#author("2024-09-04T15:56:47+09:00","","")
#author("2024-09-04T15:58:30+09:00","","")
*【キャベッジ・セッションズ】 [#top]

**概要 [#body]
[[パワー12000以上]]サポートを駆使して4[[ターン]]目の[[《地封龍 ギャイア》]][[召喚]]を目指す[[デッキ]]。既存の[[コンボ]]に[[DM22-EX1]]の新規[[カード]]を加えて成立。

別名には【キャベツ】【ジャンボ】【緑単ギャイア】などがある。

|キャベッジ・セッションズ R 自然文明 (9)|
|NEOクリーチャー:グランセクト 12000|
|''NEO進化'':自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(クリーチャーが下にあれば、これをNEO進化クリーチャーとして扱う)|
|''T・ブレイカー''(このクリーチャーはシールドを3つブレイクする)|
|自分のクリーチャーが出た時、自然の、パワー12000以上で、そのクリーチャーよりコストが1小さいクリーチャーを1体、自分のマナゾーンから出してもよい。|
|BGCOLOR(#ccd):|
|ソイルピンプ・キャベッジ R 自然文明 (5)|
|呪文|
|このターン、次に召喚する自然のパワー12000以上のクリーチャーのコストを最大8少なくしてもよい。ただし、コストは0以下にはならない。|

|地封龍 ギャイア SR 自然文明 (9)|
|クリーチャー:ガイア・コマンド・ドラゴン/暴拳王国 18000|
|''Q・ブレイカー''|
|相手の「このクリーチャーが出た時」で始まる能力を持つクリーチャーが出る時、相手はかわりにそのクリーチャーをマナゾーンに置く。|
|自分のターン中、クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから召喚してもよい。|

|''目次''|h
|#contents|

**主要カード [#main]
|[[《キャベッジ・セッションズ/ソイルピンプ・キャベッジ》]]|[[コスト軽減]]で《ギャイア》を1[[マナ]]に。[[クリーチャー]]側はマナからの[[コスト踏み倒し]]を持つ[[ファッティ]]|
|[[《地封龍 ギャイア》]]|[[cip]]を封殺する[[フィニッシャー]]。[[マナ召喚]]も持つ|
|[[《コレンココ・タンク/ボント・プラントボ》]]|両側が[[リソース]]確保に向いたこのデッキの核|

**候補カード [#sub]
|[[《ボント・プラントボ》]]|[[ツインパクト]]版と8枚体制|
|[[《ジャンボ・ラパダイス》]]|最大4[[ドロー]]する[[手札補充]]の要|
|[[《フェアリー・ギフト》]]※|コスト8のクリーチャーにアクセスしたい場合に|

***コスト8 [#c8]
|[[《クイーン・オブ・ネイチャー》]]|[[山札]]から連鎖的な踏み倒しが可能。[[シンパシー]]で出しやすい|
|[[《地龍仙ロマネアース/仙なる大地》]]|《キャベッジ・セッションズ》で減ったマナを回復。[[手札]]から[[文明]]不問の踏み倒し|
|[[《龍装者 ジスタジオ》]]|12000以上が[[バトル]]以外で[[離れなく>離れない]]なる。《仙なる大地》とコンボ|
|[[《ギガント・テキサリス》]]|手札からの踏み倒しで相手の[[メタ]]を突破しやすい|
|[[《タマタンゴ・パンツァー》]]|[[ビートダウン]]に蓋ができる。マナに12000以上が5体あれば[[S・トリガー]]|
|[[《カブトリアル・クーガ/ミステリー・ディザスター》]]|5マナから動けるサブプラン|
|[[《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》]]|《ミステリー・ディザスター》のお供に|
|[[《グレート・グラスパー》]]|[[ループ]]パーツ|
|[[《範丸の超人》]]|cipで自分のクリーチャーの数だけバトルできる除去札|
|[[《ア:ニーオ:マクア》]]|[[各ターンに一度>ターン1]]、[[cip]]持ちクリーチャーを任意でマナ送り|
***コスト7 [#c7]
|[[《イチゴッチ・タンク/レッツ・ゴイチゴ》]]|[[マナ加速]]の水増し|
|[[《強振の超人》]]|[[ハンデス]]に強い。[[パワー]]が16000と高く[[MF>マッハファイター]][[付与]]と好相性|

