#author("2024-09-17T22:47:31+09:00","","") #author("2024-09-17T22:47:41+09:00","","") *【ギョギョラスベイベー】 (デュエプレ) [#top] [[《超幻影 ワラシベイベー》]]の[[cip]]を大量に[[待機]]させて[[ミステリー・トーテム]]で[[バトルゾーン]]を埋め尽くし、[[《闘匠メサイヤ》]]で[[S・トリガー]]を封じて[[ワンショット]]する[[デッキ]]。 TCGの[[【キンコングループ】]]に近い部分はあるが、こちらは[[《連鎖類超連鎖目 チェインレックス》]]を使わず、かわりに[[《裏革命目 ギョギョラス》]]で盤面の伸びにくさを補う。 [[無限ループ]]を徹底的に排除したはずの[[デュエプレ]]で開発され、反対にTCGの[[カードプール]]では成立しない世にも珍しい半ループデッキである。 成立自体は[[《獣軍隊 キンコング》]]]の登場した[[DMPP-26]]だが、環境に顔を出したのは[[《剛撃霊樹 タイタニス》]]が登場した[[DMPX-01]]である。 成立自体は[[《獣軍隊 キンコング》]]の登場した[[DMPP-26]]だが、環境に顔を出したのは[[《剛撃霊樹 タイタニス》]]が登場した[[DMPX-01]]である。 |裏革命目 ギョギョラス SR 自然文明 (7)| |進化クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン/侵略者 12000| |進化:コマンドまたは自然のクリーチャー| |侵略:コスト6以上の革命軍| |T・ブレイカー| |バトルゾーンに出た時、相手のクリーチャー1体をマナゾーンに置く。その後、自分のマナゾーンから、そのクリーチャーのコスト以下の進化でないクリーチャー1枚をバトルゾーンに出してもよい。| |超幻影 ワラシベイベー SR 自然文明 (7)| |進化クリーチャー:ミステリー・トーテム/侵略者 11000| |進化:自然のクリーチャー| |侵略:自然のパワー6000以上のクリーチャー| |W・ブレイカー| |バトルゾーンに出た時、自分の他のクリーチャーを1体マナゾーンに置いてもよい。そうしたら、自分の山札の上から3枚を見る。その中からミステリー・トーテムまたは自然の侵略者1枚をバトルゾーンに出してもよい。残りをランダムな順番で山札の一番下に置く。| **主要カード [#p552a079] |[[《超幻影 ワラシベイベー》]]|[[コンセプト]]| |[[《裏革命目 ギョギョラス》]]|~| |[[《獣軍隊 キンコング》]]|~| |[[《闘匠メサイヤ》]]|[[フィニッシャー]]| **候補カード [#b00b9f23] |[[《巨大設計図》]]|4ターンキルパーツ| |[[《キング・シビレアシダケ》]]|~| |[[《剛撃霊樹 タイタニス》]]|《ワラシベイベー》の当たり枠。[[マッドネス]]、[[手打ち]]での《キンコング》下準備などの中継ぎも| |[[《幻影 シベワラ》]]|《ワラシベイベー》の当たり枠| |[[《幻影 ミスキュー》]]|~| |[[《革命目 ギョギョウ》]]|[[ロック]]要員| |[[《獣軍隊 ゴアラ》]]|~| |[[《超神星ヴァルカン・アンチャンス》]]|~| |[[《牙英雄 オトマ=クット》]]|[[ソリティア]]要員| |[[《罠の超人》]]|[[《巨大設計図》]]で拾える[[防御札]]・[[進化元]]| |[[《龍覇 イメン=ブーゴ》]]|[[《我臥牙 ヴェロキボアロス》]]がかなり簡単に[[龍解]]するので採用&br;[[染色]]はおまけ| |[[《霞み妖精ジャスミン》]]|《キング》への依存度を下げるための小型獣&br;《タイタニス》の回収先&br;《アンチャンス》の進化元&br;稀に《ゴアラ》で[[パンプアップ]]して《ワラシベイベー》に[[侵略]]する| |[[《青銅の面 ナム=ダエッド》]]|~| |[[《雪精 