#author("2023-06-24T18:07:31+09:00","","")
#author("2024-02-26T19:34:36+09:00","","")
*【ネロ&ruby(てんもん){天門};】 [#tc46c977]

[[《魔光大帝ネロ・グリフィス》]]又は[[《魔光大帝ネロ・グリフィスII世》]]を主軸にしたタイプの[[【ヘブンズ・ゲート】]]。


|ヘブンズ・ゲート R 光文明 (6)|
|呪文|
|S・トリガー|
|進化クリーチャーではない光の「ブロッカー」を持つクリーチャーを2体まで、自分の手札からバトルゾーンに出す。|

|魔光大帝ネロ・グリフィス P 光/闇文明 (8)|
|クリーチャー:エンジェル・コマンド/ダークロード/ナイト 7000|
|ブロッカー|
|自分のナイト・クリーチャーが破壊された時、自分の手札から光または闇の、コスト6以下のナイト呪文または「S・トリガー」付き呪文を1枚、コストを支払わずに唱えてもよい。|
|W・ブレイカー|

|魔光大帝ネロ・グリフィスII世 VR 光/闇文明 (9)|
|クリーチャー:エンジェル・コマンド/ダークロード/ナイト 12000|
|ブロッカー|
|T・ブレイカー|
|このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から5枚を表向きにしてもよい。そうしたら、その中から呪文をすべて手札に加え、残りを墓地に置く。|
|自分のナイトが破壊された時、自分の手札からナイト呪文または「S・トリガー」付き呪文を1枚、コストを支払わずに唱えてもよい。|

[[《魔光大帝ネロ・グリフィス》]]は自身以外の自分の[[ナイト]]が[[破壊]]された時、[[手札]]から[[呪文]]を[[コスト踏み倒し]]できる。

[[破壊]]されやすい[[《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》]]などと組み合わせることで、容易に条件を満たすことができる。[[ナイト]]の[[シナジー]]を利用するので[[《魔弾オープン・ブレイン》]]を運用できるのも利点である。

**主要カード [#da6478ab]
|[[《魔光大帝ネロ・グリフィス》]]|[[コンセプト]]|
|[[《魔光大帝ネロ・グリフィスII世》]]|~|
|[[《覚醒の精霊ダイヤモンド・エイヴン》]]|[[ダイヤモンド状態]]を生み出す[[ブロッカー]]|
|[[《ヘブンズ・ゲート》]]|核。光ブロッカー2体を[[コスト踏み倒し]]|
|[[《百発人形マグナム》]]|[[ナイト]]を能動的に[[破壊]]する手段で、[[ループ]]パーツ|
|[[《邪眼の祈祷師ザビ・ミラIV世》]]|[[スーサイド]]と[[リアニメイト]]により[[ループ]]をサポート|
|[[《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》]]|墓地回収、呪文踏み倒しが武器の[[汎用>汎用性]]ブロッカー。ループの下準備を支える1枚|

**ナイトの候補 [#mbeabef8]
|[[《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》]]|[[G・ゼロ]]持ち[[逆スレイヤー]][[ブロッカー]]|
|[[《魔光死聖グレゴリアス》]]|[[cip]]で[[ナイト]]を1枚[[サルベージ]]|
|[[《魔光王機デ・バウラ伯》]]|[[cip]]で[[呪文]]を[[サルベージ]]する[[ブロッカー]]|
|[[《魔光王機デ・バウラ伯/魔弾グローリー・ゲート》]]|[[cip]]で[[呪文]]を[[サルベージ]]する[[ブロッカー]]/[[ナイト]]仕様の[[手札補充]]|
|[[《天雷の導士アヴァラルド公/魔弾アルカディア・エッグ》]]|[[cip]]で最大3枚の[[呪文]]を[[手札補充]]&br;/[[墓地]]に《グローリー・ゲート》があると《ネロ・グリフィス》を出せる|
|[[《氷牙フランツI世》]]|[[呪文]]を[[コスト軽減]]|
|[[《氷牙フランツI世/魔弾オープン・ブレイン》]]|[[呪文]]を[[コスト軽減]]/[[ナイト]]がいると4枚[[ドロー]]|
|[[《魔光ドラム・トレボール》]]|[[ナイト・マジック]][[呪文]]を[[コスト軽減]]|
|[[《魔光ドラム・トレボール/魔弾バレット・バイス》]]|[[ナイト・マジック]][[呪文]]を[[コスト軽減]]/[[ナイト]]がいると2枚[[ハンデス]]|
//|[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]☒|[[cip]]で4マナ以下の[[呪文]]を唱える [[プレミアム殿堂]]|

