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- 【暴発ミルザム】 へ行く。
#author("2021-02-28T01:08:39+09:00","","")
#author("2021-09-27T15:30:59+09:00","","")
*【&ruby(ぼうはつ){暴発};ミルザム】 [#r503b408]
[[《奇跡の精霊ミルザム》]]を使用した[[【ヘブンズ・ゲート】]]の一種。
[[ウルトラシールド・プラス]]されたシールドを[[S・トリガー]]の使える[[シールド回収]]を用いて一気に手札に加えて大量のアドバンテージを得る。[[【天門ループ】]]の主要ギミックである。
元々は回収に[[《暴発秘宝ベンゾ》]]を利用しており名前の由来となっていたが、[[ドラゴン・サーガ]]以降は[[《音感の精霊龍 エメラルーダ》]]での回収が主流であり、「ミルザルーダ」「ミルザムラルーダ」「ミルエメ」などとも呼ばれる。
|奇跡の精霊ミルザム SR 光文明 (9)|
|クリーチャー:エンジェル・コマンド 11000|
|ブロッカー|
|ウルトラシールド・プラス−このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札を上から5枚まで、裏向きのまま、自分のシールドいずれかひとつの下に置いてもよい。|
|W・ブレイカー|
|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※プレミアム殿堂''|
|音感の精霊龍 エメラルーダ P 光文明 (5)|
|クリーチャー:エンジェル・コマンド・ドラゴン 5500|
|ブロッカー|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のシールドをひとつ、手札に加えてもよい。その後、自分の手札を1枚裏向きのまま、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに加えてもよい。(こうして手札に加えたシールドの「S・トリガー」を使ってもよい)|
[[《音感の精霊龍 エメラルーダ》]]が登場したことにより[[《暴発秘宝ベンゾ》]]のために[[闇]]を入れる必要がなくなり、[[《ヘブンズ・ゲート》]]で《ミルザム》と一緒に出すことによって即座にコンボが起動できるようになった。
エメラルーダを加えた流れとしては、
+[[《星龍の記憶》]]を使用し、[[S・トリガー]]化。
+[[《ヘブンズ・ゲート》]]で《ミルザム》と《エメラルーダ》を出す→[[ウルトラシールド・プラス]]で一枚のシールドを6枚の束にしたシールドを《エメラルーダ》の能力で手札に加える(全てS・トリガー)
このコンボによって、[[《ヘブンズ・ゲート》]]や[[《ドラゴンズ・サイン》]]を唱え、さらなる[[コスト踏み倒し]]を狙う。
**主要カード [#xbfcf349]
|[[《奇跡の精霊ミルザム》]]☒|コンセプト|
|[[《音感の精霊龍 エメラルーダ》]]|[[S・トリガー]]を[[暴発]]させる|
|[[《ヘブンズ・ゲート》]]|ミルザムとエメラルーダを呼ぶ|
**ブロッカーの候補 [#y81b40da]
|[[《蒼華の精霊龍 ラ・ローゼ・ブルエ》]]|自分のドラゴンの攻撃&ブロック時に[[シールド追加]]、光以外の呪文に対して[[アンタッチャブル]]|
|[[《封印の精霊龍 ヴァルハラ・パラディン》]]|[[cip]]で[[シールド追加]]、[[シールド追加]]されるたびに相手1体[[フリーズ]]|
|[[《不敗英雄 ヴァルハラ・グランデ》]]|[[cip]]で2体[[フリーズ]]、[[マナ武装]]9で敗北回避|
|[[《高貴の精霊龍 プレミアム・マドンナ》]]|相手ターン中パワー低下以外でバトルゾーンを離れない[[ブロッカー]]&[[W・ブレイカー]]|
|[[《聖英雄 ゴール・ド・レイユ》]]|[[マナ武装]]7で[[光]]の[[シールド]]を[[S・トリガー]]化|
|[[《護英雄 シール・ド・レイユ》]]|[[マナ武装]]7で[[シールド送り]]|
|[[《提督の精霊龍 ボンソワール》]]|[[cip]]で[[ブロッカー]]を[[手札]]に加える[[マッドネス]]|
|[[《墓守の鐘ベルリン》]]|ハンデス対策|
|[[《聖鐘の翼 ティグヌス》]]|~|
|[[《制御の翼 オリオティス》]]|[[コスト踏み倒し]]を抑制|
|[[《王機聖者ミル・アーマ》]]|[[呪文]]の[[コスト軽減]]|
|[[《封魔聖者シャックル・アーマ》]]|[[呪文]]の[[コスト軽減]]かつ相手の呪文のコストを増加|
