#author("2022-06-30T21:02:20+09:00","","") #author("2023-04-29T19:29:33+09:00","","") *【ジャック・ヴァルディビート】 [#k1612267] [[《永遠のジャック・ヴァルディ》]]をメインに据えた[[中速ビートダウン]]。ヴァルディビートとも呼ばれる。 核となる[[《永遠のジャック・ヴァルディ》]]は手ごろな[[コスト]]と高い[[カードパワー]]を誇り、[[除去]]能力で[[ブロッカー]]や[[殴り返し]]要員を蹴散らすことが出来る強力なクリーチャーである。この[[クリーチャー]]を軸に、[[進化元]]や[[ビートダウン]]の共、弱点を補うカードでデッキを構築する。 |永遠のジャック・ヴァルディ R 闇/火文明 (4)| |進化クリーチャー:スピリット・クォーツ 7000| |進化−自分の多色クリーチャー1体の上に置く。| |このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手の多色ではない、コスト5以下のクリーチャーを1体破壊するか、バトルゾーンにある相手の多色ではない、コスト5以下のクロスギアを1枚選んで持ち主の墓地に置く。| |W・ブレイカー| 必須色の[[火]]/[[闇]]に加え、[[進化元]]や手札補充の関係で大半は[[水]]が採用される。[[軽量>軽い]][[多色]][[クリーチャー]]には、[[《一徹のジャスパー》]]や[[《腐敗電脳メルニア》]]、[[《熱湯グレンニャー》]]等の優秀な[[カード]]が多く、[[進化元]]のバリエーションがやたら広い。故に構築の自由度も極めて高く、環境に合わせて構築方針や速度を柔軟に変更できるのがこのデッキの魅力である。 [[《永遠のジャック・ヴァルディ》]]自身は[[火力]]の範囲の関係上[[ビートダウン]]に無類の強さを誇るが、反面で[[超次元]]や[[コスト踏み倒し]]には能力が刺さらず、相手のデッキの切り札と対峙したときにパワー負けを起こしがちである。そのため、[[呪文]]や[[コスト踏み倒し]]に徹底的にメタを張る構築が一般的でかつ強力。 [[戦国編環境]]当時、このデッキはリソース力では[[【マルコビート】]]に及ばなかったが、[[除去]]力では[[中速ビートダウン]]の中でも最高峰であった。 [[《永遠のジャック・ヴァルディ》]]自身が[[除去]]能力持ちで、[[進化元]]達も単体で汎用性が高いため、[[デッキ]]を構築する際に除去[[呪文]]や特殊なシステムに頼る必要がない。そのため、それらの採用を極力避けることで、自他共に妨害効果を及ぼす[[《封魔ゴーゴンシャック》]]や[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]の被害を、相手にのみ押し付けることが出来る。故に相手の動きを封じるメタデッキとしては一級品の強さを誇る。 **主要[[カード]] [#yffd44d3] |[[《永遠のジャック・ヴァルディ》]]|主力 [[除去]]と[[アタッカー]]を兼ねる| **進化元の候補一例 [#jb6c650d] |[[《一徹のジャスパー》]]|軽量[[モヤシ]]。後半は[[進化速攻]]の種として無駄がない| |[[《熱湯グレンニャー》]]|[[cip]]で1枚[[ドロー]]| |[[《電脳悪夢ルカスレイ》]]|[[cip]]で1枚[[ドロー]]。[[スレイヤー]]| |[[《虹彩奪取 マイレイン》]]|[[水]]と[[闇]]の[[コスト]]を軽減。3t目に《ジャック・ヴァルディ》降臨が可能となる| |[[《虹彩奪取 ブラッドギア》]]|[[火]]と[[闇]]の[[コスト]]を軽減。3t目に《ジャック・ヴァルディ》降臨が可能となる| |[[《襲撃者ディス・ドライブ》]]|[[スピードアタッカー]]、[[スレイヤー]]| |[[《第2種 タマネギルM》]]|[[スピードアタッカー]]、[[除去]]能力持ち| |[[《電磁翔天ピピッピ》]]|軽量高[[パワー]]。[[進化]]を[[手札]]に| |[[《腐敗電脳メルニア》]]|[[ブロックされない]][[スレイヤー]]| |[[《封魔ハリセンモン》]]|[[ブロックされない]]。[[《ローズ・キャッスル》]]キラー| |[[《奇面王機ボーンキラー》]]|[[pig]]で[[ドロー]]か[[ハンデス]]| |[[《戦略のD・H アツト》]]|[[cip]]で[[手札交換]]| |[[《【問2】ノロン⤴》]]|~| |[[《戯具 ドゥゲンダ》]]|~| |[[《地獄のケンカボーグ》]]|2マナ4000で軽量高[[パワー]]| |[[《虚空の力 レールガン》]]|軽量高[[パワー]]| |[[《闘竜炎霊パイロン》]]|[[ティラノ・ドレイク]]と絡める時に| |[[《惨劇のアイオライト》]]|色基盤や[[《永刻のクイーン・メイデン》]]の同時採用時など| |[[《バグ丸くん》]]|[[除去]]やドロソとしても| |[[《禁断X ナーグル》]]|防御札の選択として| 上記は[[コスト]]3以下のものを載せているが、[[コスト]]4以上に相性がいいものも数多存在する。