***コスト9以上 [#c9_or_more]
|[[《古代楽園モアイランド》]]|《ギャイア》と相性の良い[[ロック]]カード|
|[[《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]]|[[破天九語]]で[[ワンショット]]。呪文側で[[NEOクリーチャー]]を[[進化元]]ごと踏み倒せる|
|[[《終末縫合王 ミカドレオ》]]|《轟破天九十九語》型のフィニッシャー|
|[[《超神龍バイラス・カースド》]]|殴って勝つ場合に。やや[[オーバーキル]]|
|[[《偽りの名 13/種族選別》]]|手札補充の水増し|
|[[《キキリカミ・パンツァー》]]|12000以上をサポートする[[提督]]|
|[[《「根性」の頂 メチャデ塊ゾウ/「大親分、ここにあり!」》]]|[[G・ストライク]]付きマナブースト|
***その他 [#ex]
|[[《デスマッチ・ビートル》]]|[[コスト踏み倒しメタ]]。進化元に最適|
|[[《環嵐!ホールインワン・ヘラクレス》]]|強力な[[墓地リセット]]。マナ召喚も持つ|

**このデッキの回し方 [#htu]
2ターン目[[《ジャンボ・ラパダイス》]]、3ターン目[[《ボント・プラントボ》]]、4ターン目[[《ソイルピンプ・キャベッジ》>《キャベッジ・セッションズ/ソイルピンプ・キャベッジ》]]から残った1マナで[[《地封龍 ギャイア》]]を召喚するのが理想の動き。
一見[[要求値]]が高く感じるが、3枚の[[コンボパーツ]]がすべて《ジャンボ・ラパダイス》の回収対象なのでこの呪文さえ唱えられれば比較的楽に決められる。
また、《ギャイア》のかわりに[[《クイーン・オブ・ネイチャー》]]を召喚することもある。[[マッハファイター]]の的になる相手クリーチャーが多数いる場合は《ギャイア》より優先でき、そちらの能力で《ギャイア》の踏み倒しも狙える。

《ソイルピンプ・キャベッジ》を引けていない場合は《コレンココ・タンク》を召喚してマナ加速と手札補充する。[[cip]]で捲ったカードを2枚マナ、1枚手札と振り分ければ、次のターンはほぼ確実にコスト8ないしコスト9のカードを[[プレイ]]できる。この二大プランによって高い[[再現性]]で《ギャイア》を4〜5ターン目に召喚できるのがこのデッキの最大の魅力となっている。

[[《フェアリー・ギフト》]]も基本的に6マナで使うカード。採用する場合はコスト8のクリーチャーを多めに入れると良い。
採用例は少ないが様々な場面で役立つ[[おしゃれ枠]]である。

このように数ある6マナの動きだが、一番の[[上振れ>振れ幅]]を挙げるなら《ソイルピンプ・キャベッジ》の[[コスト軽減]]から[[《キャベッジ・セッションズ》>《キャベッジ・セッションズ/ソイルピンプ・キャベッジ》]]を召喚し、マナから[[《地龍仙ロマネアース》>《地龍仙ロマネアース/仙なる大地》]]を踏み倒すことだろう。
もしこれが決まれば4ターン目にしてマナの枚数は9枚まで伸び、[[ターン終了ステップ]]の[[《仙なる大地》>《地龍仙ロマネアース/仙なる大地》]]ではコスト10以下のクリーチャーを踏み倒せる。そしてコスト10のクリーチャーを出すと《キャベッジ・セッションズ》の能力が[[誘発]]し、コスト9の《ギャイア》も出せる。
最初に紹介したルートは《ギャイア》を出すのみだったが、このルートでは最終的に《ギャイア》と《キャベッジ・セッションズ》、適当なコスト10のクリーチャー、適当なコスト8のクリーチャーが並ぶ。[[《終末の監視者 ジ・ウォッチ》]]や[[《古代楽園モアイランド》]]と《ギャイア》を4ターン目に並べられれば、もう勝利は目前だろう。

