#author("2022-07-31T22:05:55+09:00","","") #author("2023-05-21T23:47:47+09:00","","") *【ヘヴィ・デス・メタル】 [#sd10d8ac] [[DMC-40]]で登場した[[《龍神ヘヴィ》]]、[[《龍神メタル》]]、[[《破壊神デス》]]を[[切り札]]に据えた[[デッキ]]。 リンクはそれらの[[名前集合]]に含まれる以下のカードでも可能である。 -[[《破壊神デスペラード》]]([[DMX-21]]で登場) -[[《暗黒破壊神デス・フェニックス》]]([[DMEX-16]]で登場) -[[《極限龍神ヘヴィ》]]([[DMEX-17]]で登場) -[[《極限龍神メタル》]]([[DMEX-17]]で登場) それらのリンク形態についてはこちら→[[ヘヴィ・デス・メタル]] [[DMX-04]]で登場した転生版はこちら→[[《世紀末ヘヴィ・デス・メタル》]] |龍神ヘヴィ P 闇文明 (5)| |クリーチャー:ゴッド/ドラゴン・ゾンビ 5000+| |このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のクリーチャー1体を破壊してもよい。そうした時、カードを1枚引き、相手は自身のクリーチャー1体を破壊する。| |G・リンク《破壊神デス》または《龍神メタル》の左横| |このクリーチャーがリンクしている時、相手クリーチャーは可能であればこのクリーチャーを攻撃する。| |破壊神デス P 闇/火文明 (10)| |クリーチャー:ゴッド 11000+| |スピードアタッカー| |W・ブレイカー| |トライ・G・リンク《龍神ヘヴィ》の右横または《龍神メタル》の左横、またはその間| |このクリーチャーは、《龍神ヘヴィ》と《龍神メタル》の2体とリンクした時、相手のゴッド以外のクリーチャーをすべて破壊する。| |このクリーチャーは、《龍神ヘヴィ》と《龍神メタル》の2体とリンクしている時「ワールド・ブレイカー」を得、相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーを選ぶことはできない。(ただし、このクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい)| |龍神メタル P 火文明 (7)| |クリーチャー:ゴッド/アーマード・ドラゴン 7000+| |W・ブレイカー| |このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手のクロスギア1枚か、相手のマナゾーンにあるカードを1枚選び、持ち主の墓地に置いてもよい。| |G・リンク《龍神ヘヴィ》または《破壊神デス》の右横| |このクリーチャーは、リンクしている時「T・ブレイカー」を得る。| |このクリーチャー、《龍神ヘヴィ》、《破壊神デス》の3体がリンクしていて《破壊神デス》がバトルゾーンを離れた時、このクリーチャーを《龍神ヘヴィ》とリンクしてもよい。| |破壊神デスペラード P 闇/火文明 (8)| |クリーチャー:ゴッド 5000+| |トライ・G・リンク:《龍神ヘヴィ》の右横または《龍神メタル》の左横。| |このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーよりパワーが小さい相手のクリーチャーをすべて破壊する。| |このクリーチャーは、このカードにリンクしているカード1枚につき、シールドをさらにひとつ追加でブレイクする。| 中心となるのは[[火]]と[[闇]]で、[[マナブースト]]の[[自然]]か[[手札交換]]の[[水]]が加えられることが多い。基本的に自由度は高く、[[プレイヤー]]によってはサイドカラーとして[[呪文]]の扱いに長けた[[光]]が加えられることもある。 **主要カード [#ve9cac50] |[[《極限龍神ヘヴィ》]]|[[G・リンク]]時に[[攻撃]]を強要。| |[[《龍神ヘヴィ》]]|~| |[[《極限龍神メタル》]]|[[cip]]で[[ランデス]]と[[非クリーチャー指定除去]]| |[[《龍神メタル》]]|[[cip]]で1枚[[ランデス]]か[[クロスギア]][[除去]]のどちらか| |[[《破壊神デスペラード》]]|[[攻撃]]時に[[全体除去]]| |[[《破壊神デス》]]|[[トライ・G・リンク]]でほぼ勝利| |[[《暗黒破壊神デス・フェニックス》]]|[[トライ・G・リンク]]。