#author("2023-11-25T01:22:13+09:00","","") #author("2024-06-01T23:07:31+09:00","","") *【クイーン・アマテラスループ】 [#u41074b2] [[《クイーン・アマテラス》]]の強力な[[cip]]を[[無限ループ]]できるようにした[[デッキタイプ]]の総称。大きく分けて[[《Dの機関 オール・フォー・ワン》]]と[[《龍素知新》]]でサポートし、[[《クイーン・アマテラス》]]を起点としてループ機構を[[《邪眼皇アレクサンドルIII世》]]に委ねる「アレクサンドルループ型」と、[[《クイーン・アマテラス》]]で唱える[[呪文]]によって[[cip]]を無限に誘発させる「[[アマテラスエンジン>【アマテラスエンジン】]]型」があったが、[[《龍素知新》]]の[[殿堂入り]]を受け、[[《失われし禁術の復元》]]と[[《龍装艦 ゴクガ・ロイザー》]]で[[リペア]]された「ゴクガ・ロイザーループ」が有名になった。 [[《龍素記号wD サイクルペディア》]]の登場以降は、そちらでゴクガ・ロイザー型を発展させた「クイーンサイクルループ」も登場している。 |クイーン・アマテラス P 水文明 (8)| |クリーチャー:ナイト/サムライ/オリジン 7000| |W・ブレイカー| |このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札を見る。その中からコスト6以下の、クリーチャーではないカードを1枚選び、相手に見せてから自分の手札に加えてもよい。山札をシャッフルし、その後、そのカードを手札からコストを支払わずに使う。| |Dの機関 オール・フォー・ワン R 水文明 (5)| |D2フィールド| |自分のターンの終わりに、自分のクリーチャーを1体、破壊してもよい。そうしたら、そのクリーチャーよりコストが最大2大きい、水の進化ではないクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出す。&br;(他のD2フィールドがバトルゾーンに出た時、このD2フィールドを自分の墓地に置く)| |Dスイッチ:自分のクリーチャーがバトルゾーンに出て、その能力がトリガーする時、このD2フィールドをゲーム中で一度上下逆さまにしてもよい。そうしたら、その能力は1度のかわりに2度トリガーする。| |龍装艦 ゴクガ・ロイザー SR 水文明 (6)| |クリーチャー:ドラゴンギルド/ムートピア 4000| |ブロッカー| |このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを2枚引く。| |呪文の効果によって相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選ばれない。| |呪文を自分の手札から唱えた時、その呪文を、墓地からコストを支払わずに唱えてもよい。| |失われし禁術の復元 UC 水文明 (4)| |呪文| |S・トリガー| |コスト4以下の呪文を1枚、自分の墓地からコストを支払わずに唱える。唱えた後、墓地に置くかわりに山札の一番下に置く。| |龍素知新(ドラグメント・イノベーション) R 水文明 (5)| |呪文| |コスト7以下の呪文を1枚、自分の墓地からコストを支払わずに唱える。唱えた後、その呪文を墓地に置くかわりに自分の山札の一番下に置く。| |BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※殿堂入り''| **主要カード [#w0cef98e] |[[《クイーン・アマテラス》]]|核| |[[《Dの機関 オール・フォー・ワン》]]|~| |[[《龍素知新》]]※|~| **「アレクサンドルループ型」 [#j1b6787f] [[《クイーン・アマテラス》]]で山札から[[《龍素知新》]]/[[《失われし禁術の復元》]]を[[リクルート]]して[[手札]]から[[唱える]]ことができる。[[《龍素知新》]]/[[《失われし禁術の復元》]]によって墓地から唱えられた呪文は山札に行き、この[[《龍素知新》]]/[[《失われし禁術の復元》]]は墓地に残存する。