5ターン目は7マナとなるので、前のターンに《ギャイア》を召喚していれば《クイーン・オブ・ネイチャー》を[[シンパシー]]込みで召喚できる。[[《強振の超人》]]も入れておくとここで役立つだろう。

8マナに到達した後はデッキ内のほとんどのカードを使用できるので流れで回せる。《ギャイア》の[[ロック]]を抜けられるカードに気を配りつつ、6〜7ターンでの決着を目指す。

[[デッキビルディング]]の際は、最初は[[《ボント・プラントボ》]],[[《コレンココ・タンク/ボント・プラントボ》]],[[《キャベッジ・セッションズ/ソイルピンプ・キャベッジ》]],[[《地封龍 ギャイア》]],[[《地龍仙ロマネアース/仙なる大地》]],[[《クイーン・オブ・ネイチャー》]]各[[4枚積み]]の24枚を確定枠と考え、残りの16枚に好きなカードを入れると良い。

《ジャンボ・ラパダイス》は理想的な回り方をしていれば2ターン目以外唱える必要が薄く、《クイーン・オブ・ネイチャー》などの踏み倒しの[[濁り]]になるため枚数を抑えた構築も存在する。逆に[[【青黒緑ハンデス有象夢造】]]が[[トップメタ]]だった時期には5枚目の《ジャンボ・ラパダイス》として[[《種族選別》>《偽りの名 13/種族選別》]]を[[1枚積み]]した構築も結果を残した。

[[《終末の監視者 ジ・ウォッチ》]]は[[《古代楽園モアイランド》]]の[[環境]]への[[刺さり]]が微妙だったことから考案された[[フィニッシャー]]である。先述の4ターン《キャベッジ・セッションズ》→《地龍仙ロマネアース》ルートの存在からよく似た性能の[[《完全不明》]]とは[[差別化]]できる。
基本的に[[コスト踏み倒し]]で出す専用のカードだが、《ギャイア》または[[《環嵐!ホールインワン・ヘラクレス》]]の[[マナ召喚]]で出す場合もある。また、あまりスマートではないが3〜4枚採用すれば《ジ・ウォッチ》を[[マナチャージ]]して《ジ・ウォッチ》を召喚する動きも取りやすい。

成立間もない時期は[[《カブトリアル・クーガ/ミステリー・ディザスター》]]が採用されることが多かった。呪文側が[[《ミステリー・キューブ》]]と同等の踏み倒し能力を持ち、[[カードパワー]]の高い[[ファッティ]]を大量に採用するこのデッキと相性が良い。具体的には《ボント・プラントボ》の2ブーストに失敗して5マナしか用意できなかった場合のサブプランや、[[《煌ノ裁徒 ダイヤモン星》]]に《ソイルピンプ・キャベッジ》のコスト軽減を[[メタ]]られた際の解答になった。
上振れれば強力だったが、ランダムな踏み倒しに頼るより優秀なマナ加速にものを言わせてファッティを[[手打ち]]した方が早かったため、徐々に使われなくなっていった。
[[《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》]]は《ギャイア》とメタ範囲が被るので通常のレシピでは採用を見送られるが、《ミステリー・ディザスター》軸ではクリーチャー側が踏み倒しの当たりになり、呪文側同士で[[マナカーブ]]も繋がることから[[《イチゴッチ・タンク/レッツ・ゴイチゴ》]]を採用するくらいならこちらを、といった感覚で採用された。

***[[即死コンボ]] [#loop]
[[《グレート・グラスパー》]]2枚を使えば即死コンボが可能。

[[バトルゾーン]]に[[NEO進化]]状態の《グレート・グラスパー》Aと《キャベッジ・セッションズ》、[[マナゾーン]]に《グレート・グラスパー》Bと適当なコスト9のクリーチャー2体がある状態でループ開始。

