#author("2024-03-25T17:30:22+09:00","","") #author("2024-06-04T09:40:03+09:00","","") *【ヘルボロフ】 (デュエプレ) [#ncf20d32] [[《極・龍覇 ヘルボロフ》]]や[[《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》]]を使う立ち回りで相手の行動を制限し、わずか7枠という小さな領域で勝ちを揺るぎないものにするため[[《悪魔龍王 ドルバロムD》]]に進化するデッキタイプ。 それ以外にも[[《龍魂城閣 レッドゥル》]]や[[《死神術士デスマーチ》]]で即時打点を用意するビートダウン戦術をする場面もある。 [[DMPP-24]]で成立。 |極・龍覇 ヘルボロフ VIC 闇文明 (7)| |クリーチャー:デーモン・コマンド・ドラゴン/ファンキー・ナイトメア/ドラグナー 7000| |ビクトリーアイコン| |W・ブレイカー| |バトルゾーンに出た時、自分の山札の上から2枚を墓地に置いてもよい。| |バトルゾーンに出た時、自分の超次元ゾーンからコスト3以下のドラグハート1枚、またはコスト5以下の闇のドラグハート1枚を、バトルゾーンに出してもよい。(それがウエポンであれば、このクリーチャーに装備して出す)| |極魔王殿 ウェルカム・ヘル PS 闇文明 (5)| |ドラグハート・フォートレス| |ビクトリーアイコン| |バトルゾーンに出た時、または自分のドラグナーが攻撃する時、自分の墓地から闇のコスト5以下のクリーチャー1体をバトルゾーンに出してもよい。| |龍解:自分のターン終了時、自分のクリーチャー4体を破壊してもよい。そうした場合、このドラグハートを《極・魔壊王 デスゴロス》のほうに裏返す。| |BGCOLOR(#ccd):| |極・魔壊王 デスゴロス PS 闇文明 (10)| |ドラグハート・クリーチャー:デーモン・コマンド・ドラゴン 13000| |ビクトリーアイコン| |T・ブレイカー| |龍解した時、相手のクリーチャーを2体まで破壊する。| |攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を墓地に置く。その後、自分の墓地からクリーチャー1枚をバトルゾーンに出してもよい。| |龍回避:バトルゾーンを離れる時、かわりに《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》のほうに裏返す。| |悪魔龍王 ドルバロムD SR 闇文明 (10)| |進化クリーチャー:デーモン・コマンド・ドラゴン 13000| |進化-自分の闇のドラゴン| |T・ブレイカー| |バトルゾーンに出た時、各プレイヤーは闇以外のカードをすべて、自身のマナゾーンから墓地に置く。その後、闇以外のカードをすべて破壊する。| **主要カード [#e347c38d] |[[《極・龍覇 ヘルボロフ》]]|核| |[[《悪魔龍王 ドルバロムD》]]|盤面制限の仕様上、最も扱いやすいフィニッシャーとなる| |[[《龍覇 ニンジャリバン》]]|超次元ゾーンに入れているコスト3ドラグハートを使いこなす| |[[《魔狼月下城の咆哮》]]|コントロールでも[[S・トリガー]]でも活躍する呪文| **超次元ゾーン [#a44ac419] |[[《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》]]|核| |[[《魂喰いの魔狼月下城》]]|[[スレイヤー]]付与、クリーチャー面ともに優秀| |[[《滅殺刃 ゴー・トゥ・ヘル》]]|[[任意]][[龍解]]で効率良く自分の不要クリーチャーを掃除できる| |[[《龍魂遺跡 グリーネ》]]|[[《龍覇 ニンジャリバン》]]から5→7で《ヘルボロフ》に繋ぐ| |[[《龍魂教会 ホワイティ》]]|[[タップキル]]、[[アタックトリガー]]の的を作る| |[[《龍魂城閣 レッドゥル》]]|これを出したドラグナーを指定して、実質闇単[[スピードアタッカー]]に変貌させる| |[[《龍魂要塞 ブルニカ》]]|《グリーネ》によるマナよりも手札が欲しくなった場面で。採用の枠は厳しい| |[[《龍魂宮殿 ブラックロ》]]|《ニンジャリバン》をセルフハンデス札に変換したい場面で。採用の枠は厳しい| |[[《龍芭扇 ファンパイ》]]|メインデッキは黒一色を維持しながら、対ミラーで盤面荒らしに。