#author("2022-11-07T11:59:53+09:00","","") #author("2023-11-01T10:32:17+09:00","","") *【カチュアイカズチ】 [#c25d1b82] [[《幻想妖精カチュア》]]の[[タップ能力]]を[[《聖霊王イカズチ》]]でアンタップすることで使い回し、山札の[[ドラゴン]]を好きなだけ出すデッキ。 《カチュア》の能力で出せる[[ドラゴン]]かつ《イカズチ》の進化対象である[[オリジン]]で、さらに自身の[[cip]]能力でそのままイカズチに進化できる[[《蒼狼の王妃 イザナミテラス》]]の登場により、成功率が飛躍的に上がった。 《カチュア》の能力で出せる[[ドラゴン]]かつ《イカズチ》の進化元になれる[[オリジン]]で、さらに自身の[[cip]]能力でそのままイカズチに進化できる[[《蒼狼の王妃 イザナミテラス》]]の登場により、成功率が飛躍的に上がった。 |幻想妖精カチュア VR 自然文明 (7)| |クリーチャー:スノーフェアリー 3000| |このクリーチャーで攻撃するかわりに、タップして次のTT能力を使ってもよい。| |TT−自分の山札を見る。その中からドラゴンを1体選び、バトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。そのクリーチャーは「スピードアタッカー」を得る。このターンの終わりに、そのクリーチャーを破壊する。| |聖霊王イカズチ VR 光文明 (7)| |進化クリーチャー:エンジェル・コマンド/オリジン 8000| |進化−自分のエンジェル・コマンドまたはオリジン1体の上に置く。| |クリーチャーがバトルゾーンに出た時、バトルゾーンにある自分のクリーチャーを好きな数アンタップしてもよい。こうしてアンタップしたクリーチャーはそのターン、「ブロッカー」を得る。| |W・ブレイカー| |蒼狼の王妃 イザナミテラス P 水/自然文明 (6)| |クリーチャー:サムライ/オリジン/ポセイディア・ドラゴン 4000| |このクリーチャーが出た時、次のうち1つを選ぶ。| |▶︎相手のパワー3000以下のクリーチャーをすべて持ち主のマナゾーンに置く。| |▶︎自分の山札から1枚目を見て、手札に加えるかマナゾーンに置く。その後、このクリーチャーから進化できる、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下のコストを持つクリーチャーを1体、手札またはマナゾーンから選び、このクリーチャーの上に置く。| **主要カード [#xb7f2eaa] |[[《幻想妖精カチュア》]]|[[TT>タップトリガー]]でドラゴンを[[リクルート]]して[[スピードアタッカー]]化| |[[《聖霊王イカズチ》]]|自身を含めたクリーチャーを出した際、好きな数アンタップ| |[[《蒼狼の王妃 イザナミテラス》]]|[[ドラゴン]]かつ[[オリジン]]。[[cip]]で《イカズチ》に進化| **スピードアタッカー[[付与]]カード [#w7dcaa2c] |[[《T・T・T》]]|推奨。[[リソース]]確保や[[ブロッカー]]対策も可能| |[[《キリモミ・ヤマアラシ》]]|SA化要員。赤のみで撃てる5枚目以降の[[《T・T・T》]]| **マナブーストカード [#ya00d628] |[[《フェアリー・Re:ライフ》]]|[[G・ストライク]]付き2マナ初動マナブースト| |[[《地龍神の魔陣》]]|[[G・ストライク]]。[[キーカード]]探索が可能な初動| |[[《フェアリー・ライフ》]]|説明不要の初動。多色でない点で《魔陣》と[[差別化]]| |[[《ドンドン火噴くナウ》]]|[[キーカード]]を探しながら[[除去]]できる万能[[防御札]]| **《幻想妖精カチュア》で出すドラゴン [#g1bc978b] |[[《ボルメテウス・ブラック・ドラゴン》]]|[[シールド焼却]]持ち。[[cip]]で[[確定除去]]| |[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン GS》]]|[[シールド焼却]]持ち。[[G・ストライク]]で受け札にも| |[[《ボルメテウス・蒼炎・ドラゴン》]]|[[シールド焼却]]持ち。[[ブロックされない]]| |[[《ボルメテウス・モモキング》]]|[[cip]]で[[シールド焼却]]。3000の[[全体>全体除去]][[火力]]と[[モード]]で選択| |[[《大樹王 ギガンディダノス》]]|[[cip]]で[[マナ送り]]による[[オールハンデス]]| |[[《ニコル・ボーラス》]]|[[cip]]で7枚の[[セルフハンデス]]。[[攻撃時>アタックトリガー]]に[[確定除去]]| |[[《龍装者 ジスタジオ》]]|[[パワー12000以上]]は[[バトル]]に負ける以外で[[離れない]]。&br;《カチュア》の[[デメリット]]と[[コスト踏み倒しメタ]]対策| |[[《八頭竜 ACE-Yamata/神秘の宝剣》]]|[[マッハファイター]]による除去や《イザナミ》の代用に/&br;[[マナ基盤]]の補填や《イカズチ》を仕込めるマナブースト| **その他候補カード [#m4634f84] |[[《イグゾースト・II・フォー》]]|《T・T・T》やマナブーストの再利用、[[プリン効果]]で時間稼ぎ| |[[《蒼狼の大王 イザナギテラス》]]|[[キーカード]]を[[サーチ]]しながら3以下の呪文を撃てるドラゴン| |[[《煌龍 サッヴァーク》]]|[[cip]]で[[カード指定除去]]。