+《グレート・グラスパー》Aで攻撃、アタックトリガーでマナから適当なコスト9のクリーチャーを出す。
+《キャベッジ・セッションズ》の能力でマナから《グレート・グラスパー》Bを出し、コスト9のクリーチャーの上に重ねる。
+《グレート・グラスパー》Bのcipで攻撃中の《グレート・グラスパー》Aをマナ送りする。
+《グレート・グラスパー》Bで攻撃、アタックトリガーでマナから適当なコスト9のクリーチャーを出す。
+《キャベッジ・セッションズ》の能力でマナから《グレート・グラスパー》Aを出し、コスト9のクリーチャーの上に重ねる。
+《グレート・グラスパー》Aのcipで攻撃中の《グレート・グラスパー》Bをマナ送りする。
+1に戻る。

これによってコスト9のクリーチャーのcipを好きなだけ使い回せる。使い回す候補は色々とあるが、おすすめは[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]。2体のコスト9のクリーチャーのどちらかが《ヴィルヘルム》なら[[確定除去]]、[[ランデス]]、[[マナ加速]]を好きなだけ繰り返せる。
後は《グレート・グラスパー》らでシンプルに殴る。マナも盤面もなければ相手は攻撃を耐えたところで次のターン何もできないだろう。[[オーバーキル]]だが[[《水上第九院 シャコガイル》]]での[[エクストラウィン]]も一応可能。

**長所 [#sp]
-強力な[[緑単]]のファッティを多数採用できるので[[今引き]]が強く、お互いに[[手札]]が枯渇して[[トップデック]]勝負になるロングゲームは基本有利。
基盤が[[ビッグマナ]]なのである意味当然のことではあるが、《キャベッジ・セッションズ》や《クイーン・オブ・ネイチャー》を[[引け>引く]]ば手札1枚から[[ソリティア]]できると考えれば、その瞬発力はビッグマナの中でも頭ひとつ抜けている。

-[[コンセプト]]の《ソイルピンプ・キャベッジ》は[[コスト軽減]][[呪文]]だが、他にも山札からの踏み倒しや手札からの踏み倒し、マナ召喚を備えているため、[[刺さる]][[メタカード]]がバラバラで1種類のメタではそうそう止まらない。
特に[[《ギガント・テキサリス》]]はマッハファイターで相手のメタクリーチャーを倒した上で手札から踏み倒すので[[《異端流し オニカマス》]],[[《とこしえの超人》]],[[《若き大長老 アプル》]]などの厄介なメタクリーチャーにも強かった。
[[テンポアドバンテージ]]に余裕があれば、単にマナを伸ばすことや《クイーン・オブ・ネイチャー》のマッハファイターで処理することも有効なメタカード対策になった。

**短所 [#wp]
-[[防御札]]に乏しく、[[【我我我ブランド】]]や[[【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】]]は明確な不利対面である。
頼みの綱の[[《タマタンゴ・パンツァー》]]もマナに[[パワー12000以上]]が5体以上ないと[[S・トリガー]]化しないため、防御札に計上するには[[先攻]]を取った上で《ボント・プラントボ》のマナ加速で2枚ともパワー12000以上を置き、かつ相手が3ターン目まで攻撃してこない必要があった。
サンプルレシピにあるようにあえて防御札を不採用とするのも手である。自分の動きを通しやすくなるので[[速攻]]以外への勝率は上がる。

-通常の緑単に採用される[[《トレジャー・マップ》]]や[[《ツインパクト・マップ》>《レレディ・バ・グーバ/ツインパクト・マップ》]]を採用できないため、初手の[[手札事故]]は敗北に直結する。