運用方法は後述| ※《ホワイティ》、《レッドゥル》は2枚採用することも多い **候補カード [#xecf89d6] |[[《死神術士デスマーチ》]]|《ウェルカム・ヘル》で出せる| |[[《特攻人形ジェニー》]]|このカードを初動に入れてもデッキが回るのが[[【ワルボロフ】>【ワルボロフ】 (デュエプレ)]]との大きな違い| |[[《学校男》]]|《ウェルカム・ヘル》が2枚あると踏み倒しとアタックキャンセルを両立できる| |[[《爆弾魔 タイガマイト》]]|ランダムハンデス| |[[《爆弾団 ボンバク・タイガ》]]|[[《聖龍の翼 コッコルア》]]などを破壊| |[[《白骨の守護者ホネンビー》]]|[[墓地利用]]で質の良い疑似[[キャントリップ]]。デッキアウト待ち耐久時でもブロッカーが役立つ| |[[《解体人形ジェニー》]]|相手の手札が予測できる状態ならランダムハンデスより強いハンデスができる| |[[《爆霊魔 タイガニトロ》]]|手札を溜め込む相手、あるいはこちらが刻んだブレイクを行った後、相手の手札を1枚にさせる効果が刺さる| |[[《葬英雄 ゲンセトライセ》]]|攻めでも守りでも役立つ| |[[《罪英雄 クロノパギャラ》]]|耐性&相手1体の[[攻撃強制]]持ちブロッカー。自分の山札回復にも。《学校男》で砕こうとすれば良い| |[[《ボーンおどり・チャージャー》]]|癖のない[[墓地肥やし]][[チャージャー]]| |[[《エンゲージ・チャージャー》]]|基本的に《ボーンおどり》の5枚目以降だが、局所的に[[シールド追加]]が役立つことも| |[[《ロスト・チャージャー》]]|AD限定 山札に眠る《ドルバロムD》を確実に墓地に落とせる| |[[《ゴースト・タッチ》]]|《特攻人形》と合わせてコスト2ハンデスを5枚以上積むときに採用| |[[《地獄門デス・ゲート》]]|墓地利用デッキと相性が良い除去S・トリガー呪文| |[[《シバカゲ斎》]]|墓地肥やししながら復活するブロッカー| **このデッキの回し方 [#n6627bd6] [[【ワルボロフ】>【ワルボロフ】 (デュエプレ)]]とは違い[[《爆霊魔 タイガニトロ》]]に依存したハンデス戦術はできないため、小粒のランダムハンデスで少なくなった相手の手札を的確に奪い、こちらが動けるターンを作っていく。 7マナまで耐えることができれば[[《極・龍覇 ヘルボロフ》]]から[[《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》]]を設置し、[[ブロッカー]]も駆使して負けない盤面を作る。 頃合いを見て[[《極・魔壊王 デスゴロス》]]に[[龍解]]。自分の《タイガマイト》など不要なクリーチャーを掃除するついでに、相手のクリーチャーも2体除去できる。墓地に[[《悪魔龍王 ドルバロムD》]]が見えればその踏み倒しでフィニッシュに向かう。 試合が長引くため、素引きや[[《白骨の守護者ホネンビー》]]で手札にある[[《悪魔龍王 ドルバロムD》]]を10マナで進化させる場合もある。 [[S・トリガー]]のケアは難しいため、《クロノパギャラ》の[[置換効果]]のコストを利用し、[[デッキアウト]]で勝利を目指す場合もある。特に墓地を溜め終わった[[【サインシューゲイザー】>【シューゲイザー】 (デュエプレ)]]には[[《インフェルノ・サイン》]]のトリガーが危険なためこの立ち回りが多くなる。 手打ちの[[《インフェルノ・サイン》]]は《ドルバロムD》でマナを奪っていればそもそも再び6マナまでチャージする必要もあり、唱えられても[[《神聖麒 シューゲイザー》]]+[[《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》]]程度ならブロッカーで対処ができる。 -テクニック --[[《葬英雄 ゲンセトライセ》]]が攻撃して墓地から[[《極・龍覇 ヘルボロフ》]]を出す。[[《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》]]→[[《学校男》]]と繋げ攻撃中の《ゲンセトライセ》を巻き込んで破壊することにより、結果として安全に《ウェルカム・ヘル》を設置でき、さらには[[ターン終了ステップ]]で破壊した《ゲンセトライセ》も適当な1体を犠牲にアンタップ状態でバトルゾーンに蘇ってくる。 -[[《龍芭扇 ファンパイ》]]/[[《龍脈空船 トンナンシャーペ》]]/[[《亜空艦 ダイスーシドラ》]]について --相手が墓地利用デッキの場合、[[《龍覇 ニンジャリバン》]]でコスト3ウエポンとして呼び出したターンの終了時に勝手にフォートレスに裏返る。