#author("2025-10-20T17:12:37+09:00","","") #author("2025-10-21T10:38:06+09:00","","") *【ボウダン=ロウ】 [#t7ff5cbe] 強力な[[コスト踏み倒し]][[能力]]を持つ[[《超暴淵 ボウダン=ロウ》]]の横に[[スピードアタッカー]][[付与]]や[[コスト踏み倒しメタ]]などの各種[[システムクリーチャー]]を添えて[[ワンショット]]する[[デッキ]]。 必須の[[デッキカラー]]は《ボウダン=ロウ》の[[黒]](と[[コスト踏み倒し]]前提の[[赤]])のみで自由度が高い。[[青黒]][[タッチ]][[赤緑]]、[[青黒緑]][[タッチ]][[赤]]などの型が結果を残した。 |超暴淵 ボウダン=ロウ SR 闇文明 (10)| |クリーチャー:アビスロイヤル 13000| |''ハイパーエナジー''(このクリーチャーを召喚する時、コストが異なる自分のクリーチャーを好きな数タップしてもよい。こうしてタップしたクリーチャー1体につき、このクリーチャーの召喚コストを2少なくする。ただし、コストは0以下にはならない)| |''T・ブレイカー''| |このクリーチャーが召喚によって出た時、または相手プレイヤーを攻撃する時、自分の山札の上から5枚まで墓地に置く。その後、コスト5以下の、コストが異なるクリーチャーを好きな数、自分の墓地から出す。| **主要カード [#zce69d8e] ||CENTER:||c |[[《アーテル・ゴルギーニ》]]|5|クリーチャーを一気に並べて[[ハイパーエナジー]]をサポートできる&br;リアニメイト先としても相性抜群| |[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]|6|単体で《ボウダン=ロウ》を4マナまで[[軽減]]できる&br;[[名目コスト]]が被りにくい| |[[《飛翔龍 5000VT》]]|8|パワー5000以下を一掃する[[ウィニー]]デッキの[[必須カード]]。名目コストが被りにくい&br;《ジャジーブラッド》がいれば[[SA>スピードアタッカー]][[ジャストダイバー]]| |[[《超暴淵 ボウダン=ロウ》]]|10|[[コンセプト]]。コストの異なるクリーチャーを大量展開| **候補カード [#k5542995] ***[[メタカード]] [#a1832c73] //|>|>|CENTER:|c |[[《ベイB セガーレ》]]|1|使い切りの[[不正メタ>コスト踏み倒しメタ]]| |[[《場和了GO-YAMA-58》]]|2|[[手札以外メタ]]。[[G・ストライク]]も強力| |[[《ボン・キゴマイム/♪やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり》]]|3|[[速攻メタ]]。《ガイアッシュ》より[[焼か>焼く]]れやすいが能力は上位/ささやかながら[[ジャストダイバー]]を貫通する[[プリン効果]]| ***[[フィニッシャー]] [#uc0788f4] //|>|>|CENTER:|c |[[《単騎連射 マグナム》]]※|3|[[殿堂入り]][[カウンター]]封じ| |[[《呪紋のカルマ インカ》]]|4|《単騎》の2枚目| |[[《奇天烈 シャッフ》]]|4|[[タイタントリガー]]による[[呪文メタ]]。[[スピードアタッカー]][[付与]]と相性抜群| |[[《邪龍 ジャジーブラッド》]]|4|[[SA>スピードアタッカー]]・[[アンブロッカブル]]付与。[[cip]]で[[墓地肥やし]]・[[墓地回収]]・[[コスト火力]]までこなす| ***その他 [#u50a09ae] //|>|>|CENTER:|c |[[《裏斬隠 テンサイ・ハート》]]|3|[[ウラ・ニンジャ・ストライク]]3水&br;[[手札交換]]+[[プリン効果]]。