-あまり考えられないことだが《ギャイア》が刺さらない相手には苦戦を強いられる。

-[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]など《ギャイア》で相手のフィニッシャーを止められるのでイージーウィン、と一見思える対面でも、相手が[[《異端流し オニカマス》]]を使った[[ビートダウン]]に切り替えてきた場合、[[シールド]]をすべて[[ブレイク]]されるのが先か《クイーン・オブ・ネイチャー》の[[着地]]が先かという五分の勝負に持ち込まれてしまう。
適当なコスト3〜4のクリーチャーを採用できれば[[殴り返し]]の圧力をかけられるのだが、デッキの構造上なかなか難しい。無理矢理入れるとしたら[[《ラ・ズーネヨマ・パンツァー/逆転のオーロラ》]]あたりか。

**サンプルレシピ [#model]
サンプルレシピ①
2022年10月30日([[DM22-EX1]]発売翌日)
「第29回WiNG CS in Duel Stade Ganryu 入間店」([[オリジナル]])(64名規模)
4位入賞@Gachi@GT選手
Twitterより

|カード名|文明|枚数|h
|>|>|~■クリーチャー|
|[[《龍装者 ジスタジオ》]]|自然|2|
|[[《クイーン・オブ・ネイチャー》]]|自然|4|
|[[《地封龍 ギャイア》]]|自然|4|
|[[《終末の監視者 ジ・ウォッチ》]]|水|4|
|>|>|~■呪文|
|[[《ジャンボ・ラパダイス》]]|自然|4|
|[[《ボント・プラントボ》]]|自然|4|
|>|>|~■ツインパクト|
|[[《コレンココ・タンク/ボント・プラントボ》]]|自然|4|
|[[《カブトリアル・クーガ/ミステリー・ディザスター》]]|自然|4|
|[[《地龍仙ロマネアース/仙なる大地》]]|自然|4|
|[[《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]]|自然|2|
|[[《キャベッジ・セッションズ/ソイルピンプ・キャベッジ》]]|自然|4|

サンプルレシピ②
2022年11月6日([[DM22-EX1]]期)
「第43回デュエストCS」([[オリジナル]])(65名規模)
3位入賞@松選手
Twitterより

|カード名|文明|枚数|h
|>|>|~■クリーチャー|
|[[《強振の超人》]]|自然|3|
|[[《龍装者 ジスタジオ》]]|自然|3|
|[[《クイーン・オブ・ネイチャー》]]|自然|4|
|[[《地封龍 ギャイア》]]|自然|4|
|[[《終末の監視者 ジ・ウォッチ》]]|水|4|
|[[《超神龍バイラス・カースド》]]|自然|1|
|>|>|~■呪文|
|[[《ジャンボ・ラパダイス》]]|自然|4|
|[[《ボント・プラントボ》]]|自然|4|
|>|>|~■ツインパクト|
|[[《コレンココ・タンク/ボント・プラントボ》]]|自然|4|
|[[《地龍仙ロマネアース/仙なる大地》]]|自然|4|
|[[《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]]|自然|1|
|[[《キャベッジ・セッションズ/ソイルピンプ・キャベッジ》]]|自然|4|

*[[《バードリアント》]]型 [#bda]

**概要 [#body_bda]
コスト7のクリーチャーが少ないことに注目し、[[《バードリアント》]]を組み込んだ型。
多くは同時に[[キズナ]]ギミックも取り入れているため、実質的に[[【バードリアント】]]との折衷型である。

|バードリアント SR 自然文明 (7)|
|NEOクリーチャー:グランセクト 12000|
|NEO進化:自分の自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。|
|T・ブレイカー|
|キズナコンプ(このクリーチャーが攻撃する時、好きな数の自分のクリーチャーのKZ能力を使う)|
|KZ−自分の山札の上から2枚を見る。その中から自然のパワー12000以上の進化ではないクリーチャーを1体、バトルゾーンに出してもよい。残りを自分の手札に加える。|

**候補カード [#sub_bda]
***コスト8 [#c8_bda]
|[[《斬龍電融 オロチリュウセイ》]]|全体[[SA>スピードアタッカー]]付与。[[EXライフ]]で[[ダイレクトアタック]]要員。山札[[ピーピング]]はおまけ|

