#author("2023-12-28T21:51:23+09:00","","")
#author("2023-12-28T21:53:48+09:00","","")
*【ロマネスクリアニメイト】 [#m94b0a4c]

[[《龍仙ロマネスク》]]を中核とした[[リアニメイト]][[デッキ]]。[[戦国編環境]]におけるトップメタだった実績も持つ。
その殆どは「自分のターンの終わりに、カードを1枚、自分のマナゾーンから墓地に置く」という[[デメリット]]を[[メリット]]に変換する構成をとる。

|龍仙ロマネスク SR 光/火/自然文明 (6)|
|クリーチャー:アポロニア・ドラゴン/アーマード・ドラゴン/アース・ドラゴン 5000|
|ブロッカー|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から4枚を、マナゾーンに置いてもよい。|
|自分のターンの終わりに、カードを1枚、自分のマナゾーンから墓地に置く。|

|インフェルノ・サイン P(UC) 闇文明 (5)|
|呪文|
|S・トリガー|
|コスト7以下の進化ではないクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。|
|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※殿堂入り''|

[[《龍仙ロマネスク》]]が所持する[[白赤緑]]に、[[《インフェルノ・サイン》]]など各種[[リアニメイト]]カードを使用できる闇を加えた[[水]][[抜き4色]]が主流。
必要に応じて[[ヘヴィ・デス・メタル]]や[[《邪眼皇ロマノフI世》]]、[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]等の多彩な[[フィニッシャー]]を取る。

理想の流れは、[[《ダンディ・ナスオ》]]→[[《青銅の鎧》]]→[[《インフェルノ・サイン》]]or[[《零王の円卓》]]で[[《龍仙ロマネスク》]]を出して大量ブースト。
その後はデメリットでマナから墓地に落ちたカードをリアニメイトするなり、たまったマナから普通に召喚するなり、臨機応変に。
理想の流れなので無理にリアニメイトを狙う必要はない。[[水]]を入れた亜種も存在する。

それから度重なる[[殿堂入り]]と調整により、[[《零王の円卓》]]の対象になる[[ブロッカー]]中心の構築へと置き換わりつつある。
こちらはリアニメイト対象が根本から異なるので別々に説明する。

**旧型(戦国編環境で活躍したタイプ)の場合 [#p8f50d0e]

***旧型主要カード [#tfe77ccf]
|[[《龍仙ロマネスク》]]|核 主に[[《インフェルノ・サイン》]]で釣る|
|[[《インフェルノ・サイン》]]※|核 [[リアニメイト]]スペル|
|[[《ルソー・モンテス/法と契約の秤》]]|~|
|[[《ダンディ・ナスオ》]]☒|下準備|
|[[《ジオ・ナスオ》]]|~|
|[[《母なる紋章》]]☒|マナゾーンからの[[コスト踏み倒し]][[呪文]]。[[ロマキャン>ロマネキャンセル]]|
|[[《母なる星域》]]|~|
|[[《獰猛なる大地》]]|~|

***旧型候補カード [#u114b31a]
|踏み倒し候補||
|[[《龍神メタル》]]|[[ヘヴィ・デス・メタル]]パーツ1|
|[[《龍神ヘヴィ》]]|ヘヴィ・デス・メタルパーツ2 ロマキャンも|
|[[《破壊神デス》]]|ヘヴィ・デス・メタルパーツ3 対[[コントロール]]|
|[[《魔龍バベルギヌス》]]※|リアニメイトドラゴン ロマキャンも|
|[[《魔刻の斬将オルゼキア》]]|リアニメイト対象 大量[[除去]] ロマキャン|
|[[《邪眼皇ロマノフI世》]]|リアニメイト対象 墓地の[[《インフェルノ・サイン》]]等を再利用|
|[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]|リアニメイト対象 高い除去耐性|
|その他||
|[[《インフェルノ・ゲート》]]☒|基本的には5枚目の[[《インフェルノ・サイン》]]。|
|[[《邪魂創世》]]|ドロースペル ロマキャン|
|[[《青銅の鎧》]]|[[《インフェルノ・サイン》]]への繋ぎ|
|[[《魔光王機デ・バウラ伯》]]|墓地からの呪文回収|
|[[《黒神龍グールジェネレイド》]]|ロマネスクと強力なシナジー|
|[[《超竜バジュラ》]]※|ドラゴン進化の[[フィニッシャー]] ロマキャンも|
|[[《超竜バジュラ・セカンド》]]|~|


まず、かつての構築について説明する。
+4ターン目という理想のターンに[[リアニメイト]]出来ないことも多い上、ほとんどの[[ビートダウン]]に[[S・トリガー]]でしか対処できないのが弱点。
+あくまでリアニメイトは理想の動きとしておき、2ターン目に[[《ダンディ・ナスオ》]]を出せなかった場合、[[《青銅の鎧》]]か他のブーストカード→[[《龍神ヘヴィ》]]→[[《龍仙ロマネスク》]]の動きを取った方が、結果として効率がよいことが多い。
+[[【ロマノフサイン】]]とハイブリッドさせたデッキもある。この場合「ロマロマサイン」もしくは「ロマネスクサイン」と呼ばれる。


そして、構築可能になった最新型では以下のようになる。

|零王の円卓 UC 闇文明 (5)|
|呪文|
|S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)|
|コスト7以下の「ブロッカー」を持つ進化ではないクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。|

