#author("2022-08-29T21:33:30+09:00","","")
#author("2023-08-14T20:17:13+09:00","","")
*【ミラクルとミステリーの&ruby(とびら){扉};】 [#ibfade9b]

[[《ミラクルとミステリーの扉》]]を使用し、[[《大河聖霊エル・ドラード》]]、[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]、[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]、[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]などの大型[[クリーチャー]]を展開する[[デッキ]]。俗称は「扉」や「ミラミス」。

一時期[[デッキ]][[コンセプト]]の[[《ミラクルとミステリーの扉》]]が[[プレミアム殿堂]]だったので構築不可能ではあったが、2022年7月1日に殿堂入りに降格したので構築が再度可能にはなった。

|ミラクルとミステリーの扉 C 水/自然文明 (5)|
|呪文|
|S・トリガー|
|自分の山札の上から4枚を表向きにする。その中から進化クリーチャー以外のクリーチャーを1体相手に選ばせ、バトルゾーンに出す。残りを好きな順序で自分の山札の一番下に戻す。|
|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※殿堂入り''|

[[《ミラクルとミステリーの扉》]]の[[効果]]を最大限に発揮するために、8マナを超える大型[[クリーチャー]]が14枚前後入れられ、軽量[[クリーチャー]]は採用しない。
序盤の[[ブースト>マナブースト]][[呪文]]から[[《ミラクルとミステリーの扉》]]につなぐ。[[《フェアリー・ライフ》]]や[[《鼓動する石版》]]などの[[マナブースト]][[呪文]]を採用し、素早く5[[マナ]]圏まで移行するのが基本。

**主要カード [#h48486fb]
|[[《ミラクルとミステリーの扉》]]※|核|

**候補カード [#t9879d98]
|[[《大河聖霊エル・ドラード》]]|S・トリガー持ちの扉とシナジー|
|[[《緑神龍ザールベルグ》]]|ランデス|
|[[《シェル・フォートレス》]]|~|
|[[《恵みの大地ババン・バン・バン》]]|ブースト|
|[[《不知火横綱ニバイ・ニバーイ》]]|~|
|[[《偽りの名 スネーク》]]|~|
|[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]|除去、ランデス、ブーストを同時に行えるフィニッシャー|
|[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]|フィニッシャー|
|[[《仁義なき戦争 鬼流院 刃》]]|~|
|[[《超銀河竜 GILL》]]|~|
|[[《サイバー・A・アイアンズ》]]|~|
|[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]|~|
|[[《偽りの王 ナンバーナイン》]]|~|
|[[《偽りの名 シャーロック》]]|~|
|[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]※|~|
|[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]|~|
|[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]|同系対策・ライブラリアウトメタ|
|[[《偽りの王 モーツァルト》]]|全体除去・同型対策|
|[[《クリスタル・メモリー》]]|扉をサーチ|
|[[《ドンドン吸い込むナウ》]]|~|
|[[《ポジトロン・サイン》]]※|扉を引けなかった時の保険として|
|[[《ホーガン・ブラスター》]]※|~|
|[[《ミステリー・キューブ》]]|~|
|各種[[超次元]][[呪文]]|~|

-バリエーションとして[[《龍仙ロマネスク》]]を主力にした[[【扉ロマネ】]]、[[ランデス]]に特化した[[【扉ランデス】]]、[[《転生プログラム》]]とあわせた[[【ミラミス転生】]]がある。また、[[《ホーガン・ブラスター》]]を使うタイプは俗に【ミラミスホーガン】と呼ばれている。

-他には[[《ミラクルとミステリーの扉》]]や[[《ポジトロン・サイン》]]と相性のいい[[《大河聖霊エル・ドラード》]]をメインに据え、[[クリーチャー]]以外の[[スロット]]をほぼ[[S・トリガー]][[呪文]]で占めるタイプもある。