***コスト7 [#c7_bda]
|[[《バードリアント》]]|[[キズナコンプ]]で手札補充と踏み倒し|
|[[《ナ・チュラルゴ・デンジャー/ナチュラル・トラップ》]]|cipで《コッツナ》を出す。呪文側は防御札|

***コスト6 [#c6_bda]
|[[《コッツナ》]]|[[キズナ]]持ち[[S・トリガー獣]]|

**このデッキの回し方 [#htu_bda]
本家【キャベッジ・セッションズ】より[[ビートダウン]]に寄せて構築され、[[ロック]]クリーチャーは[[《地封龍 ギャイア》]]のみとする場合が多い。[[《地龍仙ロマネアース/仙なる大地》]]も主にロッククリーチャーを出すためのカードなので不採用。

[[《ボント・プラントボ》]]でマナ加速した後《ソイルピンプ・キャベッジ》→《キャベッジ・セッションズ》→[[《斬龍電融 オロチリュウセイ》]]→[[《バードリアント》]]と繋げば4ターンキルが可能。《オロチリュウセイ》のかわりに[[《クイーン・オブ・ネイチャー》]]でも4ターン目に[[キズナコンプ]]を使える。

《バードリアント》はキズナコンプを使うほど手札と盤面が充実していく、非常に爆発力のある[[アタッカー]]である。十分[[リソース]]を稼いだら[[《龍装者 ジスタジオ》]]の[[耐性]]付与か、自力で耐性を持つ《オロチリュウセイ》を活用してフィニッシュに向かう。

[[《ナ・チュラルゴ・デンジャー/ナチュラル・トラップ》]]は本家【キャベッジ・セッションズ】ではクリーチャー側のcipで出せるクリーチャーが《コレンココ・タンク》くらいしかおらず、採用を見送られることが多かったが、このデッキでは[[《コッツナ》]]も出せるため[[防御札]]を兼ねた[[ファッティ]]として一考の余地がある。

**長所 [#sp_bda]
-相手の防御を崩す力に長けている。特に《龍装者 ジスタジオ》が出た後はたとえ[[S・トリガー]]を踏んでもほとんど[[受け]]られない。

**短所 [#wp_bda]
-防御札やサーチに乏しい欠点は据え置き。

-やや山札からの踏み倒しに偏っているため、持ち味だったメタの効きづらさが損なわれている。

**サンプルレシピ [#model_bda]
2022年11月4日([[DM22-EX1]]期)
「Bee本舗cs × はっちcs in Bee本舗バトルタワー店」([[オリジナル]])(47名規模)
4位入賞@asiori@酒場選手
はっちcs公式HPより

|カード名|文明|枚数|h
|>|>|~■クリーチャー|
|[[《コッツナ》]]|自然|3|
|[[《バードリアント》]]|自然|3|
|[[《タマタンゴ・パンツァー》]]|自然|3|
|[[《龍装者 ジスタジオ》]]|自然|2|
|[[《斬龍電融 オロチリュウセイ》]]|水/火/自然|3|
|[[《クイーン・オブ・ネイチャー》]]|自然|4|
|[[《地封龍 ギャイア》]]|自然|4|
|>|>|~■呪文|
|[[《ジャンボ・ラパダイス》]]|自然|2|
|[[《ボント・プラントボ》]]|自然|4|
|>|>|~■ツインパクト|
|[[《コレンココ・タンク/ボント・プラントボ》]]|自然|4|
|[[《イチゴッチ・タンク/レッツ・ゴイチゴ》]]|自然|4|
|[[《キャベッジ・セッションズ/ソイルピンプ・キャベッジ》]]|自然|4|

*[[《首領竜 ゴルファンタジスタ》]]型 [#golf]

**概要 [#body_golf]
[[DM23-RP1]]で登場した[[《輝跡の大地》>《輝跡!シャイニングロード・マンティス/輝跡の大地》]]による防御と[[《首領竜 ゴルファンタジスタ》]]の[[攻撃ロック]]を組み込んで、打たれ弱さの克服を図った型。