ホルデガンス》]]|~| |[[《天真妖精オチャッピィ》]]|~| |[[《進化の化身》]]|~| |[[《龍覇 マリニャン》]]|~| **候補カード([[超次元ゾーン]]) [#x3fdefda] |[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]|大抵1ターンで[[龍解]]させて[[《我臥牙 ヴェロキボアロス》]]として運用する| |[[《神秘の集う遺跡 エウル=ブッカ》]]|[[ソリティア]]要員| |[[《革命槍 ジャンヌ・ミゼル》]]|《キンコング》のタップインとコンボ| **このデッキの回し方 [#k0825b82] [[マナゾーン]]に[[《超幻影 ワラシベイベー》]]と[[アンタップ]][[マナ]]生成要員の[[進化クリーチャー]]([[《裏革命目 ギョギョラス》]]、または《ワラシベイベー》の2枚目以降)がそれぞれ1枚以上ある時に[[《獣軍隊 キンコング》]]を[[召喚]]し、流れで大量[[展開]]を目指す。 《キンコング》が自己[[マナ召喚]]を持つため[[コンボ]]開始に手札は必要なく、従って[[《キング・シビレアシダケ》]]で手札をすべて投げ捨てるルートが最速となる。[[後攻]]なら3ターン目《キング》から4ターン目に[[今引き]]した[[単色]]を[[チャージ]]することで8マナに届き、《キンコング》をマナ召喚できる。《キング》は生き残れば[[進化元]]としても役立つだろう。 《キンコング》を引けていない時は手札を[[《剛撃霊樹 タイタニス》]]だけにして[[ハンデス]]を対策しつつ7マナに繋げると効果的。[[先攻]]は気合で[[《巨大設計図》]]を引くか[[《革命目 ギョギョウ》]]による[[ロック]]を目指す。 《キンコング》が着地したらマナゾーンの進化クリーチャーの内《ワラシベイベー》を《キンコング》''以外''の上に重ね、残りを《キンコング》の上にすべて重ねる。これには《ワラシベイベー》の[[cip]]で[[マナ送り]]するクリーチャーを事前に[[構成カード]]の多い束にしておくことで回復するマナを増やす狙いと、次のターンに《キンコング》をマナ召喚して[[cip]]を使い回す狙いがある。 踏み倒しの選択画面で《ワラシベイベー》を先にまとめて選択すると誤操作しにくい。 次に《ワラシベイベー》の[[cip]]を[[解決]]する。優先して踏み倒したいのは《メサイヤ》を回収できる[[《剛撃霊樹 タイタニス》]]と《ワラシベイベー》をマナ送りしてアンタップマナを増やせる[[《幻影 ミスキュー》]]で、逆に《メサイヤ》は[[デッキボトム]]に送っても後々救出できることが多い。 《ミスキュー》はマナ送りしておくと[[《幻影 シベワラ》]]や[[《革命目 ギョギョウ》]]で踏み倒せることがあるため、積極的に[[進化元]]にしてマナ送りの布石にしたい。回している途中で何を進化元にしたか忘れないように注意。 ちなみに、ここまで決まった時点で4ターン目にして最低7マナと[[W・ブレイカー]]2〜3体、さらに手札に《メサイヤ》がある、といった状況になることがザラで、大抵のフェアデッキはこの[[アド]]差を覆すことができず頭を抱えることになる。 対策するなら[[《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》]]などで[[《キング・シビレアシダケ》]]等の[[マナ加速]]持ち[[ウィニー]]を進化元にされる前に[[破壊]]してしまうのが手っ取り早いだろうが、[[パワー]]2000で[[cip]]を使った後は[[バニラ]]同然の《キング》があまり脅威に見えないためか放置されることが多い。 《タイタニス》を割り切ったハンデスが飛んでくることさえあり、全体的に相手の[[プレイング]]ミスを誘発する能力が高めなデッキとなっている。 **コンボなど [#e65b0602] -相手のターン中に出たコスト6以上のクリーチャーに反応して[[《革命目 ギョギョウ》]]で[[《幻影 ミスキュー》]]を出す動きが、文面のネタっぽさからは想像もできないほど強力。