-エピソード2環境には、6コスト帯の[[《サイバー・N・ワールド》]]や[[《ボルシャック・スーパーヒーロー》]]などの比較的軽量なクリーチャーを採用して素出しプランもある程度視野に入れた型も存在した。

*弱点 [#xa09e06b]
大型[[フィニッシャー]]と[[呪文]]が大半を占める構成上、[[呪文メタ]]は天敵。[[《お騒がせチューザ》]]、[[《拷問ロスト・マインド》]]、[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]、[[《偽りの王 ナンバーナイン》]]、[[《悪魔神王バルカディアス》]]、[[《結界するブロークン・ホーン》]]などが代表的だろう。

とは言え何とか[[マナブースト]]さえ決まれば、それらを使う相手にも素の[[カードパワー]]で戦っていくことはできる。

[[コスト踏み倒し]]に依存して展開を行うので[[《百発人形マグナム》]]、[[《早撃人形マグナム》]]、[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]、[[《ウソと盗みのエンターテイナー》]]も弱点。しかし[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]や[[《恵みの大地ババン・バン・バン》]]などの[[cip]]は使えるので注意。

[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]は更なる天敵である。序盤の[[マナブースト]]から核の[[《ミラクルとミステリーの扉》]]まで、動きのほとんどを封じられてしまう。こちらは[[置換効果]]なので[[cip]]を使うこともできない。ミラミスは原則[[デッキ]]の性質上、[[軽量>軽い]][[除去]]は積まないので、序盤に出されると対処の仕様がなく「詰む」ケースがほとんど。有効な対策は[[《超次元ボルシャック・ホール》]]ぐらいである。

[[山札]]を見られなくする[[《巡霊者メスタポ》]]も注意。[[《ミラクルとミステリーの扉》]]や[[《ホーガン・ブラスター》]]は「[[表向き]]」なので規制しないものの、[[《ドンドン吸い込むナウ》]]や[[《ポジトロン・サイン》]]は「[[見る]]」なので無力化する。

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-どのタイプにおいても、[[ビクトリー]]、[[スーパーレア]]、[[ベリーレア]]を何種類も複数積みする構成になるため、必然的に[[構築費用>カード資産]]が高くなってしまうのが難点である。またデッキが[[フォイル]]まみれになるので、カードの反りに注意。プレイによる傷みを気にするなら、[[スリーブ]]を2重、3重にすると良い。

-[[エピソード2環境]]では、[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]を入れたタイプが[[トップメタ]]へ食い込んだ。最速4ターン目で[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]を出せる上、デッキの構成上高コストのカードが多くなるので[[エクストラターン]]効果を発動させやすいためである。それによりメインカードである[[《ミラクルとミステリーの扉》]]の[[殿堂入り]]も懸念された。
//このデッキは環境によらず一定の人気を持つデッキだが、弱体化、消滅が危ぶまれる。

-懸念通り、2013年3月15日付で[[《ミラクルとミステリーの扉》]]は[[殿堂入り]]が決定した。しかしそれ以降も[[《ミラクルとミステリーの扉》]]の枠に[[《ホーガン・ブラスター》]]を入れることである程度の[[リペア]]が可能であったため(→[[【獰猛ブラスター】]])、2013年6月22日付で[[《ホーガン・ブラスター》]]も殿堂入りした。

-2014年3月15日から2022年6月30日まで[[《ミラクルとミステリーの扉》]]はコモンとしては初のプレミアム殿堂に昇格した。

-特別なプレイングスキルを必要としないデッキであったことから「初心者でも金を積めば勝てる」と揶揄されていた。

**参考 [#h69180e3]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/コスト踏み倒しコンボ]]
-[[《ミラクルとミステリーの扉》]]
-[[ファッティ]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]
-[[《緑神龍ザールベルグ》]]
-[[【扉ロマネ】]]
-[[【扉ランデス】]]
-[[【ミラミス転生】]]

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