#author("2021-08-17T03:09:23+09:00","","")
#author("2022-01-29T17:21:29+09:00","","")
*【ボルバルステロイド】 [#r9438333]

[[DM-10]]発売直後に登場した、最も初期型の[[ボルバルザーク>《無双竜機ボルバルザーク》]][[デッキ]]。
[[《無双竜機ボルバルザーク》]]のカラーである[[火]]、[[自然]][[文明]]の[[ステロイド>赤緑#b6dce891]][[色]]のみで構成されている。

[[環境]]に登場するや否や、一気に[[メタゲーム]]の仲間入りを果たして話題をかっさらった。
[[DM-10]]以降2年間にわたって続いた、いわゆる「[[ボルバル・マスターズ]]」化の口火を切った[[デッキタイプ]]である。

|無双竜機ボルバルザーク VR 火/自然文明 (7)|
|クリーチャー:アーマード・ドラゴン/アース・ドラゴン 6000|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、他のパワー6000のクリーチャーをすべて破壊する。その後、このターンの後にもう一度自分のターンを行う。そのターンの終わりに、自分はゲームに負ける。|
|スピードアタッカー|
|W・ブレイカー|
|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※プレミアム殿堂''|

序盤は[[《シャーマン・ブロッコリー》]]などで[[ビートダウン]]を開始。
[[《ピーカプのドライバー》]]や[[《無頼勇騎ウインドアックス》]]等で[[ブロッカー]]を[[除去]]し、[[《無双竜機ボルバルザーク》]]や[[《ツインキャノン・ワイバーン》]]につないでフィニッシュする。

相手[[クリーチャー]]の[[除去]]には[[《クリムゾン・チャージャー》]]、[[《地獄万力》]]等が使用された。
[[《母なる大地》]]は[[4枚積み]]]で、[[デッキ]]の動きのキモと言える役割を果たしていた。稀に[[《孤高の願》]]、[[《ストームジャベリン・ワイバーン》]]が積まれるなど、意識する[[メタゲーム]]によって若干構成は変化する。
[[《母なる大地》]]は[[4枚積み]]で、[[デッキ]]の動きのキモと言える役割を果たしていた。稀に[[《孤高の願》]]、[[《ストームジャベリン・ワイバーン》]]が積まれるなど、意識する[[メタゲーム]]によって若干構成は変化する。

「[[自然]]で[[マナブースト]]して[[火]]の[[破壊]]力を生かす」というある意味至極真っ当な[[デッキ]]構成をとっており、シンプルながら[[ステロイド>赤緑#b6dce891]]の旨みを上手く生かしていると言える。
[[重い]][[フィニッシャー]]を扱う[[デッキ]]ながら、上手く[[カード]]を繋げれば4[[ターン]]キルも可能。
当時[[コントロール]]では5[[ターン]]目に[[ゲーム]]中初めて[[カード]]を[[プレイ]]しても[[事故]]と呼ばれなかったため、猶更その速度が際立ったと言える。

**主な[[デッキパーツ]]となっていたカード [#u12b2cd0]

|[[《シャーマン・ブロッコリー》]]|[[マナブースト]]のできる[[ウィニー]]|
|[[《青銅の鎧》]]|[[マナブースト]]のできる[[ウィニー]]|
|[[《孤高の願》]]|[[S・トリガー]][[クリーチャー]]|
|[[《ピーカプのドライバー》]]|[[ブロッカー破壊]]|
|[[《無頼勇騎ウインドアックス》]]|ここから高[[マナ]]域へと繋げる|
|[[《無双竜機ボルバルザーク》]]☒|[[フィニッシャー]]|
|[[《ツインキャノン・ワイバーン》]]|[[フィニッシャー]]|
|[[《ストームジャベリン・ワイバーン》]]|[[ブロッカー]]対策|
|[[《クリムゾン・ワイバーン》]]|[[マナゾーン]]に置いて状況に応じて[[《母なる大地》]]|
|[[《母なる大地》]]☒|[[デッキ]]の動きの要|
|[[《灼熱波》]]|[[ビートダウン]]補助|
|[[《クリムゾン・チャージャー》]]|[[マナブースト]][[火力]]|
|[[《地獄スクラッパー》]]|[[除去]][[重>重い]][[呪文]]|

[[DM-10]]発売後早くから注目されていた[[デッキ]]ではあったが、エターナル・リーグ中部大会オープンクラスで優勝したことから本格的に脚光を浴びることになった。
それまでの[[メタゲーム]]では一切表に出ることがなかった[[火]]+[[自然]]という主人公色の強い[[色]]構成[[デッキ]]でありながら、当時[[メタ]]の中核に位置していた[[【イニシエート】]]と[[【ガーディアン】]]の二種類の[[【アクアンホワイトブラック】]]に対して、劣ることない戦績を挙げることができたのは衝撃的だったと言える。

しかしながら、
-[[ハンデス]]をくらった場合に立ち直りが困難
-所詮は[[ドローソース]]がないため、息切れしやすい
といった理由から、より自由度が高く、[[ドロー]]があって扱い易い[[【ボルバルブルー】]]にその座を譲ることになる。
実際のところ、[[【アクアンホワイトブラック】]]辺りが相手だと[[ブロッカー]]や[[パンプアップ]]を活かした[[タップキル]]などで膠着状態になることがざらであった。

-結局のところ、[[火]]と[[自然]]の[[2色]]構成のシンプルな[[デッキ]]で大きく活躍したのは初発のこの[[デッキ]]だけであり、この[[デッキ]]もその後の3[[色]]以上の[[デッキ]]に駆逐されている。[[ドロー]]のある[[【青赤緑ビートダウン】]]に比べ、[[ステロイド>赤緑#b6dce891]]色は[[手札]]の枯渇による息切れがきついため、相対的に安定性に欠ける。[[DM-10]]以降、[[速攻]]以外は[[3色]]以上で組まれるようにシフトしていくことが多いが(現在はさらに顕著)、その好例だろう。

-PS2のゲーム「邪封超龍転生」において、[[切札 勝舞]]が使用する「ボルバル[[勝舞>切札 勝舞]]」という[[デッキ]]がこれであり、上記の主な[[デッキパーツ]]となっていた[[カード]]の一部に加えて[[《無頼勇騎ゴンタ》]]、[[《バルキリー・ドラゴン》]]、[[《幻竜砲》]]が投入されている。

**参考 [#i0f8f50d]
//デッキ集へのリンクは必須です。
//後は関連するデッキなどへのリンクを各自で追加してください。
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/ビートダウン]]
-[[【ボルバルブルー】]]
-[[聖拳編環境]]