#author("2023-10-27T07:27:27+09:00","","") #author("2024-04-08T17:15:02+09:00","","") *【キクチパトロール】 [#p3811d93] [[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]と[[《アクア・パトロール》]]を使った[[即死コンボ]]を決めるデッキ。[[《アクア・パトロール》]]が[[プレミアム殿堂]]になっているため[[殿堂ゼロデュエル]]限定のデッキである。 |デュエマの鬼!キクチ師範代 闇文明 (3)| |クリーチャー:ヒューマノイド 3000| |いずれかのプレイヤーの山札から、手札以外のゾーンにカードが置かれる時、かわりにそのプレイヤーはそのカードを山札に加えてシャッフルする。| |禁術のカルマ カレイコ R 闇文明 (3)| |クリーチャー:オラクル 3000| |いずれかのプレイヤーの山札から、手札以外のゾーンにカードが置かれる時、かわりにそのプレイヤーはそのカードを山札に加えてシャッフルする。| |アクア・パトロール VR 水文明 (4)| |クリーチャー:リキッド・ピープル 2000| |このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、プレイヤーをひとり選ぶ。そのプレイヤーは自分自身のシールドの枚数を数え、それを山札に入れてシャッフルし、その後、山札の上から同じ枚数のカードを裏向きのまま自分自身のシールドゾーンに置く。| |BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※プレミアム殿堂''| -コンボの成立は以下のようになる。 +[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]または[[《禁術のカルマ カレイコ》]]がバトルゾーンにある状態にする。 +自分の[[《アクア・パトロール》]]を出す。 +[[《アクア・パトロール》]]の効果で相手はシールドの枚数を数えて山札に入れ、シャッフル。 +同じ枚数のシールドを置き直そうとするが、山札から手札以外のゾーン([[シールドゾーン]])にカードが置かれるため[[置換効果]]で相手は戻した数と同じ数のシールドはすべて置かれることなく山札をシャッフルする。 -このようにすることで、相手のシールドゾーンは空になり、トリガーすら発動しないため、あとは[[ダイレクトアタック]]を決めるだけとなる。 --2[[コスト]]で[[ブロックされない]][[《潜行する穿孔 ギーガ》]]は色と流れから相性がいい。[[《潜行する穿孔 ギーガ》]]→[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]→[[《アクア・パトロール》]]と出せば、相手が[[ブロッカー]]で固めても無視してダイレクトアタックを決められる。これは必勝パターンといっていいだろう。[[《腐敗電脳メルニア》]][[《封魔ハリセンモン》]]でも同様の動きができる。 //理論上は[[《革命の鉄拳》]]+何らかのブロッカーで防げる。ほぼないと思うが。 //--このコンボを成立させるために色の都合上[[《福腹人形コダマンマ》]]や[[《斬斬人形コダマンマ》]]から[[S・バック]]で[[《デュアルショック・ドラゴン》]]が出てくることはないと考えられるため、[[《斬隠テンサイ・ジャニット》]]が複数枚あればそのターン中は耐えられるかもしれない。しかし、シールドゾーンががら空きな時点でよほどのことがない限り敗北は必至である。そもそも、相手が先攻の場合4マナもない可能性も高い。 -コンボパーツ以外のスロットには、[[《マインド・リセット》]]などの[[ハンデス]]を使うタイプと、[[《海底鬼面城》]]でパーツを集めるタイプが多い。前者は《デュエマの鬼!キクチ師範代》を除去できる[[《魂と記憶の盾》]]や[[《スパイラル・ゲート》]]、[[《母なる大地》]]を防いで時間を稼ぐ、後者はとにかくコンボを早く決めるという発想である。 -なお、[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]および[[《禁術のカルマ カレイコ》]]の効果は自分にも及ぶため、出した返しに相手から[[《アクア・パトロール》]]を出されて自分のシールドが全滅、ということもある。このため、[[ミラーマッチ]]では[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]を出すタイミングに注意が必要である。 --また、殿堂ゼロではキクチパトロール対策の為、[[《アクア・パトロール》]]が単独で積まれることもたまにある。 -難易度は高いが、[[《暗黒GUY・ゼロ・ロマノフ》]]を使って同一ターン中に[[《インフェルノ・サイン》]]を二度唱えられると邪魔されずにキクチパトロールを決めることができる。[[殿堂ゼロデュエル]]では[[《ロスト・チャージャー》]]も使えるため、デッキから2枚を墓地に落としておいて[[《インフェルノ・サイン》]]を手札に握っておけば狙えるかもしれない。なお、これを狙う場合はロマノフで落とすために最初のうちは[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]を召喚できない。 -その手軽さから、かつては「[[殿堂ゼロデュエル]]の中でさえ使用不可にすべきではないか」といわれることがあるほどの凶悪なコンボデッキであった。 --全般的に、刺さるデッキには刺さるものの前述の[[《スパイラル・ゲート》]]など[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]への対抗策も多く、また[[《アクア・パトロール》]]に依存しがちである為、積極的にハンデスをされると厳しいものがある。実際、[[ターボ]]系列のデッキには強いが[[【青単速攻】]]が相手だと手も足も出ない……といったことが普通に起こる。それでも、登場以降常に[[殿堂ゼロデュエル]]の環境の一角にあるデッキであることは間違いない。 ---後に[[【転生サイクリカ】]]、[[【転生カリヤドネ】]]、[[【赤白“轟轟轟”ブランド】]]などの対抗馬が出て、このデッキはトップメタの一角から1つ下に外れるに至った。[[【鬼羅.Star】]]が環境に進出するとそちらとの折衷型の[[白青黒]]構築まで登場した。 -革命ファイナル以降は[[《ヘブンズ・フォース》]]が登場したため、[[《ヘブンズ・フォース》]]2枚と[[《アクア・パトロール》]]1枚、[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]か[[《禁術のカルマ カレイコ》]]が1枚あれば、3ターンキルも可能になった。[[《オリオティス・ジャッジ》]]による防御、[[《アクアン》]]で肥やした墓地を活かした[[《湧水の光陣》]]でのリアニメイトも強力なため、その頃から[[白青黒]]型も定着。ひたすら手札を増やして[[《Dの牢閣 メメント守神宮》]]での[[コントロール]]プランに備える型も存在する。 -[[《ヘブンズ・フォース》]]で[[《エヴォ・ルピア》]]を出し、その上に[[《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》]]を重ね、[[タイタントリガー]]で一気に[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]と[[《アクア・パトロール》]]を出す2ターンキルも理論上可能である。 -どうしても[[デッキ]]全体の[[カードパワー]]が低くなりがちであり、[[環境]]的にも構築的にも強力な受け札を採用しにくいため、[[殿堂レギュレーション]]下のデッキ相手とかち合うと瞬殺されてしまうことも。 --[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]は自分にも効果が及ぶため、[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]を出した返しに[[《アクア・パトロール》]]メタの[[《アクア・パトロール》]]を出されたり、[[シールド]]に依存しない受け札から逆転を許したりという展開もしばしば起こりうる。 **参考 [#t57c9ddb] -[[デッキ集 (一覧)]] -[[デッキ集/即死コンボ]] -[[殿堂ゼロデュエル]] -[[即死コンボ]] -[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]] -[[《アクア・パトロール》]] -[[【ラストパトロール】]] -[[【キクチVチャロン】]] &tag(デッキ集,即死コンボデッキ); &tag(デッキ集,即死コンボデッキ,殿堂ゼロフォーマット用アーキタイプ);