**候補カード [#sub_golf]
***コスト8 [#c8_golf]
|[[《輝跡!シャイニングロード・マンティス/輝跡の大地》]]|[[コンセプト]]。呪文側が強力な[[防御札]]|
|[[《首領竜 ゴルファンタジスタ》]]|cipで1ターン稼ぐ。耐性持ち[[ワールド・ブレイカー]]|
|[[《配球の超人/記録的剛球》]]|マナ加速の水増し|

***コスト7 [#c7_golf]
|[[《ナ・チュラルゴ・デンジャー/ナチュラル・トラップ》]]|ジャイアントの防御札|

**このデッキの回し方 [#htu_golf]
本家【キャベッジ・セッションズ】とほとんど変わらないが、[[《首領竜 ゴルファンタジスタ》]]の[[汎用性]]は特筆に値する。

[[《ボント・プラントボ》]]でマナ加速した後《ソイルピンプ・キャベッジ》→《キャベッジ・セッションズ》→《ゴルファンタジスタ》→[[《ナ・チュラルゴ・デンジャー》>《ナ・チュラルゴ・デンジャー/ナチュラル・トラップ》]]と繋げると、次のターンにはT・ブレイク→W・ブレイク→《ゴルファンタジスタ》の[[耐性]]を活かして[[ダイレクトアタック]]、と動ける。
[[《斬龍電融 オロチリュウセイ》]]を使った場合に比べるとやや悠長だが、《ゴルファンタジスタ》の[[攻撃ロック]]で補える。

[[《クイーン・オブ・ネイチャー》]]とも相性が良く、規格外のパワーを[[マッハファイター]]に活かせる。また、《ギャイア》などで[[プレイヤー]]を攻撃する時に山札から踏み倒せば、[[S・トリガー]]で耐えられても返しのターンに自分が攻撃されることがなく擬似的な[[トリガー]]封じとして機能する。

《キャベッジ・セッションズ》や《輝跡の大地》がコストを参照することから[[《大樹王 ギガンディダノス》]]との[[差別化]]もしっかりできている。[[《強振の超人》]]で墓地のカードをマナに送ることで、[[除去置換効果]]を何度も使うという[[コンボ]]もある。

**長所 [#sp_golf]
-他の型と比べると[[受け]]を固くできる。また、[[ツインパクト]]の特権としてどの[[防御札]]も受け以外の役割をひとつは持っている。

**短所 [#wp_golf]
-[[スペース]]がギリギリになりやすく、いくつかのカードは3枚積みや2枚積みを余儀なくされる。そのため、ほとんどのカードが[[4枚積み]]の単純な[[コンボデッキ]]だった本家【キャベッジ・セッションズ】とはやや異なる使用感と言える。

**サンプルレシピ [#model_golf]
2023年4月22日([[DM23-RP1]]発売日)
「音速CS津田沼」([[オリジナル]])(74名規模)
ベスト4入賞@velca選手
Twitterより

|カード名|文明|枚数|h
|>|>|~■クリーチャー|
|[[《首領竜 ゴルファンタジスタ》]]|自然|3|
|[[《地封龍 ギャイア》]]|自然|4|
|[[《終末の監視者 ジ・ウォッチ》]]|水|1|
|>|>|~■タマシード/クリーチャー|
|[[《環嵐!ホールインワン・ヘラクレス》]]|自然|3|
|>|>|~■呪文|
|[[《ジャンボ・ラパダイス》]]|自然|3|
|[[《ボント・プラントボ》]]|自然|4|
|>|>|~■ツインパクト|
|[[《コレンココ・タンク/ボント・プラントボ》]]|自然|4|
|[[《ナ・チュラルゴ・デンジャー/ナチュラル・トラップ》]]|自然|3|
|[[《地龍仙ロマネアース/仙なる大地》]]|自然|4|
|[[《輝跡!シャイニングロード・マンティス/輝跡の大地》]]|自然|4|
|[[《配球の超人/記録的剛球》]]|自然|3|
|[[《キャベッジ・セッションズ/ソイルピンプ・キャベッジ》]]|自然|4|