[[墓地進化V]]:[[闇]]または[[火]]の[[クリーチャー]]。[[メテオバーン]]で[[《龍神ヘヴィ》]]または[[《龍神メタル》]]を[[リアニメイト]]| **相性のいいカード [#p31a33e9] |[[《黒神龍ドボルザーク》]]|[[cip]]で[[ゴッド]]を[[サーチ]]| |[[《大地と永遠の神門》]]|[[ゴッド]]を[[マナゾーン]]か[[墓地]]から出す| |[[《ゴッド・オブ・ゼット》]]|ヘヴィ・デス・メタルのいずれか2体を[[手札]]から出す| |[[《ゴッド・サーガ》]]|[[ゴッド]]を2体[[マナゾーン]]から出す| |[[《プロジェクト・ゴッド》]]|山札の上から5枚を[[墓地]]に送り、その中から自分フィールドの[[ゴッド]]と[[リンク]]可能な[[ゴッド]]を[[リアニメイト]]| |[[《プロジェクト・ゴッド》]]|山札の上から5枚を[[墓地]]に送り、その中から自分の[[ゴッド]]と[[リンク]]可能な[[ゴッド]]を[[リアニメイト]]| |[[《魔龍バベルギヌス》]]※|[[cip]]で[[自壊]]して[[リアニメイト]]| |[[《インフェルノ・サイン》]]※|[[コスト]]7以下を[[リアニメイト]]| |[[《獰猛なる大地》]]|[[クリーチャー]]を1体[[マナゾーン]]から出す| |[[《凶星王ダーク・ヒドラ》]]|自分の[[クリーチャー]]が出た時に同[[種族]][[クリーチャー]]を[[サルベージ]]| |[[《デスメタ・ルピア》]]|[[ゴッド]]の[[コスト軽減]]及び自分の[[ゴッド]]破壊時に[[ゴッド]]を[[サルベージ]]| |[[《神の裏技ゴッド・ウォール》]]|[[G・ゼロ]]呪文。自分の[[クリーチャー]]1体に[[ゴッド]]以外なら破壊耐性、[[ゴッド]]なら除去耐性付加| |[[《ゴッド・ゲート》]]|[[S・トリガー]]呪文。山札の上からコスト9以下の[[ゴッド]]を出し、その[[ゴッド]]とリンクができる[[ゴッド]]を[[手札]]から出す| **構築について [#v7c24450] 「ヘヴィ・デス・メタル」の両翼となる[[《龍神ヘヴィ》]]と[[《龍神メタル》]]はそれぞれが単体で優秀な[[ゴッド]]である。 [[《龍神ヘヴィ》]]は[[cip]]で[[《黒神龍アバヨ・シャバヨ》]]のような[[除去]]を行ったあと1枚[[ドロー]]できる。確実に[[カード]]1枚分の[[アドバンテージ]]が得られる[[能力]]であり、[[クリーチャー]]がそれほど並んでいない序盤であれば狙った[[クリーチャー]]を[[破壊]]しやすい。 [[《戦略のD・H アツト》]]や[[《解体人形ジェニー》]]など、[[cip]]を使い終わった後に特に仕事がなくなる小型[[クリーチャー]]を採用しておくと、この[[能力]]を活かしやすいだろう。 現在では4コストとなり、[[左G・リンクOMG]]となった[[《極限龍神ヘヴィ》]]が登場している。単純に1コスト軽く、[[《破壊神デス》]]や[[《龍神メタル》]]以外の[[ゴッド]]ともリンクできるそちらが優先される。ただし完全にお役御免という訳ではなく、[[G・リンク]]の成功率を上げるために5枚目以降として[[《龍神ヘヴィ》]]が採用される場合もある。 そして[[G・リンク]]している間、相手[[クリーチャー]]に自身への[[攻撃]]を強要させるため、[[ウィニー]]を一掃できる。 [[《龍神メタル》]]と[[G・リンク]]すれば[[パワー]]12000、[[《破壊神デス》]]なら16000、[[《破壊神デスペラード》]]なら10000、[[《暗黒破壊神デス・フェニックス》]]なら14000となる。[[速攻]]相手に[[G・リンク]]できれば一気に相手の[[クリーチャー]]を全滅に追い込める。だが、[[除去]]に対する耐性はなく[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]などに簡単に対処されてしまうこともあるので注意。この隙を補うために[[《神の裏技ゴッド・ウォール》]]が採用されることもある。 [[《龍神メタル》]]は[[cip]]で[[ランデス]]か[[クロスギア]]の[[除去]]ができる。こちらも[[上位互換]]となる[[《極限龍神メタル》]]が登場している。