**ネロ・グリフィスで唱える呪文の候補 [#xe43a67c]
|[[《反撃のサイレント・スパーク》]]|[[オールタップ]]or2[[ドロー]]|
|[[《蓄積されたハンド》]]|おなじみ[[確定除去]]|
|[[《マッド・デーモン閣下/デーモン・ハンド》]]|~|
//|[[《魔刻の騎士オルゲイト/「全員、地獄送りだ!!」》]]|~|
|[[《戒王の封》]]|闇限定の[[リアニメイト]]+[[スーパー・ボーナス]]で2体まで[[確定除去]]|
|[[《地獄門デス・ゲート》]]|[[アンタップ]][[除去]]+[[リアニメイト]]|
|[[《インフェルノ・サイン》]]※|[[リアニメイト]]|
|[[《魔弾ソウル・キャッチャー》]]|[[ナイト]]がいると2体[[墓地回収]]|
|[[《魔弾バレット・バイス》]]|[[ナイト]]がいると2枚[[ハンデス]]|
|[[《魔弾グローリー・ゲート》]]|[[ナイト]]専用の[[手札補充]]|
|[[《魔弾アルカディア・エッグ》]]|[[墓地]]に《グローリー・ゲート》があると《ネロ・グリフィス》を出せる|

***ネロ・グリフィスII世で唱える呪文の候補 [#f221413f]
|[[《冥王の牙》]]|[[確定除去]]+[[スーパー・ボーナス]]で[[墓地肥やし]]と[[リアニメイト]]|
|[[《煉獄魔弾グレイテスト・ゲート》]]|[[ナイト・マジック]]で2体[[リアニメイト]]|
|[[《魔弾オープン・ブレイン》]]|[[ナイト]]がいると4枚[[ドロー]]|

**超次元の候補 [#kdf47c88]
|[[《超次元ドラヴィタ・ホール》]]|[[呪文]]を[[サルベージ]]する[[超次元]][[呪文]]|
|[[《超次元マザー・ホール》]]|[[ブロッカー]]を[[踏み倒す>踏み倒し]][[超次元]][[呪文]]|
|[[《超次元リバイヴ・ホール》]]|[[墓地回収]]する[[超次元]][[呪文]]|
|[[《超次元ミカド・ホール》]]|[[パワー低下]]を付与する[[超次元]][[呪文]]|
|[[《超次元ジェニー・ホール》]]|[[セルフハンデス]]ができなければ2枚[[ドロー]]する[[超次元]][[呪文]]|
|[[《超次元ブルーホワイト・ホール》]]|《ジュヴァル》または《プリン》を出して[[シールド追加]]|
|[[《時空の霊魔シュヴァル》]]|6マナ以上の[[エンジェル・コマンド]]2体で覚醒|
|[[《勝利のプリンプリン》]]|[[cip]]で[[プリン効果]]を付与|

**その他 [#d4d43f5a]
|[[《星門の精霊アケルナル/スターゲイズ・ゲート》]]|毎ターンブロッカーを[[コスト踏み倒し]]/[[ブロッカー]]を[[コスト踏み倒し]]|
|[[《神楯と天門と正義の決断》]]|5枚目以降の《ヘブンズ・ゲート》として|
|[[《魂と記憶の盾》]]|軽量[[シールド送り]]|
|[[《アクアン・メルカトール》]]|[[手札補充]]兼[[墓地肥やし]]。|
|[[《エナジー・Re:ライト》]]|基本[[ドローソース]]。[[G・ストライク]]|
|[[《コアクアンのおつかい》]]|ドローソース。上とは好みで|

**このデッキの使い方 [#ye1e8b62]
序盤は[[水]]の[[ドロー]]や[[手札補充]]で天門のパーツを集める。
[[《魔弾オープン・ブレイン》]]の[[ナイト・マジック]]を起動させるためにも最低1体の[[ナイト]]を出しておきたい。

[[《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》]]は[[手札補充]]で引いた時に[[G・ゼロ]]でそのまま出せるので非常に便利である。[[逆スレイヤー]]なので[[破壊]]されやすいのも利点。

6マナ貯まったら[[《ヘブンズ・ゲート》]]詠唱。[[《魔光大帝ネロ・グリフィス》]]と[[《魔光王機デ・バウラ伯》]]を出して[[《ヘブンズ・ゲート》]]、もしくは唱えたい[[呪文]]を[[サルベージ]]する。