したがって、続けて[[《クイーン・アマテラス》]]、ないしは[[《邪眼皇アレクサンドルIII世》]]で再び[[山札]]から[[《龍素知新》]]/[[《失われし禁術の復元》]]を唱えると、墓地の[[《龍素知新》]]/[[《失われし禁術の復元》]]を介して様々な呪文にアクセスできるようになり、無限ループが成立する。 #region2(ループ手順){{ -事前準備 +[[バトルゾーン]]に[[《Dの機関 オール・フォー・ワン》]]とコスト6以上のクリーチャー([[《シンカイサーチャー》]]や[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]が適任)がいる。 +[[手札]]に[[《クイーン・アマテラス》]]がある。 +[[墓地]]に[[《邪眼皇アレクサンドルIII世》]]がある。 +[[墓地]]に呪文Xがある。(コスト4以下の光、水、闇の呪文) +[[山札]]に[[《インフェルノ・サイン》]]や[[《煉獄と魔弾の印》]]などのリアニメイト呪文がある。 +[[山札]]に[[《失われし禁術の復元》]]が2枚以上ある。 -手順 +[[《Dの機関 オール・フォー・ワン》]]でコスト6以上のクリーチャーを破壊し、[[《クイーン・アマテラス》]]を出す。 +[[《クイーン・アマテラス》]][[cip]]が発動するので[[Dスイッチ]]を宣言する。 +[[《クイーン・アマテラス》]]1回目で[[《インフェルノ・サイン》]]や[[《煉獄と魔弾の印》]]などのリアニメイト呪文を唱えて[[《邪眼皇アレクサンドルIII世》]]を出す。 +[[《クイーン・アマテラス》]]2回目で[[《失われし禁術の復元》]]Aを唱え、[[墓地]]にある[[呪文]]Xを唱え、[[呪文]]Xを[[山札の下]]に置く。墓地 [[《失われし禁術の復元》]]A 手札または墓地から唱えた光、水、闇の呪文のストック [[《失われし禁術の復元》]] [[呪文]]X +[[《邪眼皇アレクサンドルIII世》]]の[[能力]]により、[[山札]]から[[呪文]]Xと[[《失われし禁術の復元》]]Bを[[唱える]]。墓地 [[《失われし禁術の復元》]]A [[《失われし禁術の復元》]]B [[呪文]]X +[[《失われし禁術の復元》]]Bの[[効果]]で[[墓地]]にある[[《失われし禁術の復元》]]Aを[[唱える]]。 墓地 [[《失われし禁術の復元》]]B [[呪文]]X 手札または墓地から唱えた光、水、闇の呪文のストック [[《失われし禁術の復元》]] +[[《失われし禁術の復元》]]Aの[[効果]]で[[墓地]]にある[[呪文]]Xを唱え、[[呪文]]Xを[[山札の下]]に置く。墓地 [[《失われし禁術の復元》]]B 手札または墓地から唱えた光、水、闇の呪文のストック[[《失われし禁術の復元》]] [[呪文]]X +5に戻る(AとBは逆)。 なお[[《龍素知新》]]が[[殿堂入り]]する以前は、[[《失われし禁術の復元》]]の部分をそのまま[[《龍素知新》]]に置き換えて[[コスト]]7までの呪文を無限に使用可能だった。 -[[呪文]]Xとしては相手の[[シールド]][[ゾーン]]が空でもない限り問答無用で[[ライブラリアウト]]可能な[[《超次元の手ホワイト・ブラックホール》]]が好まれる。 }} **アマテラスエンジン型 [#QA2] [[《蒼狼の始祖アマテラス》]]を使い回せる[[呪文]]を何度も唱える[[【アマテラスエンジン】]]が、[[《クイーン・アマテラス》]]の登場によって[[無限ループ]]となって帰ってきた。 +山札に[[《フォース・アゲイン》]]1枚以上 +墓地か山札に[[《龍素知新》]]/[[《失われし禁術の復元》]]1枚 +山札に[[《龍素知新》]]/[[《失われし禁術の復元》]]1枚 の状態で[[《クイーン・アマテラス》]]の[[cip]]を発動させると、 +[[《クイーン・アマテラス》]]によって[[《フォース・アゲイン》]]を唱える +[[《クイーン・アマテラス》]]によって[[《龍素知新》]]/[[《失われし禁術の復元》]]を唱え、[[《フォース・アゲイン》]]を唱える。([[墓地]]に[[《龍素知新》]]/[[《失われし禁術の復元》]]がある場合、[[《龍素知新》]]/[[《失われし禁術の復元》]]によって[[墓地]]の[[《龍素知新》]]/[[《失われし禁術の復元》]]を唱えてから[[《フォース・アゲイン》]]を唱える) によって、「山札に[[《龍素知新》]]/[[《失われし禁術の復元》]]1枚・[[《フォース・アゲイン》]]1枚、墓地に[[《龍素知新》]]/[[《失われし禁術の復元》]]1枚」の状態を保ちつつ無限に[[呪文]]を詠唱可能となる。 