**その他 [#q106c18e]
|[[《星龍の記憶》]]|[[シールドカード]]を[[S・トリガー]]に|
|[[《暴発秘宝ベンゾ》]]|[[cip]]で[[シールド]]を[[暴発]]|
|[[《エナジー・ライト》]]|[[ドローソース]]|
|[[《コアクアンのおつかい》]]|~|
|[[《セブ・コアクマン》]]|~|
|[[《スペルブック・チャージャー》]]|[[山札の上]]5枚から呪文を拾うチャージャー|
|[[《ジャスティス・プラン》]]|[[エンジェル・コマンド]]と[[ジャスティス・ウイング]]を[[手札]]に|
|[[《ビスティック・マース》>《煌メク聖晶 弩楼/ビスティック・マース》]]|[[光]]の[[マナ加速]]。2枚[[ブースト]]|
|[[《ドラゴンズ・サイン》]]|[[光]]の7[[マナ]]以下の[[ドラゴン]]を[[手札]]から出す|
|[[《DNA・スパーク》]]|全体[[タップ]]+条件付き[[シールド追加]]|
|[[《マスター・スパーク》]]|全体[[タップ]]+1[[ドロー]]|
|[[《反撃のサイレント・スパーク》]]|全体[[タップ]]か2[[ドロー]]|
|[[《聖歌の聖堂ゾディアック》]]|[[マナ武装]]5で3体[[フリーズ]]|
|[[《転生スイッチ》]]|1体手札に戻してそれよりコストの低いクリーチャーを踏み倒し。特に《ミルザム》を戻して再利用しつつコスト8以下を踏み倒すのがメイン。|
**踏み倒すカードの候補 [#kb42e8e3]
|[[《聖霊王アルファディオス》]]|[[重量級]][[フィニッシャー]]|
|[[《偽りの悪魔神王 デス・マリッジ》]]|~|
|[[《獅子頂龍 ライオネル》]]|[[シールド回収]]で[[除去]]を免れる[[フィニッシャー]]|
|[[《インビンシブル・アビス》]]|13[[マナ]]の[[全体除去]]|
|[[《ロスト・ソウル》]]|必殺の全[[ハンデス]]|
|[[ケミカルプロディジー]]|準[[フィニッシャー]]。コンボの準備も出来る|
|[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]|展開したクリーチャーを利用して[[《ヴォルグ・サンダー》]]でライブラリアウトを狙う。主に《転生スイッチ》から出す。|
**ドラグハートの候補 [#l326ae3c]
|[[《不滅槍 パーフェクト》]]|装備クリーチャーに除去耐性付加。[[龍解]]すると[[ダイヤモンド状態]]|
|[[《百獣槍 ジャベレオン》]]|装備クリーチャーに破壊耐性付加。龍解すると自軍の光クリーチャー全体に破壊耐性付加。さらに龍解でドラグハートではないクリーチャーを犠牲に敗北回避|
|[[《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》]]|自ターン終了時にブロッカー1体を手札から踏み倒し、光以外の呪文のコストを+1。龍解すると光以外のコスト5以下の呪文を封じ、自軍の光のクリーチャー全体に[[すべてのバトルに勝つ]]を付加|
|[[《龍覇 エバーローズ》]]|[[《不滅槍 パーフェクト》]]、[[《百獣槍 ジャベレオン》]]を使う場合に|
|[[《龍覇 セイントローズ》]]|[[《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》]]を使う場合に。ただし条件付きブロッカーのため[[《ヘブンズ・ゲート》]]の対象外|
**このデッキの戦い方 [#c86afdc3]
[[ドローソース]]で[[手札]]を整え、[[《ヘブンズ・ゲート》]]で[[《奇跡の精霊ミルザム》]]と[[《音感の精霊龍 エメラルーダ》]]を同時に出すことを狙う。
サポートには激しい[[手札]]消費を補う[[ドロー]]が必須。特に[[《エナジー・ライト》]]か[[《コアクアンのおつかい》]]はよく使われる。[[白単]]で組むならば[[《ジャスティス・プラン》]]が利用できるだろう。
6[[マナ]]たまり次第[[《ヘブンズ・ゲート》]]を詠唱。《ミルザム》と《エメラルーダ》を展開。[[ウルトラシールド・プラス]]で厚くした[[シールド]]を[[暴発]]させる。[[《ヘブンズ・ゲート》]]や[[《ドラゴンズ・サイン》]]でさらに[[クリーチャー]]を踏み倒す。6枚重ねになっているので、[[S・トリガー]]がめくれないことはまずないだろう。
あらかじめ[[《星龍の記憶》]]を唱えたり、[[《聖英雄 ゴール・ド・レイユ》]]の[[マナ武装]]を利用することで、自分の[[シールド]]を[[S・トリガー]]化することも可能。これを利用して[[《聖霊王アルファディオス》]]や[[《獅子頂龍 ライオネル》]]を出すことも考えられる。