[[《獣軍隊 キンコング》]]を捲れば自分の[[ターン1]]権利の消費なしで大連鎖が始まり、2枚目の《ミスキュー》や[[《超幻影 ワラシベイベー》]]でももう一度ガチャができる。 [[確定除去]]感覚で相手のクリーチャーをマナ送りするのに使っても良いだろう。その後に踏み倒し効果を使わせてしまうが、《ギョギョウ》が立っていると相手も安易なコスト踏み倒しはしづらい。出てくるのが[[《ニコル・ボーラス》]]程度ならマナからの《キンコング》踏み倒しでかえって有利になる。 -相手の[[《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》]]に[[《闘匠メサイヤ》]]が[[マナ送り]]された場合、[[《我臥牙 ヴェロキボアロス》]]の攻撃時に[[《超幻影 ワラシベイベー》]]に[[侵略]]しながらマナから《メサイヤ》を出すことで[[S・トリガー]]封じを復活させられる。 -7マナ以上ある時に[[《霞み妖精ジャスミン》]]を[[自壊]]させるのは基本的にプレミ。《キンコング》の踏み倒し回数を増やすために1体でも多くクリーチャーを並べた方が良い。 -[[進化クリーチャー]]を何種類採用するべきかはプレイヤーの間でも意見が別れる。[[《キング・シビレアシダケ》]]から[[マナカーブ]]が繋がる[[《革命類武士目 リサイタラス》]]や、表出させることで《キンコング》を[[マナ送り]]できる[[《獣軍隊 ランボンバー》]]、《キンコング》との[[デザイナーズコンボ]]で一方的に[[ボードアドバンテージ]]を取れる[[《超獣軍隊 ゲリランチャー》]]など相性の良いカードは多いが、[[進化クリーチャー]]を増やしすぎると[[《進化の化身》]]で狙ったカードを加えられる確率は下がる。 [[DMPX-01]]期時点では取れる戦略の幅を広げるより[[《革命目 ギョギョウ》]]を最速で[[サーチ]]できる方が恩恵が大きいとの考えから、《進化の化身》入りでも進化クリーチャーの種類を絞った構築が多い。 **長所 [#lb02365e] -やはり[[S・トリガー]]封じの[[《闘匠メサイヤ》]]を着地させることに[[リソース]]を割いているデッキなので、防御[[S・トリガー]]が多い[[環境]]でそれらの対策として使うのがベター。[[【5色コントロール】>【5色コントロール】 (デュエプレ)]]や[[【ヘブンズ・ゲート】>【ヘブンズ・ゲート】 (デュエプレ)]]が多い環境で戦果を挙げている。 -[[《巨大設計図》]]と[[《剛撃霊樹 タイタニス》]]、[[《獣軍隊 キンコング》]]の[[マナ召喚]]によって、通常[[コンボデッキ]]が苦手とする[[ハンデス]][[コントロール]]には逆に有利。コンボパーツはほぼ全て[[マナゾーン]]に集めればよく、《キンコング》さえ出してしまえば最終的に《タイタニス》で大量の手札が手に入る。 -[[《制御の翼 オリオティス》]][[《ウソと盗みのエンターテイナー》]]などの[[コスト踏み倒しメタ]]は[[ターン・プレイヤー]]の効果解決が終わってから処理に入るため、発動する頃にはメタ対象がマナゾーンに戻っていて全く刺さらない。 **短所 [#n70eeb91] -[[防御札]]に割く[[スペース]]がほとんどないため、[[【ベアフガン】>【ベアフガン】 (デュエプレ)]]や[[【レッドゾーン】>【レッドゾーン】 (デュエプレ)]]は苦手な相手。《ギョギョウ》早出しや《ゴアラ》+《ナム=ダエッド》からの《ワラシベイベー》[[侵略]]など、細い勝ち筋を通さなければならない。 -ランダム踏み倒しを多用するため[[プレイング]]にこれという正解がなく、安定感に欠ける。また、慣れるまで回すのが難しい。 **参考 [#pa05797f] -[[デュエル・マスターズ プレイス]] -[[デッキ集 (デュエプレ)]] -[[【キンコングループ】]] (TCG版) &tag(デッキ集 (デュエプレ));