また、[[自然]]や[[光]]の[[多色]][[クリーチャー]]を含めるとさらに数は膨れ上がる。その他、[[革命チェンジ]][[多色]][[クリーチャー]]とも相性がいい。[[進化元]]は無数にあるため、環境や[[デッキ]]の方針と合わせて自由に組み合わせてほしい。 **その他の軽量クリーチャーの候補一例 [#q1f3f80a] |[[《封魔ゴーゴンシャック》]]|呪文メタ| |[[《虚構の影バトウ・ショルダー》]]|~| |[[《爆鏡 ヒビキ》]]|~| |[[《ミラー怪人 ドテラバラ》]]|~| |[[《アクア鏡師 パワードミラー》]]|相手の[[呪文]]反応するドロソ| |[[《停滞の影タイム・トリッパー》]]|[[マナ]]を[[タップイン]]させて足止め| |[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]|[[マナブースト]]、[[シールド追加]]などへの[[メタ]][[カード]]| |[[《禁術のカルマ カレイコ》]]|~| |[[《百発人形マグナム》]]※|[[コスト踏み倒し]]メタ| |[[《早撃人形マグナム》]]|~| |[[《単騎連射 マグナム》]]|~| |[[《若頭の忠剣ハチ公》]]|[[ハンデス]]メタ。[[手札]]を枯らさない打点としても| |[[《クラゲン》]]|擬似サーチ [[ピピッピ>《電磁翔天ピピッピ》]]と好相性| |[[《斬隠テンサイ・ジャニット》]]|[[【速攻】]]・[[ブロッカー]]対策| |[[《ブレードグレンオー・マックス》]]|[[マナ進化]]+[[殴り手>アタッカー]]。[[【速攻】]]を重く見るなら| |[[《死神竜凰ドルゲドス》]]|[[墓地進化]]+[[殴り手>アタッカー]]。最後の一押しに| メタカードを重点的に載せている。環境に合わせてどの方面に強くするか調整するとよい。 **その他の候補[[カード]] [#s14b035d] |[[《金属器の精獣 カーリ・ガネージャー》]]|[[水]]/[[火]][[進化]]。[[cip]]と[[アタックトリガー]]で1[[ドロー]]。《奪取》系列での3t降臨が可能| |[[《超電磁コスモ・セブ Λ》]]|[[火]]/[[自然]][[進化]]。[[アタックトリガー]]で3枚引く| |[[《アクア・ジェスタールーペ》]]|展開力を求めるなら。[[ドロー]]効果付き。[[コスト踏み倒し]]メタとの競合に注意| |[[《永刻のクイーン・メイデン》]]|[[スピリット・クォーツ]]が多く[[自然]]を入れるなら| |[[《エンペラー・マルコ》]]|[[サイバーロード]][[進化]]。[[cip]]で3枚引く| |[[《フォーチュン・ボール》]]|[[ドローソース]]| |[[《衝撃のロウバンレイ》]]|最後の一押しに| |[[《GENJI・ボーイ》]]|上記の[[ハンター]]版| 自分のメタカードと競合しないのであれば[[超次元]]を採用してもよい。《ジャック・ヴァルディ》を終着点としなくとも、[[進化元]]の豊富さゆえにいくらでも構築方針を変えられるので、[[デッキ]]全体を遅くしてパワーカードを増やしてみてもいいだろう。 [[《永遠のジャック・ヴァルディ》]]本人が対[[ビートダウン]]に強く突破力も高めなので、それらの分野に劣るメタカードをたくさん積めるのが大きい。環境によってそれらの内容を調整し、いかに相手に刺していくかが構築の肝になる。 弱点は[[多色]][[カード]]を大量搭載することによる[[事故]]発生率の高さである。思わぬところでの[[テンポアドバンテージ]]の損失により、展開負け、スピード負けしてしまうことだけは避けたい。[[多色]][[カード]]の搭載枚数には、他の[[デッキ]]以上に気配りが必要である。 [[《アクア・ジェスタールーペ》]]などの[[コスト踏み倒し]]や、[[超次元]]を採用するとデッキパワーが上がるが、自分のメタカードとの競合にはくれぐれも注意されたし。 [[《超電磁コスモ・セブ Λ》]]や[[《金属器の精獣 カーリ・ガネージャー》]]のような、[[ドローソース]]を兼ねた[[進化クリーチャー]]とも相性がいい。そちらは[[進化]]の条件が[[文明]]なので、[[多色]]の多いこの[[デッキ]]と共存がたやすく、デッキパワーの底上げにも大きく貢献してくれる。 **参考 [#w7ceb3a0] -[[デッキ集 (一覧)]] -[[デッキ集/ビートダウン]] -[[多色]] -[[スピリット・クォーツ]] -[[《永遠のジャック・ヴァルディ》]] -[[【ジャック・ヴァルディ】 (デュエプレ)]]