さらにゲーム中盤以降なら返しの自分のターン開始時あたりにもクリーチャーに裏返る。クリーチャー化したこのカードで自分の墓地から[[《地獄門デス・ゲート》]]や[[《魔狼月下城の咆哮》]]を[[アタックトリガー]]で唱え、ブロッカーの受け・《ゲンセトライセ》の復活コスト・《ウェルカム・ヘル》の龍解コストを可能な限り場に残さないように相手の盾を詰める立ち回りをする。 **環境において [#g5d68f6c] -登場直後は、[[DMPB-04]]期[[BATTLE ARENA 2024 WINTER>https://dmps.takaratomy.co.jp/event/battlearena2024winter/]](決勝ラウンドは2024年1月20日)優勝の[[【ワルボロフ】 (デュエプレ)]]と差別化できるのかが疑問視されており、使用率はまちまちだった。研究が進むと[[《龍覇 ニンジャリバン》]]や[[《葬英雄 ゲンセトライセ》]]といった周辺パーツとの相性の良さが発覚し始め、それまでの下馬評が嘘のように使用率が逆転した。 -[[BATTLE ARENA 2024 SPRING>https://dmps.takaratomy.co.jp/event/battlearena2024spring/]](決勝ラウンドは2024年3月24日)では【ヘルボロフ】が優勝。 -[[DMPP-26]]では、【ヘルボロフ】の地力によってかつて環境外に蹴落とした[[【ワルボロフ】>【ワルボロフ】 (デュエプレ)]]が復権。[[《デュエにゃん皇帝》]]によって序盤・中盤の攻撃力の確保と[[《爆霊魔 タイガニトロ》]]の手札叩き落としシナジーが強烈で、序盤の行動に難があった【ヘルボロフ】が使用率で負ける状態になっている。他のデメリットとしては、最大までプレイングで対策しているとはいえ[[ドラグハート]]戦術は盤面制限で思うように動けないことはゼロではない。[[《デュエにゃん皇帝》]]型は[[ドラグハート・フォートレス]]に全く依存していないため、盤面をフルに使えるし盤面がパンクする前に試合を動かす力がある状態である。 --そちらは過去に一度見限られた[[《龍覇 ウルボロフ》]][[《龍覇 ワルボロフ》]]を必要数集め直すか新規に入手しないと構築できないデッキであるが、【ヘルボロフ】は[[DMPP-26]]のパックを1つも剥かず、[[《暗黒鎧 ヴェイダー》]]を必要枚数だけ生成するだけで今季を戦い抜けるという部分で、数は少ないながらも環境から絶滅はしていない。 **サンプルレシピ [#l15d604b] -[[BATTLE ARENA]] 2024 SPRING 優勝「さうす/Glänz」選手【闇単ヘルボロフ】 |~メインデッキ|~文明|~枚数| |[[《特攻人形ジェニー》]]|[[闇]]|4| |[[《学校男》]]|[[闇]]|2| |[[《爆弾魔 タイガマイト》]]|[[闇]]|4| |[[《ボーンおどり・チャージャー》]]|[[闇]]|4| |[[《白骨の守護者ホネンビー》]]|[[闇]]|3| |[[《爆霊魔 タイガニトロ》]]|[[闇]]|3| |[[《龍覇 ニンジャリバン》]]|[[闇]]|3| |[[《魔狼月下城の咆哮》]]|[[闇]]|4| |[[《葬英雄 ゲンセトライセ》]]|[[闇]]|3| |[[《地獄門デス・ゲート》]]|[[闇]]|3| |[[《極・龍覇 ヘルボロフ》]]|[[闇]]|4| |[[《罪英雄 クロノパギャラ》]]|[[闇]]|1| |[[《悪魔龍王 ドルバロムD》]]|[[闇]]|2| |~超次元ゾーン|~文明|~枚数| |[[《龍魂教会 ホワイティ》]]|[[光]]|2| |[[《魂喰いの魔狼月下城》]]|[[闇]]|1| |[[《龍魂城閣 レッドゥル》]]|[[火]]|2| |[[《龍魂遺跡 グリーネ》]]|[[自然]]|1| |[[《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》]]|[[闇]]|2| **参考 [#r054a8b9] -[[デッキ集 (デュエプレ)]] -[[《極・龍覇 ヘルボロフ》]] -[[《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》]]/[[《極・魔壊王 デスゴロス》]] -[[《悪魔龍王 ドルバロムD》]] -[[【黒単ヘルボロフ】]] (TCG版) -[[【ワルボロフ】 (デュエプレ)]] &tag(デッキ集 (デュエプレ));