[[《魔光大帝ネロ・グリフィス》]]がいる時に自身を含む[[ナイト]]が[[破壊]]されると、[[手札]]から条件を満たした[[呪文]]を[[コスト踏み倒し]]できる。この時、[[《ヘブンズ・ゲート》]]を唱えることも可能であり、更に別の[[《魔光大帝ネロ・グリフィス》]]が現れることも。適当な[[ブロッカー]]が[[破壊]]された時に[[《反撃のサイレント・スパーク》]]を唱え、そのターン中の[[攻撃]]を全て潰してしまうことも可能であり、防御はなかなか硬い。

[[《魔弾オープン・ブレイン》]]による物量を生かして軽量[[ブロッカー]]を並べたら、[[《覚醒の精霊ダイヤモンド・エイヴン》]]を出し、[[ダイヤモンド状態]]を生み出し、ラッシュをかけて殴り勝つ。

**このデッキの弱点 [#y9998529]
[[【ヘブンズ・ゲート】]]系列の[[コンボデッキ]]の宿命で、[[ハンデス]]にも当然弱い。[[闇]]が入る構築ならば[[《墓守の鐘ベルリン》]]などで対策したい。

定番の[[ブロッカー破壊]]も怖い。[[《超爆デュエル・ファイアー》]][[《クリムゾン・メガ・ドラグーン》]]のような[[全体除去]]、[[《剣豪の覚醒者クリムゾン GENJI・XX》]][[《氷槍 パラディン・スピア》]][[《クリスタル・スーパーパラディン》]]のような何度も効果を使える[[カード]]は非常に厄介。とはいえ[[《爆竜 GENJI・XX》]]や[[《超次元シューティング・ホール》]]であれば一体しか破壊しないのでそれほど脅威にはならない。

4枚積みの[[カード]]が多く、[[バトルゾーン]]に同名[[カード]]が並びやすいため[[《天使と悪魔の墳墓》]]も天敵。また、プレイ中同じ[[カード]]が重なりやすいので、[[デュエル]]後は念入りに[[シャッフル]]しないと次の試合で酷い事故を引き起こす可能性が高い。

-むしろ[[《天使と悪魔の墳墓》]]を能動的に活用して[[《ゾンビ・カーニバル》]]/[[《ヘブンズ・ゲート》]]/[[《時の秘術師 ミラクルスター》]]/[[《魔光王機デ・バウラ伯》]]らと組み合わせて[[無限ループ]]を構築した[[リペア]][[【天門ループ】]]を実現することができる。要求パーツと[[pig]]誘発の条件を満たすために[[《邪魂転生》]]が積極採用される。

**環境において [#xa70865e]
[[DMEX-17]]発売による強化の影響で、[[ループ]]型を中心として[[地雷]][[デッキ]]として名が知られるようになり、入賞がしばらく散見された。

『[[超CSⅥ in群馬>超CS]]』ベスト128進出者の中にも1人残っている。

**その他 [#ke97afae]
-[[《魔光大帝ネロ・グリフィス》]]で唱えられるのは、「[[光]]か[[闇]]」かつ「コスト6以下」かつ「[[ナイト]]か[[S・トリガー]]」の[[呪文]]だけである。よって、[[《魂と記憶の盾》]]や[[《魔弾オープン・ブレイン》]]は唱えられない。
また、[[【ヘブンズ・ゲート】]]の中では、投入される[[クリーチャー]]の基礎[[パワー]]が低い。そのため、[[ミラーマッチ]]ではやや分が悪いと言える。
--これらの点は[[《魔光大帝ネロ・グリフィスII世》]]の登場によって解決されたと言える。

-[[《魔弾グローリー・ゲート》]]は[[ナイト]]しか[[手札]]に加えられないため、[[《魔弾アルカディア・エッグ》]]ともども採用を見送られることが多い。

-[[DMX-12]]で[[《魔光大帝ネロ・グリフィス》]]が[[再録]]されたのは、この[[デッキ]]を組みたい[[プレイヤー]]にとって朗報だっただろう。

-[[ナイト]][[ツインパクト]]基盤と相性の良い[[《SC龍飛→SC風流》]]をデッキの動きの補助に使うのも1つの手。ループが成立しなくともクリーチャーが積み上がれば物量を活かしたワンショットプランに持ち込むことも期待できる上に、最初からループを考えずに積み上がったクリーチャーをアテにして[[《氷牙君主ハイドロ・ビスマルク帝》]]で雑に勝ちに行くという手もある。
**参考 [#sef69a48]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/ヘブンズゲート]]
-[[デッキ集/種族デッキ]]
-[[【ヘブンズ・ゲート】]]
-[[【ネロ・グリフィス】]]
-[[ナイト]]
-[[ナイト・マジック]]
-[[DMC-46 「Arcadias騎士団(アルカディアス・ナイツ)」>DMC-46]]

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