**新型(《零王の円卓》を使用したタイプ)の場合 [#t27dfe30]

***新型主要カード [#tfe77cdf]
|[[《龍仙ロマネスク》]]|核 主に[[《インフェルノ・サイン》]]で釣る|
|[[《零王の円卓》]]|核 [[リアニメイト]]スペル|
|[[《インフェルノ・サイン》]]※|~|
|[[《ルソー・モンテス/法と契約の秤》]]|~|
|[[《襲来、鬼札王国!》]]|~|
|[[《灰燼と天門の儀式》]]|~|

***新型候補カード [#u114b32a]
|踏み倒し候補となるブロッカー||
|[[《トップ・オブ・ロマネスク》]]|5マナ。マナブースト兼、マナの色確保として|
|[[《阿修羅ンチュラ/傀儡が来る!》]]|攻撃時に更なるリアニメイトを行う|
|[[《龍装の悟り 天命/ヘブン・デ・エンドレーサ》]]|強力なツインパクト|
|[[《龍聖霊ウィズダムフェウス》]]|初不とのコンボで相手を無力化。呪文サーチも便利|
|[[《龍装の調べ 初不/ホーリー・スパーク》]]|S・トリガー。一斉タップで時間稼ぎ|
|[[《時の秘術師 ミラクルスター》]]|大量[[呪文]]や[[ツインパクト]]を回収。[[革命チェンジ]]でロマキャン|
|[[《偽りの名 イーサン》]]|全体除去内蔵。一応ロマキャンとしても|
|その他||
|[[《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》]]|呪文面で下準備。クリーチャー面も強力|
|[[《龍装鬼 オブザ08号/終焉の開闢》]]|~|
|[[《リロード・チャージャー》]]|マナブーストしつつ墓地に必要なクリーチャーを用意する|
|[[《天災 デドダム》]]|5色にはなるが強力な墓地操作|
|[[《ドンドン火噴くナウ》]]|~|
|[[《温泉 湯あたり地獄》]]|厄介な小型クリーチャー一掃|
|[[《ファントム・ベール》]]|S・トリガーかブロッカーへ突っ込ませる|
|[[《ダンディ・ナスオ》]]※|下準備|
|[[《ダンディ・ナスオ》]]☒|下準備|
|[[《ジオ・ナスオ》]]|~|
|[[《獰猛なる大地》]]|マナゾーンからの[[コスト踏み倒し]][[呪文]][[ロマキャン>ロマネキャンセル]]|
|[[《ヘブンズ・ゲート》]]|光のブロッカーを重視するなら|

こちらの構築もマナ加速からロマネスクに繋ぎ、マナブーストとリアニメイトから追い込んでいく。
かつての型とは違って、[[ブロッカー]]が多めに追加されたことで[[《インフェルノ・サイン》]]からの逆転がしやすくなっている。
強力な[[ツインパクト]]も多数登場したのも追い風。

一方で[[《ポクチンちん》]]のような強力な[[コスト踏み倒し]]メタ、[[墓地肥やし]]メタも登場しており、以前より[[墓地]]に[[切り札]]を置きにくくなっている。
その為、[[《ダンディ・ナスオ》]]などで前もって用意するより、[[《龍仙ロマネスク》]]で恒久的に[[墓地肥やし]]を行う重要性が増してきていると言える。
破壊されれば[[ビッグマナ]]に置き換え、居座り続ければカウンターを狙うという訳である。
以前より[[S・トリガー]]も多めに積めるようになったので対速攻能力も上がっている。コスト踏み倒しメタは相手のターン中に発揮するものが多いため、トリガーで出せれば大丈夫。

[[王来篇]]現在では[[《襲来、鬼札王国!》]]や[[《灰燼と天門の儀式》]]もあるため、[[ブロッカー]]に拘る必要も無い。何ならロマネスクに頼らずとも、そのままリアニメイト呪文で強力なクリーチャーを引き出して[[アドバンテージ]]を取るのもアリ。

ただし、[[《龍仙ロマネスク》]]に対する依存性も高まったのはのは弱点である。1回でも使う前にキーカードを早期[[ハンデス]]によって封じられると大きく出遅れるので注意したい。
受けに回ることも多くなったため、[[【シャコガイル】]]のような攻撃しない[[コンボデッキ]]も苦手となっている。

**その他 [#n972317f]

-略称は「ロマサイ」(ロマネスクサイン) 「ロマネリアニ」など。

-[[リアニメイト]]用パーツの[[《インフェルノ・サイン》]]及び[[《インフェルノ・ゲート》]]、相性の良かった[[《母なる紋章》]]と[[《龍神ヘヴィ》]]、そして序盤を支える[[《ダンディ・ナスオ》]]と、主要パーツの殆どが[[殿堂入り]]及び[[プレミアム殿堂]]となり、デッキとしては完全に崩壊してしまった。
--それから数年もの時を経て、かつての主要パーツが[[殿堂解除]]やリメイク版によって再び組めるようになった。現在では[[カードパワー]]的に追い抜かれた気もするが、構築次第ではまだまだ活躍できる。

**参照 [#e18b7d2b]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/リアニメイトコンボ]]
-[[リアニメイト]]
-[[《龍仙ロマネスク》]]