そのままではただの遅延行為になってしまうが、[[ループ]]中に行われる行動である「[[呪文]]を唱える」「[[クリーチャー]]が[[バトルゾーン]]に出る」「[[クリーチャー]]が破壊される」等をトリガーとする[[カード]]がある場合、その[[能力]]を無限に使用可能となる。 一例として、「[[呪文]]を唱える」をトリガーとした下記の[[ループ]]2種が存在する。 ***Q-ENDループ [#QEND] 唱えた[[呪文]]の[[コスト]]未満の[[呪文]]を[[墓地]]から[[山札]]へ戻して詠唱できる[[《ν・龍素王 Q-END》]]が存在する場合、上記の[[無限ループ]]は以下のように変形できる。 #region2(ループ手順){{ +[[《クイーン・アマテラス》]]によって[[《フォース・アゲイン》]]を唱える +[[《クイーン・アマテラス》]]によって[[《龍素知新》]]を唱え、[[《フォース・アゲイン》]]を唱える。([[墓地]]に[[《龍素知新》]]がある場合、[[《龍素知新》]]によって[[墓地]]の[[《龍素知新》]]を唱えてから[[《フォース・アゲイン》]]を唱える) +[[《クイーン・アマテラス》]]によって[[《フォース・アゲイン》]]を唱える +[[コスト]]5の[[《龍素知新》]]を唱えているため、[[《ν・龍素王 Q-END》]]によって[[コスト]]4の[[《フォース・アゲイン》]]を唱える }} これにより[[《クイーン・アマテラス》]]の[[cip]]3回分で[[《クイーン・アマテラス》]]の[[cip]]を4回使用する事ができるため、[[デッキ]]から[[コスト]]6以下の[[クリーチャー]]以外の[[カード]]を無限に[[プレイ]]できる[[ループ]]が完成する。 この手の[[デッキ]]の弱点として「相手ターンをまたいで[[システムクリーチャー]]を生存させなければならない」のが常であるが、[[《Dの機関 オール・フォー・ワン》]]を使用する場合、''[[《クイーン・アマテラス》]][[cip]]誘発を「ターンの終わりに」のタイミングにずらすことができる点''、および''[[《超龍素要塞 エビデシュタイン》]]の[[龍解]]の誘発条件が「ターンの終わりに」のタイミングを迎えるだけである点''に着目し、[[手札]]に[[《クイーン・アマテラス》]]さえいればターンの終わりにいきなり[[無限ループ]]を決める事が可能となる。 |超龍素要塞 エビデシュタイン VR 水文明 (5)| |ドラグハート・フォートレス| |自分の呪文を唱えるコストを1少なくしてもよい。ただし、コストは1より少なくならない。| |龍解:自分のターンの終わりに、そのターン中に呪文を3枚以上唱えていれば、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。| |BGCOLOR(white):龍解後⇒[[《ν・龍素王 Q-END》]]| [[《超龍素要塞 エビデシュタイン》]]の龍解条件は[[誘発型能力]]である。これを「誘発条件」と「効果」に分解するとこのように分かれる |誘発条件|自分のターンの終わりに| |効果|そのターン中に呪文を3枚以上唱えていれば、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。| つまり、[[《超龍素要塞 エビデシュタイン》]]存在下でターンエンドを迎えるだけで、実は龍解は常に処理される。その後の[[解決]]の時点で呪文3枚の条件を満たさないから不発に終わっているだけなのである。 したがって、同じく「自分のターンの終わりに」[[誘発]]する[[誘発型能力]]を同時並行させれば、[[《超龍素要塞 エビデシュタイン》]]の解決を保留したまま、他の処理を実行できる。 また、誤解しているプレイヤーは多いが、「ターンの終わりに」の[[誘発型能力]]が誘発しても''そのターンは終了しない''。''「そのターンの終わりまで」「そのターン」「このターン中」に有効な[[継続的効果]]が失効するまでは、実はそのターンは終わらない''。更に言うと「次のターンのはじめまで」がそのターンに含められる。「次のターンのはじめに」の処理に移ることで、はじめて「その次のターン」となる。 つまり、[[《超龍素要塞 エビデシュタイン》]]が誘発条件を満たした後に唱えられた呪文でも、龍解条件にカウントされるということになる。 