*水自然型 [#wn]

**概要 [#body_wn]
水自然または[[タッチ]]水で組まれる型。

**候補カード [#sub_wn]

***コスト11 [#c11_wn]
|[[《完全不明》]]|あらゆる行動に反応する強力なロックカード|

***コスト10 [#c10_wn]
|[[《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》]]|優秀な受け札。序盤にクリーチャーを並べないデッキであるため踏み倒し効果を使うことも多い|
|[[《終末の監視者 ジ・ウォッチ》]]|《モアイランド》が[[刺さら>刺さる]]ない相手に出す。[[アタックトリガー]]も強力|

***コスト9[#c9_wn]
|[[《ロールモデルタイガー》]]|cipでマナから踏み倒し。攻撃誘導により手薄な防御を補える|
|[[《水上第九院 シャコガイル》]]|フィニッシャー|

***コスト8[#c8_wn]
|[[《飛翔龍 5000VT》]]|盤面の数に応じて軽減され、cipでパワー5000以下を全てバウンスしロックする|
|[[《Kl'avia Tune》]]|7コスト以下のカードに対するロックカード兼ブロッカー|

***コスト6[#c6_wn]
|[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]|相手の踏み倒しに反応して踏み倒せる 2枚ドロー、コスト軽減、速攻メタ。パワー12000未満のため《ボント・プラントボ》や《ジャンボ・ラパダイス》のハズレになる点には注意|

***コスト5[#c5_wn]
|[[《K・アトラン&キング海賊団/アイアイサー・チャージャー》]]|墓地の呪文を回収できる[[チャージャー]]|

**このデッキの回し方 [#htu_wn]
従来通り、[[《ボント・プラントボ》]]→[[《ソイルピンプ・キャベッジ》>《キャベッジ・セッションズ/ソイルピンプ・キャベッジ》]]→ [[《キャベッジ・セッションズ》>《キャベッジ・セッションズ/ソイルピンプ・キャベッジ》]] → [[《地龍仙ロマネアース》>《地龍仙ロマネアース/仙なる大地》]]と繋ぐ点は変わらないが、そこから出せるロックカードの幅が広く、相手のデッキに合わせたロックをかけやすい。

水単色のクリーチャーは《キャベッジ・セッションズ》の効果で踏み倒せないものの踏み倒しの起動役にはなれるため、[[《水上第九院 シャコガイル》]]→ 《地龍仙ロマネアース》→ [[《強振の超人》]]→ [[《コレンココ・タンク》>《コレンココ・タンク/ボント・プラントボ》]]と繋ぐことで、墓地のカードを山札に送ることなく一気に7枚山札を掘り、[[エクストラウィン]]を狙う動きも可能。

**長所 [#sp_wn]
-文明が増えたことで採用可能なロックカードの種類が従来より多く、環境に合わせて対応しやすい。

-[[《ブルー・インパルス》>《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》]]、[[《飛翔龍 5000VT》]]、[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]を採用できるため、こちらがロックするより先に相手に動かれた場合や[[メタクリーチャー>メタ]]を出された場合でも柔軟に対応できる。
-従来の型のように[[《仙なる大地》>《地龍仙ロマネアース/仙なる大地》]]により[[《終末の監視者 ジ・ウォッチ》]]を踏み倒すだけでなく、コストを払っての召喚も行いやすい。

**短所 [#wp_wn]
-防御を補えるカードはあるものの、ターンが帰ってくることや展開後であることが前提となってしまうため、こちらが展開するより先にターンを返さずに殴り切ってくる速攻デッキには従来通り受けが薄いままである。

-水単色や多色のカードを採用する都合上、《ボント・プラントボ》で増やしたマナから続く動きが止まってしまうリスクがある。

**参考 [#reference]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/ターボ・ビッグマナ]]
-[[デッキ集/その他各種コンボ]]

-[[パワー12000以上]]

&tag(デッキ集,ターボ・ビッグマナデッキ);