墓地に欲しいパーツを手札から逃がす| |[[《天災 デドダム》]]|3|[[マナ]]・[[墓地]]・[[手札]]全て稼ぐ[[青黒緑]]の定番[[初動札]]| |[[《冥土人形ヴァミリア・バレル》]]|3|[[汎用性]]の高い[[ハンデス]]・[[除去]]| |[[《雷撃の冥将クーゼン/ダーク・ライフ》]]|5|[[ハンデス]]と[[ドロー]]で[[リソース]]差をつける/[[ドロー]]と[[バウンス]]から2回選べる[[防御札]]| |[[《忍蛇の聖沌 c0br4》]]|6|《アーテル》と相性の良い[[S・トリガー]]| |[[《魔誕の斬将オルゲイト》]]|7|[[ハイパーエナジー]]付き[[ジャストダイバー]][[ブロッカー]]&br;[[バウンス]]に[[cip]]タダ乗りが付いている| **このデッキの回し方 [#udef5471] //[[軽い]][[コスト踏み倒しメタ]]を[[展開]]する性質から[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]を連想しやすいが、そちらより中〜[[重量級]]のカードを厚く採用しており、[[コントロール]]気味に動けることが特徴。 序盤は相手に合わせた[[メタ]][[クリーチャー]]をプレイしつつ墓地にカードを貯める。 この時出したクリーチャーは後々[[ハイパーエナジー]]のコストや[[打点]]に利用でき、[[破壊]]されたとしても[[《アーテル・ゴルギーニ》]][[《超暴淵 ボウダン=ロウ》]]の能力で[[リアニメイト]]できるため隙がない。 中盤以降は[[《アーテル・ゴルギーニ》]][[《雷撃の冥将クーゼン/ダーク・ライフ》]]などの[[中量級]]を用い更に[[墓地肥やし]]を行う。[[除去]]で[[バトルゾーン]]を[[制圧]]しつつ、[[ハンデス]]も絡めて相手を[[息切れ]]に追い込めるとなお良い。 フィニッシュは[[カウンター]]封じを添えて[[ダイレクトアタック]]を狙う。 なるべく[[バトルゾーン]]に[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]、墓地に[[《邪龍 ジャジーブラッド》]][[《単騎連射 マグナム》]][[《奇天烈 シャッフ》]]を揃えることを目指すが、[[《超暴淵 ボウダン=ロウ》]]の[[タイタントリガー]]で10枚まで[[墓地肥やし]]でき、更に[[《アーテル・ゴルギーニ》]]も[[踏み倒し]]できるため、墓地のカードは見切り発車でも揃えやすい。 また、[[《天災 デドダム》]]→[[《アーテル・ゴルギーニ》]]という理想ムーブにどこかで[[《ベイB セガーレ》]]も絡めば、[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]なしでも2マナでの《ボウダン=ロウ》召喚が現実的に可能。 [[《超暴淵 ボウダン=ロウ》]]が早期着地すれば[[ワンショット]]にこだわらずとも莫大な[[アドバンテージ]]が手に入るので余裕があれば狙いたい。 ***テクニックなど [#hab653fa] -[[フシギバース]]はコストにしたクリーチャーが実際に[[マナゾーン]]に置かれたかに関係なく[[軽減]]後のコストを決定するため、[[《アーテル・ゴルギーニ》]]を[[《雷撃の冥将クーゼン/ダーク・ライフ》]]のコストにし、他のクリーチャーを破壊することで《アーテル》を生き残らせながら《クーゼン》を3マナで召喚できる。 これによって[[召喚コスト]]を得するというよりは、[[cip]]を使い終えたクリーチャーを墓地に再セットしてまたリアニメイトできる恩恵が大きい。 [[《邪龍 ジャジーブラッド》]]を一旦[[非進化]]クリーチャーとして出し、この[[コンボ]]で破壊して後から[[G-NEO進化クリーチャー]]として出し直したり、《クーゼン》2枚で毎ターン[[マッハファイター]]と[[ラスト・バースト]]を使い回したりできる。 -[[《超暴淵 ボウダン=ロウ》]]の[[cip]]は「このクリーチャーが召喚によって出た時」なので、[[《地封龍 ギャイア》]]で[[マナ送り]]されない。同じく《ギャイア》に引っかからない[[《雷撃の冥将クーゼン/ダーク・ライフ》]]をリアニメイトし、[[マッハファイター]]+[[スレイヤー]]で《ギャイア》を除去すれば、[[アタックトリガー]]では自由にクリーチャーを出せる。 -[[《天災 デドダム》]]の[[マナブースト]]は[[アンタップイン]]なので、[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]の軽減中に[[《超暴淵 ボウダン=ロウ》]]経由で出した場合、使えるマナは減るどころか逆に増える。[[上振れ>振れ幅]]れば《ボウダン=ロウ》を2体3体と連続召喚することも可能だが、[[ライブラリアウト]]には注意。 **長所 [#c470416b] -[[メタカード]]主体の[[グッドスタッフ]]であるため、カスタマイズ性が高く環境に応じて柔軟に構築を変えやすい。[[色]]が合い[[《アーテル・ゴルギーニ》]]でリアニメイトできるコスト4以下のクリーチャーはほぼすべて採用圏内と言っても過言ではない。 -[[《アーテル・ゴルギーニ》]]の[[パワー低下]]、[[《雷撃の冥将クーゼン/ダーク・ライフ》]]の[[マッハファイター]]、[[《飛翔龍 5000VT》]]の[[バウンス]]など除去手段が豊富で[[ボードアドバンテージ]]を握りやすい。 **短所 [#ub9eb028] -[[メタカード]]を多く積んでいる都合上、大会で当たることを想定していないデッキには不覚を取りやすい。 -[[ループ]]など[[空中戦>地上戦]]主体のデッキが相手だとせっかくの除去力が活かせない。 -実際のゲーム上はメタカードで[[コントロール]]しながら5ターン目以降にフィニッシュするので、[[軽量級]][[除去]]の連打でメタから脱するデッキには手を焼く。 -[[《料理犬のヴィヤンドゥ》]]+[[《クイーン&かぼちゃうちゃう》]]という盤面を作られると対抗手段が限られるため、構築が知られている状態の[[【白緑ドリームメイト】>【白赤緑ドリームメイト】]]対面は不利。 **環境において [#fe7ceb94] [[《邪龍 ジャジーブラッド》]]が登場した[[DM25-RP1]]期から構築が可能だったが、[[DM25-BD1]]・[[DM25-BD2]]期(正確には2025年8月末頃とその近辺)に[[CS]]入賞を連発し、知名度を上げた。 最初は青黒緑基盤型が流行していたが、後に[[DM25-SP2]]期辺りから[[【青黒COMPLEXコントロール】]]の基盤を流用した型が台頭。 2025年9月1週の集計では、オリジナル入賞率4位(6.5%)まで浮上。 [[DM25-RP3]]で青黒型が[[《危険深淵 デンジャラス=ジャック》]]を獲得。 ブロッカー対策やワンショット失敗時の保険として機能する。 一方で、同時期に[[【黒赤緑邪道バイク】]]が成立。また、[[《PP-「P」》]]の登場を受け、それらへの対抗手段が少ない当デッキは勢力を大きく減らすこととなった。 [[DM25-EX2]]で[[《イキナリ・スナイパー》]]を獲得。 **その他 [#s832dac9] -[[デュエチューブリーグ]]後期第5節では◆ドラ焼き選手が変則型を使用。[[《次元のスカイ・ジェット》]][[《ヘームル・エンジオン》]][[《轟廻!グランドスラム・スコーピオン》]][[《百発人形マグナム》]]で[[《冥土人形ウォカンナ・ピエール》]]を[[ループ]]させて[[ライブラリアウト]]で勝利した。[[参考>https://youtu.be/1XjcOECTYfw]] **参考 [#ebebccf5] -[[デッキ集 (一覧)]] -[[デッキ集/除去コントロール]] -[[《超暴淵 ボウダン=ロウ》]] &tag(デッキ集,除去コントロールデッキ);