この他にも、[[《龍覇 セイントローズ》]]から[[《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》]]を呼び出して[[ブロッカー]]を展開するなど、踏み倒し手段はいくつかある。
いずれにせよ、大型[[ブロッカー]]を一度に2体出せる豪快さが魅力である。[[手札]]が残っていれば、[[S・トリガー]]からの[[《ヘブンズ・ゲート》]]も期待できるのが心強い。
**このデッキの弱点 [#je140a34]
定番の[[ブロッカー破壊]]が怖い。[[《超爆デュエル・ファイアー》]][[《熱血龍 GENJI・XXX》]]のような[[全体除去]]、[[《剣豪の覚醒者クリムゾン GENJI・XX》]][[《氷槍 パラディン・スピア》]][[《クリスタル・スーパーパラディン》]]のような何度も効果を使える[[カード]]は非常に厄介。
これらの[[カード]]を大量に投入している[[【ディアブロストコントロール】]]とは相性は最悪といってよい。逆に、[[《爆竜 GENJI・XX》]]や[[《超次元シューティング・ホール》]]であれば一体しか破壊されないのでそれほど脅威にはならない。
直接[[手札]]から出せないような[[サイズ]]の[[ブロッカー]]を[[手札]]にため込む傾向にあるため、[[ハンデス]]にも弱い。もっとも、この点については[[《提督の精霊龍 ボンソワール》]]と[[《聖鐘の翼 ティグヌス》]]の登場でかなりの対策がとれるようになった。
[[環境]]上見かけることはまずないが、[[《絶頂神話 カツムゲン》]]はメタカードとして機能しうる。最速で登場するよりも先にコンボを決めてしまうのが得策だろう。
**その他 [#g2d3159d]
-[[《マーシャル・クイーン》]]の裁定変更に伴い、[[《星龍の記憶》]]をシールドに仕込んだ上での発動はできなったので弱体化した。しかし[[水]]を加え[[《海魔城 ティーツー》]]を使うなどまだ[[デッキ]]構築は可能である。
-[[ハンデス]]に弱いのは[[コンボデッキ]]の宿命。[[《墓守の鐘ベルリン》]]や[[《聖鐘の翼 ティグヌス》]]で対策しよう。[[シールド焼却]]にも弱いが、[[《音感の精霊龍 エメラルーダ》]]のおかげで速やかに[[暴発]]させられるので、この点はあまり気にならなくなった。
-コンボ成功時には一度に大量のカードがプレイされるため時間がかかる。相手のためにもコンボ成功後は素早く決着をつけるように心がけたい。
-[[《ヘブンズ・ゲート》]]による踏み倒し以外にも、[[《星龍の記憶》]]で[[シールドカード]]を[[S・トリガー]]化して、[[《インビンシブル・アビス》]]や[[《ロスト・ソウル》]]などの重量呪文を使う型もある。[[戦国編]]期に考案された当時は、[[《星龍の記憶》]]を使うのが主流だった。
--[[《マーシャル・クイーン》]]の裁定変更以前はミルザムで厚くしたシールドの中に[[《星龍の記憶》]]があれば、厚いシールドの他のカードにも[[S・トリガー]]を付与できるという裁定だった。
そのため、ミルザムで束ねたシールドの中に[[《星龍の記憶》]]があれば、それがただブレイクされるだけでも大量のカードがプレイできるお手軽コンボデッキだった。天門からミルザムを2枚出し、11枚重ねればなおさら安定する。
-こちらと同じく、ミルザムで厚くした[[シールド]]を[[暴発]]させるギミックを持つ[[【アルメリック天門】]]とは似たような[[コンセプト]]になる。
-[[ドラゴン・サーガ環境]]では[[《聖英雄 ゴール・ド・レイユ》]]の[[マナ武装]]を利用する[[白単]]のタイプが結果を残している。>[[【白単天門】]]
-なお、2016年2月28日にミルザムは殿堂入りとなったため、このデッキの弱体化が予想された。しかしその後もリペアを経て環境上位を走り続けた為、2017年2月26日付で《ミルザム》が[[プレミアム殿堂]]となった。その為このデッキタイプは消失した。
**参考 [#ofd2b93a]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/ヘブンズゲート]]
-[[【ヘブンズ・ゲート】]]
-[[トリガーデッキ]]
-[[【アルメリック天門】]]
-[[ウルトラシールド・プラス]]
-[[暴発]]
-[[《奇跡の精霊ミルザム》]]
-[[《音感の精霊龍 エメラルーダ》]]
-[[《星龍の記憶》]]
&tag(デッキ集,【ヘブンズ・ゲート】);