そちらも1コスト減って6コストになっており、[[cip]]が1枚[[ランデス]]と[[クリーチャー]]以外の[[カード指定除去]]に強化されている。[[ランデス]]はなるべく序盤に撃ち込む方が効果的であり、[[ウエポン]]、[[フォートレス]]、[[フィールド]]も[[除去]]できる点からなるべく[[《極限龍神メタル》]]を優先して採用したい。 こちらについても[[《プロジェクト・ゴッド》]]のようなランダム要素が絡む[[カード]]を使う場合などに、[[コンボ]]の成功率を高める目的で[[《龍神メタル》]]を追加で採用するのも悪くない。 迅速に[[G・リンク]]を行うための[[カード]]としては[[《暗黒破壊神デス・フェニックス》]]が挙げられる。 [[《龍神ヘヴィ》]][[《龍神メタル》]]と[[G・リンク]]できる[[墓地進化V]]であり、[[攻撃]]時の[[メテオバーン]]によりどちらか1体を[[リアニメイト]]できる。 他の[[トライ・G・リンク]]に比べるとコスト4と圧倒的に軽く、自力でリンク対象である[[《龍神ヘヴィ》]][[《龍神メタル》]]を展開できる点は魅力的である。 早期に[[リアニメイト]]できるのは[[《龍神メタル》]]の[[ランデス]]と噛み合う。[[パワー]]が大きい[[クリーチャー]]に対しては[[《龍神ヘヴィ》]]を自爆させて繰り返し[[除去]]できる。 これを主軸にする場合は[[黒赤]]か[[青黒赤]]で組まれることが多い。[[《戦略のD・H アツト》]]や[[《カツラデランス/「アフロ行きま〜す!!」》]]などで[[手札交換]]しながら[[《暗黒破壊神デス・フェニックス》]]の[[召喚]]を狙う。[[闇]]か[[火]]を含む[[多色]]や[[ツインパクト]]を活用すると[[墓地]]に[[進化元]]を確保しやすい。 [[《ゴッド・ゲート》]]も採用の候補となる。[[山札の上]]の5枚の中から9コスト以下の[[ゴッド]]1体を[[コスト踏み倒し]]し、[[手札]]からその[[ゴッド]]とリンクできる[[ゴッド]]を出せる。[[《破壊神デス》]]以外はすべて対応しており、[[S・トリガー]]によって相手ターンの展開もできるため、一考に値する。 [[《破壊神デス》]]より早めに[[トライ・G・リンク]]を狙える[[《破壊神デスペラード》]]の[[能力]]を目当てに組まれることもある。[[《破壊神デスペラード》]]は[[攻撃]]時に自身よりも[[パワー]]が低い相手の[[クリーチャー]]をすべて[[破壊]]する[[全体除去]]を放つ。 素の[[パワー]]は5000しかないものの、[[G・リンク]]で底上げしてやることで範囲を一気に広げることができる。[[《龍神ヘヴィ》]]なら10000、[[《龍神メタル》]]なら12000となるので、大抵の[[クリーチャー]]は一気に洗い流してしまえる。 [[マナコスト]]の都合上、どうしても出せるターンが遅くなってしまうので[[マナブースト]]や何らかの踏み倒し手段は必須となるだろう。 [[《破壊神デスペラード》]]の代わりに[[《破壊神デス》]]で[[《龍神ヘヴィ》]]と[[《龍神メタル》]]との[[トライ・G・リンク]]に成功した場合、[[ゴッド]]以外を全て[[破壊]]した上に、[[アンタッチャブル]]と[[ワールド・ブレイカー]]を得る。さらに、[[パワー]]が23000になったところに[[攻撃]]を強要させるので、その時点でほぼ勝利が決定したような状況となる。 ただし、[[《破壊神デス》]]単体では10[[マナ]]の[[スピードアタッカー]]にすぎないため、少々頼りない。だが、[[オーバーキル]]なほどの破壊力と決定力は魅力的なので、一長一短と言える。 [[《龍神ヘヴィ》]]と[[《龍神メタル》]]は[[《大地と永遠の神門》]]や[[《インフェルノ・サイン》]]で[[コスト踏み倒し]]できるが、8[[マナ]]を超える[[《破壊神デス》]]と[[《破壊神デスペラード》]]は少々取り回しが難しい。[[《黒神龍ドボルザーク》]]で[[サーチ]]したり、[[《魔龍バベルギヌス》]]で[[リアニメイト]]、また[[《ゴッド・オブ・ゼット》]]や[[《ゴッド・ゲート》]]で手札から踏み倒すなど、スムーズな運用に努めたい。 