[[《DG-パルテノン》>《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》]]対策| |[[《白騎士の精霊HEAVEN・キッド》]]|[[GS >G・ストライク]]持ちの同上。コストが[[軽く>軽い]]、《イカズチ》の進化元になる| |[[《熱血の誓い》]]|素のドラゴン持ち以外も出せるようになるが要求値は高い| **このデッキの回し方 [#s213427b] 7マナまで貯めて[[《T・T・T》]]等で[[《幻想妖精カチュア》]]を[[スピードアタッカー]]化して召喚、タップトリガーで[[《蒼狼の王妃 イザナミテラス》]]を出し、[[cip]]能力で[[《聖霊王イカズチ》]]に進化。 《イカズチ》自身の登場でもアンタップ効果は発動するため、そのままコンボへと繋がる。 あとは山札の[[ドラゴン]]を好きなだけ出し、出る度にすべてのクリーチャーをアンタップできるので、ゲームエンドまで持っていく。 **長所 [#bcd9ead2] 《カチュア》とSA化カードの2枚から連鎖的にコンボに繋げられ、コンボが始動すればほぼゲームエンドに繋げられる。 《ボルメテウス・ブラック・ドラゴン》は[[確定除去]]で[[ブロッカー]]やメタカードなどを削りつつ[[シールド焼却]]で安全にシールドを破壊し、《ギガンディダノス》の[[オールハンデス]]で[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]や[[ニンジャ・ストライク]]などにも対応でき、この2種で大抵のデッキは制圧できる。 [[ドラゴン]]であればなんでも出せ、《イカズチ》により何度も起こせるので、これを基本に、例えば手札からの[[防御札]]が少なければ《ギガンディダノス》を減らし[[防御札]]を増やすなど、環境に合わせて構築を変えるといいだろう。 **短所 [#nf1bb103] 7以上のマナ、手札に《カチュア》とSA化用のカード、手札かマナに《イカズチ》、山札に《イザナミテラス》(もしくは《八頭竜 ACE-Yamata》)がそれぞれ必要となるためコンボの要求値は高め。 SA化カードは墓地から《イグゾースト》か運次第だが《イザナギテラス》で、《イカズチ》は《神秘の宝剣》でマナに置くなどで対応できるが、《カチュア》だけは手札に引き込まなければならず、依存度が高い。 そのため《カチュア》を上手く手札に加えられなかったり、[[ハンデス]]で抜かれると厳しい。 また[[着地]]を許す[[コスト踏み倒しメタ]]には問題なく対応できるものの、[[《とこしえの超人》]]や[[《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》]]といった[[着地置換効果]]には弱い。 順当なところでフィニッシュに5ターンかかるため、高速デッキ全般に不利が付く。[[【我我我ブランド】]]対面では[[G・ストライク]]とS・トリガーが何枚捲れるかの勝負となる。 《カチュア》をSAに出来なければデッキとして実用性を持たせることができないため、[[スピードアタッカー]][[メタ]]にも弱い。 他にも、相手の方が間に合うかの勝負になるが、[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]のような[[ドラゴン]][[メタ]]もこちらに[[刺さる]]。 [[《地封龍 ギャイア》]]も《イザナミテラス》を封じられる都合上刺さる。一応、大型の[[マッハファイター]]を用意すれば《カチュア》から《ギャイア》の除去自体は可能だが、《イカズチ》まで繋げられず無防備な《カチュア》を晒すことになる。 **その他 [#i5418a28] -《イカズチ》登場時から考察されてきた長い歴史のあるコンボ。しかし、7コストのタップトリガー獣と[[エンジェル・コマンド]]もしくは[[オリジン]]の進化獣を並べなければならないという非常に高いハードルのため、[[エンジェル・コマンド・ドラゴン]]の登場など追い風になる強化はあったものの、《T・T・T》《イザナミテラス》登場まで実用的とは言い難かった。 -《カチュア》を使用したデッキは環境では活躍が難しいと考えられていたが、この【カチュアイカズチ】が突如2022年1月中旬の[[リモートデュエマ]]で[[チャンピオンシップ]]準優勝(予選1位通過)を果たして話題になった。[[《聖霊王イカズチ》]]の[[アンタップ]]能力で[[《幻想妖精カチュア》]]の[[タップ能力]]を延々と使い、[[《大樹王 ギガンディダノス》]]で[[手札]]を奪ってから[[《ボルメテウス・ブラック・ドラゴン》]]でブロッカーを蹴散らしつつ[[シールド焼却]]で安全に詰める型であった。やや盲点であったが、[[《T・T・T》]]という[[汎用性]]が高い上に[[《幻想妖精カチュア》]]と相性の良い[[スピードアタッカー]]化手段が採用されていた。 -上記の活躍を受けてか、主要パーツのすべてが[[DM22-EX1]]にて再録された。特に《カチュア》に至ってはデュエプレ版イラストでの再録と中々の好待遇である。 **参考 [#b41a7504] -[[デッキ集 (一覧)]] -[[デッキ集/種族デッキ]] -[[デッキ集/コスト踏み倒しコンボ]] -[[ドラゴン]] -[[種族デッキ]] -[[コンボデッキ]] -[[【カチュアシュート】]] &tag(デッキ集);