#author("2022-04-23T21:01:18+09:00","","")
#author("2023-11-07T14:33:22+09:00","","")
*【ザウラクロック】 [#o3aeb960]

[[《封魔ザウラク・ディス》]][[《強奪者 テラフォーム》]]の[[コンボ]]によって相手の[[ドロー]]を封じる[[ロック]][[デッキ]]。

|封魔ザウラク・ディス R 水/闇文明 (5)|
|クリーチャー:グランド・デビル/エイリアン 3000|
|スペース・チャージ:水/闇(自分のマナゾーンに水、闇のいずれかまたは両方を持つカードが置かれた時、このクリーチャーのSC能力を使ってもよい)|
|SC―水:カードを1枚引く。|
|SC―闇:相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。|

|強奪者(ケンダ・マジック) テラフォーム UC 水/自然文明 (5)|
|クリーチャー:アウトレイジ 2000|
|相手がカードを引いた時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置いてもよい。|

[[バトルゾーン]]に[[《封魔ザウラク・ディス》]]と[[《強奪者 テラフォーム》]]、そして[[マナゾーン]]のカードを5色にするクリーチャーが存在する状況で、相手の[[ターン]]中に相手が[[カード]]を引く時、「《テラフォーム》でマナブーストする」→「《ザウラク・ディス》が[[スペース・チャージ]]により相手の手札を捨てる」と動くことで、手札を減らさずに相手のドローを封じることができる。
[[《コアクアンのおつかい》]]などの「見て手札に加える」系のカードや[[マナ]]・[[墓地]]回収、自分のターン中のドローまでは封じられないものの、そのための手段がコンボ成立時点でバトルゾーンか手札になければほぼ完全に「詰み」である。

一番のネックは[[《封魔ザウラク・ディス》]]と[[《強奪者 テラフォーム》]]を揃える重さだったが、[[《龍覇 イメン=ブーゴ》]]+[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]の登場によりかなり決めやすくなった。

色構成は、必須の[[水]][[闇]][[自然]]の3色で組まれる。
序盤は手札補充でカードを集め、マナブースト。状況を見計らって[[《龍覇 イメン=ブーゴ》]]によって《ザウラク・ディス》と《テラフォーム》を揃え、ロック完了である。またロック後に[[《ロスト・ソウル》]]を叩くとなおよい。あとはこちらの山札が許す限り(ターン数が許す限り)[[クリーチャー]]を展開し、[[シールド]]を割っていくだけである。コンボ完成後は過剰なまでにマナが増えるため、[[《「祝」の頂 ウェディング》]]等相手の反撃を許さない[[カード]]を[[フィニッシャー]]にするのも良いだろう。
必須である[[青黒緑]]の3色で組まれる。
序盤は手札補充でカードを集め、マナブースト。状況を見計らって[[《龍覇 イメン=ブーゴ》]]によって《ザウラク・ディス》と《テラフォーム》を揃え、ロック完了である。ロック後に[[《ロスト・ソウル》]]で相手の手札を叩き落としておくとなおよい。あとはこちらの山札が許す限り(ターン数が許す限り)[[クリーチャー]]を展開し、[[シールド]]を割っていくだけである。コンボ完成後は過剰なまでにマナが増えるため、[[《「祝」の頂 ウェディング》]]等相手の反撃を許さない[[カード]]を[[フィニッシャー]]にするのも良いだろう。

後に[[《怒流牙 佐助の超人》]]や[[《電脳鎧冑アナリス》]]など[[DMBD-02]]の有力カードの登場によって防御力とマナブーストの安定性が大幅に向上。さらに[[《水上第九院 シャコガイル》]]の登場によって、フィニッシュ力が格段と上昇した。これによって[[《封魔ザウラク・ディス》]]以外は闇を採用しない[[【青緑コントロール】]]に寄せたタイプが構築可能になった。場合によっては[[《邪帝遺跡 ボアロパゴス》]]、[[《怒流牙 佐助の超人》]]、[[《終末の時計 ザ・クロック》]]の組み合わせでお茶を濁している間にコンボ成立まで凌げてしまう。
後に[[《怒流牙 佐助の超人》]]や[[《電脳鎧冑アナリス》]]など[[DMBD-02]]の有力カードの登場によって防御力とマナブーストの安定性が大幅に向上。さらに[[《水上第九院 シャコガイル》]]の登場によって、フィニッシュ力が格段と上昇した。これによって[[《封魔ザウラク・ディス》]]以外は闇を採用せずに青緑に寄せたタイプが構築可能になった。場合によっては[[《邪帝遺跡 ボアロパゴス》]]、[[《怒流牙 佐助の超人》]]、[[《終末の時計 ザ・クロック》]]の組み合わせでお茶を濁している間にコンボ成立まで凌げてしまう。

**主要カード [#c90ab3f1]
|[[《封魔ザウラク・ディス》]]|[[コンセプト]]|
|[[《強奪者 テラフォーム》]]|~|
|[[《龍覇 イメン=ブーゴ》]]|[[マナゾーン]]を[[5色]]に|
|[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]※|《イメン=ブーゴ》に装備しキーパーツを踏み倒す|