例えば、盤面に[[《龍神ヘヴィ》]]([[《極限龍神ヘヴィ》]])・[[《破壊神デス》]]([[《破壊神デスペラード》]]、[[《暗黒破壊神デス・フェニックス》]])・[[《龍神メタル》]]([[《極限龍神メタル》]])のいずれかがいる時に、[[《プロジェクト・ゴッド》]]を発動して残りのパーツをうまく捲る事ができれば、一気に[[トライ・G・リンク]]を完成させられる。[[《ブレイン・ストーム》]]などの[[山札操作]]ができるカードを入れてみても良いだろう。 **このデッキの弱点 [#i4c5c170] [[G・リンク]]を前提とする以上、それを妨害されやすい。 当然相手も[[除去]]や[[ハンデス]]を使ってくるため、[[《解体人形ジェニー》]]であらかじめ封じたり、[[《大地と永遠の神門》]]で[[リアニメイト]]するなど、対抗手段は用意しておきたい。 また、[[《破壊神デスペラード》]]で[[攻撃]]して[[タップ]]状態だと[[《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》]]で狙い撃ちされやすい。相手の[[超次元ゾーン]]に見えたら要注意である。 **その他 [#hd5afd79] -[[《アクア・ガード》]]や[[《マリン・フラワー》]]のような「[[攻撃できない]]」クリーチャーを展開して[[《ダイヤモンド・ソード》]]を使用されると、[[《龍神ヘヴィ》]]の[[強制]][[アタック]]をすり抜けられる。これは[[《ダイヤモンド・ソード》]]で「相手プレイヤーを攻撃できない」[[効果]]だけを打ち消しているためである。 -逆に[[《蒼天の守護者ラ・ウラ・ギガ》]][[《予言者ジェス》]]などの相手[[プレイヤー]]以外には[[攻撃]]できる[[クリーチャー]]に[[《ダイヤモンド・ソード》]]を使っても、[[強制]][[アタック]]をすり抜けることはできない。それらは元々[[クリーチャー]]を[[攻撃]]できるので、[[G・リンク]]した[[《龍神ヘヴィ》]]を[[攻撃]]しなければならない。 -[[《破壊神デス》]]が[[トライ・G・リンク]]したときの[[全体除去]]は一見[[オーバーキル]]だが、[[ワールド・ブレイカー]]を持つこのカードの攻撃を通しやすくし、[[スレイヤー]]による[[殴り返し]]を防げる。そのため、同じくワールド・ブレイカー持ちの[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]のように[[チャンプブロック]]によって時間稼ぎされることもないので、決定力が高い。 -[[《破壊神デス》]]の[[全体除去]]は[[《魔龍バベルギヌス》]]でリンクを解除し、再度トライ・G・リンクすることで、再び撃てる。[[テキスト]]から誤解を生みやすいが、必ずしも最後に[[《破壊神デス》]]をリンクする必要はなく、[[《龍神ヘヴィ》]]か[[《龍神メタル》]]を最後にリンクした場合でも、この能力は発動する。 -2011年1月15日付で[[《龍神ヘヴィ》]]が[[殿堂入り]]となったため、[[トライ・G・リンク]]の達成がより一層難しくなった。 --[[革命編]]に入ると[[《破壊神デスペラード》]]や[[《ゴッド・オブ・ゼット》]]などのサポートカードが登場したことで、[[《龍神ヘヴィ》]]なしでも十分戦えるようになっている。さらに2016年2月1日付で[[《龍神ヘヴィ》]]が[[殿堂解除]]され、再び[[トライ・G・リンク]]を狙いやすくなり、[[《龍神ヘヴィ》]][[殿堂入り]]以前よりも純粋に強化された。 **参考 [#z2c4a90d] -[[デッキ集 (一覧)]] -[[デッキ集/ゴッドリンク]] -[[ゴッド]] -[[トライ・G・リンク]] -[[《龍神ヘヴィ》]] -[[《破壊神デス》]] -[[《龍神メタル》]] -[[《破壊神デスペラード》]] -[[《暗黒破壊神デス・フェニックス》]] -[[《極限龍神ヘヴィ》]] -[[《極限龍神メタル》]] -[[ヘヴィ・デス・メタル]] -[[ザキラ]] -[[DMC-40]] -[[DMC-54 「レジェンド・クロニクル ライバル編」>DMC-54]] -[[DM-29+ 「戦国編 第2弾 戦国英雄伝(ロックオン・ヒーローズ)+1DREAM」>DM-29+]] -[[DMC-55 「コロコロ・レジェンド・7」>DMC-55]] -[[DMX-21 「マスターズ・クロニクル・パック 英雄決闘譚(コミック・オブ・ヒーローズ)」>DMX-21]] &tag(デッキ集,ゴッドリンクデッキ);