも簡単には覆らない大きな差がつく。

ただし、どうあがいても完全[[ロック]]にはならない。[[ロック]]が完成しても、もう一つの択が完全無意味なものである以上、相手の最善択は「[[《超時空ストーム G・XX》]]を[[覚醒]]させること」になる。後[[ロック]]完成を目指す間にチマチマ相手に動かれ、いざ[[《超時空ストーム G・XX》]]が[[覚醒]]したら[[S・トリガー]]に止められて、反撃で負ける可能性は十分にある。時には迅速に勝負を詰めることも忘れないようにしたい。
また、こちらがあまりもたつくと相手に「こちらの[[ライブラリアウト]]を待つ」という選択肢も生まれてきてしまう。[[ロック]]を目指すあまり攻め手がなくなって自滅するのは言うまでもなく論外であり、くれぐれも勝利という目的は忘れないように。
[[《超時空ストーム G・XX》]]にしろ攻撃するにしろ、相手の[[S・トリガー]]を封じる手段があると詰めがはるかに楽。

-当然ながら[[ハンデス]]メタには極めて弱い。[[マッドネス]]は無論、[[《墓守の鐘ベルリン》]]は天敵となる。

-札を捨てさせる[[ロック]]ではあるが、札を延々と[[ハンデス]]タイプではなく延々と死に札を引かせるタイプであるため[[マッドネス]]で崩壊することはない。[[ロック]]中にトップデックを[[ハンデス]]する機会はあるものの、それは[[《悪臭怪人ゴキーン》]]で中身が割れている。

-[[《悪臭怪人ゴキーン》]]との相性がそのまま[[デッキ]]相性として出ることが多い。[[墓地]]にソースをため込むタイプの[[デッキ]]には彼自身が[[銀の弾丸]]となりえる。
--死に札が少ない[[グッドスタッフ]]は苦手。
--死に札足りえる[[カード]]が多い[[【ビッグマナ】]]や[[コンボデッキ]]には強い。

-自分の[[《悪臭怪人ゴキーン》]]を毎ターン[[墓地]]へ置く手段があれば《鬼面超人エル・アンドレ》の部分を省略することが出来る。《鬼面超人エル・アンドレ》は場に出す難易度が高めだが、奇襲性や11000という[[パワー]]の高さ、相手の盤面を崩壊させる特性がかなりの魅力。
--[[DMX-08]]で登場した[[《カビパン男》]]が有力。ただ、自分の[[《特攻人形ジェニー》]]も無効化してしまうため、代わりとなる[[pig]]で[[ハンデス]]能力をもつ[[クリーチャー]]が必要となる。パワーが1000と低く、自分の盤面をことごとく消し去ってしまうことから打点が出にくいのが欠点か。

**参考 [#aceef45a]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[《鬼面超人エル・アンドレ》]]
-[[《悪臭怪人ゴキーン》]]
-[[《激天下!シャチホコ・カイザー》]]
-[[コントロール]]
-[[ロック]]
-[[【激天下コントロール】]]
-[[【デビルマスク】]]

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