**候補カード [#j90716a9]
|[[《「祝」の頂 ウェディング》]]|[[シールド焼却]]する強力[[フィニッシャー]]|
|[[《水上第九院 シャコガイル》]]|[[ドロー]]と[[マナブースト]]による[[山札]]削りと相性の良い[[フィニッシャー]]|
|[[《終末の時計 ザ・クロック》]]|[[ターンの残りをとばす]]強力な[[S・トリガー獣]]|
|[[《怒流牙 佐助の超人》]]|[[《ボアロパゴス》>《邪帝遺跡 ボアロパゴス》]]で《クロック》を踏み倒して1ターンを確実に凌ぐ|
|[[《解体人形ジェニー》]]|[[ピーピングハンデス]]|
|[[《天真妖精オチャッピィ》]]|[[墓地]]から[[マナブースト]]。&br;《ボアロパゴス》がある時に[[S・バック]]すればさらなる展開が可能|
|[[《生誕神秘 ル=ピラッジュ》]]|《イメン=ブーゴ》の[[cip]]能力で[[フォートレス]]状態で出せる。&br;[[龍解]]できればマナからクリーチャーを召喚可能に|
|[[《生誕神秘 ル=ピラッジュ》]]|《イメン=ブーゴ》の[[cip]]で[[フォートレス]]状態で出せる。&br;[[龍解]]できればマナからクリーチャーを召喚可能に|
|[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]|[[山札回復]]|
|[[《超次元ロマノフ・ホール》]]|~|
|[[《シーラネッシー》]]|小型版[[《封魔ザウラク・ディス》]]|

-[[《封魔ザウラク・ディス》]]の[[ドローロック]]を維持するには[[マナブースト]]を途切れさせてはならないため、[[山札]]枚数が少ないと数ターンでロックが途切れてしまう。相手に妨害される事を考えても、迅速な完成を心がけたい。
--[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]を何枚か積めば、[[覚醒]]によって延命が可能。適宜[[《ドンドン吸い込むナウ》]]等で[[解除]]して何度も[[覚醒]]させると原則相手が先に[[ライブラリアウト]]する。

-有効な対策として[[《墓守の鐘ベルリン》]]があり、バトルゾーンに維持できれば《ザウラク・ディス》のハンデスを完全に無力化することができる。また相手に捨てられた時に発動する[[マッドネス]]を積んでおけば、いずれ[[ロック]]は一次的に解除される。たった1枚で戦局を変えられるかは微妙だが、何もできず[[ロック]]されたままよりははるかにマシである。

-[[《夜露死苦 キャロル》]]など、自力で[[墓地]]から[[手札]]に戻る[[カード]]は通常なら上記カードと同様[[ハンデス]]対策になるが、この[[デッキ]]を相手に使っても[[手札]]に残るだけで[[ロック]]解除の要因にはならない。

-身も蓋も無い話だが、コンボを決められる前に勝ってしまう事が1番の対策だと言えるだろう。

**余談 [#aabc5550]
「相手ターンの[[ドロー]]で[[スペース・チャージ]]を発動する」コンセプトは[[《偽りの名 ハングリー・エレガンス》]]登場時にはすでに存在していたが、肝心の《ハングリー・エレガンス》があまりに重すぎて[[デッキ]]としては成立しない状態だった。後により軽い[[《強奪者 テラフォーム》]]が登場した物の、それでも3体の[[クリーチャー]]を揃えるのは苦しい状況であった。その後[[《薫風妖精コートニー》]]を内蔵した[[《神聖麒 シューゲイザー》]]とも言える[[《龍覇 イメン=ブーゴ》]]+[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]の登場で、ようやくデッキの体をなす事が可能となった。
**その他 [#aabc5550]
「相手ターンの[[ドロー]]で[[スペース・チャージ]]を発動する」コンセプトは[[《偽りの名 ハングリー・エレガンス》]]登場時にはすでに存在していたが、肝心の《ハングリー・エレガンス》があまりに重すぎて[[デッキ]]としては成立しない状態だった。後により軽い[[《強奪者 テラフォーム》]]が登場したものの、それでも3体の[[クリーチャー]]を揃えるのは苦しい状況であった。その後[[《薫風妖精コートニー》]]を内蔵した[[《神聖麒 シューゲイザー》]]とも言える[[《龍覇 イメン=ブーゴ》]]+[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]の登場で、ようやくデッキの体をなす事が可能となった。
-余談だが「[[《偽りの名 ハングリー・エレガンス》]]による[[スペース・チャージ]]発動」の[[コンボ]]は[[《終末の時計 ザ・クロック》]]+[[《屍術師インフェルノ・カイザー》]]を使用する形で公式HPにて紹介されていたが、まともな運用ができないためか[[コンボ]]紹介のみに留められていた。

-[[《封魔ザウラク・ディス》]]の代わりに[[《ギル・アルビレオ・ドラクーン》]]を使う事で[[青赤緑]]で組む事もできる。

**参考 [#c8e5c0db]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/ロック]]
-[[《封魔ザウラク・ディス》]]
-[[《強奪者 テラフォーム》]]
-[[《龍覇 イメン=ブーゴ》]]

&tag(デッキ集,ロックデッキ);