ここで白羽の矢が当たるのが[[《Dの機関 オール・フォー・ワン》]]である。先述の通り、これでコスト6以上のクリーチャーを破壊すれば、「ターンの終わりに」の[[誘発型能力]]解決タイミングと[[《クイーン・アマテラス》]][[cip]]を同時並行させることができる。コスト6以上のクリーチャーとしては、[[《超龍素要塞 エビデシュタイン》]]の[[リクルート]]に必須である[[《ν・龍覇 メタルアベンジャー R》]]が適任だろう。 上記の[[【アマテラスエンジン】]]によって呪文3枚以上の条件を容易に満たせるので、[[解決]]待ちの[[《超龍素要塞 エビデシュタイン》]]を適宜[[龍解]]させて[[《ν・龍素王 Q-END》]]にさせてしまおう。 [[《ν・龍素王 Q-END》]]が存在する状態での[[ループ]]は上記の通りであり、[[ループ]]を続けるたび[[《クイーン・アマテラス》]]の[[cip]]を無限にスタックできるためゲームを終わらせる方法はより取り見取り。例えば、[[《湧水の光陣》]]+[[《龍素知新》]]から出した[[《パクリオ》]]と[[《蒼神龍ヴェール・バビロニア》]]を[[《フォース・アゲイン》]]+[[《龍素知新》]]で回せばそれで[[ライブラリアウト]]させられる。 特筆すべきは、ここまで[[《Dの機関 オール・フォー・ワン》]]の[[Dスイッチ]]を使っていない点である。究極的には事前準備の段階で[[《パクリオ》]]等に使ってしまってもいいのである。事実上[[《Dの機関 オール・フォー・ワン》]]は相手に[[ターン]]を渡して[[《ν・龍素王 Q-END》]]を[[除去]]する機会を与えないためのサポートであるため、最悪[[《Dの機関 オール・フォー・ワン》]]が無くとも[[コンボ]]が成立する。 [[《フォース・アゲイン》]]の盾落ちが心配なのであれば、[[Dスイッチ]]して[[《ヴァリアブル・ポーカー》]]を撃てる余白を作れば、大幅に事故を軽減できる。相手に[[《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》]]がいて龍解できない場合でも、[[Dスイッチ]]して除去呪文等を撃つ余地を作ればそれで済む。 従来の《Q-END》デッキは、《Q-END》の設置にタイムラグが生じるというところが難点だった。その部分を抜本的に解消したという意味では、非常に画期的な呪文ループである。 [[コスト]]5であることが重要だった[[《龍素知新》]]が2018年3月1日付で[[殿堂入り]]したため、[[《失われし禁術の復元》]]でリペアできず現在はこの機構を再現することはできない。後継であるゴクガ・ロイザーループのほうが条件が容易いこともあり、過去の遺物となった。 ***ゴクガ・ロイザーループ [#QA3] [[《龍装艦 ゴクガ・ロイザー》]]は手札の呪文を2回唱えるため、容易にループが発生する。[[《龍装艦 ゴクガ・ロイザー》]]自身がコスト6のクリーチャーで除去耐性があり、[[ドローソース]]でもあるので、[[マナカーブ]]としても適任である。[[《龍装艦 ゴクガ・ロイザー》]]を[[《Dの機関 オール・フォー・ワン》]]で破壊した場合、ループの起点と終点が[[《龍装艦 ゴクガ・ロイザー》]]の[[リアニメイト]]で収束する。 #region2(ループ手順){{ -前提条件 +[[バトルゾーン]]に[[《Dの機関 オール・フォー・ワン》]]とコスト6以上のクリーチャー([[《シンカイサーチャー》]]や[[《龍装艦 ゴクガ・ロイザー》]]が適任)がいる。 +[[手札]]に[[《クイーン・アマテラス》]]がある。 +[[墓地]]かバトルゾーンに[[《龍装艦 ゴクガ・ロイザー》]]ある。 +[[墓地]]に呪文Xがある。(コスト4以下の光、水、闇の呪文) +[[山札]]に[[《インフェルノ・サイン》]]や[[《煉獄と魔弾の印》]]などのリアニメイト呪文がある。 +[[山札]]に[[《失われし禁術の復元》]]が2枚以上ある。 -手順 +[[《Dの機関 オール・フォー・ワン》]]でコスト6以上のクリーチャーを破壊し、[[《クイーン・アマテラス》]]を出す。 +[[《クイーン・アマテラス》]][[cip]]が発動するので[[Dスイッチ]]を宣言する。 +[[《クイーン・アマテラス》]]1回目で[[《インフェルノ・サイン》]]などのリアニメイト呪文を唱えて[[《龍装艦 ゴクガ・ロイザー》]]を出す。 +[[《クイーン・アマテラス》]]2回目で[[《フォース・アゲイン》]]を唱え、[[《クイーン・アマテラス》]]を破壊して再び出す。 +[[《クイーン・アマテラス》]]で[[《失われし禁術の復元》]]を唱え、墓地の[[《フォース・アゲイン》]]を唱え[[《クイーン・アマテラス》]]を破壊して再び出す。(《アゲイン》は山札に戻る) +[[《クイーン・アマテラス》]]で[[《フォース・アゲイン》]]を唱え、[[《クイーン・アマテラス》]]を破壊して再び出す。 +[[《龍装艦 ゴクガ・ロイザー》]]で再び[[《フォース・アゲイン》]]を唱え、[[《クイーン・アマテラス》]]を破壊して出す。 +[[《クイーン・アマテラス》]]で[[《失われし禁術の復元》]]を唱え、墓地の[[《失われし禁術の復元》]]と[[《フォース・アゲイン》]]を唱え[[《クイーン・アマテラス》]]を破壊して再び出す。(《禁術》《アゲイン》は山札に戻る) +6.に戻る。1サイクルごとに[[《クイーン・アマテラス》]]の効果が1つストックされる。 }} 上記のループで重要となるのは「[[《クイーン・アマテラス》]]で唱えるのは必ず[[《失われし禁術の復元》]]」・「[[《失われし禁術の復元》]]がデッキに残るようにする」の二点。こうすることで殿堂となった[[《フォース・アゲイン》]]を無限に唱えられる。 踏み倒す呪文は相手の[[シールド]][[ゾーン]]が空でもない限り問答無用で[[ライブラリアウト]]可能な[[《超次元の手ホワイト・ブラックホール》]]がいいだろう。コスト4以下なので[[《失われし禁術の復元》]]で山札に戻せるので無限に唱えられる。 **「クイーンサイクル」[#QA4] [[《龍素記号wD サイクルペディア》]]が登場すると、ゴクガ・ロイザーループの手順をさらに簡略化できるようになり、デッキスロットを圧縮できるようになった。 #region2(ループ手順){{ 以下、《サイクルペディア》の[[山札の下送り>山札送り]]能力は省略。 -前提条件 山札または墓地に[[《フォース・アゲイン》]]、何らかの[[コスト踏み倒し]][[呪文]]があり、その呪文で呼び出せるゾーンに《サイクルペディア》があることが必要。 +[[《クイーン・アマテラス》]]を[[出す]]。山札に[[《フォース・アゲイン》]]がある場合はここで[[cip]]で《アゲイン》を[[リクルート]]。《アゲイン》で《クイーン》を出し直す。 +《アゲイン》が墓地に落ちたら、[[cip]]で[[《ブレイン・スラッシュ》]]などを[[リクルート]]し、《サイクルペディア》を呼び出し。 これで[[バトルゾーン]]に《クイーン》、《サイクルペディア》各1体、墓地に《アゲイン》1枚となる。《サイクルペディア》のcipのストック1つと未誘発のターン1能力1回があるはずである。 -手順 +《サイクルペディア》の[[cip]]のストックを1つ使い、《アゲイン》を墓地から[[コスト踏み倒し]]。 +《アゲイン》で《クイーン》を出し直す。[[cip]]で《アゲイン》を[[リクルート]]。 +《アゲイン》で《クイーン》を出し直す。《クイーン》のcipが1つストック。 +《サイクルペディア》のターン1能力で《アゲイン》を墓地から[[コスト踏み倒し]]。 +《アゲイン》で《クイーン》か《サイクルペディア》を出し直す。選んだ方のcipが1つストック。 +《クイーン》のcipのストックを1つ使い、《アゲイン》を[[リクルート]]。 +《アゲイン》で《サイクルペディア》を出し直す。《サイクルペディア》のcipが1つストック。 +1.に戻る。 これを繰り返すことで、5.で選んだクリーチャーのcipが無限にストックされる。無限にストックした《クイーン》のcipからループを何度でも起動できるため、最終的にはどちらのクリーチャーのcipも無限にストックできる。 -フィニッシュループ 両者のストックが無限に溜まったら、以下の手順で好きな呪文が唱えられる。なお、開始時点で《アゲイン》は墓地にあるものとする。 +《サイクルペディア》のcipストックを1つ使い、墓地の《アゲイン》を唱え、《サイクルペディア》を出し直す。 +《クイーン》のcipで《アゲイン》を[[リクルート]]し、《クイーン》を出し直す。 +《クイーン》のcipで山札から任意の6コスト以下の呪文Xを唱える。 +《サイクルペディア》のターン1能力で呪文Xをもう一度唱える。 +消費したcipのストックが全て回復しているので、1に戻る。 }} このループの強力な点は、《サイクルペディア》のターン1能力にはコスト制限がないため、唱えられる呪文Xの幅が''文明指定のないコスト6以下の呪文''にまで広がっている点と、''ループパーツが3枚しかない''点。[[《フォース・アゲイン》]]の[[盾落ち]]はどうしようもないが、そうでなければ場に2体を揃えるだけでループが完成する。そのため要求値が低い上に[[《失われし禁術の復元》]]などのループ目的のカードを採用する必要がなくなり、デッキに積める呪文の幅が広がっているのである。 唱える呪文は、単純に[[《超次元の手ホワイト・ブラックホール》]]や[[《マナ・クライシス》]]でもよいが、上述の理由から[[《ブレイン・スラッシュ》]]や[[《九番目の旧王》]]といった《禁術》対象外の呪文を唱えられるため、かなり幅は広い。 **環境において [#o244d3a7] 『[[DMGP2022>公認グランプリ]]』成績上位者とDMPランキング2022年下期上位者合計32人を対象とした「DM最強位決定戦」([[アドバンス]]&[[オリジナル]])で、[[青黒緑]]で[[《マナ・クライシス》]]を採用した【クイーンサイクル】型が3位入賞して話題になった。 その後しばらく、[[チャンピオンシップ]]でも何例か上位入賞が見られた。[[《マナ・クライシス》]]で相手を制圧してから[[《CRYMAX ジャオウガ》]]で雑にフィニッシュする型、[[《センジュ・スプラッシュ》]]で制圧してから[[《ブレイン・スラッシュ》]]で過剰打点を並べつつ[[《勝熱と弾丸と自由の決断》]]でタイムラグを消して[[《「本日のラッキーナンバー!」》>《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》]]でざっくりと[[カウンター]]封じしながら[[ワンショット]]する型も結果を残した。 2023年3月20日改訂の[[殿堂レギュレーション]]施行開始直後には[[《禁断竜秘伝エターナルプレミアムズ》]]で打点形成しつつブロッカー対策をした型がオリジナルのチャンピオンシップで優勝。 『[[DMGP2023-1st>公認グランプリ]]』Day2([[オリジナル]])では【青黒緑サイクルペディア】括りでベスト128に2人残った。 2023年8月の終わりのアドバンスでは、[[【青黒赤緑邪王門】]]の基盤で[[《爆熱 メルニア・エマージェンシー》]]をフィニッシャーとした型がチャンピオンシップ優勝を果たした。 [[DM23-EX2]]発売7日目には、[[《トンギヌスの槍》]]をループさせる型が結果を残した。この型には[[スピードアタッカー]]と[[アンブロッカブル]]の付与、[[ワンショット]]が失敗した場合に機能する[[攻撃強制]]による手札補充を重視してか[[《終剣連結 アビスハリケーン》]]がフィニッシュ補助に採用されていた。そちらのデメリットは[[《マンハッタンの心絵》]]でカバーできた。詰めにはが[[ループ]]パーツとして使われた。他にも、除去に[[《黒歴史の白詩集》]]、[[《爆進ガブラ・ハンド》]]([[モード]]で[[ハンデス]]も選べるが)も採用される変則の型であった。((なお入賞報告を行ったサイトでは、[[《ブレイン・スラッシュ》]]が使われていることから[[【ブレスラチェイン】]]と誤報された。)) [[DM23-EX2]]発売10日が過ぎた頃には、[[《ディスタス・ゲート》]]を軸として[[《MMM-ジョーキング》]]でコンボ開始までを凌ぎつつコスト踏み倒しメタを事前に処理する型が結果を出した。[[DM23-EX2]]発売から約3週間後には、[[《勝熱と弾丸と自由の決断》]]で[[疑似スピードアタッカー]]を作り、[[《堕呪 ウキドゥ》]]でS・トリガーを無効化しながらワンショットする型がオリジナルの80人規模のチャンピオンシップで準優勝。 [[DM23-EX3]]で新たな[[フィニッシャー]]として[[《水晶の祈り/クリスタル・ドゥーム》]]を獲得。 **参考 [#s2167afb] -[[デッキ集 (一覧)]] -[[デッキ集/ループ]] -[[《クイーン・アマテラス》]] -[[《Dの機関 オール・フォー・ワン》]] -[[《龍素知新》]] -[[【アマテラスエンジン】]] -[[無限ループ]] &tag(デッキ集,ループデッキ);